憲法22条「居住の自由」から・・
画像は、Yahoo!から頂いてきました。m(__)m
日本国憲法第22条 居住の自由について
日本国憲法第22条とは、以下の条文です。
・第二十二条 何人も、公共の福祉に反しない限り、居住、移転及び職業選択の自由を有する。 ○2 何人も、外国に移住し、又は国籍を離脱する自由を侵されない。
いや、わが人生を振り返ってみると、 我こそは、もっともこの憲法第22条の「居住、移転、職業選択の自由権」を活用した人間であります・・・。
憧れだけで、実際に離島に移住し、またある時は、出水市のような地方都市で、職安を通して職を探し、 生活して来て、今、再び、生まれ育った首都圏に戻ってきている・・・・・。押忍。
そこで、今回、伊豆大島での大規模土石流災害の報道を耳にするたび思う、痛苦なこと。
今回の災害を受けて、東京都が主体となって、伊豆大島に防災治山計画が策定されると 思います。なんたって、離島とはいえども、東京都内。あのオリンピックを誘致するような 〝Metro of Tokyo"です。
大げさではなく、集落を大規模山体崩壊から守るための、集落を囲う巨大擁壁、 そして、道路の寸断による孤立化を防ぐため、一周都道は全トンネル化、
そのくらいの計画が打ち出されたとしても、私は驚きません。 伊豆諸島(いや、今は東京諸島と呼ばなければならないのか)の〝特殊性”を指摘しなければ なりません。
一方、ひるがえって、例えば熊本県は球磨川流域。 急傾斜の山沿いに集落が点在しております。かつては小学校の分校が存在しておりましたが、 近年統廃合が進み廃校となり、集落も〝限界集落”化が進行しているように見えます。 そんな山村に対する、適切なインフラ整備は進められているのでしょうか。
島に住む人々の、島に対する愛郷心を身近に感じてきた身としては、 それを軽んじるつもりは毛頭ありませんが、
でもでも・・・・、 例えば、伊豆諸島とソンジョそこいらの消えゆく限界集落との違いは、有りや。
そして、ひるがえって、首都圏に住む私たち。 「東京なんて、田舎からやって来た者の集まりであって、そこに愛郷心なんてナイ」 と訳知り顔で解説してみせるのは簡単でありますが、でも、それでもって、基本的人権 が軽んじられる理由にはなりません。 巨大地震に対する万全な備えの下、私たちは安心して日々を暮せる将来が来るのでしょうか?。
税金が適切に使われますように。 いや、結局はタダそれだけの結論なのですが。
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