第十一章「合コン、作戦会議」⑫
はい!。きちんと定価421円+150円を支払って、購入しました。
「指宿商業高等学校発案
指宿産そらまめ クリームパスタ」
と同じく「いもdeタルト」。
先月だったか・・・・?、鹿児島アリーナで行われた新作展示会にて、
指宿商業の生徒さん(もちろん、女子高生の方)が、一所懸命お手伝い
をされていた姿が、とても印象に残っていたので。
うむ。もう一度、買います。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
第十一章「合コン、作戦会議」⑫
(最初から読んでみたいと思ってくださった方は、
「新米館主・御仮屋睦」の目次ーFC2小説
を是非に。m(__)m
「あ・・・。その『ちゃんばら』って、相手の腕なり足なり、とにかく突く
なり・斬るなりすれば、いいんです。ほら、実際にちょっとでも腕が斬られて、
血が勢いよく・・ってなれば、それだけで戦意喪失になりますよね・・・」
ようやく、睦は話の輪に入れた。
「そうとも。だから、剣道のように、踏み込んで強打して、ようやく『一本』
となるのとは、違うのじゃな・・・・」
「ふ~~~ん、そういえば、そっか・・・。包丁を振り回せば、十分凶器に
なるわよね・・・・」
ややアブナイ発言は、茜だ。
「いやいや。振り回さんでも、いい。茜さんと小雪さんほどの頭と運動神経
の持ち主なら、十分に男衆を圧倒できると思うが、どうじゃろ?」
「一対一の勝負じゃなくて、二対ニにすれば、茜さんと小雪さんの連携プレー
が活きてくると思います」
自分が走らなければならないであろう『障害物競走』の憂鬱と比べれば、
こちらは睦も、意見が軽やかに出てくる。
「ワン!」
一声吠えて、にわかに話の輪に加わったのは、犬のタダモトだ。
おまけに、小雪、続いて茜にと、体当たりをお見舞いさせた。
ドスッ、ドスッ。
「う~~ん、不覚。そうか~、タダモトくんが、しっかり私たちをコーチ
してくれるのね?」
「そっか、そっか。タダモトくんみたいな、大きな犬に襲われても、あわてず
騒がずの心意気ね」
笑い合っている茜と小雪という二人の先輩は、相当神経が図太いと、睦は思う。
(第十一章、とりあえず完)
=まだまだ続きます==
コメント