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2011年11月 4日 (金)

第十一章「合コン、作戦会議」⑧

 そりゃあ、急ぎ写真を撮れ~!!

1111041s
 って、こういう小さい被写体には、なかなかピントが合わない
もので・・・。
 で、鴨たちがはばたく音って、結構迫力ありますよね。

 さて。せめて、自作小説だけでも、心置きなく完結させたい・・・。
 気がついてしまったこと、「お手玉」じゃあ、愛しのヒロイン・むっ
ちゃんと坂道君がした“スーパーボール遊び”と、ネタ被ってしまって
ますよね・・・・。
 なかなか智恵が、回りません・・・。
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     第十一章「合コン、作戦会議」⑧
(最初から読んでみたいと思ってくださった方は、
    「新米館主・御仮屋睦」の目次ーFC2小説
                       を是非に。m(__)m

 「まずは、二個から」
 「さ、来い」
 茜と小雪は、まず2個のお手玉を交互に投げ始める。軌跡はほとんどぶれず、
山なりの頂点付近で、二つが行きかうよう、二人の投げる息がピッタリ合って
いる。

 「次は、三個」
 「睦ちゃん、ちょっとは驚いてね」
 お手玉が、一つ加えられた。二人が同じタイミングで投げてしまっては、
ラリーは続かない。相手との阿吽(あうん)の呼吸が、必要だ。それでも、二
人は、かなりのテンポで、お手玉を飛び交わせる。
 「どう?睦ちゃん」
 「新納さん、タダモトくん?」
 かなりの集中力を要すると思うのだが、二人は観ている者に感想を求める。
 「すごいっ!です」
 「ほ~~、Great(すばらしい)!」
 「ワン!」
 一声だけでは物足りないのだろう、タダモトが後足で立ち上がった。
 (ボクも、仲間に入れて~!)
 と、言いたいのだろうか。
 「ほ~ら、睦ちゃん」
 「タダモトくんの代わりに」
 「一緒にやらない?」
 「そう。実は睦ちゃん」
 「ボール遊びも」
 「お得意でしょ?」
 せわしくお手玉のやりとりをしながら、二人が誘ってくれる。

 「いいんですか~!」
 もちろん、こういうお遊びが、睦は大好きだ。
 「はい。喜んで!」
 縁側から下りて、正三角形のひとつの頂点となる位置に、睦は立った。
 「むっちゃん。先輩二人の、足をひっぱるんじゃないぞ」
 じいさんが、余計な一言を言いやがる。
                     (つづく)

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