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2006年12月18日 (月)

「2007年問題」

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師走も早半ばの日曜日、みぞれまじりの雨が降る一日でした。えっ、市内一周駅伝が行われたとか・・・・。って、まったく無関心に聞き流している自分が、ちょっと悔しい・・・。(一応、かつては選手に選ばれたことがありますので・・・)   お天気は コロコロ変わり 人生も?   そうだ、やっぱり出水ツルマラソンには、申し込んでおこうかな・・・。

(「小説現代」2004・9月号より、引用させて頂きます)

『・・・・・・・もうひとつ気がかりは、住宅ローンだ。まだ残っているのだ。「住宅ローンはどのくらい残っているんだ。」「確か・・・・・先月の給与明細には四一二万円と書いてあったわ」「まだ、四一二万円も残っているのか。この退職金から残っている住宅ローンを返さなくてはならない。それに関係会社に雇用されても年収は今までの半分になるからな。お前を旅行に連れて行ってやろうと思っているが、節約しながら、きちんとやらねば難しいなぁ」「お父さん、その時はその時で真面目にやっていけばいいじゃないの。収入が少なくなった分、生活費を少なくすればいいわ」 弓子は穏やかに微笑んだ。 「わかった。お前の言うとおりだ。ぐずぐず言っても何も変わるわけじゃない。退職金が出たら、一〇〇万くらい、思い切って使って旅行に行こう。それくらいの贅沢はできるだろう」 垣内は書類をたたんだ。 弓子は、うれしい、と子供のような声を上げた。垣内の怒りが少し収まった。・・・・・』      (江上剛著「実直な男」

 銀行勤続42年の主人公が、ご夫婦で退職金の額を計算する場面です。

(一応、「どうせ、自分には退職金なぞには、縁がないからね・・・」とヒガミをひとつ入れておいて・・・)

 「2007年問題」。いわゆる団塊の世代の方たちが、定年退職の時期を迎えるのが、来年2007年からとのこと。1947年から1949年生まれの人口は約680万人、支払われる退職金の総額は70兆円とも、80兆円とも推定されているそうです。いろいろな面からの問題が指摘されているようですが、引用させて頂いた小説の場面のように、旅行業界は虎視眈々、証券業界もてぐすね引いて・・・・(「近未来通信」のように、投資を巡るトラブルも多発するのでしょうね)状態のようですね。

 なれど、実際には、堅実に“貯蓄”に回す割合が高くなりそう・・・・・。で、お金の行く先は、銀行の定期預金へ、でありましょうか。(銀行の本音としては、「それを担保に、お金を借りてください」カナ?)

 一般的な地銀のスーパー定期預金300万円以上・預入期間1年もの 年利0.25%

 ネット専業銀行のソニー銀行は、同じ条件で、              年利0.765%  

 試しに、ソニー銀行が扱う外貨定期預金を見てみると、NZ(ニュージーランド)ドル建ての場合、                30,000NZドル以上で、        年利6.731% 

 うわっ!って、決して外貨預金を奨めているわけではありませんが、自分も南銀の株主になる以前は、外貨預金をしようかな~~と考えておりました。

 その気になれば、いくらでもスイスイと情報収集して、金融商品も選べる時代。う~~~ん、                       オヤスミナサイ。

 そうだ、今週の日経平均、かる~く17,000円台を突破してくれい!                  

2006年12月16日 (土)

『自動車依存シンドローム』

0612161  雷交じりの激しい雨。写真は、商店街に立地する、鹿児島銀行出水支店です。閉店してしまうと、愛想もへったくれもないというのが、銀行のハコ(建物)というイメージがあるのですが、常夜灯が“昭和”を醸し出している?

 さて、3週連続で購入してしまいました、「週刊ダイヤモンド」。特別定価670円・定価570円を、毎週買うことになるんかい・・・・・・(イヤイヤ、それはあり得ません!) 

 最新号12/16号の特集は「産業界・全国自治体に巣食う 自動車依存シンドローム」でした。(その前の「医療保険に気をつけろ!」・・・。買ってはみたものの、ほとんど読んでイマセン・・・・・。“関心のないことは、存在しないもの”ではいけない!とは思っているのですが・・・・。自分、この夏、“ぢ”の手術で2週間ばかり入院しました。「退院して、帰ってきてみれば、無職になっている・・・」も覚悟していました。そんなこんなで「入院」を躊躇する“働き盛り”の方にこそ、医療保険って、必要かな・・・・とは、思っております)

 自分なぞ「自動車依存シンドローム」と聞くと、「資源の浪費・地球環境に対する負荷・交通事故のリスク・(そして!)中心市街地の衰退」とスラスラ挙げてしまうのですが、そこは経済誌、「日本列島を覆う3つの誤解」として、

 誤解1 自動車メーカーは地方経済の救世主

 誤解2 自動車ピラミッドは桃源郷

 誤解3 日の丸自動車産業の繁栄は永遠に続く

 が挙げられております。

 自分、小学校を卒業するまでは、神奈川県横須賀市の山を削って造成された分譲住宅地で育ちました。残った山(鷹取山)の頂上に立つと、日産自動車追浜工場のテストコースを備えた偉容を眺めることが出来ました。もちろん、社会科見学では追浜工場へ。しっかりと日産のPR映画拝見しました・・・・。

 カルロス・ゴーンさんのもと、不死鳥のごとく蘇ったとはいえ、往時の勢いとは較べられない、今の日産の現状と思います。トヨタといえども、決して“沈まぬ太陽”ではないでありましょう・・・・・。

 ・・・・・・とかなんとか、現状やっぱり“寄らばトヨタ”。ちゃ~んと、トヨタに投資する投資信託商品があるのですよね・・。「トヨタグループ株式ファンド」(トヨタFS証券)。

 南日本銀行も、「お小遣い代わりに、毎月の分配金をゲット」と説明する投資信託商品以外にも、きちんと自力で毎日の基準価額をチェック出来る方々へ、お奨めできる品揃えの充実を図って欲しいデアリマス!と要望します・・・・・。

0612162 わが、大ヒット商品です。キリンの「復刻ラガーシリーズ」。大して期待もしていないで飲んだのですが、当時の“まずさ”(よい意味では“拙さ”)を、しっかり再現されているのではないでしょうか。

 限定醸造、皆様もお早めに試飲されてみてください。

「短観」を読む!・・・・に挑戦・・・

0612151 久しぶりに、朝からの店番でした。今が一年の中で、一番日中の時間が短い時期。特に「西日本」は、8時前というと、まだまだ“夜明け”の余韻が残っているように思います。冷たい空気の中を、サッサか歩くのも気持ちよいものですね。・・・・とはいえ、自分は完全に夜型人間となってしまったようで、どうにもお腹具合が・・・・・・・。

 さて、南日本銀行の株価動向ですが、週の終わりになって、“値付”売買。 始値405円・終値410円 出来高2,000株。 昨年12/22に、14万株という空前(?)の取引があったようです。来週がハラハラドキドキ・・・・・?

 さてさて、日経平均は、終値16,914円31銭。前日比+85円11銭・0.51%。アレレレ・・・・「上がり」ましたね。うわ~、こうなってしまうと、今度はどこまでも欲深ジジイとなってしまいそう・・・・・。イヤイヤ、月曜日には急落!で、“うたかたの夢”消える、と思っておきましょう。

 さてさてさて、

『景況感、3期連続改善=大企業製造業、業況判断DIは25-日銀短観』

『短観はいい数字、家計に反映されることを期待=阿部首相』

                                       (Yahoo!ニュースより)

 ここに至りて、ようやくその「短観」とやらに、目を通してみました(こんな統計なぞに、一喜一憂する様、“健全”か?否か?)。上の見出しに使われている数字は、あくまで「大企業製造業」が対象。それでは、「中小企業小売業」はというと、-(マイナス)20。「中小企業飲食店・宿泊業」は、-(マイナス)14。 この差は、なんなのさ~?安部首相さん!デアリマス・・・・。

 ちなみに、金融機関の業況判断によれば、

                最近   変化幅(前回との比較)  先行き見込み  変化幅

 銀行業            50      +1             53       +3

信用金庫・系統金融機関等 44      +15             38       -6

 証券業             0      +4             40       +40

 保険業            42      -4             49       +7

貸金業・投資業等      14       -27            18       +4 

 (イメージとして)中小企業を主な取引先とする「信用金庫・系統金融機関等」が「+15」とポイントを上げたということは、中小企業にも好景気の恩恵が巡ってきつつあるのでしょうか?証券業の先行き見込みが「+40」ということは、まだまだ株価は上がって、株式市場も活況を呈する?

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