買った!『県庁おもてなし課』
休日は、駆け足のごとく、経過して。
やっぱり週休二日は欲しいよな・・・・・、
というボヤキはともかく、
あ・・・・・、
はい、TSUTAYA出水本町店にて購入してしまいました。
有川浩著『県庁おもてなし課』角川書店刊、税込1680円ナリ。
購入前にふと思ったのですが。
これって地元鹿児島の南日本新聞、もちろんこの小説の舞台である
高知の高知新聞と、それぞれの地元では圧倒的なシェアを誇る地方紙
で連載小説として掲載された作品。
・・・・で、ブッチャケ、そんな地方紙の主要読者って、やっぱり
県庁?、あるいは市町村の役所にお勤めの公務員の方々なんじゃない
だろうか・・・・・。
で、こんな連載小説があったら、地方公務員としては読まざる得ない
でしょうし、単行本が出たら、手にしてみなきゃならんしょ・・・。
なかなか“マーケティング上手”な作品であるぞ~~
と思っていたのですが、読み始めて、そんな私の浅薄な“読み”は、
あっさりギャフン。
(一部引用させていただきます)
「実は、吉門さんに新聞小説の依頼が来ています。新聞小説の素材として、
おもてなし課や県のレジャーランド化計画などの斬新な行政ネタは非常に
面白いのではないかと思い、条件を整えているところです」
「新聞小説ですか! そらぁ話が太いですな!」
「ええ、ただし地方紙ですけど・・・・・・地方における地方紙の普及率は皆さん
もご存じのとおりです。うっかりすると全国紙よりも地方紙が強いところも
あります。そしてもちろん、高知新聞もこの話には乗り気で」
「高新がですか!」
県庁の単純さが吉と出た。高知で高知新聞といえば絶対的なシェアを誇る。
そこでの新聞小説となれば県民にウケがいい、県庁の功績をPRできる、と
ーー判断はそちら側に転がったらしい。いかにもお役所らしいことだった。
(引用おわり)
そのもの、ズバリ・・・・。
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