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2011年11月10日 (木)

第十二章「合コンは、決戦?」①

 今朝は、燃やせるゴミの収集日。
 ちょっと気合を入れて、捨ててやったぜ~~!!

 で、ふと気がついてしまったこと。
 あ~~~・・・・、
  カレンダー、ひと月進んでしまっている・・・。
  1111101s
 急かされている?
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
     第十二章「合コンは、決戦?」①
(最初から読んでみたいと思ってくださった方は、
    「新米館主・御仮屋睦」の目次ーFC2小説
                       を是非に。m(__)m

 「あっ、祝子ちゃんっ!」
 「ワン!」
 試心館(ししんかん)の門前に立っていた、御仮屋睦と犬のタダモトは、向
こうの角を曲がって姿を現した、米櫃祝子(こめびつ・いわいこ)に気がついた。
 「睦さんっ!」
 返事をした祝子が、駆け足になる。

 今日は「合コン」という名の、新納流(にいろりゅう)試心館の新館主・睦
の御披露目式だ。開始時刻は、午後三時。中途半端な時刻になったのは、最初に
汗を流してお腹を空かせて、その後食べて飲んで楽しもう、という目論みだ。
 その食事の準備もあるので、主だったメンバーには午後一時には集まってもら
うことにしていた。今どきの時代、そんな連絡は携帯電話を通せばすぐに出来る
のだが、高校生である祝子は携帯を持っていない。おまけに、少々訳ありで今日も
来てくれるのかどうか、不安だったのだ。

 「・・・・・、ごめんなさい。・・・私、遅刻しましたか?」
 少し息が切れた祝子が、挨拶代わりに訊いてくる。
 「ううん、大丈夫。でも、よく来てくれた~」
 睦は、祝子の肩に手を回して、軽く抱き合う。この年下の友達とは、挨拶の代わ
りに“抱き合う”のが、お決まりだ。
                           (つづく)

 一応最終章のつもりなので、腕によりをかけて・・・・・
                           のキモチです・・・。
 

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