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2011年9月 4日 (日)

第八章「新米館主、お見合いする?」23

 まだまだ、台風の影響は続いている?
(まあ、これは露出を切り詰めているから、かくのごとしの
“暗雲”となっているのですが)

1109041s
 そうそう、本日9月の第一日曜日は、出水市内各校区の運動会
が一斉に開催されたのでしょうか。

 さ、私メは、本日の店番を終えれば、休みになる~~!

 がんばります。
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         第八章「新米館主、お見合いする?」23
(最初から読んでみたいと思ってくださった方は、
    「新米館主・御仮屋睦」の目次ーFC2小説
                       を是非に。m(__)m)

 「ふん。面白いな」
 慎三郎は、ちょっと笑った。
 (おっ、闘争心に火がついてきてくれた?)
 「そうでしょ。遠慮はいらないわよ」

 「そうじゃ。慎三郎くん、思いっきりやりなされ。ちょっと痛い目にあった
としても、それを恨むような、むっちゃんじゃない」
 じいさんも、一言添えてくれる。

 「よし、二本目、よいか?
              はじめ!」

 合図と同時に、慎三郎は竹刀を振り上げて、睦に突進してきた。
  「やっ~ぁ!!」
   ビュン、
 と音を立てて、竹刀が睦に襲いかかる。

 (負けるもんですか!)
  睦は、振り下ろされてきた竹刀を、ガシッと棒で受け止めてやった。
 (なんの!)
 お互い力をこめての、“鍔迫り合い(つばぜりあい)”の状態だ。もちろん、
力比べでは、睦が圧倒的に不利なわけだが、ここは負けじとぐっと力をこめる。
 そして、小柄な睦は、下から見上げるかたちで、慎三郎をにらんでやったの
だが・・・・・。

  (あれ?)
 何を思ったのか、慎三郎は力を抜くと、さっと早々と跳び下がってしまった。
  (もう、なに・・・)
 睦は、拍子抜けだ。

 「はははっ・・・。そうか、むっちゃんの色香は、強力な武器じゃの」
 「あっ、いや・・・・」
 慎三郎が、照れたようにうつむいた。
                      (つづく)

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コメント

なぜ「お見合いなんだ」なんだ 別に書くことはないのか、慎三郎はどうでもよい、最近渕上印刷が出している「Region」なる情報誌が暇つぶしに読むには格好の本だ、南銀もブログとは云えもっと気の利いたブログハはできないものかね。

 畦元さんのようなツッコミ、いつかは頂くだろうと思っておりましたので、

 さっさとブログ名なぞ変えてしまうのが吉かな、と思った時もありますが、
 これはこれで、わが初心忘れるべからず。

 今でも、南日本銀行の「株主」ですし。

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