« 2009年4月 | メイン | 2009年6月 »

2009年5月

2009年5月31日 (日)

Economic Gardening(エコノミック・ガーデニング)か・・

 データを見てみたら、今日の写真は、午後7時20分ごろ。で、昨日の写真が、
午後7時50分ごろ。30分の違い。

0905302s
 さて、「婚カツ」に続いての、わがマイブーム。
 アサヒビールの「ザ・マスター」。(商品紹介サイト⇒こちら
 0905301s

 冬場は、いきなり焼酎!、というパターンだったのですが、今の季節にな
ると、やっぱり仕事から帰ってくれば、まずはビール一本!!
 ・・・といっても、自分の場合は“第3のビール”であるわけですが、
 「ドイツ伝統"PLIS"タイプ」の文字に惹かれて、つい奮発。

 好みが分かれるとは思いますが、私はグ~!!「スーパードライ」と同じ
価格というのも、〇。

 で、ヘタレ投資家の連想としては、そうだ!「アサヒビール(2502)」の株
を買おうか~!!今なら、一単元13万円少々ですか・・・。

 さて、
 「地域金融システムの分析
   ~期待される地域経済活性化への貢献~」(amazonの紹介ページ⇒こちら
  せっせか読ませて頂いております。
 統計の分析なんぞより、その「期待される地域経済活性化への貢献」策の提言
を読みたいのですが~~!!!
 というまどろっこしさはあるものの、今のところ、大変興味深く拝読中。

 その第1章で、自分は初めて目にした言葉。

 「Economic Gardening(エコノミック・ガーデニング)」。

0905303s
 従来型の企業誘致による地域経済活性化策を「Economic Hunting(エコノミック・
ハンティング)」。
 対して、『・・地域内部の資源を可能な限り活かし、じっくり育み、発展させ
ようとする・・』ものが、「Economic Gardening(エコノミック・ガーデニング)」。
 つまり、“庭いじり”(ガーデニング)のように、じっくり手間暇かけて、地域
を育てていきましょう・・・・という趣旨のようデス。
 Googleによる「エコノミック・ガーデニング」での検索結果⇒こちら

 もちろん、「鹿児島あるいは出水」という地域にあてはめて考えれば、それなら、
「農林漁業」「観光」分野を育てていきましょう、ということになるのでしょうが、
 ここは、第2次産業(工業)の分野で考えて・・・。

 ここ出水。パイオニア撤退、NECも年内工場閉鎖というのが、現状。
 とはいえ、1969(昭和43)年(そんな昔でしたか・・)にNECが進出して以来、
この出水地区には、その下請けメーカーが多数生まれてきていましたよね。

 そんなメーカーさんの技術力を結集して、どんな商品の開発・生産が可能なのか?

 ・・・・・・投稿に挑戦シマス。 

2009年5月30日 (土)

これぞ、「金融教育」の実践

===============================================================================
  鹿児島の日没時刻は、午後7時15分ごろ。夏至が近くなってきました。

0905301s
 深夜午前1時過ぎ。歩道を照らす、照明灯。ガス管の緊急補修工事であるようです。
 そういえば、その前の晩、広瀬橋一帯は“ガス臭かった”な・・・・・。
 (なんて、さっさと通報しておけ!・・・・デシタネ)

0905302s
 今日は、まだ少し元気であるぞ~、ということで。
 気になったニュースをいくつか。

 あっ、その前に。
 昨夜、コンビニで店番をしている最中のことです。
 自分よりも長身、キリッと背広を着こなした男性が、お店にいらっしゃって、買物
カゴを手にされるのを、目の隅に留め、「いらっしゃいません。こんばんは」。
 その男性がレジにいらっしゃったので、見てみれば、背広の襟に燦然と輝くは“議員
バッチ”。
 ・・・・・・・・・・
 「・・・・失礼ですが、小里さんですか?」
 地元選出の国会議員さんでありました。
 夕方国会を終えて、鹿児島に帰ってこられて、ちょっと夕食(夜食?)をと立ち寄って
くださったよし。
 う~~ん、国会議員さんがコンビニでお買物ですか~~。
 自分は、親しみを感じさせて頂きましたデス、ハイ。
(それと、投票行動とは、また別の判断をしなければならないのですが)

 そのコンビニ。

 公取委、セブンイレブンに排除命令へ 加盟店の値引き制限(NIKKEI-NETより)

 消費期限切れ前の弁当、例えば「半額」のシールが貼られる・・・ことが当たり前
になるのでしょうかね。
 うん、そりゃあ今までが「もったいない」。
(いや、内実は、コンビニ加盟店と本部の金銭を巡る係争なのですが)

 う~ん、コンビニ店員という立場として考えてしまうのですが、
 スーパーのように閉店時間があるわけでなし。24時間営業のコンビニで、値引き販売。
 逆に「定価」が「高い」という観念が、お客様に浸透して、売上減・・・・では・・。

 さて、今朝の南日本新聞一面には、
『有効求人倍率最低0.46倍 4月失業率5%に悪化』の見出し。
鹿児島県内の有効求人倍率、4月は0.36倍』(373news.comより)
  一部コピーさせて頂きます。
『・・・・・・・
  ハローワーク別の有効求人倍率は、出水が0.24倍で最も低く、宮之城、大口、
 川内、奄美で0.3倍を下回った。

0905303s

 ご覧のとおり、私はおかげさまで仕事がある状態。
 しかも、ただ今現在は、月末の給料日直後。「あ~、忙しい」なんて言っていられる
わけですが・・・・。
 求職者の方の、心中をお察しします。

 次に、当ブログのタイトルに乗っ取りまして。
南日本銀、また着服発覚 2支店で1500万円』(373news.comより)

 どうも出水支店にも勤務していた方のようで・・・。

 はい、イヤ、決して南銀ばかりが不祥事続発ということではないわけで。

 う~~ん、あくまで部外者が考えたこと。
 銀行員の“表”のイメージといえば、「まあ、高給取り」。
 ですが、その実態は~!!
 「身内の行員こそ、イの一番の顧客(鴨葱とも?)」?
 マイカー・マイホームは当然自行ローンで購入、投資信託・年金保険は強制購入、
クレジット・カードはじゃんじゃん使いまいしょう~~てか??
 さらには、当然融資をとるためには、自腹接待というのも、日常茶飯事??

 日常の銀行員さんのお仕事って、ホントお金が絡んだドロドロの世界なのでしょう。

   が、しかし!、
 そんな日常の中にも、
「鹿児島という地域に、金融を通して貢献する」
 という理想を持ち続けられるには??さて。

 最後に、さすが鹿児島銀行。
130周年記念事業『お金の教室』『職場体験学習』等の実施について
                    (鹿児島銀行のサイトより)

  これぞ、「金融教育」の実践。
 
  余計なことは書かずに、ここは、鹿銀を拍手絶賛しておきましょう。
 
 

2009年5月29日 (金)

張り切りました!⇒ツカレマシタ・・・

 歩道で、お昼寝中。

0905291s

 昨夕は、同僚の女性の方に

「〇〇さんのために、張り切って、働くであります!」

 と宣言。

 実際、午後4時半くらいから午前0時半頃まで、休憩5分だったのさ・・・オッホン。

 ・・・・・・・・・・

 ねぐらに帰ってきて、どっと、ツカレタビ~。

2009年5月28日 (木)

『融資銀の責任問う いわき処分場反対派が「株主の会」』

 うげごえdしぇえじぇ~~、もっと寝たい~~でアリマス・・・・・。

 いやいや、「婚カツサンド」を食べて、気合充填!!!といきまっせ!

0905281s_2
 そうそう、昨日、本、到着。
 パラパラとめくってみると、実は「Σ」記号も登場?!。
 高校生の頃のトラウマが・・・・・。

0905283s
 さて、本題。
 東北地方のブロック紙・河北新報より、朝夕のメールマガジンを配信
させて頂いております。
 いつもは、サラッと目を通すだけなのですが、今朝はパタッと目が留まり
ました。恐れ入ります、またまたコピーさせて頂きますm(__)m。

 KoL-Netより、
融資銀の責任問う いわき処分場反対派が「株主の会」
 山一商事(福島県いわき市)がいわき市内で計画する産業廃棄物最終処分場
建設に反対する市民が27日、同社へ実質的に融資しているとされるスルガ銀
行(静岡県沼津市)の社会的責任を問おうと「山一商事処分場の撤退を目指す
スルガ銀行株主の会」を設立した。

 設立総会では、スルガ銀行の株を保有する市民数人が6月23日の株主総会
に出席し、銀行側の考えをただすことを確認した。総会会場の外でも、地元で
約20万人の反対署名が集まったことや、市議会が全会一致で反対を決議して
いることを、ほかの株主にアピールするという。

 会によると、山一商事は関連企業を経由して、同行から事業費約100億円
を調達するとされている。会は「環境保全活動に積極的とされる銀行が、静岡
県外とはいえ、地元の市民や議会が反対している事業に融資するのは問題では
ないか」と主張している。

 産廃最終処分場の建設計画をめぐっては、市の不許可処分を受けて、山一商事
が福島県や環境省に処分取り消しを求めて再審査を請求。県は裁決で請求を棄却
したが、環境省が県の採決を取り消し、県も今年3月に市の処分を取り消したた
め、市が審査をやり直している。
                         2009年05月28日木曜日

 地元銀行に巣食う「総会屋」(だから、ここで爆笑してくださいマセ)としては、
見過ごすことのことの出来ない記事。

 なぜに、静岡の地方銀行が福島の業者へ融資なの・・??

 そこが、ト素人には解らない“金融の世界”。
 お金の“貸し手”を探す側、“借り手”を見つける側・・・・・。
 虚虚実実の駆け引きのすえ、商談が成立するのでしょうね。

 銀行とても、「ボランティアで、金を貸せるなら、苦労しねえ」。

 一方で、「企業としての社会的責任(CSRでしたっけ?)」も、確かに
求められていると・・・・。

2009年5月26日 (火)

婚カツ!

 うげげ・・・・。

 週4日午後5時~午前0時、週2日午前0時~午前9時くらい、という店番パターンとしてくださるようですが、まだまだ身体が慣れませ~~ん・・・・・・・・(ーー;)」。

 書きたいネタは、いろいろあるのですが。

 あのキムタク主演の“月9”ドラマ。実は、低視聴率で苦戦中とか?

 急遽、「テコ入れ」でありますか~!?

 ハイ、四十路毒男として、早速購入させて頂きました・・・・・。

0905261s

 ただ今、夕立。皆さま、おやすみなさい。

2009年5月25日 (月)

初めての「ブックレビュー」

 いや~、ですから、たかが日没シーン。同僚のお若い店員さんが
いるのに、古参“鬼軍曹”ドノは、にわかにデジカメを持ち出して、
店外へ・・・。ナンテコトヲシテ、シメシガツクノダロウカ・・・。

0905251s

 もうひとつ、紫陽花の定点観測。

0905252s
 さて、熱帯雨林(つまり、Amazon.co.jp)へ初めてのブックレビュー投稿。
 もちろんネタは、
地域社会と協働するコミュニティ・バンク
   -米国のコミュニティ銀行・クレジットユニオン』
           (由利宗之著 ミネルヴァ書房刊)

 ボツになるかもしれないので・・・(笑)

 最初にお断りさせて頂きますが、私自身は、地方金融機関関係者ではまった
くありません。地元銀行の株主かつ「総会屋」(笑ってください)として、6月
の株主総会でのネタ探しの一環として、本書を手にしました。
 「オーバーバンキング」。今後、ますます地方金融機関の統合淘汰が加速して
いくのが、日本の地方金融業界の姿であると思います。
 ところが、海の向こうのアメリカでは、いまだ“おらが町の銀行”、小さな小
さなコミュニティ・バンクが健在であるとか。
 この日本とアメリカの違いは、どこに・・?答えを求めたく、由利先生の前2作
にも、目を通したつもりです。
 最新作である本書には、“サブプライム・ショック”以降、そのアメリカのコミ
ュニティ・バンクが、その荒波にどう立ち向かおうとしているのか?。それについ
ての記述を期待したのですが、・・・・期待はずれ・・・。貧乏人にとってはとっ
てもお高い、本書の値段も考慮して、厳し目に星三つとさせて頂きます。

 いえ、読んでよかったと思う箇所も。
 アメリカ南部といえば、「人種差別」?「聖書原理主義」?う~~ん、自分の偏見
でしかないのかもしれませんが、“南部”といえば、そんな程度のイメージでした。
 ところが、本書で紹介されている、ミシシッピ州テューペロの町(近年では、トヨ
タが、その郊外へ工場進出をしたのですよね)。いやいや、そういう風土だからこ
そ!!と興奮しては、語弊がありそうですが・・・、の「まちづくり」・・・。
 適当な言葉が思いつかないのですが、
 「考えさせられました」。                         』

 「総会屋」(ですから、爆笑してください!)として、6月下旬の株主総会にまで
読もうと、ついつい(!)注文してしまった本。

 『地域金融システムの分析―期待される地域経済活性化への貢献 (単行本)』
         (不本意ながら、Amazon.co.jpを通して購入)

  一応、ワクワクドキドキ・・・・
  期待はずれだったら、容赦なく一つ星を付けてやるケンネ~~!

2009年5月24日 (日)

それで買えるのは、人様のどこまで?

==============================================================================
  うげ~~〇| ̄|_。“午前3時頃寝て、お昼前に起きる”つもりが、ふいと防災無線
からのオルゴールが目覚ましとなり。
 「ああ、正午まで熟睡したんだな~」
 で、ふいと時計を見てみれば、午前7時。
    中途半端なんですよ~~~~。

(何度も書いておりますが、私、商店街の空き店舗をねぐらに借りております)
 普段、目にも留めていなかったもの。
 ひょいと目に留まりました。
 前の店主さんが、貼り残していっていかれたもの。

0905241s
 で、さて、本題です。
 またまた、こちら様のブログから。
On Off and Beyond/
    〔渡辺千賀〕テクノロジー・ベンチャー・シリコンバレーの暮らし

  2009.5.20付「卵が先かニワトリが先か

 渡辺さんが、“珍妙”に思われたという元の記事。
本当に「いす」がなかった、キヤノン電子のオフィス
 も、ぜひご一読を。

 改めて、私・鈴木五郎の自己紹介を書かせて頂きますが、
 “のんびり”とした、南九州の田舎町で、職業・コンビニ店員。
  まあ、この先勤め続けても、お給料のアップは・・・・・・(ーー;)。

 渡辺さんは書かれています。
キヤノン電子(ヤは大文字ねw)の廊下である一定上の速さで歩かないと警報が鳴る、
という記事を見て、この話をした時のアメリカ人の反応を思い出した。この「キヤノン
の廊下でゆっくり歩くと警報」というのは、数年前にも聞いたことがあり、一人バカ受
けした私は、アメリカ人およびアメリカにいる非日本人の知り合い数名にこの話をした
のだが、5−6人くらいに話して、3−4人くらいが

「まじでっ?」

という感じだったのだが、残りの2−3人ほどは

「ゆっくり歩いたらどんな罰則があるんだ?罰則がないなら、どうして警報が鳴るくらい
で速く歩くんだ?」
                     ・・・・・・・・・・・・・・・・

 一読して。むむむむ・・・、工場中にセンサーが張り巡らされており、歩いて移動
している従業員まで“監視”しているんかい!!?なんて、非人間的な!!!!

 ところが、元ネタの記事中では、
・・・・・・
 酒巻社長の説明を聞きながら工場内を歩いていくと,突然,警報(のような音)が
鳴り回転灯が光った。足元を見ると,廊下に青く塗られたゾーンがあり,「5m 3.6秒」
と書いてある(写真4)。この5メートルのゾーンの両端にはセンサーが設置してあり,
3.6秒以内で通過しないと警報が鳴るのだ。「広い工場なので,移動に費やす時間がバ
カにならない。社員に歩くスピードを体得してもらうための仕掛け」(酒巻社長)だと
いう。                         ・・・・・・・・・

  ああ、そういうことですか!。
 決して、工場中にセンサーが張り巡らされているわけではないようですね。
(ただし、
  「急ごう さもないと 会社も地球も滅びてしまう
  というスローガンには、ドッチラケなのですが・・)

 例えば、コンビニ。店員であれば、レジと事務室(バックヤード)を頻繁に行き来する
わけですが、正直、同僚の方の“のそのそ”とした歩きっぷりに、イラッと思う時があ
ります。
 ここで重要なのは、私、オーナーでもなく、店長でもなく、一介の“ただの店員”です。
ですけれど、店員歴十ン年となれば、その程度の境地には到達すると・・・・・。

 「いすをなくしたオフィス」
 というのも、その考え、私は解ります・・・・・。

 “サービス労働”というのも、私、日常的にしておるつもりです。

 あああ、オレって、極めて“日本人”ということかい・・・・・。

 で、ここまで書いて・・・・。ふと、手が止まります。
 渡辺さんは書かれております。
・・・・・・
 悪いのは無茶な指示を出す「上の人」だけなのか。

それを聞いてあげちゃう「下の人」に、無理を強要するシステムを生み出してしまった
責任は全然ないのか。「上の人」も、元は「下の人」だったんだし・・・・・。

ということで、卵が先かニワトリが先か、というタイトルなのでした。』

 だからといって、私も、同僚に
「客がいない時は、走りやがれっ!」
 と鬼軍曹のごとき、激を飛ばすつもりは毛頭ありません。

 わが同僚の方々、私のように“ねぐらに帰れば、焼酎飲んで、バッタンキュ~”の
ごとき生活をされているわけでなく。
 家に帰れば、家事もしなければならない・・・・、中には「ダブル・ワーク」をされ
ていらっしゃる方もいる・・・・。
(おこがましい書き方になりますが、私が“サービス労働”をするのは、他の同僚の方の
負担が少しでも減れば、という想いもあります)

 「労働賃金」。
 それで買えるのは、人様のどこまで?

 渡辺さんは、「卵が先かニワトリが先か」をタイトルにされましたが。
  

2009年5月23日 (土)

After 15years ago・・

============================================================================
  昨夕は、わが憧れの女性がご来店してくださり、
「鈴木さんを、夕日がさす時間帯に見るのって、なんか変だね。」
 というお言葉を頂戴。
 押忍!。自分も、まだこの生活パターンに慣れていないであります。

 午後3時前、今朝飲んだ焼酎のアルコール分が、まだ体内に残存・・・・。

 写真は・・・。
 「おまえは、お気楽そうで、いいね」。

0905231s
 で、本題。

 昨日の出勤時、歩いていると、「鈴木さ~ん!」との声あり。
 見てみれば、オートバイで外回り中の、某銀行のイケメンおにいさん。

 で、ふいと店番中も考えてしまったこと。

 南日本銀行が、公的資金150億円を返済するのは、一応計画上では(!)15年先。

 今のところ意気軒昂なる我であっても、15年後も、やっぱり株主総会でしゃべくり
まくっているのか?というと、・・・・・・・そんなはずはナイデショウ。
 現頭取さんとても、15年後には、とっくに引退されていらっしゃるはずでしょう・・・。

  15年後なんて、はるか先のことだ・・・・・。

  と、今まで思っていたのですが、

  ふと、

 例えば、今20代の行員さんにとっては、15年先といえば・・・・。
 まだまだ、ようやく「係長」?「次長」?さんクラス???
(いえ、少なくとも、まだ「支店長」さんには、到達していませんよね)
 たぶん、家庭では、育ち盛りのお子さんを抱えて、「頑張らねば!」という頃なの
でしょう。

 15年先なんて、実は、全然“はるか先”のことではないわけで・・・・。

 「地方自治」の場では、表向き、
「若い人も、どんどん意見を述べて、積極的に参画して欲しい」。
 (イヤ、それを受け入れる体制は、まだまだ不十分である、と書いておきます)

 同じく、銀行という、ひとつの会社組織においても、
 日常の業務を遂行する上では、もちろん役職による上下関係。
 でも、銀行の将来像?これからの生き残り方針?を論じる場では、積極的に若い行員さん
が意見を述べられる雰囲気がありますよ~うに!!。

 いやいや、案外、今どきのお若い方って、そもそも「終身雇用」を、はなから信じていらっ
しゃらないのかもしれませんが・・・。

2009年5月22日 (金)

「地域社会と協働するコミュニティ・バンク」を読んで

=========================================================================
  こちらは、鉄砲百合。

0905234s
 で、ふ~~。6月までに読み終えることができるのだろうか・・・状態だった
のですが、
 「地域社会と協働するコミュニティ・バンク
    ~米国のコミュニティ銀行・クレジットユニオンとNPO~」
       (由利宗之著 ミネルヴァ書房刊 定価6,500円+税)
        ・ミネルヴァ書房のサイト⇒本書の紹介ページ
  (こういう地味な学術書専門の出版社が頑張っているんですね~)

0905222s
 読後の感想でありますが、あらかじめお断りさせて頂きます。
 私自身は、地方金融機関関係者ではありません。
 従いまして、著者の狙いを正確にくみ取ることは不可能と思っております。
 
 と言いましても、本書の価格相応な分厚さ、(注)の分量の多さ、は“研究論
文”を思わせるものであり、現役の金融機関職員の方が手にされたとしても、戸惑
うばかりではないでしょうか。
 案外、将来地方金融機関へ就職を希望される学生さんには、役に立つかな・・・?。

 まず、最初に不満を挙げるとするなら、発刊が2009年3月1日。ならば、サブプラ
イム・ローン問題勃発以降の、アメリカ・コミュニティ銀行業界の動向をタイムリー
に取り上げて欲しかったです。一応「米国のコミュニティ銀行業界とサブプライム・
ローン問題」というコラムとして、2ページほど書かれておりますが。

 ・FDIC(Federal Deposit Insurance Corporation)のサイト
      連邦預金保険公社(Wikipediaより)       
 
  のトップページに「Bank Closing Information 」が大きく掲載されており、
 「Failed Bank List」によれば、
 今月2009年5月だけでも、5つの“銀行”が倒産しているようで。

 本書に登場するコミュニティ銀行、例えばミネソタ州ダルース市(Wikipediaより)の
 ・Park State Bank
  とても、現状安泰なのかというと、それは“?”なのではないでしょうか。
(私の貧相な英語力で拝見する限り、これが他のコミュニティ銀行より抜きん出ている、と
は思えません・・・・)

 著者は、株式会社組織である地方銀行よりも、信用金庫・信用組合という協同組織
金融機関に、可能性を託して、本書を結んでおります。
 が、しかし、あくまで出水市内の各金融機関の支店を横目で拝見する限りにおいては、
「なんぎん」「かぎん」の方が、「しんきん」「しんそ」よりも賑わっております・・・。

 「地域社会に貢献する」が、それじゃあ、利用する金融機関を選ぶ際の評価ポイント
となり得ているのだろうか・・?いや、これからなり得るだろうか・・・・?
 いわゆる地方の片田舎に住んでいる身+地方銀行の株主として、本書を読んで「勇気づ
けられた」とは相参りませんでした・・・・。
 
 「地域社会の社会としての持続可能性」の源は、どこから?
 という著者の問いかけが、グルグルと・・・・・。

 この本を読んでよかったと思える点も、書いておかなければなりませんね。

 本書では、ミシシッピ州のテューペロという町の、伝説の篤志家、ジョージ・マクリー
ン(1904-1984)が紹介されております。
 ミシシッピ州といえば、「南部」。
 アメリカ南部に対するイメージといえば、ジャズの本場。
 それ以外なら、「人種差別」「キリスト教原理主義」、ひいては「貧困層が多い」
 ・・・・・・・・・・・・。
 スミマセン、はるか昔学生時代、本多勝一著「アメリカ南部の旅」を読んだ影響
が強すぎますか・・・。

 「人種差別」に向き合わなければならない中(公民権運動の歴史)、キリスト教を
強力な拠り所として、テューペロという街が作られてきた、と。

 ひとつ、目からウロコでした。

 最後に、若者への「金融教育」の必要性について。
 もちろん、それを地元の金融機関がボランティアでせよ!と述べるつもりはありません。

 とはいえ、地方の若者であれば、学校を卒業して、いざ就職となれば、即マイカーが
必要である。マイカーの購入費・維持費に見合った収入を得られる人はともかく、現実、
「支出に見合った収入」を得るのは難しい・・・・。
「収入に見合った支出」となるよう家計管理のスキルが必要である・・・。
 そんな「金融教育」の機会が、学校教育の場にあるのか?というと、はなはだ疑問で
ある・・・と。
(こんなことを書くと「学校が何から何まで教えなければならないのか!~」という、お叱り
をうけそうですが)
 それは、一般的には“社会教育”となるのでしょうが、実際にそれを担うべきは誰なのか?
というと、う~~~む。(-_-;) 

  

イビデン(4062)・・・・〇| ̄|_

 紫陽花の花が、色づき始め・・・。

0905221s

 さて、昨日5/21 9:12 PTSにて、 イビデン(4062) 2,728円買い。

   ・・・・・・・ハイ、今夜のNY市場の結果を見れば、どこをどう見ても、本日ここから騰がる要因はナサゲ・・・・・〇| ̄|_。  

     来週に期待。

 

 ところがどっこい、ただ今8:34の時点で、南日本銀行(8554)に、368円の買い注文。

 昨日の終値が288円ですから、んんん、ナニガアッタ・・・・・???(って、8時59分59秒に注文取消しというパターン?)

 さ~て、わが“連休”もあっさりオシマイ。

 これから、読み終えることの出来た「地域社会と協働するコミュニティバンク」の感想を書き始めます。

プロフィール

フォトアルバム

ごろごろ

最近のトラックバック