出水 Feed

2009年12月24日 (木)

「電力」「小企業」?

 あっと!、気がつけば、今日はクリスマス・イブなのですね。
 イルミネーションではなく、下水道工事現場の照明・・・・。

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 実は、仕事上では凡ミス連発・・・・。
「忙しいから」とか「疲れているから」とか、はてまた「失恋したから」
を言い訳にしないつもりですが、・・・・なかなか・・・・・。

 さて、このブログだけでも。
とりあえず、
『海外直接投資の誘致政策
   ~インディアナ州の地域経済開発~』
  (邊牟木廣海著、現代臨床政治学シリーズ〈6〉、東信堂刊)
 を読み終えました。

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 う~~~~ん、ですから、一介の“でしゃばり”市民にしか過ぎない
からかもしれません。自治体の担当職員、あるいは「地域活性化」を研究
される立場にある方なら、また違った評価をされるのかもしれません・・・が、

 自分にとっては、「モノ足りない」。

 実際に、80年代後半といえば、“Japan as NO,1”を謳歌していた時代。
 対して、アメリカにおける対日感情といえば、映画「ロボコップ」いや、
その続編である「ロボコップ3」(Wikipediaより)における、日系企業の
描写に端的に示されているように思います。
「仕事は欲しいけれど、ジャップの企業で働くなんて、まっぴらゴメン
だぜ~!!」
 という声が渦巻いていたと思います。
 それでもなお、積極的に日本企業誘致の姿勢を貫いたリーダー層が存在
するわけですよね。そんな“逡巡”とか“葛藤”の息遣いが、伝わってこ
ないのですよね・・・・・。

 著者の方の肩書きを拝見すると、「米国インディアナ州政府駐日代表」
とのこと。・・・なるほど、“窓口役”でいらっしゃる訳ですよね・・・。
 それと、この本の原典は、博士論文とのこと。
 それを決して、ダメなものであると言うつもりは毛頭ありませんが、
「誘致企業撤退で、窮地に立たされた日本の地方部」に対しての“メッセージ”
を、私はもっと強烈に読みたかったな~~というのが、正直な感想。

 とはいえ、二つばかり、私でも「!」と思った点。

・“電力”の安価・かつ安定供給という条件

 なるほど、日本国内においては、九州電力?東京電力?なりが、その地方
のほぼ独占企業として君臨している状況。一応規制緩和で「電力供給業の自
由化」も成されているんでしたっけ。
 電力の安定供給という意味では、日本は先進国の中でもトップクラスである
と思います(?)。
 「安定供給」という条件に、時に相反する「安価」という条件。

 ・・・・・・う~~~ん・・・、こちらに知恵を絞る価値はあり?

・大企業から中小企業へ

 当本を読むと、インディアナ州への日本企業の進出も、当初の大企業から
中小企業へと主力がシフトしてきているとのこと。
 
 一部引用させて頂きますm(__)m。
『・・・・
  このように小規模な日系企業が海外へ直接投資するようになった背景には、
日本国内におけるさまざまな経済的事情が存在する。第一に、日本国内の製造業
における系列化がますます進展してきたことである。第二に、顧客企業による製
品価格の引下げ要請が強まってきたことである。第三に、国内消費人口の減少に
よって、国内需要が減少してきたことである。そして、第四に、小規模な企業で
さえも市場の維持ならびに拡大のために、企業の存亡を賭けた海外市場の開拓を
試みる以外に生き残る方法はないと考えられるようになってきたことである。
 したがって、小規模な日系企業にとって、資金的余裕がないため、海外への
直接投資に際して、可能な限り初期投資額を低く抑えようとする傾向が見られ
る。そのために、工業団地を購入して、自社工場を建設するという方法ではなく、
既存の空きビルを探して、それをリースで借り受けて使用する方法が、多く採ら
れるになってきた。
                         ・・・・・・』

 ・・・・・・ですから、大野原にそびえる工場群。
 ああ、“大工場時代”の産物・・・・。
 “区切って”、小規模企業でも入居できる、道筋はありや?

2009年12月18日 (金)

「観光」を、どう読み取りますか?

 午前3時。冷え込む夜。24時間営業のコンビニ。

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 今日は、金曜日。銀行へ行きたいので、明日(?)は、ちょっと
早起きしましょうか・・・・で、この時刻にブログを書いてみたり・・・。

 さて、「観光」。
 毎度毎度毎度、ワンパターンな画像を。

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 鹿児島といえば、桜島・温泉。明治維新のふるさと。出水の鶴。
(個人的贔屓で書きます)本州最南端・佐多岬。

 鹿児島県は、やっぱり「観光地」の要素はたくさんあるわけですよね。

 例えば、09/08/05付某地元新聞記事によれば、
 鹿児島市は4日、2008年観光統計を発表した。宿泊・日帰りを合わせた
入り込み観光客数は902万1000人(前年比5.0%増)で、過去最高とな
った。市観光企画課は大河ドラマ「篤姫」放映、ねんりんピック鹿児島開催など
が追い風になったとみている。
 同課によると入り込み観光客が900万人を超えたのは初めて。これまでの最
高は九州新幹線が一部開業した04年の869万4000人だった。
 うち宿泊客数は291万人(同3.0%増)で、新婚旅行ブームだった1971
~73年には及ばなかったが、歴代4位と健闘。内訳は、県内を除く九州地区から
の観光客が最多で41.5%。次いで県内24.0%、関東16.4%と、3地区
で8割を占めた。
 かごしまシティビュー乗客は26万8518人(同37.7%増)、維新ふるさ
と館入館者も16万8167人(同19.3%増)とそれぞれ過去最高。
 宿泊費やみやげ代などの観光消費額も、過去最高の951億5100万円
(同10.5%増)となった。

 ハイ、この記事は「鹿児島市」をネタにしているわけですよね・・・。

 押忍、ということで
鹿児島市役所ホームページ
 に、お邪魔しました。

 で、平成18年度(2006年度、でOK?)の、鹿児島市の「市内総生産」は、
  名目で1兆9,056億円、実質で2兆849億円とのこと。

  いや!!!押忍!!!!!
 自分も、過去2年間ばかり“地方公務員”で、ありました。しかも、出入り
が、とっても解りやすい離島自治体の職員であったくせに、
「それじゃあ、観光客が、実際にどれだけ、島に、お金を、落としてくれたのか?」
 なんて、把握できるものでは、アリマセン!!!。

 「統計」のいい加減さ・・・・・・・・。

 それでも、なお。「鹿児島市」であっても、“観光消費額”は、“市内総生産”
の、10%にも満たない、その現実。

 「観光」、さて?。それを、皆様は、どう読み取られますか?

2009年12月17日 (木)

出水市の「農業力」「工業力」・・・・

 冷たい雨が降り出した、12月17日。
 うわ~~、今日の夕方から、また店番漬けの一週間です・・・・。
 それを憂鬱。。。。と言っていけないこと、解っておるつもりで
すが、それでも。そんな弱音・・・・・。

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 さて、ワンパターンですが、何度も同じ写真を。

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 これを出水市にあてはめたら、どうなるんだ?調べてみたい、と
思っていたのですが、思うばかり。
 ところが、ふいと検索してみると、とっても便利なサイトがある
ようです。

patmap都市情報|出水市(鹿児島県)の基本情報:合併,駅,番地etc

 作成元であられる
Softinat製造所
  サマ、感謝のかぎりでございます・・・。m(__)m

 引用させていただきます。
 出水市の農業産出額(2006)
              農業産出額・総計 2,419[千万円]
  これは、全国ランキング1767位中32位
     鹿児島県ランキング45位中4位、なのだとか。
 「出水市は、農業が盛んである」
 と言えることは、間違いないでしょう。

 対する、
  出水市の工業・製造業(2006)
               総合・製造品出荷額等 110,007[百万円]

  これは、全国ランキング1738位中544位
     鹿児島県ランキング42位中5位、なのだとか。

 全国ランキングでは大きく順位を後退させてしまうようです。
 ところが、その「工業・製造業」による、
       総合・現金給与総額 15,863[百万円] 。
    (ちなみに、従業者数は4,629人だとか)
  それだけで、実に農業産出額の三分の二に匹敵する金額な
のですよね・・・・。
 言うまでもなく、肥料代・農機具代等を差し引いて、純粋に
農家の方の収入となるのは、いかほどに??・・・。

 今さら遅い!!!
 
 と言われれば、「その通りでございます」と答えるしかない
わけですが。

 それでも、「出水は、製造業によって成り立っている(いた)」
ことを、改めて再認識すべし。

  負けるな!鹿児島・出水!

2009年12月 4日 (金)

今夜からは“Buenas noches!”

 まだまだ、風邪でしんどい状態です。
 不思議とコンビニで立っているときは、意外と調子はよいのですが、
ねぐらに帰ってくると、グロッキー・・・・。
 ハイ、正直に書きます。
    風邪ひきは 独り暮らしの わびしさか

                  うん、恋人が欲しい・・・

 出勤するべく、ねぐらを出たところ、一枚の落葉。

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  さて、コンビニのお客さんに、ALT(外国語指導助手)として
出水に来ているという、青年二人組がいらっしゃいます。

 “Good evening!,Ser.”(こんばんは)
 “One hundred forty seven yen, Please.”(147円です)

 という風に、英語を使っておるのですが、これだけではワンパターン
で、ちょっと口惜しい・・・・というわけで、

 昨夜は、

 “Sorry,Where is your State?”
 「すみません。あなたの州は、どこですか?」(つまり、あなたの
出身はどこですか?)
 ハイ、アメリカ人の方と、すっかり思い込んでおりました・・・

 答えは、
 “Spain.”(スペイン)

    えっ!???

  あ・・・・・、でも、確かに二人の会話は、英語ではなかったな・・・。

  ということで、今夜からは、

 “Buenas noches!”(スペイン語で「こんばんは」) 

 

2009年12月 1日 (火)

「明日は、一生懸命働きますから」

 師走入り 皇帝ダリア 空目指す

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 昨夜(11/30)午後11時半過ぎ、コンビニにて。
 二人組の男性客、ご来店。
 夜食と思われる2,3品を手にしつつ、レジへ。
 年かさの方の男性が、「いいから」と相方を手で制しつつ、お勘定。

 「すみません。明日は、一生懸命働きますから」
 「うん、そうだ~」
 「・・・・、秋田へ行っても、一生懸命、働きますから」

 で、
 (あっ、この方たち、NECの方たちなんだな~~)。

 さて、今朝の新聞を記事を見ると、
 NEC出水工場
(正しくは、NEC液晶テクノロジー鹿児島工場)
 の稼動は、11月30日限りまでだったとのこと。12月1日からは、残務
整理のよし。
 つまり、「明日は、一生懸命働きますから」という言葉に、すでに
“ブラック・ユーモア”が含まれていたのでしょうね。

 「明日は、一生懸命働きますから」
 って、勤労者の方なら、同じように日々思いながら、年月を重ねていく・・・・。
 でも、それって、“幻想”?

 もちろん、私のような零細企業の従業員から見れば、NECの正規従業員の方々は、
はるかに恵まれた存在。とはいえ、日々当たり前と思っていたことに、無理やり終止
符を打たされる方々の痛み、少しでも解りたいと思います。

 さて、わがこと。
 本当に、風邪をひいてしまったようです。
 失恋をした途端の、このダラシナサ・・・・。

2009年11月30日 (月)

足りない“人材”をどうするか?

 いつもいつもの深夜午前2時過ぎ。

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 ふ~~。朝7時、ゴミ出しのために起きたのですが、その後は、
バッタンキュ~~。大丈夫、日中どこかに出かける必要はなかった
よな・・・・・。さ、明日から12月なのですね。

 さて、25日付日経紙記事、
『閉鎖2工場の人材生かせ 企業誘致へ積極営業 鹿児島・出水』
 を読んで以降(拙ブログでは、こちら)、思い返すのは、以前
Werder Bremen さんにご紹介頂いたNHKの番組。
 検索してみたら、番組内容を詳細に紹介してくださっているブログ
がありました。
 ・弁理士の日々
 08/03/12『NHK「社員みんなで会社を買った」』

 「社員みんなで会社を買った」というのを、専門用語では「EBO」、
「会社の従業員がその会社の事業を買収したり経営権を取得したりする行為のこと」。

 上記のブログを読む限り、「社員みんなで会社を買った」というものの、
実際のところ、社員の出資比率は総株式の3%、必要資金とされた30億円から見ると、
“ほんの気持ち”程度?

 社員の方々の熱意はもちろんなのですが、それだけでは新会社は立ち上がらなかった
はず。金融機関から多額の融資を得るために、それ相応の交渉術を持った方がいらっし
ゃったわけですよね。

 う~~ん、自分自身は、何の取り得もない人間であることを棚に上げて、書かせて
いただきます。
 現在、出水地区には「閉鎖2工場の人材」である方々は、多数いらっしゃります。
 ですが、閉鎖2工場の規模に見合った、大規模な投資、つまり大きなお金の流れを
創り出せる“人材”が不在である・・・・・。とっても当たり前のことですが。

 いやいや、2工場で何を製造すれば、世界市場に食い込めるのか?
 それをプレゼンテーションできる人は、また別の“人材”であるのかもしれません・・。

 “人材”がいなければ、特定の業務を請け負う形での期限付公務員として、全国から
公募する・・・・なんて動きとならないでしょうか。
(第3セクターの社長なぞ、結構そのような“事業再生請負人”の方が、渡り歩いて
いるとか・・・)
 

2009年11月26日 (木)

「鹿児島・出水」を、どう「営業」するのか?

 さて、
 失恋の 痛手を胸に 朝来る

 はい、それでも、中年オジサン、いつかまた恋をするのでしょう。

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 気がつけば、黄葉。
 例年なら12月に入ってから、だと思うのですが、だとすると今年は
早い?

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 さてさて。久しぶりに、出水駅キオスクまで日本経済新聞を買いに、
トコトコと。
 25日付九州経済A欄
『再生をめざす街から ①
  閉鎖2工場の人材生かせ 企業誘致へ積極営業 鹿児島・出水』

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 銀行での待ち時間、しばしこの記事を目にしながら・・・・。

 鹿児島県当局は、「東京で出水地区への企業誘致を専門に行うため」
「委託契約をした職員」を置いているとのことですが、

 (記事より、一部引用させていただきます)
『・・・・
 8月の採用以来、宮川氏の訪問先は電機や素材大手など90社近く。まだ
各社の反応は慎重だが、「いずれ新工場建設を検討するとき出水のことを
思い出してもらえれば」(宮川氏)と、今後も幅広い業種に粘り強く訴え
ていく構えだ。
                           ・・・・・』

 もちろん、この委託契約された宮川さんを取材されて、インタビュー内
容のごくごく一部をかいつまんで活字にされていることは、重々承知のつ
もりなのですが・・・・・、
 「いずれ~~出水のことを思い出してもらえれば」
 というのに、う~~~ん、正直、現地・出水と東京の温度差を感じてし
まうのは、僻みすぎ??

 とはいえ、
『パイオニアやNEC液晶の代わりとなるような大規模工場の誘致は容易
ではない』。

 う~~ん、
 「鹿児島・出水」を、どう「営業」するのか?

2009年11月 2日 (月)

「利益第二主義」(“過疎地”に活きる、そこのアナタ!)

 昨夜が、満月?

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 で、今日は「木枯らし」の日。

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 ねぐらでウトウトしながら、表通りを「九州一周駅伝」が通過していく
のを聞き・・・・。
 出水に、冬の足音。
 あっ、南日本新聞「ひろば」欄、10月は、私の投稿ゼロ。
 おこがましい限りですが、自分が“世に問いたい”と思うネタを、必死に
推敲して、挑戦し続けましょう。

 さて、
 「利益第二主義
      ~過疎地の巨大スーパー「A-Z」の成功哲学~」
      (株式会社マキオ代表取締役社長 牧尾英二著、ダイヤモンド社刊
                             本体1429円+税)
  ですが。

 「あとがき」より、一部引用させて頂きます。

『・・・・
  阿久根・川辺のような不便な市町村は全国にたくさんあり、今後も都会の影と
してまだまだ過疎化していくことも想像されます。
 現代のように、拡大・効率・成果を求めれば求めるほど、こうした二極化に拍車
がかかり、安心立命からほど遠くなります。このあたりで社会の舵をきり、方向を
変えなければならないでしょう。自分優先から他者優先、損得よりも善悪優先、利
益よりもお客様優先など、そこにはいろいろなテーマがあると思われます。

                               ・・・・・』

 言葉にしてしまうと、とっても白々しくて、ダッサ~~~!(牧尾社長、ごめん
なさい)なのですが、この言葉には、不肖私、共感します。

 とはいえ、「他者優先」「善悪優先」が出来る個人、家族とは、すなわち十分な
所得があることが前提であり、社会においては、それなりの“経済成長”をし続け
る社会であることは、間違いないでしょう。

 牧尾社長も暗に言及している、と私は解釈しましたが、
 「スーパーは、地域活性化のお手伝いはできるかもしれないが、
                    地域活性化の主体ではない」

 「よその土地へ、何を売り込むのか?」
  このテーマを考えるのは、その“過疎地”に住む皆さま自身が、主体ということで・・・。

2009年10月31日 (土)

「水俣病でメシを食え」

 「栗名月」、でしたっけ?

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 さて、今日も少しでも早く出勤して、おでんの仕込みをしなければ・・・。
(ただ今、70円均一セール中・・・)

 で、大急ぎで。
 少しでもご興味のある方は、ぜひご一読を!!

 「水俣病でメシを食え」:日経ビジネス ON LINE
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20090709/199630/

 恐れ入ります。初めての方は「読者登録」をしなければならないでしょうか。
 その面倒くささ、をどうか乗り越えてくださいますように。

 実のところ、「水俣病でメシを食え」と言ってしまうと、“にせ患者”問題を
思い浮かべてしまう方がいらっしゃるかもしれませんが、それとは違います。

 NPO法人・水俣教育旅行プランニング理事長・吉永利夫さんのコラムでは、
 (引用させて頂きます)
『「水俣病でメシを食え」
 水俣というと、水俣病の町、汚れた海といったイメージが強いでしょう。でも、
水俣は水俣病だけの町ではありません。日本でも有数の環境都市であることに加え
て、温暖な気候を利用した安心・安全な農作物、森や川に恵まれた豊かな自然など、
様々な顔を持っています。こうした水俣の多様な姿を、訪れる人々に伝えていきた
いと日々活動しています。
 「水俣病でメシを食え」。私は常々、こう連呼しています。水俣病という最悪の
公害を生み出した水俣。その水俣だからこそ伝えられることがある。そして、それ
が水俣という地方都市の活性化につながる――。そう考えるからです。もちろん、
水俣病は終わっていません。ただ、負の遺産をポジティブにとらえることは、新し
い水俣を作る第一歩になるでしょう。』

 連載最終2009年8月20日付「小さな経済がグルグル回る地方都市に」では、
“この10年で、自分の借金が400万円に増えただけだ”と卑下していらっしゃります。
 今でこそ、地元農林水産業と連携した新しい体験型観光「第4次産業(でしたっけ?)」
という理念は、あちこちで唱えられているように思いますが、それを組み立てていく難し
さ、手探りさ。素人の私でも、薄々解るような気がします。

2009年10月11日 (日)

「肥薩味対決」とやら・・・

 深夜午前1時過ぎ。繁盛していらっしゃるのやら。

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 最近、またまた「広報いずみ」に目を通す気力がなくなってきてしまったのですが、パラパラとめくっていたら、ハラリと落ちてきた1枚のチラシ。

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 水俣芦北地区では「海老」。出水地区では「鶏」。スタンプ・ラリーを実施中とのこと。

 あちこち食べ歩きできたら、楽しいのでしょうが。

  ・・・・・・・ふと思ったこと。出水地区の鶏は、当地の巨大企業・マルイ農協さんの下、養鶏された鶏肉使用ということで、ほぼ間違いないと思うのですが、

 水俣芦北地区の海老は、イメージとしては、地元不知火海で獲れた天然物というイメージがあるのですが、さてさて?100%天然物?

  ふいと、“食べ歩き”には縁遠い人間が思った疑問・・・・・。

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ごろごろ

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