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月の出の頃。
さて、拙ブログのトップにリンクを貼らせて頂いている
「ひよっこ女社長物語」こと、岩崎かおるさんが、
パンパカパ~~ン~~!!!
11/3付“九スポ”(九州スポーツ、関東では「東京スポーツ」。蛇足ながら、
さらに解説すると、エッ〇な記事満載の“駅売り大衆紙”というヤツですね)
に、ご登場~~!!
『勝ち組 ビジネスの舞台裏
日本初 タクシー相乗りサイト
終電を気にせず飲みに行けるゾ
運賃半額に!
スカイミント・岩崎かおる社長』
まず、第一。南九州の片田舎・出水市に暮らす賃労働者として、率直には、
世の中、不況だ~!不況だ~!!と騒いでいるけれど、
終電後まで飲んで、帰りはタクシーで郊外のマイホームへ帰宅、
という“サラリーマン社会”は健在であるのか・・・・・・・。
(自分とて、子供の頃は、首都圏のサラリーマン世帯が暮らすベットタウン育ち
ではあります。ところが、親父は東京とは正反対の方角へ出勤。“サラリーマン
社会”とは、縁がなかったわけでもあるのですが)
ホント、“中流幻想”といってよいのでしょうか・・・・。
自分とても、もし首都圏のベットタウンから東京に通うサラリーマンの一員に
なっていれば、案外深夜にタクシーでご帰宅~~、という日常があったかもシレ
マセン・・・・・。
ですが、出水で暮らす人間の感覚としては、“豪遊~!!”ですよね。
月並みですが、人はおのれの日常を通して「日本の今」を見よう(見たい)と
するわけですが、それは「群盲、象をさするがごとし」であるのかな~~
ということ、
肝に銘じなければなりません。
で、第二。
女社長・岩崎かおる様!、正直に感想を述べさせていただきます。
とっても、アヤシイ~~!! デス。
記事によれば、
『・・・
「現在会員は1万2000人ぐらいで、週末になると数組の相乗りが実現して
います」(岩崎社長)
・・・・・』
週末に、たった数組・・・・・・・。
それを、ビジネスというか~~~~~!!!
でも、きちんと法人登記して、その代表取締役である限り、威風堂々
「女社長」と自称できるわけで。さらには、そのブログを拝見する限り、
自己研鑽に励まれる日々のようで・・・。
どうやって、ゴハンを食べていらっしゃるのやら・・・。
(岩崎社長には、失礼なことを書かせて頂きますが、
実は、東京というところ、「アヤシイけれど美人」という女性が、数多暮らし
ていらっしゃるのでしょうね・・・・)
イヤイヤ!。「アヤシイ」から、岩崎社長は×(ペケ)なのかというと、その
ビジネス・アイデアについては、◎をつけなければなりません。
その「アヤシサ」を受け入れて、成長を続ける東京の魅力。
かたや、九州の片田舎・出水。
岩崎社長テイドの美人はゴチャマンといらっしゃる、わが町・出水でありますが、
岩崎社長テイドに“魅力”を放つ女性は、どれだけいらっしゃりますのやら。
よそ者として、出水に暮らし始めて、早13年。
「地方の衰退化」を、否応なく実感している現状。
そのひとつの突破口として。「アヤシサ」も受け入れられる“多様性”を
獲得していかなければならない・・・・。「郷に入りては、郷に従え」ではなく。
どうでしょう?
昨夜が、満月?
ねぐらでウトウトしながら、表通りを「九州一周駅伝」が通過していく
のを聞き・・・・。
出水に、冬の足音。
あっ、南日本新聞「ひろば」欄、10月は、私の投稿ゼロ。
おこがましい限りですが、自分が“世に問いたい”と思うネタを、必死に
推敲して、挑戦し続けましょう。
さて、
「利益第二主義
~過疎地の巨大スーパー「A-Z」の成功哲学~」
(株式会社マキオ代表取締役社長 牧尾英二著、ダイヤモンド社刊
本体1429円+税)
ですが。
「あとがき」より、一部引用させて頂きます。
『・・・・
阿久根・川辺のような不便な市町村は全国にたくさんあり、今後も都会の影と
してまだまだ過疎化していくことも想像されます。
現代のように、拡大・効率・成果を求めれば求めるほど、こうした二極化に拍車
がかかり、安心立命からほど遠くなります。このあたりで社会の舵をきり、方向を
変えなければならないでしょう。自分優先から他者優先、損得よりも善悪優先、利
益よりもお客様優先など、そこにはいろいろなテーマがあると思われます。
・・・・・』
言葉にしてしまうと、とっても白々しくて、ダッサ~~~!(牧尾社長、ごめん
なさい)なのですが、この言葉には、不肖私、共感します。
とはいえ、「他者優先」「善悪優先」が出来る個人、家族とは、すなわち十分な
所得があることが前提であり、社会においては、それなりの“経済成長”をし続け
る社会であることは、間違いないでしょう。
牧尾社長も暗に言及している、と私は解釈しましたが、
「スーパーは、地域活性化のお手伝いはできるかもしれないが、
地域活性化の主体ではない」
「よその土地へ、何を売り込むのか?」
このテーマを考えるのは、その“過疎地”に住む皆さま自身が、主体ということで・・・。
ごろごろ
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