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2010年2月

2010年2月28日 (日)

さ、勉強、勉強~!

 雨は上がった、午前2時。

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 やっぱり「読み始めたら、止まらない」・・・・・・

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 はい、一気に読み終わらせて頂きました。

 で、ふと気がついたのですが。

 受験生の方は、後期日程試験に向けて、 まだまだ勉強し続けなければ、

ならないのですね。

 豊島ミホさんの作品を、あれもこれも読んでみたくなっているのですが、

 ここは自分も、お堅い本を手にすることにしましょう。

 さ、勉強、勉強~!

2010年2月27日 (土)

小説を読み耽る・・

 午前3時。温かい夜。・・・って、月曜日は、もう3月ですか~!

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 2月の最終週末。

 コンビニ、忙しかった・・・・。ふいと気がついたのですが、出水のような地方の場合、これから異動シーズン。送別会とやらが多くなるのでしょうね。

 忙しい~、疲れた~んだったら、さっさと寝ろよな!

 なのですが、やっぱりついついページをめくってしまうは、『リテイク・シックスティーン』。

       

                                 あああ、もう出勤準備をしなければ。

    高校の卒業式って、3月1日?

2010年2月26日 (金)

『出水の医療センターは従来通り公営』

 午前2時の雨。

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 ふ~~。やっぱり25日は「給料日」。
 イソガシカッタデス・・・・。

 気を取り直して、拙ブログとして、貼っておかなければならない記事。
(m(__)m。373news.comより、コピーさせて頂きます。)
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  出水の医療センターは従来通り公営 市長表明
                       (2010 02/25 10:44)
 出水市の渋谷俊彦市長は、24日開会した市議会定例会で、経営難が続く出水総合医療セン
ター(同市明神町)を含む市の病院事業について、2010年度以降も指定管理者制度などを
導入せず、これまで通り「公設公営」で運営することを明らかにした。
 市によると人員・給与削減で08年度約9億4100万円だった赤字が、09年度末見込み
で約6億4300万円に減少。10年度運転資金の、一般会計からの貸付も、当初予算で前年
度の8億円から5億3000万円に縮減される。また、隣接する阿久根市に出水郡医師会の病
院があり、(1)内部努力で経営改善が見込める(2)安定した医療体制維持に公営は不可欠
-と判断した。
 同市の病院事業をめぐって市は、学識経験者などでつくる同市病院事業在り方検討委員会の答
申を受け、07年11月、09年度までの中期経営計画を策定。単年度収支が黒字になるめどが
たたない場合、指定管理者などを導入する方針を打ち出すとともに、10年3月末をめどに最終
判断するとしていた。
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 来る4月に市長選挙が行われることを前提に、この記事を読むと・・・・。結局「とりあえず
保留」という意味であるのかな~~と読んでしまうのは、ヒガミ過ぎ?
 「 (1)内部努力で経営改善が見込める」・・・ウワサで聞く限り、看護師さんがボロボロ
退職されていっているとか。そりゃあ、人件費の削減は進んでいるのでしょうが、それを「経営
改善」と言ってよいのやら?

 「(2)安定した医療体制維持に公営は不可欠」・・・記事では、これだけの言葉になってし
まっている部分の説明をチェックしたいですよね。 

2010年2月25日 (木)

断食中・・

 午後10時頃。いつもこの時間帯は、店番中か、必死に寝ているので、
表のアーケード街には縁がないのですが。

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  えっ!!
 アーケードの照明が点いている分、よけい“物寂しさ”が感じられる
ような・・・。
 あっ、24日。一応「給料日前」で、人出がない、と思うことにします。

 ツタヤ出水本町店へ、オンラインで注文した本を受け取るために。
 CD・DVDを借りる人・返す人で、レジに行列が出来ておりました。
 数少ない店員さん、テンヤワンヤ状態。 
 普段は、日中の空いている時にしか、お邪魔していなかったんだな~~。

 で、またまた購入してしまった本。

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 堤未果著『ルポ 貧困大国アメリカⅡ』。

 自分なんざ、両親から
 「アメリカでは、大学は通おうと思えば、簡単に入学できる。
   ただし、在学中は一生懸命勉強しなければ、卒業できない。」
 「学費は、奨学金等が充実しており、在学中は心配しなくてもよい(?)」
  等々、“アメリカン・ドリーム”を散々聴かされた身として、

 アメリカの高等教育の現状を知りたくて、やっぱり購入。

  で!
 
 本日25日は「給料日」じゃなくて!、国公立大学2次試験前期日程。

 気持ちだけでも応援のつもりです。
 午前0時から店番入り直前の午後4時まで、断食中。
 (水は飲んでおります)

  たかが16時間なんですけれどね・・・。

2010年2月23日 (火)

お師匠さま、ご出発

 一週間ぶりの夜勤。朝が早くなるのに気がつく、爽快感。

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 今朝、お師匠さま、ご来店。

 「明日から、お出かけですか?」
 「いえ、それがですね、今夜からなんですね。」
  (ひょっとして、夜行バス利用?)

 ここは、オジサンとして!少しは、カッコよく・・・。
 レジの合間に、
「これは、脳ミソへの栄養補給のため、数学の時間の前に、食べて
ください。」
 と、チョコレートを贈呈。

 送り出す言葉は、
「お師匠さまを、信じています。」 敬礼

 ・・・・・・って、これじゃあ、オレって、絶対お師匠さまの
後輩じゃん・・・・・。

 オッホン、オジサンの面目を保つため・・・。

 現在、『檸檬のころ』(豊島ミホ著)を読んでおります。
 もう小説なんて読まん、と一時期は思っていたのですが、やっぱり
いいものであります。

・・・・
「西ィ~。俺な、今度の県予選でベスト8に残ったら、秋元さんに告ろうと思うん
だけど~」
 富蔵の大声とともに、ボールが飛んでくる。グラウンドで、たくさんの白球がゆ
るく飛び交っていた。キャッチボール中である。俺は富蔵の投げた球を捕って、振
りかぶる。
「ベスト16くらいにしといたほうがいいと思うぞ~」
 投げ返す。俺の球は富蔵の手に向かって、正確な弧を描いた。富蔵のグローブの
なかで、ぱしゅっ、といい音がした。
 耳の後ろには汗がにじみ出している。富蔵の後ろで、太陽がまぶしい。
「ベスト32にしとくかあ~」
 富蔵の球も、まっすぐ俺の手を目指して飛んできた。グローブのなかに確かな
手ごたえ。俺は「そりゃ『ベスト』ってより『ベター』だな」と思いながら、富蔵
の顔を見る。目が合うと富蔵はにっと笑った。
                               ・・・・・

                        (「ルパンとレモン」より)

 ・・・・・お恥ずかしながら、自分なんざ、高校生よりさらに歳をくった24歳の時、
 似たような場面(を、自分で作りました・・)。

 当時、宝島在住。
「〇〇先生!自分が、鹿児島県レベルで通じる選手になれたら、デートしてください!」
(とっても回りくどい言い方。「ベスト32にしとくかあ~」に、相通じるかな~~と)

 出場したのは、確か「全日本オープントーナメント格闘空手道大会」(だったか?)。
 開催地は、兵庫県K市。

 一括りに「空手」と言っても、ルールが違えば“別物”。
 「高校時代、空手道部でした」という私からすれば、“フルコンタクト系空手”は
別世界。今でこそ笑い話として書けるのですが、当時は「もとよりわが命、惜しくなし」。
 お腹に一発蹴りを頂けば、内臓破裂であの世行きだろうな・・・・・。

 結果は、はい、ご覧の通り、今も生きておりますし、1回戦負けではありませんでした。
 今思えば「遠来賞」だったのでしょうね、『敢闘賞』も頂戴しました。

 村営船「としま」が宝島の前篭港に入港する際、岸壁で〇〇先生がニコッと会釈して
くださった時、「ああ、生きて返ってこれたんだ~」としみじみ・・・・デシタッケ。
 
   ・・・・・・・・・・・・・・・・

 有名国立大学の試験ともなれば、地元有名進学校からの受験生が大挙してゾロゾロ・・・、
という中、地方からの受験生は一人ぼっち・・・・?。アウェイ戦の不利?

 お師匠さまも、とっても心細くなると思いますが、そこは威風堂々。
 今までの勉強の積み重ねを信じて、試験に挑まれてください。

 お師匠さまの、実力発揮を、信じております。

2010年2月22日 (月)

『独裁者 “ブログ市長”の革命』

 本日は、平成22年2月22日。
 いえホント、ミーハーだとは思いましたが、
 その「2時22分22秒」の瞬間の撮影に挑戦!

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 ・・・・・うが~~、焦ってしまったか・・・・。

 さて、旬の本。
『独裁者 “ブログ市長”の革命』
 (竹原信一・鹿児島県阿久根市長著、扶桑社刊、定価1,575円)
              Amazonでの紹介ページは⇒こちら

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 旬であるがゆえに、大急ぎで拝読。
 ひとつ、残念な点。
 他の方がブログで指摘されておりましたが、単純な校正ミス(見落とし)?
が、自分でも即あげつらうことが出来る程度に散見すること。
【例】『出直し市議選の告示は3月1日、投開票は同22日に決定しました。』
                              (P136)

 さてさて。
 竹原さんのブログ「阿久根時事報」だけを読む限り、またマスコミ等で報道
される“お騒がせ市長”という側面だけを、私自身見ていたことになるのですが、
 この本は、とっても論理的であることに、オドロキ。
 これまでにも、政治家の方が書かれた本・あるいは雑誌等に掲載された論文を
読んできたつもりですが、この本、なんら遜色ありません。

 正直に書きます。

 共感します

 なれど、「共感」すれども「絶賛」はせず。

 同じ地方に暮らす者として。
 例えば、P78からの「田舎で豪邸に住んでいるのは公務員」に、次のようなくだり
があります。
『・・・・
 阿久根市でも実際にその通りで、「豪邸」と呼んでも差し支えないような立派な家に
住んでいるのは市の職員です。私が議員を務めていた頃に遡りますが、こんなケースも
ありました。共働きで市役所に勤めていたある職員夫婦の話で、妻が52歳で早期退職し
3820万円もの退職手当を手にしたところ、同じタイミングで夫の方が課長職に昇進する
という不可解な人事が行われたのです。ちなみにこの夫婦も「お城のような豪邸」に住
み、高級車を複数台所有していました。この元市職員の女性はその後、『プレジデント』
誌上でジャーナリストの若林亜紀氏の取材に対して、「家を建てて子どもを都会の大学に
通わせたら、家計はキツキツ。第一、市職員の給料を下げたら車も買い替えんようになる
から、市の景気はもっと悪くなる」などど嘯いていました。

                                  ・・・・・』

 一応首都圏で育った者として、ツッコミ。
「豪邸、豪邸って、言うけどさ~~。それって、常磐線天王台駅周辺の一戸建住宅程度の
もんじゃないの?で~、天王台から東京に通うサラリーマン世帯なんて、ごく“フツー”
の家庭しょ」
 
 都会と地方の隔絶。

 そして、すでに12年以上地方で暮らしている者として。
「高級車を複数台保有なんて、さも贅沢なように書いてあるけれど、ダンナと奥さんそれ
ぞれが、足代わりに白ナンバーの車を持っていれば、それだけで『高級車を複数台保有』
ってことになってんじゃないの?」

 公務員世帯の方が、慎ましやかに軽自動車を大事に使っていたとしたら、許されるので
しょうか?それこそ、親戚縁者・あるいは学校の同窓のツテをたどって、車のセールスマン
が大挙襲来・・・・となるように思えます。

 「いかに、公務員にたかるか?」
 地方経済の、悲しい現実。

 「現実」を変えるためには、「革命」しかないのか?

 私は、「ノー」と言いたい。

    

2010年2月21日 (日)

突然の「休日診療」の問題・・

 午前3時。ぐんぐん冷え込んでおります。

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 明け方のこの後。寒くて、眠れませんでした~!。

 さて、土曜夜。
 同僚に、とっても美人な(かわいい)女子大生店員さんがおるの
ですが。
「さっきレジした男の人から、(メール)アドレス、もらっちゃい
ました・・・」
 とのこと。

  とりあえず、自分の赤面思い出は置いといて・・・、

     く~~~っ、青春。

 さてさて、もう少し時間を遡って、土曜夕方。

 近頃コンビニへいらっしゃってくださるお客様に、愛知から出稼ぎ工事
で出水にいらっしゃっている南米人のグループ。

「仲間の一人が、熱を出している。近くに内科の病院はないか?」

  へっ?

 と言われましても・・・。それこそ“コンビニ受診”となってしまうか~~。

 いやいや、お相手の方は、焦っている様子。

 突然の「休日診療」の問題・・・・デシタ。

2010年2月20日 (土)

『九州経済白書 2010年版』

 深夜の点滅信号。

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 明日日曜日、県下一周駅伝、出水到着。
 コンビニ近くのビジネスホテルに泊まった各チームの方々が三々五々
いらっしゃるんだ~(つまり、忙しくなる)。
 順位なぞそっちのけで、そっちを考えてしまう、店員・・・・。

 さて、18日付南日本新聞3面、
『 九州経済白書
   地域密着の消費重視を
    直売所など新業態が躍進

 九州経済調査協会は17日、「変わる消費と流通イノベーション(新機軸)」と
題する2010年版九州経済白書を発表した。08年秋以降の世界不況を経験し、九州
では、従来統計で「その他」に分類される新業態に消費の場が大きく移行してい
ると指摘。特に、地方部で伸びている市場として農水産物直売所などを挙げ。地
域密着型の消費を重視することが消費拡大につながるとした。
 白書はここ数年、家計消費が低水準ながら横ばいで推移する中、百貨店など従
来型の大型店販売が下げ止まらないと指摘。消費の場は「新しい業態」に急激に
変化しているという。
 象徴的な新業態として、ドラッグストアやホームセンターのうち主力の医薬品
や建材・工具よりも食品や雑貨などに力を入れ、売り上げを伸ばす業界を例示。
統計では「その他スーパー」に分類され、全容が把握できていない存在とした。

                       ・・・・・・(以下略)・・』

 ハイ、早速注文しました。

 はい、さっそく届きました。

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 ・財団法人 九州経済調査協会       m(__)m

 「変わる消費と流通イノベーション」という副題。
 一応コンビニ店員として“流通業界”の末端に従事する者としては、
 「仕事柄、読まなければ・・・」
 という“義務感”が入ってしまい、ちょっと“ときめき感”が減少してしまって
いるのが、難点・・・・・。

 ・・・・・余談。
 今年に入ってから、どうにもこうにも本ばかり購入しているようで・・・。

 実は、豊島ミホ著「リテイク・シックスティーン」他2冊、昨夜購入申込。

 小説なんて読むヒマねぇ!!はずだったのですが、なぜに、地方の高校を舞台とした
作品を無性に読みたくなってなってしまったのか?

                       ・・・・・・・・・・・・・
              お師匠さま、最後の最後の追い込み、ファイト!

2010年2月19日 (金)

「カムサハムニダ」

 深夜の公園は、秘密基地?

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 Amazonにて予約注文した『独裁者』、先ほど到着。

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 実は昨日、久しぶりに諏訪書店へ行ったのですが、この『独裁者』、
店頭に1冊だけですが並んでおりました。
 一応“ご当地本”ですね。諏訪書店で買わせて頂くべきだった・・・。

 さて、今日は短く。

 昨夜、店番をしている最中のことでした。
 首に一眼レフカメラ(当然、デジカメだったのでしょうが)をぶら下げ
た女性客二人組、ご来店。
 男性であれば、私のように一種のファッションとして、常にカメラを持ち
歩く・・・・という姿、たまに見かけるのですが、女性という点で、
                            「あれ?」

 そのお二人、レジにいらっしゃって、お会計。そこで、何ごとかをしゃべ
られた時、「あっ!」そうかで、
 「カムサハムニダ」
 韓国語で「ありがとうございます」の意味です。
 お二人もニッコリ笑って、
 「ありがとうございます」と返してくださりました。
                          ホッ。

 春休みを利用して、日本旅行にいらっしゃった学生さん?
 いやいや、はるか昔の自分のような“写真学生”だったのか・・?

 たぶん、自分なぞが知らぬところで、韓国からも出水へ「ツル見物」に
いらっしゃる観光客の方って、たくさんいらっしゃるのでしょう。
 しかし、コンビニへ缶ビールを買いに来てくださるような“個人旅行”
の方には、なかなかご縁がありません。

           ちょっと嬉しい出来事でした。

2010年2月18日 (木)

【♪夢の中へ♪】小論文「環境と生態系の関係について」

 週前半、月・火が夜勤というのが、只今の店番パターン。
 朝の訪れがどんどん早くなるのが嬉しい、時期。
 ついつい、いつもいつもの写真を。

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 さて、本題の前に。近頃、当アホバカブログのテーマソングと化して
いる、井上陽水「夢の中へ」。
 ♪探しものはなんですか?
   まだまだ探す気ですか?
    夢の中へ 夢の中へ
     行ってみたいと思いませんか?♪

 という前フリをしておいて、今日は脱線ネタ。

 水曜朝も、お師匠さま、ご来店。

「お身体、大丈夫ですか?“金縛り”になんか、遭っていませんか。自分が、
受験生の頃って、よく“金縛り”に遭っていましたが・・・・」
 ついつい、オジサンのおせっかい心、全開。

「いえ、大丈夫ですよ。・・・・でも、よく、夢を見ますね。今朝も、とって
も楽しい夢を見ました。」

 これを聞いたら、当然、今度はオジサン、好奇心、全開!
 「うんうん、どんな夢でした?」、サイソク催促!!

「ふと目が覚めたら、試験会場にいるんですよ。行ったことも、見たこともない
試験会場なんですけれどね。科目は『小論文』なんですよ。」

「そこで、目が覚めたんじゃないですか?」
 とは、近頃、夢を見ても、なかなか記憶に残らないオジサンの言。

「いや、ちゃんと問題も解っているんですよね。
 『環境と生態系の関係について述べよ』という問題でした。」

 お師匠さま応援!願掛けとして、只今酒断ち中のオジサンとしては、
(そうか~、楽しい夢ですか~。お師匠さま、本番で、実力を発揮して
くださりそうだ・・・)

 そこで、本日のネタ。
 え?お師匠さまの受験大学に「小論文」って科目、あったかな・・・・、
 いやいや、『環境と生態系の関係について述べよ』なんて、現実の試験問題としては、
抽象的過ぎて成り立たない・・・・というツッコミは、とりあえず忘れて~と。

 お師匠さま、応援!!。
 私が代わりに、その♪夢の中♪の問題に、挑戦するであります!押忍。

(以降、パソコン上で書いているのだから、当然“ネット検索”を使うことも出来ますが、
それは禁止。辞書等を使うことも禁止。というマイ・ルール。
 すでに『環境と生態系の関係について』のネタをあれこれ考えてしまっている、という
大反則は、お見逃しを)
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   環境と生態系の関係について考える
                                 鈴木五郎

 「環境と生態系の関係について」という問題を与えられたら、多くの人は「地球環境」を
メインに書いていくと思う。だが私は、十代の頃の“生き物”好き少年に、気持ちだけは戻っ
て書いてみよう。
 マダラウスバカゲロウ。ふいと思い出す。「ウスバカケロウ」と言われても、一般の人には
ピンとこないかもしれない。その幼虫である「アリ地獄」と説明されれば、人家の軒下の乾いた
砂地などに“巣”をみつけた思い出がある人がいらっしゃると思う。マダラウスバカゲロウとは、
その一種である。とはいえ、マダラウスバカゲロウの幼虫は“巣”を作らず、墓石などの石や岩
の表面に貼り付いて、獲物が通りがかるのを待つ生態だ。そして、そのマダラウスバカゲロウが
最初に発見されたは、神奈川県逗子市にある神武寺というお寺であり、その神武寺は、私が小学
生の頃住んでいた住宅地の裏山にあった。実は、私の叔父に昆虫学者がおり、それゆえに、こん
な「マダラウスバカゲロウ」なぞという名前を知っているのだが、その叔父の案内で、実際に
神武寺でマダラウスバカゲロウの幼虫を探してみる機会があった。そう思って探してみると、
いるいる。墓石の表面に、地衣を被って潜んでいる姿が。小学生であった自分にとって、それ
は、とても神秘的な姿であった。
 あれから三十余年、もちろん今では、マダラウスバカゲロウを探すこともしないし、「アリ
地獄」ですら、目にすることはない。しかし、実際は鹿児島県出水市においても、その気になっ
て探せば、古い墓石の表面に、その姿を見つけることが出来るかもしれない。「アリ地獄」も、
身近なところにあるのかもしれない。“気がつかない”だけなのだろう。
 「生命の神秘」とよく言われるが、普段私たち人間が何気なく暮らしているそのすぐ横で、
小さな生き物たちの生態があり、詳細に観察すれば、とても神秘的に見えるのだろう。ところ
が、私たち人間は気がつかない。いや、気がつきたくないのかもしれない。
 鹿児島県出水市といえば、ツル越冬地。集団で越冬するツルの群れは、観光資源にもなって
おり、いろいろと保護のための施策が講じられている。一方で、例えばマダラウスバカゲロウが
絶滅するとしても、私たち人間は、ほとんど気がつかないだろう。よく理科の教科書などでは
「生態系が崩れると、巡り巡って、人間もしっぺ返しにあう」と紹介されるが、マダラウスバ
カゲロウごときでは、人間にはなんの影響もないだろう。そう思ってみると、この日本列島に
おいても、詳しい生態も不明なまま絶滅していく昆虫なぞ、たくさんいるのだろう。
 「環境」といえば、「地球温暖化」であったり「オゾン層破壊」であったり、「生態系」と
いえば、最近ニュースになっている「クロマグロ漁獲」問題だろうか。もちろん、それぞれ“
人間の生存”に関わる大きな問題である。しかし、普段私たちが目にする身近な環境、そして、
そこに存在する生態系の中で、生きている小さな生き物たち。時には、じっとそんな生き物たち
をじっと眺めてみるべきではないか。地球上で生きる生物の一種としての人間の「謙虚さ」を、
そこから思い返せるのではないだろうか。           おわり
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 一応、120分以内に完成させました・・・・・。
 確かに、気分は十代の頃に戻れたような・・・。

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