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2007年10月

2007年10月31日 (水)

あっ、イジケ・・・・

0710311ss_2  10月最後の朝。

  さてさて、電卓弾きながら、「Unaudited Financials」の続きを、時間をかけて書いて・・・・、さて、保存しようと思ったら、

                                      時間切れ。

                                   イジケます。

Unaudited Financials(その1)

0710311s 月は、中天を独り往き・・・・。地で、自分は何をスル?

 一昨日は“右傾化”しましたので、本日は修正して、国際派に・・・。

 サブ・プライムローン問題の震源地・アメリカにおいて、例えばシティ・グループ等メガバンクの決算状況は、日本でもニュースとして耳にします。その結果、金融関連銘柄の株価は、かなり低迷しているらしい、ことも聞きます。

 それでは、アメリカの小さな、いわゆる“コミュニティ・バンク”の決算、そして経営状況はどんなもんだろう?・・・・というふとした興味から、「五郎!行きま~すッ!!」・・・・・・・。

 教材は、「リレーションシップ・バンキング入門~地域金融機関と顧客・地域社会との互恵的関係のために~」(2003年、由利宗之著)で、取り上げられている

  「Bank of Fayetteville」 の「BOF Financials 9-30-07」(PDF形式です)

 を使わせて頂きました。

 見ただけで、眠くなれると思います・・・・・・。

 ==================== 以下 =============

   THE BANK OF FAYETEVILIE
 会計決算書(Unaudited Financials・Unという接頭語が?)
           2007年9月30日(September 30,2007)

【金額の単位は、千ドルと推定。「リレーションシップ・バ
ンキング入門」(2003年刊)に、「南部の州アーカンソーの小
都市フェイエットビルの、総資産約200億円の地元銀行バンク・
オブ・フェイエットビルは、「イッツ・ア・ワンダフル・ライ
フ」に励まされて生き残ったコミュニティ銀行の一つである・
・・」という記述があるので・・。1ドル=115円で日本円に換
算しました。日本円の換算値の単位は、百万円とします】

貸借対照表(Balance Sheet)
           2007     2006   差異(Difference)
資産(Assets) 
 現金(Cash)     1,150(9,996)    1,089(9,471)     60(525)
  有価証券
 (Investments)  12,233(106,376)  12,209(106,165)  24(211)
  証券売買益?
(Fed Funds Sold)      -             965(8,395)     965(8,395)

貸出金
(Gross Loans)   35,633(309,848) 30,021(261,054)  5,611(48,794)
貸倒引当金?
(Less:Reserve
for Loan Losses)【475(4,132)】 【457(3,975)】  【18(157)】
                 -----------------------------------------------
 貸出金合計     35,157(305,716) 29,564(257,079) 5,593(48,637)
(Net Loans)
 固定資産?
(Fixed Assets)    1,003(8,721)    810(7,043)       193(788)
  動産不動産?  
(Other Real
  Estate Owned)      92(800)        1(12)           91(788)
その他資産
(Other Assets)   1,068(9,288)     1,199(10,428)   -131(-1,140)
                -------------------------------------------------
資産合計
(Total Assets)  50,731(440,897)  45,838(398,593)  4,865(42,304)

負債と資本(Liabilties&Capital)
当座預金
(Non-Interest
Bearing Deposits)  5,273(45,418) 6,241(54,270)  -1,018(-8,852)
定期預金?
(Interest Bearing
        Deposits) 29,805(259,177) 27,287(237,275)  2,519(21,902)
                 -------------------------------------------------
預金計
(Total Deposits) 35,028(304,595) 33,528(291,545)   1,501(13,050)

証券購入費?
(Fed Funds
   Purchased)       177(1,535)         -           177(1,535)
借用金
(Borrowed Funds)  11,166(97,092)  8,602(74,798)    2,543(22,114)
その他負債
(Other Liabilities) 262(2,279)      244(2,122)       18(157)
                  -----------------------------------------------
    負債計
(Total Liabilities)46,633(405,501)42,394(368,645)  4,238(36,856)
資本
(Capital)         4,071(35,396)   3,444(29,948)      627(5,448)
                  -----------------------------------------------
負債と資本計
(Total Liabilities
  & Capital)     50,731(440,897)  45,838(398,593)  4,865(42,304)

 収支報告(Income Statemaent)

経常収益
(Interest Income)   2,472(21,494)  1,958(17,024)    514(4,470)
経常支出
(Interest Expense) -1,170(10,170) -790(6,867)     -380(3,303)
                   ---------------------------------------------
経常利益
(Net Interest Margin)1,302(11,302)  1,168(10,157)   134(1,167)

貸倒引当金繰入額?
(Provisions for
     Loan Losses)    -81(700)       -37(320)        -44(380)
                   --------------------------------------------
“純”経常利益?
(Net Interest Margin
     After Provision)1,222(10,624) 1,168(9,837)    91(787)

 その他収益
(Non-Interest Income) 518(4,508)   403(3,507)     115(1,001)
 その他支出
(Non-Interest Expense)-995(8,6519) -917(7,973)    -78(678)
                  -------------------------------------------
 間接経費?
(Net OverHead)       -476(4,143) -514(4,466)     37(323)

特別損失額?
(Security Gains/
         Losses)         -        -119(103)      119(103)
                 --------------------------------------------
課税前当期純利益
(Net Income
   Before Taxes  745(6,481)  606(5,268)      139(1,213)
課税額
(Applicable Taxes)-190(1,651) -182(1,585)        -8(66)
                ---------------------------------------------
課税後当期純利益
(Net Income
  After Taxes)    555(4,830)  424(3,683)      132(1,147)

=============== 以上 ================

 ・・・・・・・・・やっぱり、アメリカ語なんて、ダイッ嫌いだ~!、ついでに、アメリカも、ダイッ嫌いだ~~!! ・・・・・・“右傾化”しているままのほうが、楽かい?

 これについての、考察は後ほどに。         

 まあ、でもこんなことをしてみようと思えるのは、秋たけなわのおかげデアリマス・・・。

      

    

2007年10月29日 (月)

これが、ホントの“秋桜”・・・

0710291s 0710292s 

霞たなびく、春の出水平野?で、これぞ、正当“秋桜”。

 ソメイヨシノという品種は、ひたすら「挿し木」で増えた、いわば“クローン品種”なのだそうですが、それでもやっぱり樹によって個性があるようで・・・・。この米ノ津川沿いの一本は、結構狂い咲きをしてくださります。(あるいは、川沿いで空気の流れが激しいことによる、影響かもしれませんが・・・)

 今日は、“疲れた”モード・・・。手抜きをさせていただきます。

 「金融機関と国債」の関係、あるいは、そもそも「債券」って、なんなのさ~!?自分、いまだ勉強不足でアリマス。そこで!

 「貞子ちゃんの連れ連れ日記

債券とは何か。1

債券とは何か。2

 解説、深く感謝致します。m(__)m

 “熱狂的”地銀ファンとして、見落としていた記事。

 「英運用会社、常陽などの地銀3行の筆頭株主に」(10/5付、NIKKEI-NETより)

   さ~て、どう評価するべきか・・・・・・・。

 最後に、ウヘッ、恥ずかしい・・・・・。

理系の連帯ブログat理工系.com

理系企業は理系離れを止められるか

 私のブログを読んでくださったのですね・・・・・・・。

 これを読んで、またまた紹介させて頂きます、

Espresso Diary@信州松本

世界の人材争奪戦

多様化する世界。均質化する日本。

 さて、日本武尊の子孫として!、あなたは「日本人」として、どう生きますか?

   あっ、え~~っと、大和武尊は子孫を残されなかったんでしたっけ・・・・・・・。

                          本日は、かなり右傾化。

2007年10月28日 (日)

「水俣病」は終わらない・・(その2)

0710282s 0710281s_3 

明け方の 烏、見送る 十六夜か

 ハヒ~~、5時からまた出勤・・・・・。

 本日(28日)付南日本新聞1面より

「水俣病救済策 出水の会 一時金了承 団体加算金など交渉継続」

 (引用させて頂きます)

『水俣病未認定患者の救済策として、与党プロジェクトチーム(PT)が具体案を提示したことを受け、水俣病出水の会(尾上利夫会長、約三千人)は二十七日、出水市で役員会を開いた。一時金百五十万円と月一万円の療養手当について了承したが、PT側が団体活動経費として提示した約三億円については、同会が求める団体加算金二十億円と隔たりが大きいため、今後の交渉を尾上会長に一任することを決議した。

 役員会には、鹿児島、熊本両県から約三十人が参加。環境省が行ったサンプル調査で、救済案件とされる「手足の感覚障害がある」と判定された人が認定申請者の47.1%、保険手帳所持者の40.7%だったことに対し、役員らから「半数は救済されないということか」と不安視する声が上がった。このため、救済該当者の診断・判定方法についても、PT側とあらためて交渉し、救済策を最終的に 受諾するかどうか判断するとした。

 尾上会長は「十一月にも上京し、ひざを詰めた話をしたい。二十億円は勝ち取らなくてはいけない」と話した。

 救済策は水俣病被害者芦北の会(約二百七十人)が既に受け入れを決めている。』

 (全文、引用させて頂きました)

 “中島みゆき”を聴きながら、書いております・・・・・・。

 自分がバカ者であることを、承知の上で書かせて頂きます。

 「水俣病出水の会」の会員数について。21日付では「約二千八百人」であったのが、28日付では「約三千人」。1週間で約200人の増加・・・・・・。   ?

 自民党(&公明党)の与党PTとしては、「これで、水俣病完全決着」としたいのでありましょうが、「救済該当者」「救済“不”該当者」が生じることによる、地域の亀裂・・・・・・。

2007年10月27日 (土)

南日本銀行in会社四季報

 まずは、本日のNikkei-Netで見つけた気になる記事。

 「ふくおかFG、2010年3月期までに70支店削減・人員も減

 一部引用させて頂きます

 『・・・どの支店を廃止するかは未定だが、向こう1年程度で熊本ファミリー銀行は県外の支店を廃止、親和銀行は現在22ある福岡県内支店の統合を進める。・・・・』

0710271s さて、明るくなり始めた西の空に、満月。「今夜も、お疲れさまデシタ~」。

さてさて、本題。普段は、「調べる」といえば、「ネットで検索する」。ですが、やってしまいました・・・、「会社四季報2007年秋号」を1ページずつめくり続ける・・・。調べるは、「南日本銀行が、株主に名を連ねている会社」。

0710272s   以下(以前紹介した会社も改めて)、

 ・高田工業所(1966)【プラント工事】

 ・きょくとう(2300)【ホームクリーニング】

・日本ケアサプライ(2393)【福祉用具レンタル卸】

・ワールドインテック(2429)【製造業務請負】

・ゴールドパック(2589)【飲料メーカー】

・ジャパンフーズ(2599)【総合飲料受託生産】

・魚喜(2683)【鮮魚・持ち帰りすし】

・CVSベイエリア(2687)【コンビニFC展開】

・YKT(2693)【機械商社】

・パワーアップ(3044)【イタリア料理店チェーン】

・インフォコム(4348)【モバイルサービス?】

・ウェザーニュース(4825)【気象情報サービス】

・朝日ラバー(5162)【ゴム製品】

・ヤマックス(5285)【コンクリ製品】

・アドバネクス(5998)【精密ばね】

・名機製作所(6280)【射出成形機】

・SES(6290)【半導体洗浄器】

・不二精機(6400)【金型・成形】

・ニスカ(6415)【OA・光学計測機器】

・NF回路設計ブロック(6884)【電気計測器・応用機器】

・光波(6876)【LED応用製品】

・キョウデン(6881)【プリント配線基板】

・ヤマノホールディングズ(7571)【服飾品販売】

・三栄コーポレーション(8119)【生活関連品商社】

・豊和銀行(8559)

・宮崎太陽銀行(8560)

・ディックスクロキ(8884)【不動産販売】

・昴(9778)【学習塾】

・スターツプロシード投資法人(8979)【REIT】   以上29社になりますか?    

  もちろん、見落としがあるかもしれません。

 他の銀行の名前も注意して見たつもりですが、いわゆる“地方銀行”が株主に名を連ねるのは、あくまで取引先企業。南日本銀行が、(贔屓目を含めて)ぶっちぎりの“出現頻度”であるような・・・・・。

 各企業の株価の推移まで調べて、「資金運用先として適切なのか」判断しなければならないのですが・・・、

 それでも・・・、

 銀行等金融機関に集まった預金は、全国的に預貸率が低下する中、結局国債の購入に充てられる。政府が、国債を今のような低金利(新発10年国債・1.615%)で発行し続けられるのは、それでも購入し続けてくれるアテがあるからである。結果、ズルズル・・・と日本国の借金は増え続ける・・・・・・・。“負の連鎖”・・・・。皆様の大事な預金は、裏返せば、日本国の借金?

  その“負の連鎖”を断つためには、各金融機関は、国債に代わる、新たな運用先を見つける必要がある(素人考えです)。

 以上の考えに基づき、南日本銀行のチャレンジ精神、私は高く評価します。株主になって、よかった~。

 (そりゃあ、世の中、キレイごとばかりではないわけで、“裏”もあるネタなのでしょうが)

 

2007年10月26日 (金)

ガンバレ!かぎん、・・・そして、かごしま・・

0710261s 月末近し。ふ~、毎度のことながら、通帳の残高とニラメッコ状態となって参ります・・・・。そんな中、(自分としては)思い切った出費、3つ。

 まずは、焼酎一升パック。秋も深まってきて、そろそろ(焼酎)お湯割りがおいしい季節。・・・・とかなんとか、一升を自分は何日で空にしてしまうのやら?

 そして、“シャチハタ”の「鈴木」印。うわ~、現在使用中の“シャチハタ”が行方不明!ハイハイ、たまには“ねぐら”の掃除もきちんとしろ!!というお達しであることは、解っておるのですけれど。。。。。

 そして、なによりも、「うがい薬」。担当者さんの「風邪の予防には、まずうがいですよ~」の教えをしっかり守ってオリマス!・・・・・・・、担当者さん、お元気でご活躍されていらっしゃいますか?

 ちょっと、前置きが長くなってしまいましたが、本題です。まだまだこだわります、私の“虎の子”銘柄・鹿児島銀行(8390)の業績予想下方修正ネタです。

 改めまして、鹿児島銀行のホームページより引用させて頂きます。

『業績予想修正の理由
(1)単体業績予想修正の理由
①経常収益は、貸出金を中心とした資金運用量の拡大による利息収入の増加に加え、株式等関連益が増加したことなどにより、当初予想に比べ中間期、通期ともに増収となる見込です。
②一方、地方経済は景気回復の足取りが鈍く減速感が強まるなか、債務者の業況変化に対応して貸倒引当金の積み増しを行った結果、与信費用が当初予想に比べ中間期で100億円程度、通期で83億円程度それぞれ増加する見込であり、経常利益及び純利益は、中間期、通期ともに当初予想を下回る見込であります。』

 対して、山陰地方(島根・鳥取)を地盤とする地方銀行として、山陰合同銀行(8381)があります。こちらは、10月19日付でかなりインパクトのある、業績予想“上方”修正を出されております。

『単体業績予想の修正理由
A.経常収益の増加は、金利上昇などによる資金運用収益の増加に加え、有価証券の効率
的運用により国債等債券売却益13億円程度(当初予想比+13億円程度)、株式等売
却益102億円程度(当初予想比+102億円程度)を計上したことが主な要因であり
ます。
B.経常利益の増加は、引当率の上昇による一般貸倒引当金繰入額の増加などから、与信
費用として85億円程度(当初予想比+50億円程度)を要したほか、前記1.の有価
証券の減損処理に伴う評価損24億円程度(当初予想比+24億円程度、うち米国サブ
プライムローンに関連した債務担保証券(CDO)にかかるもの:21億円程度)を計
上しましたが、
一方で上記A.の結果、株式等関係損益が改善したことなどによるもの
であります。
C.以上の結果、中間純利益は当初予想比約25億円の増加となる見込みであります。』

 あっけらかんと、「イヤ~、サブプライムローンで、21億円ほど、損しちゃったんだけどさ~」と明言してしまっても、それでも「上方修正」。

 う・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ん、鹿児島銀行が、サブプライムローン問題で被る損失は、いかほどナノサ?(もちろん、南日本銀行は?)もっと、“かぎん”の業績が危うくなる余地あり?

 で、「地方経済は景気回復の足取りが鈍く減速感が強まるなか・・・」の一文をどう解釈するか?でアリマス。

 そこで登場しますは、「日本銀行鹿児島支店」と「日本銀行松江支店」が発表する10月分「金融経済動向」より

 ・概況

 鹿児島「最近の鹿児島県の景気は、回復の動きがやや鈍っている。」

 松江「山陰両県の景気をみると、一部になお弱い動きが続いているものの、総じてみれば緩やかに回復しつつある。」

 ・個人消費

 鹿児島「個人消費関連は弱めの動きとなっている。」

 松江「個人消費は、足もと一部に弱い動きがみられるものの、総じてみれば緩やかに持ち直しつつある。」

 NHK大河ドラマ「篤姫」効果が期待される、あっ・・・、鹿児島市内には「イオン鹿児島」という大型ショッピングセンターが開業し、にぎわっているはずナノデスガ・・・・・。

 「鹿児島」と「山陰(島根・鳥取)」の違いは、何?(正直、皆様、島根・鳥取と聞いて、思い浮かぶものって、「鳥取砂丘」?最近でこそ「石見銀山」?)

 自分なぞ、ねぐらとコンビニの往復ばかり生活でありますが、もし、あなたが、よその地域へ旅行する機会がありましたら、“観光客”としてカモられるだけでなく、“地域スパイ”として情報収集をぜひ!!

2007年10月25日 (木)

貸倒引当金

0710252s  コンビニの お向かいにふと 十四夜

  さて、本日のネタ。鹿児島銀行の株(8390)、本日の終値、727円・前日比-25円(3.32%)。

  昨日、業績予想の下方修正が出されていたよし。⇒こちら〈PDFです〉 (鹿児島銀行のホームページより)。

『  (1)単体業績予想修正の理由
①経常収益は、貸出金を中心とした資金運用量の拡大による利息収入の増加に加え、株式等関連益が増加したことなどにより、当初予想に比べ中間期、通期ともに増収となる見込です。
②一方、地方経済は景気回復の足取りが鈍く減速感が強まるなか、債務者の業況変化に対応して貸倒引当金の積み増しを行った結果、与信費用が当初予想に比べ中間期で100億円程度、通期で83億円程度それぞれ増加する見込であり、経常利益及び純利益は、中間期、通期ともに当初予想を下回る見込であります。』

  貸倒引当金って?・・・・・・・面目アリマセン・・・・。今まで意味を知りませんデシタ・・・・。

 で、“積読”状態であった「決算書がおもしろいほどわかる本」を手にして、「貸倒引当金」の項目だけを安直に・・・・・。

              ウンウン、ひとつ賢くナリマシタ・・・・・。

2007年10月24日 (水)

『「水俣病」は終わらない』

0710231s 昨10月23日は、九州一周駅伝西日本新聞ホームページより)の出水通過日。本当なら、「おるらぁ~、もっと走れ~」と罵声を挙げて声援を送りたかったのですが、ちょうど通過時刻の午前10時前とは、コンビニでは「発注締切時刻」目前。目の端で「あっ、選手が通過していく・・・・・」と思いつつ・・・。

 さて、今日は、出水の「重い」ネタ。なんで、わざわざ取り上げる?と自問しつつ・・・。

 スミマセン。まずは、聖書にすがります。

“人をさばくな、自分がさばかれないためである。 あなたがたがさばくそのさばきで、自分もさばかれ、あなたがたの量るそのはかりで、自分にも量りを与えられるであろう。 なぜ、兄弟の目にあるちりを見ながら、自分の目にある梁を認めないのか。 自分の目には梁があるのに、どうして兄弟にむかって、あなたの目からちりを取らせてください、と言えようか。 偽善者よ、まず自分の目から梁を取りのけるがよい。そうすれば、はっきの見えるようになって、兄弟の目からちりをとりのけることができるだろう。”《「マタイによる福音書」【新約聖書(口語訳)】より引用させて頂きました》

 10月21日付南日本新聞一面に、次のような記事が掲載されておりました。(引用させて頂きます)

『水俣病救済 一時金150万円提示 与党PT 2被害者団体は評価

 水俣病未認定患者の新たな救済策を検討している与党プロジェクトチーム(PT)の園田博之座長(衆院熊本4区)は二十日、熊本県水俣市内で被害者団体の「水俣病出水の会」(約二千八百人)「水俣病被害者芦北の会」(約二百七十人)の両代表と相次ぎ会談。一人当たりの一時金支給額百五十万円を提示した。両団体は一時金については、受け入れに前向きな姿勢を示した。

 同日提示された救済策は、一時金百五十万円のほか、月一万円の療養手当。一九九五年の前回政治解決時には病気を公表できなかったり、症状が軽く水俣病に気付かなかったが、手足のしびれなど特徴的な感覚障害がある被害者が対象となっている。』

 申し訳ありません。いろいろ「水俣病」で検索されてください。例えば、西日本新聞の『シリーズ「水俣病50年」』。このシリーズでも取り上げられておりますが、元(現?)金融マンの立場から書かれている「Hidetoshi Iwasaki.s Blog」も。

金融機関から見た水俣病(その1) 2006.2.25付

金融機関から見た水俣病(その2) 2006.3.28付

金融機関から見た水俣病(その3) 2006.4.13付

金融機関から見た水俣病(その4) 2006.4.14付

 これらを読んだ上で、なお愚か者は電卓を弾きます。

  150万円×約2,800人=約42億円

 そんな大金が、この出水地区に“流入”してきます(まだ、確定ではないようですが)。そこに生じる、さまざまな人間的反応・・・・。私は「差別」の一言で片付けることは出来ない、と思います。

 多くの日本に住む皆様にとっては、「水俣病」とは、せいぜい高校受験の際「四大公害病」の一つとして暗記する程度でありましょう。

 されど、

  「水俣病」は終わらない。

2007年10月22日 (月)

「南日本銀行 株主構成」(つづき)

0710221s  昨21日、日曜日、通算約16時間店番をしておりました。ふ~~~~。時、あたかも秋の行楽シーズン。上場高原へコスモス見物へ行かれるお客様がチラホラ。“人間ウォチング”を楽しませて頂きました。

 さ、今日は月曜日。皆様、好天の日曜日に、気合充填は完了されましたか?

 先週金曜日のNY市場において、“今年3番目”の下げ幅。それを受けての本日22日の東京市場、日経平均終値・16,438円47銭、前日比-375円90銭(2.24%)。「さあ!ブラック・マンデーだぜ!覚悟しておけ!」という雰囲気の中で、意外に踏ん張ったのではないでしょうか。

 人間一人ひとりの、ちっぽけな喜怒哀楽なぞあっさりと呑み込んで、世界は絶え間なく動いております。“Think Global”、「考える」だけなら簡単だぜ、と思いたくなりますが、それもまたムズカシ。

 世界の動きについていけない、虫ケラであることを、実感しつつ・・・。「南日本銀行 株主構成」(つづき)です。

 とりあえず、現段階で調べた限りの、南日本銀行が主要株主となっている上場企業です(既に紹介したのは、除く)

 ・高田工業所(1966) 17万株・(10/22現在)時価1億4600万円

 ・インフォコム(4348) 760株・時価4640万円

 ・アドバネクス(5998)  55万株・時価1億400万円

 ・エス・イー・エス(6290) 30万株・時価1億8110万円

 ・キョウデン(6881) 33万株・時価9990万円

 う~~~ん、アドバネクスでは、滅茶苦茶損しているんじゃないかな~~。

5998 左は、Yahoo!ファイナンスより引用させて頂きます、アドバネクスのチャートです。

 「銀行に、お金を預ければ、利子がつく」という当たり前のことを、皆様、再考察されんことを。自分なぞは、「う~~~ん、そうかソウカ、南銀は、結構独自の判断で、資金運用先を選んでいるのかな」と、“見直し”ました。(♪With you ~♪)

 なれど、「私の大事な預金を、そんな名前も知らない新興企業ごときに投資するのはケシカラン!そんな株式投資をするくらいなら、もっと安定的な国債を購入するべきだ!」というご意見も、あって当然。

 さ?

 で、鹿児島銀行は?

2007年10月20日 (土)

「南日本銀行 株主構成」

0710201s 朝6時、東の空に浮かぶ雲。・・・・・11時過ぎ、店番が終わってから、さて今日は土曜日だし、キオスクまで“日経”を買いに行っか!・・・とトコトコ・・・・。(土曜日は別刷「NIKKEIプラス1」がついて、お買い得?)ところがドッコイ!、すでに、売り切れ・・・。競争率が激しかったか・・・・。

0710202s で、代わり・・・・・に。コンビニでの「ビジネス書フェア」で見かけた一冊。

   積読(つんどく)の 枕ばかりは 高くなり

 睡眠読書法って、ないでしょうかね・・・・。“株で、ガッポリ一儲けして、美女と札束風呂に入るんだ!”という、当初の株に手を出した目的から、どんどん逸脱しているような・・・・。

  さて、会社四季報2007年秋号によれば、南日本銀行は、宮崎太陽銀行(8560)の株、136万株・時価(10/19現在)5億9,840万円(計算合っていますでしょうか)を保有されております。大分県の豊和銀行(8559)でも、主要株主第8位に顔を出されております。これは、いわゆる「株式の持ち合い」ですね。

 また、鹿児島県下では最大手の学習塾チェーンを誇る・(9778)の株、16万株・時価7,040万円を保有されています。こちらは、主要お取引先企業の株式を保有しております、ということかな・・・・で、納得。(他の、鹿児島県に本社を置く上場企業では、ちょっと影が薄いかな・・・・・ザンネン)

 ところが、千葉県でコンビニ経営を手がけるCVSベイエリア(2687)の株、36万2千株・時価7,964万円を保有され、千葉県の地元銀行・京葉銀行を上回って、主要株主第6位に記されております。ふ~~ん。

 そう思って、四季報を探し始めると、“地方の小さな銀行”の割には、ちょくちょく「南日本銀行」を見つけることができるような・・・・。

 申し訳アリマセン。時間切れ、今夜はここまで、デス。

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