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2013年10月

2013年10月24日 (木)

『いさぶろう・しんぺい』(人吉ー吉松)(5)

 風邪ひきのくせに、かえって風邪薬に興奮成分が入っていたのか、妙にテンションが

高い状態です。うむ・・・・・、この肥薩線・人吉ー吉松間、とても楽しい時間を過ごす

ことが出来,久しぶりに、新聞へ投稿をしたくなっている状態なもので。

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 こちらは、肥薩線の中では、唯一宮崎県内にある駅・真幸(まさき)駅です。

13102017s

13102016s  「真の幸せ」を呼ぶ駅として、「幸せの鐘」が設置されている駅です。

  ハイ、私たちも、しっかり鐘を鳴らさせて頂きました。

 ふと疑問に思ったのですが、客室乗務員さんは「昔は、駅員さんが運行の安全を

祈って、鳴らしたものです」と説明してくださりましたが、現実的に、霧がとても深い

時に「霧笛」代わりに鳴らされたのでは?。そんな資料は、残っているのでしょうか。

  大畑・矢岳・真幸という三駅の中でも、駅舎は一番こじんまりしておりますが、

地元の方々によって、駅舎には、いろいろ“小道具”が飾られております。

 写真の机は、「真幸小学校」というシールが貼られており、郷愁をそそります。

  そして、何気なく「真幸小学校」で検索してみたら、エ~~ッ!!!!今でも

現役の小学校として在るのですね・・・・・。お見それしました。

 そして、終点・吉松駅。

(私たちは、「いさぶろう」で吉松まで来て、「しんぺい」で人吉まで戻っての、一往復を

乗車したのですが)

13102088s  鹿児島中央駅行き、特急「はやとの風」停車中。

 熊本から肥薩線を利用して、鹿児島中央駅に至る周遊コースに、人吉ー吉松間の

“矢岳越え”も組み込まれており、観光路線として、しばらくは安泰なのかな・・・・・

とは思いますが、安心はしていられないのでは。

 かつて、長野新幹線の開通に合わせて、信越本線・横川ー軽井沢間の“碓氷峠越え”が、廃止されております。(観光路線としての存続も検討されたのでしょうが)

 また、自然災害により路線に甚大な被害を被り、復旧の目途が立たないまま、廃止

・・・・・となった鉄道路線は、むしろ近年増えているのではないでしょうか。

(もともと輸送乗客数が少なければ、費用をかけて復旧させる価値を見いだせない?)

  外国人のご家族連れが目立った『SL人吉号』と比べると、『いさぶろう・しんぺい』は、

一人旅“鉄道マニア”風の方の姿が、ぐっと増え。

   やや通好み?の区間でしょうか。

  いやいや。

   日本の近現代史の息吹を、乗ることで体感できる肥薩線・人吉ー吉松間、

     一度は乗らなきゃ損!であります。

                                お奨め度 ☆☆☆☆☆☆

                          (この項、おしまい)

 *つけたし。

車内販売で、購入させて頂きました。

13102212s  愛用させて頂きます。

 

『いさぶろう・しんぺい』(人吉ー吉松)(4)

 そして、客室乗務員さんが「さあ、ここが、一番の見どころです」

と案内してくださった、『日本三大車窓』。

13102015s  右手奥に、桜島が見えているのがお判り頂けるでしょうか。
 撮影するタイミングを逃してしまいましたが、ちょうど桜島が噴火して、灰色の噴煙が

立ち上る瞬間を目にすることが出来ました。

                                     ・・・・・・・・・とはいえ、

 私としては、あの平野部めがけて駆け下っていくのを実感できるほどには、

この車窓風景が続くと期待していたのですが、正直、えっ、これだけ・・・・・・・。

 う~~ん、『日本三大車窓』が選ばれたのは、やっぱり蒸気機関車全盛の時代

ならでは、だったのでは。

ちなみに、『日本三大車窓』とは、

 ・根室本線 狩勝峠越え(現在は、路線付け替えにより、廃線)

 ・篠ノ井線 姥捨駅

 そして、・肥薩線 矢岳越

 いずれも急勾配を悪戦苦闘しつつ昇りつめ、辿り着いたところで、汽笛一声。

 乗客・乗務員一同となって開放感を味わう・・・・・、そんな蒸気機関車時代ならでは

光景だったのでしょうね。

  うん、そんな風に往時を偲べれば、この光景も味わい深くなりますね。

 さて、こちらの写真は、彼女には「ちょっと座って、待っていてね」と、一人最前部まで

行って撮った、“決死の一枚”。

13102018s  「山神第二トンネル」を、通過中。
 詳細は、是非検索して調べて頂きたいのですが、

 終戦直後、昭和20(1945)年8月22日、復員軍人等乗客53人が犠牲となった

「列車退行事故」の現場です。

 今でも、トンネル内から人声が聞こえる等々怪談話が語り継がれる“幽霊トンネル”です。

 もちろん、運転士さんは顔色一つ変えず運転を続け、トンネルの長さもそれほど長い

とは思わないのですが、このように前方を見ていると、かなりの勾配を実感できます。

 当時、ばい煙が充満したトンネル内での悲劇に思いを馳せます。

                       合掌

                                (つづく)

 

 

『いさぶろう・しんぺい』(人吉ー吉松)(3)

 私が小学生の頃、もちろんJRではなく国鉄であった頃。

 この肥薩線を、急行列車に乗って通った親父が、こんな土産話をしてくれましたっけ。

「きれいに掃き清められた、チリひとつ落ちていないホームを、制服をピシッと着こんだ

駅長が、ツカツカッと歩いてきて、発車の合図をするんだぜ~」。

 当時は、国鉄は“赤字垂れ流し”として、批判の槍玉に上げられていた時代。

(一日に数本しか列車の来ない駅にも、駅長のような“お偉いさん”が居て、することと

いえば、駅の掃除だぜ)

という皮肉のニュアンスが篭められていた訳ですが。

 矢岳駅。標高539.6m、肥薩線で最も高い場所にある駅。

13102014s_2

13102022s_2  映画『鉄道員(ぽっぽや)』の世界でしょうか。(とかなんとか、私はまだ観ておりませんが)
 守るべき職場として、駅に仕えた方々の息吹を感じられませんか・・・・。

 吉松駅待合室に掲げられている、かつてのD51(デゴイチ)の勇姿。

13102499s  
 昭和の高度成長期には、近隣の山々から伐り出された木材を輸送する路線でも

あったのでしょう。

                       (つづく)

2013年10月23日 (水)

風邪ひきました・・・

1310231s  風邪、ひきました・・・・

 イエ、先に風邪をひいていたのは・・・・・・・(笑)

 

クラムチャウダー

 彼女の、手作りクラムチャウダー。

13102300s  格別のおいしさ。

2013年10月22日 (火)

『いさぶろう・しんぺい』(人吉ー吉松)(2)

 肥薩線人吉ー吉松間の見どころといえば。

 今でこそ、山岳路はトンネルを掘り抜いて、通り抜けるルートとなるわけですが、

トンネル掘削技術がまだ未熟な時代、山岳路を踏破する線路を敷設するため、

スイッチバック・ループ線という手法を用いて、路線が開設されている点。

(もっとも「海上からの艦砲射撃による、脅威を避けるため」とされる、路線決定理由も、

時代の流れを感じさせられますが)

 ただ乗ってみただけでは、そのスイッチバック・ループ線を体感できないのですが、

 『いさぶろう・しんぺい』では、車内放送・あるいは客室乗務員の方による、解説付き。

13102219s_2

13102220s  2枚の写真、よ~く見比べてください。違いますよね。3号車と1号車の運転台です。
 スイッチバックの区間は、逆向きに走行するので、運転士さんは車内を移動します。

13102221s   そこで、私と彼女も運転士さんの後ろをくっついて、車内移動を“体験”。
 客室乗務員の方から、

「今日は、運転士さん以外に、ギャラリーの方も、一緒に移動しております~」

 と解説して頂き、車内爆笑(笑)。楽しい思い出になりました。

  そして、ループ線。

13102013s  写真では、少々わかりづらいですが、下に大畑駅のスイッチバック部分が見えております。
(検索してみたら、以前は手前の樹木が育っておらず、もっと駅の全容が見えていたようです)

 山のかたちに沿って、ぐるっと回って、この部分まで登ってきたわけですね。

                                   (つづく)

 

『いさぶろう・しんぺい』(人吉ー吉松)(1)

 番外編。

 こちらは、肥薩線八代ー人吉間の球磨川にかかる、球磨川第一橋梁。

1310221s  なるほど・・・。ここが「SL人吉号」の撮影ポイントなんですね~~と、納得。

 さて、人吉から先、人吉ー吉松間、通称“矢岳越え”。

 今でも、熊本ー宮崎を結ぶ特急列車が走っていると思ったのですが、それも今は昔。

(これだけ高速道路が整備されて、高速バスに役割を譲った・・・ということなのでしょうね)

時刻表を調べると、一日普通列車が5往復のみ。

 ところが、そのうちの日中2往復が、観光列車『いさぶろう・しんぺい』として運行

されている、純然たる“観光路線”。

 うむむ・・・・・・、逆をいえば、「いつ廃止になっても、おかしくはない」路線なのであって。

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  いやいやいや!。私は今回乗ってみて、イチオシお奨め!!!。

 今なら、山があればトンネルを掘って、潜り抜けてしまえ~~ではありますが、

それほど土木技術が発達していなかった時代に敷設された線路上を、乗って通ること

が出来る興奮。お伝えしたいな~~、ということです。

 まずは、人吉駅。

1310222s  「いさぶろう」の発車は、3番線から。改札を通って・・・・・・・・。
 人吉駅には、跨線橋もあるのですがそれを閉鎖して、直接線路を横切る踏切形式

の通路が設けられており。

 いやもちろん、その方が“バリア・フリー”であるという一面もあるのでしょうが、

1310204s  このように、列車の正面から記念撮影ができる、という訳であり。
 十二分に、エンターテインメント(娯楽性)があり。

 こちらが、『いさぶろう・しんぺい』の車両。

13102219s   蒸気機関車には及びませんが、気動車がアイドリングをしながら停車している様。
   ワクワク、できまっせ!!!

                             (つづく)

   

  

2013年10月21日 (月)

天狗橋@熊本県人吉市

今日は、写真をたくさん撮りました・・・・・・

(あっ、もう日付が代わっている・・・・・ですが)

 それだけで、ブログネタとして1か月分の分量はあるのですが、

  その中から一枚。

131020000s  ・・・・・・・・・・・・・・

 本ブログ、初登場!!。彼女は、“秋の空”を見上げております。

(ブログ記事中では、パノラマ写真って、小さく表示されてしまうので、

  よろしかったら、是非是非!!!、クリックされてください)

 天狗橋@熊本県人吉市。

  アニメ『夏目友人帳』では、幾度となく登場するシーンのモデルです。

(いわゆる“聖地巡礼”、というヤツです)

 

2013年10月20日 (日)

『天草大王地鶏めし』

  今週末は、熊本に来ております。

1310196s  昨夜の夕食は、駅弁『天草大王地鶏めし』。
1310191s

1310192s  なんたって、「天草大王」!だいおう、でっせ!!
 実際に、鶏としては最大級の品種が飼育されているのだとか。

  生きている姿を、ちょっと拝見してみたい・・・・。

 新八代駅前の田んぼでは、ヘッドライトを灯したコンバインが稲刈り中。

 千葉県辺りでは、稲刈りはすべて終わっていたように思うのですが。

 地域差を実感。

1310197s 

2013年10月18日 (金)

チーズハンバーグ弁当

 ゲッソリ・・・・・。

 

  自炊する気力がない・・・・・で、

   マミーマート柏若葉町店で、お魚系にしようかどうしようか、悩んで、

1310181s  チーズハンバーグ弁当を。
 ニャンコ先生で、つかの間、ホッとタイム。

1310182s

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