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2010年3月

2010年3月 8日 (月)

電話機、故障?

 いえ、決して料金滞納をしてしまったわけではないと思うのですが・・・・。

  あれ~~、電話が使えません・・・・・。

 ご覧の通り、インターネットには接続できますから、電話機本体が壊れた?

 日中、113に問い合わせてみますが、

  有事の際は、

 makeruna@po2.synapse.ne.jp

  に、お願いします。 m(__)m

2010年3月 7日 (日)

『図書館の神様』

 午前2時。
 今までは運よく、行き帰りに雨に降られるということはなかった
のですが、今夜ばかりは・・・・。

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 さて、『図書館の神様』(瀬尾まいこ著、ちくま文庫、525円)
            (Amazonでの紹介ページは⇒こちら
   ほぼ一晩で、読ませて頂きました。

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 私は、どうにも小学生の頃から“読書感想文”というのが苦手な
ので、やっぱり引用させて頂きます。m(__)m

『・・・・・
「ねえ」
 私は図書室の中をうろつくのをやめて、垣内君の前に座った。
 「なんですか?」
 垣内君が顔を上げた。
 「退屈なんだけど」
 「そう言われても困りますが」
 「刺激がほしいのよね」
 「刺激?」
 「そう。なんか文芸部の活動って、波がないというか、毎日
淡々としていて盛り上がらないでしょ」
 「そうですか?僕にはかなり刺激的ですけど」
 「どこに?いったい顧問に内緒で何をしてるのよ」

                       ・・・・・・』

『・・・・・
 「でも、もっとわかりやすいメリハリがほしいのよねー。これぞ
部活って雰囲気のさあ。部長なんだから対策練らないと、部員減るよ」
 「部員ってどこにいるんですか」
 「私」
 「先生は顧問でしょう」
 「どっちでも一緒じゃない。顧問だったとしても、これ以上つまらない
と思ったら、家出するわよ」

                            ・・・・・』

 もちろん、小説の世界であって、顧問と部員が一対一で毎日活動なんていう
部活があり得ねえ~~わけですが。

 早川清(きよ)先生、かわいい~~!!

 こんな先生と、毎日放課後図書室で顔を合わせていたら、今現在のオジサン
年齢に則って表現すると、「恋してしまうぞ」。
 18歳の自分だったらと考えると、
 「早川先生に、文学のよさを気づいてもらうための、活動方針を」
 と勢い込んでしまうでしょうね。(それが、恋というもの?)

  あっ、と。ここで、時間切れデス。

 

2010年3月 6日 (土)

本屋で、本を買う

 しもうた!「おしぼり」を発注するのを忘れてもうた~~。

 で、今朝は早起きして(?)、だいわの100均コーナーで「おしぼり」
を調達。トホホホ・・・・・

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 気を取り直して。
 せっかく早起きしたのだから、私用の買物も。
 作業ズボン、ワイシャツ、ネクタイ・・・・。
 
 もうひとつついでに、ツタヤ出水本町店へ。

 相変わらず、気分は十代の“文学少年”・・・・。
 で、ちょっと読みたいな~~と思っていた作品を、文庫コーナーで
探してみると、
       ありました!

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『図書館の神様』(瀬尾まいこ著)。

 う~~~ん、しばらく“お堅い”本を読む気分にはならないのでしょう
か・・・・・ね?

 そうか、春?
 

2010年3月 5日 (金)

「教育」は、胡散臭い?

午後4時半の、雲行き。

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 店番している間は、結構本格的に雨降り。
 おかげさまで(と言ってはいけないのですが)お客様が少なく、
久しぶりに午前1時前に、あがり。
 雨は上がっておりました。

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 ふ~~。ゆっくり寝れる、と思ったのですが、なぜか朝には目が
覚めてしまい・・・・。
 仕方なく、『ルポ貧困大国アメリカⅡ』を手にして、そのまま読了。

 実は、わが意を得たり!と思った部分。

『・・・・
 カリフォルニア州立大学バークレイ校で社会学を教えるスチュアート・
タノック教授は、教育が将来の収入を保証する時代は終わったと指摘する。
「いまや一握りのエリートが就く職以外は、学位などいらなくなっています。」
 オバマ大統領は、より多くの子どもたちに大学の学位を取らせる政策をすす
めているが、これは結局、高学歴ワーキングプアの増大を加速させることにな
るだろう。
 問題は学歴ではなく、労働市場の構造そのものだからだ。

                              ・・・・・』
                               (P162)
『・・・・
 教師たちは、経済徴兵制につながる〈落ちこぼれゼロ法〉の廃案を掲げ、
全米各地で州を相手に訴訟を起こしている。加速する競争によって分断された
親や生徒たちと彼らとの間を再びつなぎ始めているのは、国の未来にとって
教育への投資がいかに大切であるかというメッセージだ。

                              ・・・・・』
                               (P208)
引用させて頂いた、この2箇所のつなぎ合せられない断絶。

 「教育」とは、とてつもなく胡散臭いもの?

 今年(2010年)1月27日に行われたオバマ大統領による一般教書演説より。
『・・・・・
Fourth, we need to invest in the skills and education of our people.

This year, we have broken through the stalemate between left and right
by launching a national competition to improve our schools. The idea
here is simple: instead of rewarding failure, we only reward success.
Instead of funding the status quo, we only invest in reform – reform
that raises student achievement, inspires students to excel in math
and science, and turns around failing schools that steal the future of
too many young Americans, from rural communities to inner-cities. In
the 21st century, one of the best anti-poverty programs is a world-class
education. In this country, the success of our children cannot depend
more on where they live than their potential
.
【4番目として、人々の技術と教育に投資する必要がある。今年、左派・右派の
膠着(こうちゃく)状態を打破し、全国の学校を改善する運動を始めた。発想は
簡単だ。失敗に報いるのではなく、成功に報いる。現状維持を助成するのではな
く、改革のみに投資する。どのような改革かと言えば、学生の成績を上げ、生徒
が数学や科学で抜きんでることを激励するような改革だ。若い米国民の将来を奪
う失敗校を改善しなければならない。21世紀における最高の貧困対策の1つは、
世界レベルの教育を施すことだ。この国で、子どもの成功のカギが潜在力ではな
く、住む地域であってはならない。】

When we renew the Elementary and Secondary Education Act, we will work
with Congress to expand these reforms to all fifty states. Still, in
this economy, a high school diploma no longer guarantees a good job. I
urge the Senate to follow the House and pass a bill that will revitalize
our community colleges, which are a career pathway to the children of so
many working families. To make college more affordable, this bill will
finally end the unwarranted taxpayer-subsidies that go to banks for
student loans. Instead, let’s take that money and give families a
$10,000 tax credit for four years of college and increase Pell Grants.
And let’s tell another one million students that when they graduate,
they will be required to pay only ten percent of their income on student
loans, and all of their debt will be forgiven after twenty years – and
forgiven after ten years if they choose a career in public service.
Because in the United States of America, no one should go broke because
they chose to go to college. And it’s time for colleges and universities
to get serious about cutting their own costs – because they too have a
responsibility to help solve this problem.
【初等と中等の教育法を見直すにあたり、これらの改革を全米50州に拡大する。
しかし、この経済状況下では高校の卒業証書がいい仕事を保証するわけではない。
上院が下院にならい、地方大学を活性化する法案を可決するよう促す。地方大学は
多くの働く家族の子どもにとってキャリアを形成する道となる。
 大学に通いやすくするためには、学生ローンを組む銀行に支払われる補助金を廃止
し、そのお金を使って各家庭に1万ドルの税控除を提供し、低所得家庭向けの奨学金
を拡大しよう。学生ローンで大学に通った学生100万人については卒業後、収入の1割
だけ返済に充てればいいと伝えてあげよう。その返済は20年で終了し、公務員になる
道を選べば10年で免除される。大学に行くことを選んだために破産するようなことは、
米国であってはならない。大学側もコスト削減に真剣に取り組むべきだ。彼らも問題
を解決する責務がある。】

               (英文は⇒こちら
                和訳は⇒こちら、から引用させて頂きました)
 ちなみに、community colleges=地方大学と訳されておりますが、日本的には、
職業訓練校を思い浮かべて頂くのが適切では?

 バカな自分、それでも「教育」に希望を見ようとする・・・・。

2010年3月 4日 (木)

『ルポ貧困大国アメリカⅡ』

 地元テレビ(ラジオ?)局とのタイアップ商品。
「こげなメロンパンがあいもした!」、
  ピザ風味メロンパン。
 ある人いわく、一言
  「邪道!」
 ・・・・・・・・・・・・・・、
  私は、買って食べてみました・・・・。

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 さて、
『ルポ貧困大国アメリカⅡ』(堤未果著、岩波新書、720円+税)
             (Amazonでは⇒こちら
              ツタヤ・オンラインでは⇒こちら

 1003042s
 はい、ただいま気分はすっかり高校生~、ということで、関心があった
「第1章 公教育が借金地獄に変わる」を読んだところで。
(勢いで第2章とエピローグも読みましたが)

 いつものように、引用させて頂きます。
『・・・・・
 かつてアメリカでは、公教育は「社会的資産」であり、教育を受ける側だけ
でなく社会全体の利益になると見なされていた。
 学校は経済的な心配なしに自分自身を見つめ、自由に好きなことを学べる場
であり、誰にでも与えられるチャンスの一つだったのだ。
 公教育の父であるホレース・マンは一九世紀半ば、「教育とは人間が考え出
したどんな知恵よりも人々の平等を実現する、社会の偉大な平等化装置だ」と
表現し、無償教育の重要性と経済効果を訴えた。
 だが、彼の言う偉大な装置は、ある時から急激に力を失い、今やアメリカの
学生たちを脅かすまったく別の存在に変わりつつある。

                             ・・・・・・』
                               (P17)

『「この国では、高卒の人間がつける職業はマックジョブ(マクドナルドの店員
のような時給で働く仕事)しかないわ。いまどんな借金をしても大学の学位だけ
は取らないと、永久に低賃金の職を転々とするはめになる。私は母のようにはな
りたくないの。五〇近くなって、まだレストランのウェイトレスをしながら、給
料日から給料日まで食いつなぐなんて絶対にいやよ」』      
(P51)

 ワッハハハ・・・、私も“マックジョブ”(笑)。

 堤氏が書かれる学資ローンの話から逸脱して。
 誰も自分の最終学歴を「社会全体の利益」のため?、右翼的に言えば「御国ため」
に決めるはずもありません。
 卑近な表現をすれば、「自分だけは、マックジョブになりたくない」からであって、
それはとてつもない「エゴ」なことであるはずです。

 「社会全体の利益」と「エゴ」。そのギャップ。
 例えば、ここ鹿児島・出水という「地方に活き」、「地方の将来を切り拓く」人材とは?
 当然、私のような“口だけの、貧乏人”ではありません。だからと言って、公務員とな
って安定した収入の途を得るかわりに、“良心を捨てた”人でもないでしょう。
(スミマセン。言葉が悪いです。傍から見ている限り、「己の思想・信条を開示する権利」
ってのが、とってもハードルが高いのかな~~と思うところです)

 教育に期待すれども、見返りを求めず。

  若者よ、荒野を行け!(・・・爆笑)

  って、本の内容から、著しく逸脱してしまいましたが。
 最後にエピローグから引用させていただきます。
『・・・・
 ますますスピードが加速する社会のなかで、情報は昔よりずっとそぎ落とされ、仕分けされ、
わかりやすい形で差し出されるようになった。だが、一人の人間をひとことで言い表すことが
難しいように、人間が引き起こす出来事を単純化することには限界がある。
 高速でやってきては流れ去るニュースは、皮膚感覚で感じることはできても、それ以上つか
もうとするほどに、実態が見えなくなってしまう。

                                 ・・・・・・・』
                                     (P212)
 我々は、どういう時代に生きているのか?
(自分が18歳の頃、惹きつけられたフレーズです)

 その問いの答えを探しつつ、人は生きていかなければならないのかな~~。

民主主義はしくみではなく、人なのだ。』(P215)
 

2010年3月 2日 (火)

疲労蓄積・・・

 ただいま午後10時。出勤前に、この文章を。
 ふ~~、今夜はお月様を眺めながら、店番できるのでしょうか。

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 もうひとつ、ふ~~、とため息。
 どうにもこうにも。自分、疲れが溜まってくると、それがお腹
の調子に直結するようで。それが、ますますゲッソリ感、倍増。

 今夜の夜勤を終えたら、なにも考えずに寝ることにします。

 いやいや、気分だけでも、受験生で。

2010年3月 1日 (月)

『リテイク・シックスティーン』

 午前3時の空。

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 先ほどイズミ薬局で買物をした際、
「とってもおいしいのよ。鈴木さんも、ぜひ試食してみて。」
 と頂いたのが「いちぢくマフィン」。
  
  ところが!!

「鈴木さん、お酒大丈夫よね?ラム酒に漬けたいちぢくを使っているの。」

 Oh~、No~~!
 いやいや、栄養ドリンクにだってアルコールは入っているわけで、“酒を
飲む”とは別に、普段“アルコールを摂取する”機会なんて、いくらでもある
のでしょうし・・・。
                      思案中。

 しつこいようですが、
『リテイク・シックスティーン』(豊島ミホ著、幻冬社刊、1,680円)
      (Amazonでの紹介ページは⇒こちら
          って~、Amazonには在庫が無し、かよ~~、で、
            TSUTAYA オンラインでの紹介ページ⇒こちら

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 いつものように、引用させて頂きます。
『・・・・
 レジャーシートの場所まで戻ると、大海くんと村山くんが、ふたりでパラソル
を立てているところだった。村山くんのほうが、先に私たちに気付く。
 「これ借りちゃった、五百円だったし。お金は俺とちひろで出・・・」
 にこやかに話し始めた彼は、途中で言葉を切り、目を泳がせた。パラソルを支
えていた手が離れ、赤と黄色の傘がひゅーと倒れる。上のほうを持っていた大海
くんが「ぎゃっ」と声を上げ、ようやくこっちを見た。
 「めっちゃ見てる、めっちゃ」
 孝子が横でぼそりと言う。彼の視線が注がれているのは、孝子ではなく私(
の、主に胸)だったが。
 「ダーリ~ン、アテクシの水着姿はいかがかしら?」
 孝子は、大海くんに笑顔を向けつつ、怒りをあらわにした声色で言う。回答は
「そそるっす!最高っす!」だったけれど、結局孝子の蹴りが炸裂していた。
 「目が沙織に行っているんだよおお」
 「ぎゃー!」

                             ・・・・・・』

  映画化を、激しく希望!!

 この作品の筋としては、“27才無職の未来から、もう一度人生をやり直す
チャンスを得た”貫井孝子をメインに読むのが本筋なのかもしれませんが、

 やっぱり、主人公は、小峰沙織しょ!!

 容姿秀麗、成績優秀。家は、駅前のタバコ屋兼雑貨屋。両親は、沙織が小さい
頃に離婚。母親のもとで育てられるが、母親は飲んだくれ。

 現実世界では“あり得な~い”と言いたくなる設定なのですが、
 ゼヒゼヒ、映画というバーチャルの世界で、その姿を見せて欲しい・・・・。

              感想にもなっていませんネ・・・・・。

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ごろごろ

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