第十二章「合コンは、決戦?」⑪
今日は、どんな一日でしたか?
的夕暮れ。
さ~~て、考えてみれば当たり前の大問題、勃発。
アパートの賃貸契約を結ぶ時って、借主は「収入証明書」を用意しなければ
ならないって・・・・・。
つまり、「無職」は部屋借りられないってか~~!!!
「敷金・礼金・内装費・前家賃等々」、しっかり払い込むことすら出来れば、
親が代理でも、簡単に借りられる・・・・・と思っておりました。
・・・・・・・・迂闊でした。
ふと思い返してみると。出水へひょいとやって来て、町の不動産屋さんに入って、
簡単に借りることが出来たことの方が、稀なケースでだったんだろうな・・・。
(当時だって、「Iターンしようと思ってみても、信用不足でなかなか家屋を借りる
ことは出来ない」なんて、言われていましたっけ)
結局、自分が根気よく、不動産屋めぐりをしなければならないようで。
気分転換に、一行でも。
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第十二章「合コンは、決戦?」⑪
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ついつい長身の小雪の後ろに隠れようとした祝子を、
「だめっ!」
と三人がかりで、ひっぱっる。四人が並ぶ格好にする。猛烈に恥ずかしい。
主将の茜が、恥ずかしさを振り払うように
「それでは。はいっ!」
掛け声を出す。
上着のファスナーに手をかけ、一気に引きおろす。お腹に、外気が触れる。
「次」
上着は、とりあえずそのまま。パンツに手をかけ、腰からはずす。そして、
脚から引き抜く。靴を履いたつま先を通すところが、やや苦労する。特に苦労
している祝子には、肩を貸してあげる。
八本の白い脚が、並んだ。
(つづく)
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