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2011年12月 3日 (土)

第十二章「合コンは、決戦?」⑰

 0時の「勤務終了」の頃には、結構な雨。

 でも、午前2時過ぎ。ねぐらに帰る頃には、雨上がる。

1112031s
 ふ~~。ドキドキし過ぎ・・・では、決してないのでしょう。
(ドキドキし過ぎ・・・が理由だったら、それもまた楽し、なのですが)

 一昨日から、体調悪化。店番中も、なんどかトイレへ・・・・・。

 ストレスが、一番の原因なのでしょうね。
 自分より先、役者志望・ハタチの好青年は年内いっぱい。
 自分は、来年一月いっぱいの予定。

 その空くシフトを、残る人でしっかり埋めて欲しいのですが・・・。

 同僚に、
 「鈴木さん、大丈夫ですか?」
 なんて、心配されたら、いけませんね。
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     第十二章「合コンは、決戦?」⑰
(最初から読んでみたいと思ってくださった方は、
    「新米館主・御仮屋睦」の目次ーFC2小説
                       を是非に。m(__)m

 黄金色の液体が、派手に飛び散る。

 「あっ~~~っ」
 周囲から、嘆息が起きる。
 「ちっ」
 桐嶋が舌打ちをして、なんとか動揺を抑えようとする。

 茜は、身体に飛び散ってきたビールを気にすることもなく、注ぎ終える。ジョ
ッキの縁ぎりぎりまで、残りをそっと注ぎ足して、完成だ。
 「どう?」
 茜が、大ジョッキを高々と掲げて、周囲に披露する。見事な泡立ちの一杯だ。

 ビールを身体中に浴びてしまった桐嶋は、悔しさを抑えるように、無言で
大ジョッキを掲げる。
 「桐嶋くん。まだまだ、挽回可能じゃ。わしは『どれだけおいしそうに飲める
か、が勝負じゃ』と言った。勝負は、これからじゃ。
 さて、皆の衆。審査員は、皆々様じゃ。二人が飲み終わったところで、多数決
で勝敗を決めよう」
 じいさんは、改めて競技者二人を見回す。
 「茜さん、桐嶋くん、よいかの。決して、一気飲みではない。無理をする必要
はない」
 競技場の注意というやつか。
 
 「それでは、 はじめっ!」
 合図と同時に、二人はジョッキを口にする。
                          (つづく)
                     

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