夏は、とうの昔に過ぎ・・・。すでに、冬の足音を感じる、今日この頃ですが。
われらが(笑)スーパーヒロイン・むっちゃんに、ぜひぜひ水着姿で大活躍して
もらいたい!妄想は、衰えず。
こちらにも、ワードパッドからのコピーを貼ってみます。(長過ぎるか・・)
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駆けっこ(1)
「夏休みになったら、みんなで湊大島(みなとおおしま)に、海水浴に行こうよ」
と睦は提案した。七月の土曜夕方、高校の期末テストは昨日で終わった。高校生の米櫃祝子(こめびつ・いわいこ)・坂道聡(さかみち・さとし)、そして弟の瞬(しゅん)を誘って、散歩中だ。もちろん、大型犬タダモトが四人の前を歩いている。その耳は、しっかり後ろの四人の声に向けられているのだろう、小刻みに動いている。
「え~っ、海水浴ですか~」
睦の年下のボーイフレンド・聡が、さっと睦の方に視線を走らせたと思ったら、すっとあらぬ方向に視線を逸らした。
(ふふ~ん、私の水着姿を想像したな・・・)
「そう。そして、島でキャンプしよっか。夜は、もちろん花火よね」
「うん、それ楽しそうです。行きましょっ!」
聡が、さっそく賛成してくれた。
(そうこなくっちゃ!)
・・・・・ところが、わがシラけた弟・瞬は、
「おい、瞬。にやけてるぞ。・・・やめとけ、やめとけ。近頃の姉ちゃんは、欲求不満が溜まっているらしいぜ。ストレス解消とかなんとか、ますます長風呂になっちまって・・・。ヤケ食いとか称して、いつもご飯は三杯・・・・」
「こらっ、瞬!」
瞬の身体を叩こうとしたが、ひょいと避けられてしまった。
「そんな姉ちゃんと、海になんて、行ってみろ。それこそ、ストレス解消のおもちゃ代わりだ。海で泳げば、水の中に引きずり込まれ・・・。夜は、肝試しとか言って、暗いところに連れて行かれ・・・・だ」
「もうっ、瞬!。聡君、大丈夫、わたし、そんなことしないから」
と言ってみたものの、睦の得意な“泳ぎ”とは、体育の授業で行われるような、タイムを競う競泳ではない。立ち泳ぎで水上に浮かび、そして、ひょいと水中に潜る・・・久しぶりに、そんな“泳ぎ”を楽しみたい。夜の暗がりの中を、視覚だけに頼らずに歩くのも、面白そうだ。
「あ、あの・・・。睦さん、ストレス溜まっているんですか?・・・」
「えっ!」
ふりむけば、祝子が真面目な顔をしている。
「もうっ~、祝子ちゃん、ちがう、ちがう~っ!。う~~ん、学生の頃には、考えたこともないような・・・、そう、社会人になった憂鬱って、言うのかしら・・・」
「えっ、社会人の憂鬱って、どんなことですか?」
訊き返してくるくる祝子は、母子家庭の一人娘で、とある新興宗教団体の信者だ。信者以外の人間と関わることを、とにかく嫌う教義であるらしく、関わる人に「お知らせ」という名の天罰が下るそうだ。祝子自身、「呪いの美少女」という仇名を持っている。ナンパ目的で近づいた男子生徒、いじめようとした女子生徒が、ことごとく大怪我をした・・・と、まことしとやかに語られている。だから、友人として接してくれる睦たちにも、いつか「お知らせ」があってしまうのでは・・・と、心配してくれているようだ。
「あっ、祝子ちゃん、ぜったい『お知らせ』とかじゃないから、心配しないで。う~ん、例えば私、一応世間様のいう“OL”じゃない。そして、紫尾(しび)みたいな田舎じゃ、それって、普通の人と比べれば、恵まれているわけじゃない。うん、私だって、そのくらい解るよ。ホントのところ、祝子ちゃんだって、私のこと、そう思うでしょ?」
「えっ、エッ・・・、あの~・・。あっ、私は、お金とか、この世の見せかけの姿に惑わされてはならない、って思います。あ・・、こういうふうに教わっているのだけれど・・・。でも、睦さんは、そんな“OL”とか言う前に、私の“お友だち”だから、好きです」
祝子は、ちょっと照れたように俯いた。
「祝子ちゃん、ありがとう。でもね・・、私なんて、会う人会う人から『いいお仕事ですね~』って、言われるわけじゃない。そりゃあ、言われれば、笑って『そうでもないですよ~』って、答えるくらい、私にだって出来るけどさ・・・。『いい給料貰って、うらやましい』って、思われているんだ~と考えると、憂鬱になってきちゃうわけなのよね~。
ね!聡君。私の憂鬱、わかってくれる?」
実は、祝子が「好きです」と言った時、一緒に聡まで俯いてしまったのを、睦は見逃していない。
(ふふ・・、かわいいんだから~。“年上のおねえさん”らしく、ね。聡君にも、しっかり話を振ってあげなきゃ)
「えっ、はい、オレ、わかります。親父が家で飲んでいる時なんて、よくぼやいています。ほら、うちはローン組んでマイホーム建てたんですけれど、親父の同級生には、まだ市営住宅暮らしという人もいるじゃないですか。だから、同窓会とかで飲むときって、さりげなく家の話題はしないとか、結構気を使っているって」
「あっ、ひょっとして、聡君の親御さん、鶴亀(信用金庫)のお客さん?」
「スミマセン。たしか、桜島銀行でした・・・」
「聡。そこで、姉ちゃんのために、ひとつ、定期預金をポンと。姉ちゃんの憂鬱、その二。今、夏のキャンペーンで、新米OLの姉ちゃんにも、ノルマがあって、大変なんだよな~」
余計なことを、瞬がしゃべりやがる。
「ああ・・・・、残念、オレ・・・、ほとんどお金、持ってません・・・」
聡が、心底残念そうに言ってくれる。無理もない、進学校である紫尾高校では、バイト禁止。おまけにバスケ部員として部活に励む聡には、なかなかお金を貯める機会はないだろう。
「あっ、私、バイトのお金、ちょっとずつ貯めているから、今度睦さんのところで、口座を・・・」
と言ってくれたのは、祝子。
「あっ、いいの、いいの。気を使ってくれて、ありがとう。でも、未成年の若者にまで、お願いしたなんて云ったら、私が怒られちゃう」
前を歩くタダモトが、振り向いて睦を見上げてくる。
(ふふ・・。タダモト、私、いいお友達、持ったよね~)
(つづく)
金木犀 道に散りて 秋深し

春の桜のように、儚くもあり、ですね。
一方で、クリスマス・・・・デス。

さて。またまた、ちょっと気になっている、テレビドラマ。
・パナソニック ドラマシアター『宮部みゆきミステリー パーフェクト・ブルー』|TBSテレビ
ああ、多部未華子さん主演『浪花少年探偵団』の後釜なのですね。
で、その原作本を、紀伊国屋書店流山おおたかの森店にて、購入。
う~~ん、近頃は“映画原作”とか、“テレビドラマ化”といった作品ばかり、読んでおります。
(『天地明察』なんぞ、原作は読んだのですが、映画は未見。上映、終わってしまう・・・)
さて。
・『心とろかすよな マサの事件簿』宮部みゆき著
宮部氏のデビュー長編作『パーフェクトブルー』を引き継ぐ連作短編集。
蓮見探偵事務所の面々と、ジャーマン・シェパードの老犬・マサが活躍します。
うんうんうん。
そういえば・・・・、自分もシェパード・タダモトが登場する小説を書いていましたっけ・・・・。
で、実は昨日、3行だけ続きを書き始めました。
“頭がいい”と言えば、とってもベタだけれども、シェパード。
たぶん、間違いなく人語を解することも出来るだろう・・・・・、
必要とあらば、自らテレビをスイッチオンして、“情報収集”・・・・
人目につかず、夜の街を闊歩するのだろう・・・・
そうだ、そうだ、デキルンダヨ・・・・。
『パーフェクト・ブルー』をはじめ、宮部氏の作品を手にしたのって、とても久しぶりなの
ですが、ぐっと親近感が持てる作品です。
反面、とても残念なのは、蓮見探偵事務所とマサが登場するのは、この2冊だけ、という点。
最近では、宮部氏って、どんな作品を書かれているんでしたっけ?
さ。自分も、小説の続きを書かねば・・・。
秋のイベントシーズンですね。
職場のお向かいでは、3週立て続けに、週末は『~~まつり』が開催され。
散歩がてらに、会場をぶらぶらしたのですが。
家族連れの方々の賑やかさに紛れて、オジサン一人って、
なんか木端恥ずかしい・・・・・デス。
いえいえい、チラッと斜め見しただけで、退散。
テレビは、わざわざ入場料を払って、「さ、観るぞ」と気合を入れて観る映画とは異なり、
結構なにげなく見ているもの。
ところが、時に「はっ!」とする時があるもの。
同僚の方を無視して、テレビにかじりつきたかったぞ・・・・。
私が住むアパートの一室は、南東の角部屋。
自室で朝を迎える機会が少ないので、単純に“朝を迎える”だけで、
ちょっと嬉しかったりします。

で、日の出の位置が、かなり南の方角へ移動して。
夏の間は日差しが届かなかった玄関にも。
さて。ちょっと給料が多かったので、奮発して、Amazon券10,000円分
を購入。さ~、映画DVDを買うぞ~~と思ったのですが、
あれも欲しい、いや、こっちも欲しい・・・・・・・。
う~ん、そろそろ『シグナル~月曜日のルカ~』DVDの発売が発表され
るんじゃないかな・・・・・・・
で、“この一本”を決めかねていたのですが。
ふらっと、決めた一本。
製作年度は2003年とのこと。もうかれこれ8年も、昔なのですね。
“商店街を舞台にした”映画ということで、ずっと気になる作品
だったのですが、ようやく鑑賞。
ストーリーは、田中麗奈演じる女子大生に、商店街の不良(?)
中年オジサンたちが一目惚れ。お近づきになるため繰り広げる、
ドタバタ・コメディ。
う~~ん、ラクロスって、やっぱりよくルールがわからないです・・・・・。(-_-)
でも!、若い女の子に、オジサン、一目惚れ~って、
あり、アリ。
「デートしたい」「結婚したい」「一緒にお風呂に入りたい」なぞと、
オジサンたち口走っておりますが、イヤイヤ、それは口にしてみているだけ。
ホント、“お近づきになりたい”だけなんだよね・・・。
うん、うん、ワカル、わかるぞ。

ごろごろ
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