『いさぶろう・しんぺい』(人吉ー吉松)(5)
風邪ひきのくせに、かえって風邪薬に興奮成分が入っていたのか、妙にテンションが
高い状態です。うむ・・・・・、この肥薩線・人吉ー吉松間、とても楽しい時間を過ごす
ことが出来,久しぶりに、新聞へ投稿をしたくなっている状態なもので。
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こちらは、肥薩線の中では、唯一宮崎県内にある駅・真幸(まさき)駅です。
「真の幸せ」を呼ぶ駅として、「幸せの鐘」が設置されている駅です。
ハイ、私たちも、しっかり鐘を鳴らさせて頂きました。
ふと疑問に思ったのですが、客室乗務員さんは「昔は、駅員さんが運行の安全を
祈って、鳴らしたものです」と説明してくださりましたが、現実的に、霧がとても深い
時に「霧笛」代わりに鳴らされたのでは?。そんな資料は、残っているのでしょうか。
大畑・矢岳・真幸という三駅の中でも、駅舎は一番こじんまりしておりますが、
地元の方々によって、駅舎には、いろいろ“小道具”が飾られております。
写真の机は、「真幸小学校」というシールが貼られており、郷愁をそそります。
そして、何気なく「真幸小学校」で検索してみたら、エ~~ッ!!!!今でも
現役の小学校として在るのですね・・・・・。お見それしました。
そして、終点・吉松駅。
(私たちは、「いさぶろう」で吉松まで来て、「しんぺい」で人吉まで戻っての、一往復を
乗車したのですが)
熊本から肥薩線を利用して、鹿児島中央駅に至る周遊コースに、人吉ー吉松間の
“矢岳越え”も組み込まれており、観光路線として、しばらくは安泰なのかな・・・・・
とは思いますが、安心はしていられないのでは。
かつて、長野新幹線の開通に合わせて、信越本線・横川ー軽井沢間の“碓氷峠越え”が、廃止されております。(観光路線としての存続も検討されたのでしょうが)
また、自然災害により路線に甚大な被害を被り、復旧の目途が立たないまま、廃止
・・・・・となった鉄道路線は、むしろ近年増えているのではないでしょうか。
(もともと輸送乗客数が少なければ、費用をかけて復旧させる価値を見いだせない?)
外国人のご家族連れが目立った『SL人吉号』と比べると、『いさぶろう・しんぺい』は、
一人旅“鉄道マニア”風の方の姿が、ぐっと増え。
やや通好み?の区間でしょうか。
いやいや。
日本の近現代史の息吹を、乗ることで体感できる肥薩線・人吉ー吉松間、
一度は乗らなきゃ損!であります。
お奨め度 ☆☆☆☆☆☆
(この項、おしまい)
*つけたし。
車内販売で、購入させて頂きました。
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