『姫は、三十一』
「無職」とは 心細くも のどかかな
紫尾山見たく 散歩へと出る
・・・・・・
3月中に千葉県柏市へと引っ越して、3月中になんらかの仕事を見つけたとしても、
その給料を頂けるのは、おそらく4月。(まあ、「日払い」の仕事を探すという手段も
ありますか)
それまでは、お金は出て行く一方・・・・。
ウグッ・・・・。いや、若い頃だったら、もっと楽天的に考えられたのでしょうが・・・。
でも。
市役所に「住民票」をもらいに行ったついでに。ちょっと遠回り。
いや・・・、確かに「現職・コンビニ店員」の時だったら、そんな“無駄な体力の消耗”
なんて、ゼッタイ!しようとは思わなかったわけで。
「無職」だからこそでもあり。
数年ぶりに「リリーズ」(出水市内では、一番?大きな書店)に。
(准看護学校跡が、たしかにK銀行の社員住宅になっていたり。「ブック・オフ」が、こんな
ところに開店していたんだ~~、という発見あり)
ハード・カバーの単行本に、柏の新星堂でも目にして「読んでみたいっ!」と思った一冊が
あったのですが、そこはぐっと我慢して、手にすらせず・・・・・。
文庫本コーナーへ。
で、私は、時代小説という分野には、ほとんど関心がなかったのですが、
ツイツイ手ニシテシマイマシタ・・・・・。
風野真知雄『姫は、三十一』
いや、自分だって、江戸時代においては、たとえ数え歳であっても“三十一”とあらば、
十二分に“薹(とう)が立った”年齢というのは、知識としてあり。
でも、そんなお歳のお姫様が主人公ですか~~~、
デ、ツイツイ購入。
結局この作者の別シリーズ「妻は、くの一」も読めってか~~!
という不満はあるのですが、
イヤ、次作の刊行を楽しみにさせていただきます。
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