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2009年10月

2009年10月31日 (土)

「水俣病でメシを食え」

 「栗名月」、でしたっけ?

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 さて、今日も少しでも早く出勤して、おでんの仕込みをしなければ・・・。
(ただ今、70円均一セール中・・・)

 で、大急ぎで。
 少しでもご興味のある方は、ぜひご一読を!!

 「水俣病でメシを食え」:日経ビジネス ON LINE
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20090709/199630/

 恐れ入ります。初めての方は「読者登録」をしなければならないでしょうか。
 その面倒くささ、をどうか乗り越えてくださいますように。

 実のところ、「水俣病でメシを食え」と言ってしまうと、“にせ患者”問題を
思い浮かべてしまう方がいらっしゃるかもしれませんが、それとは違います。

 NPO法人・水俣教育旅行プランニング理事長・吉永利夫さんのコラムでは、
 (引用させて頂きます)
『「水俣病でメシを食え」
 水俣というと、水俣病の町、汚れた海といったイメージが強いでしょう。でも、
水俣は水俣病だけの町ではありません。日本でも有数の環境都市であることに加え
て、温暖な気候を利用した安心・安全な農作物、森や川に恵まれた豊かな自然など、
様々な顔を持っています。こうした水俣の多様な姿を、訪れる人々に伝えていきた
いと日々活動しています。
 「水俣病でメシを食え」。私は常々、こう連呼しています。水俣病という最悪の
公害を生み出した水俣。その水俣だからこそ伝えられることがある。そして、それ
が水俣という地方都市の活性化につながる――。そう考えるからです。もちろん、
水俣病は終わっていません。ただ、負の遺産をポジティブにとらえることは、新し
い水俣を作る第一歩になるでしょう。』

 連載最終2009年8月20日付「小さな経済がグルグル回る地方都市に」では、
“この10年で、自分の借金が400万円に増えただけだ”と卑下していらっしゃります。
 今でこそ、地元農林水産業と連携した新しい体験型観光「第4次産業(でしたっけ?)」
という理念は、あちこちで唱えられているように思いますが、それを組み立てていく難し
さ、手探りさ。素人の私でも、薄々解るような気がします。

2009年10月30日 (金)

黒のストール

 たしかに「煙霧」で、ちょっと霞んでいますでしょうか・・・?

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 月末の金曜日、今夜も忙しくなりそう・・・・。
 で、今日も独身野郎ネタのみ。

 昨夜の店番中、いつもファッションをピシッと極めていらっしゃる、
美人客ご来店。
 おでん鍋の前で、あれやこれや悩んでみてくださり、“魅せて”く
ださりました。

 首周りには、黒のストール。・・・そうか、これがストールか・・。

 入れ知恵どおり、憧れの女性にストール(実はスカーフ?)を贈呈
したのですが、う~~~ん、ちょっと弱気な柄選びをしてしまったか・・・。
 

2009年10月29日 (木)

ストール・・・・・って、何?

  水曜日の朝。
 ・・・・な~んて、のんきに道を渡って写真なぞ撮っているわけですが、
実は、雑誌の山・・・・。しかも、付録付雑誌(付録を雑誌本体に括るのも、
店員の仕事)が、どっさり・・・・〇| ̄|_。

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 女友達である「美人」からの入れ知恵。
「いつも身につけていて欲しいなら、高価なアクセサリーよりも、これから
の季節なら、“ストール”なんて、どうよ。」

 ・・・・・・・・えっ、

         ストール
 
   ・・・・・・ふ~ん、ストールって、なに?
  はい、検索して調べてしまいました。
                    世間知らずの中年野郎でス。

 「利益第二主義」、読み終わらせていただきました。

 ヒガミ根性丸出しで読ませて頂きましたが、でも、やっぱりここには
牧尾英二さんの胸の中の“理念”が書かれているのだろうな~とは思います。

 そこで!実際のところはどうよ?

          と思うのが、ヒガミ根性ゆえ。

 久しく「A-Z」には行ってないのですが、行ってみたくなりました。

 感想の続きは、また後日にでも。

2009年10月27日 (火)

「利益第二主義」(コンビニ店員として読む・・・〇| ̄|_)

 24時間営業のコンビニにとっては、ほんのわずかな一瞬?

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 さて、まだ「利益第二主義」を読み続けております・・・・。

 いえ、ですから、こういう“経営者は語る”本って、えてして、
その絶頂期に出版されるもの。三年後はどうなってる???とい
う、下衆な野次馬根性ありアリ~ではアル、と、
              はっきり書かせて頂きます。

 火曜日といえば、コンビニでは、新商品の発売日。
 店長サマが遅くまで“タダ”働きをして、新商品を売り込む
ためのプロモーション(棚作り)をしていかれて、
 「さあ、どんどん売るぞ~~!」

 対して、そんなコンビニ業界に対して、
 著者である牧尾英二さんによる一節
『二四時間という利便性を売っている、そのかわり価格は安くできない、
というコンビニの論理は、売る側の傲慢だと思います。』

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・〇| ̄|_。

 言い訳がましいですが、
 「コンビニもない田舎町」という常套句は、せめて15年くらい前まで
の話し。
 「A-Z」のある阿久根市にも、コンビニは多数存在し、健在です。

2009年10月26日 (月)

「利益第二主義」・・・クルマ社会におけるマーケティング?・・・

 雨上がり。そりゃあ~~、とばかりに、鹿児島銀行出水支店の撮影に・・・。
 ・・・・・少しは雨上がりの雰囲気、ありますでしょうか・・・・・。

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 さて、TSUTAYA-onlineより、メール。
 早速、出水本町店へ受け取りに行ってきました。

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 すかさず開封して、銀行での待ち時間の合間に猛読~!!!

 ・・・・・・で、自分、ハイ、ズルイと自覚しております・・・・。
 奥付に「構成------今村郁雄」という文字を見つけ、ちゃ~んと「今村郁雄」で
検索させて頂きました・・・・。プロのライターさんであるよし。
 それを前提として。

 44ページまで読みました。
 ことさらに、阿久根市の人口27,000人というのが強調されているように思いますが、
地元・出水地区住民としては、
 「そんな~、“買物”ごときで、自治体の枠に縛られる消費者って、いるの??」

 一方で、この著者である牧尾英二さんをはじめたした“マキオ・ブラザーズ(牧尾
兄弟さん)”が「クルマ好き」であったとのこと。
 「一家に一台、マイカー」を通り越して、「一人一台、マイカー」の時代を、的確
にマーケティングされたのではナイデショウカ・・・・・。
(「一人一台、マイカー」の時代が、クルマ好きな方にとって、それが思い描いた
“クルマが愛される社会”なのかな?という疑問は、素人でも持ちます。
 カメラ好きにとって、携帯電話にもカメラが搭載される社会って、“みんなが、写真
を楽しむ社会”とは、違うよな・・・・・と、同じ意味で) 

2009年10月25日 (日)

「教えることは、教わること」

 ただ今、しとしと雨。ここ数日温かい日が続いていましたが、この雨で
グッと冷え込みそうですね。

 さて、ちょっと解りづらい写真ですが・・・(虫が嫌いな方は、見たく
もない?)。

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 午前1時。床掃除のため、外の水栓から、バケツに一杯。
 地面にこぼれた水に、駆け寄ってきたのは、小さなゴミムシ君。
   
    水を飲んでいます。

 さてさて、一応、週末の定番。実家の両親と電話。

 親父いわく、
 「教えることは、教わること、なんだね」

 ・・・・・・・な~んだ。
 いや、親父の達した境地は、また凡人とは違うのでしょう。
 研究指導を通して、またご自分の研究にフィード・バック(?)する
ものがあらんことを。

 で、「水俣」。
 せっかく“美人”が意見をくださったんですから。
(とはいえ、やっぱりちょっとでも“政治的”な要素が入らざる得ない
ネタは、話しづらいのでしょうね)

2009年10月24日 (土)

「青森県の経済産業事情」

 今朝は午前10時頃に、いったん目が覚め。確か、午前5時前に寝た
はずですから、大人の睡眠時間としては、それで十分と言えるのか
もしれませんが。
 う~ん、二度寝して、あっとちょっとだけ・・・・・
                を繰り返す、背徳感・・・。

 さて、ほい、と宣言します。
 改めまして、

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 『青森県の経済産業事情
      ーなにが所得格差をもたらしたのかー』
           (福士隆三著:北の街社刊 定価1,500円)
 を、勝手に宣伝する運動を始めることとします!(笑)

 そりゃあ、青森という地方の出版社が、帯カバーに、とはいえ、
 『「農業」と「観光」による経済活性化
              -そんなものは幻想だ 』
  というフレーズを使用するインパクト。
(そして、ちょっと遠慮気味のレイアウトが、また、よし)

  さら、ツラツラ考えてみると、

 「経済活性化」を考える際、統計から地域の実情を探っていく
というアプローチも必要であるのかな~~
                   というのが、ひとつ私の結論。

2009年10月23日 (金)

「利益第二主義」注文しました

  あ、電車(と呼ぶのは適切ではないかもしれませんが)が来る!
 と、すかさずデジカメを取り出して、電源をONにして、パシャリと
してみたら、なんとライバル(?)「LAWSON」号でした・・・。

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 さて、22日付南日本新聞一面下、広告欄にムムムムッ・・・・
と目が行ってしまいました。
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 『利益第二主義
   ~過疎地の巨大スーパー「A-Z」の成功哲学~』
   (株式会社マキオ代表取締役社長 牧尾英二著:ダイヤモンド社)

  はい、地元ネタの本です。ゆえに、自分も早速注文させて頂きました。
 今回は、
 ・ツタヤオンライン/TSUTAYA online
  にて、近所の「TSUTAYA出水本町店」での店頭受取を指定。

  実は早速検索して、すでに読まれた方のブログなどを拝見したのですが、
 やっぱり「地方住民」と「都市住民」の生活ギャップは確実に広がっている
のでは???(クルマがなければ成り立たない生活とは?)「A-Z」のおかげで、地元も“活性化”している・・・と解釈してくださる方が多いのかな・・・・・。

 確かに、現状「A-Z」は成功しているビジネスモデルではあるかもしれないが、
それをもって、人口約2万7千人の阿久根市の「地域活性化」がなされている・・・
というのは、早計であるんじゃないかな・・・・・。

 あっ、いけません。読む前から、すでに読み終わった気分になっていたり・・・。
 
 

2009年10月22日 (木)

学問の場=「最先端」では?

  とってもワンパターンですが、

   今日も一日が始まる・・・・・。

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 で、昨日の締めは、オリオン座流星群を探して。久しぶりに夜空を
見上げてみました。う~~ん、「目の錯覚か??」という感じで、流
れ星が流れたような気はします・・・。
 すでに昔、IT講習会が全国各地で開催されている年に見た、ペル
セウス座流星群を、もって見ておけばよかった・・・・。

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 さて、拙ブログ上でのコードネーム「美人」さんが、
 『「基本」か?「最先端」か?』
 について、メールをくださりました。

 彼女の今の職場、前の職場でも、それぞれ中国人の同僚がいらっしゃ
ったそうです。それぞれ立場は違えども、どん欲に知識を吸収していこ
うとする姿勢が強いとのこと。
 それゆえに、ともすれば、基本はすっ飛ばして応用を!ということに
陥りやすいのでは?とのこと。

 さらには、
『・・・・・
 でも今は何でもかんでも応用の答えまで、少しでも楽して答えまで知ろ
うとするものね。早道=頭がいい 要領がいい 能率がいい っていう図
式ができてるのかもね。・・・・』
 とのこと。

 そして、戦後の日本のように、経済成長ばかり追い求め続けると、公害
等の問題を抱えることになる、とも。
 台湾やシンガポールから水俣に視察へ来る人が増えているそうです。

 最後はしっかり「営業」もしてくださった?

水俣教育旅行プランニング

 おやじ、その中国人研究者の方、「水俣」って、ご存知でしょうか?

  ・・・・・・・
 あれやこれや、店番中も、頭の中は考えごと・・・・。
(まあ、だから、長年ダメ店員であるのですけれど)

 ふと思い至ったこと。
 いや、オヤジ。おやじから見れば、「物理」なんて地味な学問で・・・と
自嘲されるかもしれませんが、
 でも少なくとも市井の社会に生きる人たちから見れば、学問の場というの
は、十二分に「最先端」な場であるわけで。

 あまりに恥ずかしくて書きづらいのですが、
 自分が若い頃って、
 「人として、どう生きるか」とか
 「人として、どう社会に参画するか」とか、真剣に悩んでいたつもりです。
 一方、以前、親父に
 「なんで、物理学の研究者になったのか?」と訊いたことがあるのですが、
 その時の答えは、
 「自分は、数学をやりたかったけれど、親父(私の祖父)に、それじゃあ
食えん、物理をやれ!と言われたから」。
 正直、自分が期待した答えとは違った・・・・・。

 バカ息子から見れば、おやじそのものが、十二分に「最先端」を走り続けて
いる存在なわけです。
 ですから、今、その中国人研究者の方のご指導を持て余し気味でも、でも
まあ、それが「最先端」を走り続けてきた同業の先輩としての、今の仕事の
ひとつである、かな?
 とりあえず、今のところは、諦めずに、ご指導を続けられてください、
                 というのが、バカ息子からのひと言。

2009年10月20日 (火)

「最先端」か?「基本」か?

 「出水晴れ」の日。

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 以下は、日曜日に、電話でオヤジと話した際、
「ブログにでも、五郎の考えを書いて、読ませてくれ」
 と言われたネタです。

 わがオヤジ、物理学者の端くれで、今もその業界の末席に加えて頂いておる
こと、以前拙ブログに書いたとおりです。
 近頃は、中国から来日した中国人研究者と仕事(?と言ってイイ?)をする
日々であることも、以前に書いたとおりです。

 さて、オヤジの近況。
 なんのかの、いつのまにやら、中国人若手研究者(40歳くらい)の研究論文
の指導教官役を押し付けられてしまったのであるとか。
 そこで、オヤジのぼやき。
「やっぱり中国という、今イケイケドンドンのお国柄だからなのかね。とにかく、
“最先端”のことばかり追おうとするんだよね。“基本”のことは、ホント、学
ぼうとしないんだよね。例えば、基本的な公式ひとつにしても、それを暗記さえ
してしまえれば、それでいいんだよ、ぐらいにしか考えてないらしいだよね・・・。」
 一方で、
「でも、自分が、歳取ったということかね。最先端なことに追いついていけなくなった、
年寄りの僻み、というものかね・・・・」
 とも。

 電話口では、即答できなかったのですが。
 実のところ、オヤジの愚息としては、その中国人研究者の方の気概(焦り、と表現し
てもいいです)に、激しく共感シマス・・・・・。

 例えが悪いのですが、
 一枚の写真作品があるとします。
 それを見た人から、「何が写っているの?」という質問があったとしたら、作者とし
ては、真摯に答えなければなりません。
 ですが、「それは、自分でピント合わせをしたのか?」とか「あんたは、銀塩フィルム
を使ったことがあるのか?」と訊かれたら、・・・・・ドッチラケ・・・・です。

 もうひとつ。
 「出水の地域経済活性化」を話し合おうとする時、「それじゃあ、アンタは、地方自治
法の中身を知っているのか~!!?」と発言する偉い御方がいらっしゃったら、それも、
ドッチラケ~~~ですよね。
(いえ、物理学界という、専門家同士の集まりでは・・・どうでしょう?)

 結論。愚息としては、中国人研究者の方に、声援を送らせて頂きます。

 さてさて、そこで、久しぶりに。
 某銀行出水支店にて、窓口のオネエサマに、突撃質問~!!!!
(ホント、ゴメンナサイ。この突撃質問のお相手をしなければならない、オネエサマも
早何代目?)
 正直に、
「自分のオヤジは、研究の指導をする立場におるのですが、そのオヤジいわく!
 近頃の若者は、最先端のことばかり学ぼうとして、基本はおろそかにしていやがる~!!
とのこと。自分としては、その最先端を追い続けなければならない立場に共感するのですが。
〇〇さんとして、オヤジの悩みに答えてくださるとしたら???!!」
(ですから、出水支店内に他のお客さまゼロの瞬間を狙って、お伺いしましたよ)

 そこは、さすがでアリマス!!!〇〇さん、ありがとうございます。m(__)mm(__)m。
「・・・・・・・・。私には、難しいことは解りませんが。
 基本のことが出来ていなければ、最先端のことは、出来ないと思います。
 一年目に教わったことが、私の宝です。」

 うん、オヤジ。キチッと出水支店〇〇さんに、ファンレターを送ってください。

 ・・・・・・バカ息子。

 実は、そこで、「係長さん」なり「次長さん」なり、
“マイホームのローンを抱え、子供の教育費もこれからどんどん必要になるだよね~”
 という役職の方にお伺いしていたら、さて、ドウダッタデショウカ・・・?

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ごろごろ

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