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2008年1月

2008年1月 7日 (月)

“天気予報”ビジネス

0801071s  歩道で、ひなたぼっこ。自分、邪魔をしないよう、反対側の歩道へと。

0801072s 夕方。

 鬼火焚き 煙彩り 新春か

 はっきりと、日没時間は遅くなり始めました。

 さて、自分の関心が、あっちゃこっちゃ飛び跳ね回ってしまい、申し訳アリマセン。

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 さ、毎度の「メモ帳」使用ですが、本題の前に、こちらのブログを紹介させて頂きます。
   “H-Yamaguchinet
 「2008年はどう予測されているか
 ・・・・・・うん!楽しいデス!自分も、このブログで出水市・鹿児島県、そして日本国
の財政破綻の可能性についてネタにしてきたのですが、・・・・・ハンセイ・・・・・。
 それを、ジョークとして笑えることも必要でありますね。

 さ、さて、本題です。気合!で迎えた平成20(2008)年お正月。ところがドッコイ、
“お正月寒波”の襲来!。で、コンビニ、例年のような“稼ぎ時”とは相成らず・・・・。
「お正月は、家族そろって、初詣」というのは、日本人にとっては必須行事のようではあり
ますが、「え~、寒いから、面倒くさいよ~」には、勝てず・・・・のようで。
(もっとも、新年が明けた午前0時から2時ごろにかけての賑わいは、年々希薄になってい
るように思います。これは、日本の国情を反映している?)

 マイカーが普及して、“ドアtoドア”の時代。お天気なんて関係ない、と思いたくもなりま
すが、人間、やっぱり「お天気」とは無縁であり得ず・・・。

 で、ネタにさせて頂きます、“なんぎん銘柄”のひとつ、「4825 ウェザーニューズ」。
 会社四季報2008年新春号によれば、南日本銀行の持ち株数15万株、比率にすれば1.3%
と、比較的ジミな株主ぶり(?)ですが、なんたって!、東証1部上場企業!。
0801074   左は、「ウェザーニューズ」の過去5年間のチャートです。

 天気予報の自由化は、平成7(1995)年から。現在の登録「予報業務許可従事者」は、⇒こちら
(毎度のことながら、Wikipediaのお世話になっております。「天気予報」)
 おおおっ!、地元「南日本放送(MBC)」も名を連ねておりますね。さっと見たところでは、上場
企業は「ウェザーニューズ」のみ?ソウカ、そっか・・・、“天気予報”ビジネスの世界では大手
のようですね。

 さて、ワンパターンですが、そのウェザーニューズの「平成20年5月期中間決算短信」より。
平成19年6月1日から11月30日までにおいて、

 売上高          57億6,032万2千円(100.0)
 売上原価         36億4,685万1千円( 63.3)
  売上総利益        21億1,347万1千円( 36.7)
  販売費及び一般管理費   13億4,270万9千円( 23.3)
  営業利益          7億7,076万1千円( 13.4) 

射出成形機メーカーである「名機製作所」の中間決算における売上高43億703万3千円と比較すると、(ウェザーニューズが、民間気象情報サービスとしては最大手として)決して大きな“市場”とは言えないのでしょうが・・・・。
 南日本銀行の「平成20年3月期中間期決算」より。
 経常収益(売上高に相当)               111億4千万円
 経常費用(売上原価と販売費及び一般管理費に相当?)  100億83百万円
 経常利益(営業利益に相当)               10億57百万円
 と比べると、ウン、十分“大”企業。

 しかし!、やっぱり、最大のライバルは「気象庁」でありましょう。自分なぞ、「気象庁」と
いえば、作家・新田次郎を思い浮かべてしまいますが、今のお若い方はご存知ないかもしれません。
(またまた、Wikipediaでは⇒こちら)日本の高度経済成長期を陰で支えた官庁というイメージですね。
 その気象庁の「平成20年度予算案の概要」によれば、一般会計、特別会計合わせて予算額は676億26百万円。国民一人あたり、約530円(日本国人口1億27百万人として)。台風シーズンには、いつもドキドキする鹿児島県民の一人としては、安すぎる!・・・・・・とオモイマセンカ?
 
 国としては、天気予報なぞ、どんどん予算削減して、民間へ移譲していきたい分野なのでありましょうが、う~~ん、台風情報は、やっぱり「気象庁発表」がイチバン!と思うのが、人情ではないでしょうか・・・・・。

 イヤイヤ、日本国内だけで考えると、大きく需要増は見込めないかもしれませんが、これからより正確な気象情報が必要となってくるのが、当然アジア諸国。気象衛星「ひまわり」その他が蓄積し続けてきた気象データは、貴重な“情報”資源。民間気象情報サービスを通して、その資源の輸出を。

 これは、南日本銀行、GOOD JOB!と思いますが、さ、今後の株価の動きは?

2008年1月 5日 (土)

City of Rolla

0801051s 5日は、正月休み。昏々と眠ってしまいました・・・・。で、画像は4日の諏訪神社です。念入りに茅の輪くぐりをして、参拝。おみくじは、「大吉」でした。

 この一年、みなさん、そして、自分にとって、よき1年となりますように。

 さて、思いとは裏腹に、なかなかこのブログのレベル向上、相成りません・・・・。

 アメリカの“小さな銀行”のホームページを、ちょこちょこ覗いてみているつもりなのですが、どうも「決算情報」は掲載されていないようで・・・・面白くありません。(そういう意味では、決算情報をきちんと開示“しなければならない”、日本の金融機関は偉大でアリマス)

 で、

 City of Rolla,Missouri Official Website(ミズーリ州ローラ市公式サイト)

 今、トップページに使われている“Council  Jump Starts 10 Year Plan”(10ヶ年計画検討会議?)の画像を拝見すると、・・・・・写っているのが「外人さん」というだけで、日本の各自治体で開催されている「~~~検討委員会」の会合風景と同じでありますよね・・・・。

  辞書片手には、ボチボチと・・・です。

わっ!南日本新聞が経済紙に~~!

0801042s 正月三が日の店番を終え、今夜が休み!でアリマス!!

 三が日は、曇り空・気温上がらず・・・・でしたが、四日にして、お正月晴れ。広瀬川の河原に組まれた、鬼火焚きのやぐら(?)。

 さて、なんとか今日中に更新を~~!

 で、早朝、「お疲れ様で~~す!」と、コンビニで受け取った、店売り用南日本新聞の一面、「エッ!N経済新聞?」。

0801041s_2  わざわざ、この画像を撮るために、出水駅のキオスクまで、日経紙を買いに行きましたッセ!

  一面に躍る「NY原油初の100ドル超」

(キオスクで確認したのですが、でも、まあ、ほとんどの一般紙の1面は、この記事でした)

 中身はともかく、うん、そうったい!「Think Global」たっい!

 ・・・・・・・・トカナントカ、ブログ全盛時代の恐ろしさ・・・・、

  「本石町日記」さま経由、「紺ガエルとの生活 ブログ版 最後の空冷ポルシェとともに」さまの、

 「もちは小さく切ってから

 ・・・・・・・・・・。

 正月三日、各新聞社とも、1面記事を書くことが許されているような、ベテラン記者は、トーゼン、まだお正月休み中。頼りは、通信社からの配信記事・・・・・という結果では・・・・・・・?イヤ、その通信社の配信記事にしても、海外から送られてきた元記事を、それこそ学生バイトの方が翻訳されたものであったり・・・・・・スル?

 イヤ、イエ、それでも、確かに、原油価格が1バレル=100ドルまでに、ついに達したこと、地元のニュースをこよなく愛する方々にとっても、オドロキを持って読んで欲しい記事ではあると思います。

 そういう意味では、極めて時宜を得た、世界経済の動き?といえますでしょうか・・・。

2008年1月 3日 (木)

「射出成形機」の世界・・

0801032s 曇天に CMが響く 三が日

 軽飛行機をチャーターした、中古車屋さんの宣伝でした。

0808031s_2  水仙が 凍えて咲くか お正月

 暖かな初詣日和となってくれることを期待したのですが、結局正月3日間、ブルブル・・・・・・でしたね。

 毎度の、以下本文デス

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 元旦に続いて、南日本銀行が(!)筆頭株主である「6280 名証2部上場 名機製作所
ネタです。そもそも「射出成形機」と言われましても・・・、一般人には、にわかに理解
できない代物でありますよね・・・・。
 で、検索して調べてみると、フムフム・・・・・、
 「プラスチック射出成形
 「プラスチックの知恵袋
 日常手にするプラスチック製品(例えば、ペットボトルも)の多くは、この「射出成形
機」によって加工されているようですね。
【一般人が名も知らぬ“工作機械”が、日々各地の工場で黙々と稼動し、そして、その製品
が、私たちの目に触れる・・・・この社会の広大さ・・・・・・・・・】

 さて、「名機製作所」、会社四季報新春号には、次のように紹介されております。
『【特色】射出成形機の草分け大手。国内で初めてプラスチック射出成形機を開発。自動車
業界向けが主体』

 ナルホド・・・・。射出成形機のトップブランドなんだろうな~~と、自分なぞ思ってし
まったのですが、ところがドッコイ、

 「射出成形機メーカーリンク

 えっ!!!?日本国内だけで30社の製造メーカーがひしめいているのですか~!!で、毎月
1200台以上の射出成形機が、国内だけで製造されているようで・・・。いくら、アジア向けの
輸出が好調としても、そりゃあ、競争が激しいであろうことは、素人でも察することが出来ま
す・・・・・。

 「射出成形機メーカーリンク」より、「6954 東証1部上場 ファナック」を無作為抽出(?)
して、名機製作所と比較をば。
(会社四季報新春号より)
         名機製作所      ファナック
 総資産    108億72百万円     1兆136億88百万円
株式時価総額  22.8億円       2兆7,423億円

080103chart   左は、ファナックの過去5年の株価チャートです。
    
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

 で、それぞれの平成20年3月期中間決算短信から。
 当中間期(平成19年4月1日~9月30日)における
              名機製作所                        ファナック
 売上高         43億703万3千円(100.0)      2,267億11百万円(100.0)
 売上原価        34億6,877万3千円(80.5)    1,050億73百万円( 46.3)
  売上総利益        8億3,826万円(19.5)         1,216億38百万円( 53.7)
販売費及び一般管理費   10億8,207万6千円(25.1)   289億02百万円( 12.8)
 営業利益       △ 2億4,381万6千円(△5.6)         927億36百万円( 40.9)

 う~~~ん、これが「規模の違いによる、収益性の差異」という、資本主義経済の冷徹な論理
でありましょうか・・・・・。

 それでも、“なんぎん銘柄”の筆頭(?)として、盛り返して欲しい!、名機製作所。

 

2008年1月 2日 (水)

デクシア銀行

0801022s 二日には 2007年 薄れかけ

 ・・・・あっ、イヤ、今日は久しぶりに店番、かなり楽させていただきました。毎晩こんな調子だったらいいのにな~~と思っては、ケッシテイケナイ・・・・・。

0801021s 正月寒波。紫尾の山々に、さらに雪を積もらせ・・・。コンビニの配送トラックは迂回して、出水に到着とのこと。

 で、本題へ。

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 さ、で、“豪華”2本立てを狙って「メモ帳」使用です。

 まず、一本目。いつもいつも、ネタ元に使用させて頂いております、「Espresso Diary@信州松本http://blog.livedoor.jp/takahashikamekichi/」、
1月2日付「両岸三地の新年快楽http://blog.livedoor.jp/takahashikamekichi/archives/51862419.html」から。
 世界的大富豪:ウォーレン・バフェット氏。・・・恥ずかしながら、今まで、ず~っと「“パ”フェ
ット」さんと信じこんでいたのですが、「“バ”フェット」さんだったのですね・・・(Wikipediaで
の解説は⇒こちら)。
 そのバフェット氏が地方債のビジネスに参入するとのこと。
 「バフェット氏、地方債を対象とする金融保証会社を設立=米紙」(ロイター.co.jpより)
 これに対する解説記事は
 「今度は金融保証事業に参入・見えてきたバフェット氏の新たな投資戦略」(Garbagenews.comより)

 ・・・・・、イヤ、私がネタにするのはバフェット氏ではなく「Espresso~」で紹介してくださった
「デクシア銀行(Dexia Group)」。「デブファ銀行(DEPFA BANK)」と同じく、世界の公共部門への投資に特化(?)した銀行であるよし。
 「けいざい一話 自治体専門 地道に融資 仏デクシア銀行東京支店
                           (事業再生のセントラル総合研究所より)
『ロベール・ベルディエさん(47)の木・金曜日の朝は、旅支度で始まる。仏デクシア・クレディ・ローカル銀行の東京支店長。昨年12月の営業開始に先立ち、同9月から全都道府県と政令指定都市を巡る「ジャパン・ツアー」を始めた。「土地の表情を見たいから」となるべく電車を使う。すでに33都道府県を回り、4月までに全国を踏破するつもりだ。
 ・・・・・・・・・・・・・
  ジャパン・ツアーでは、自治体の財政責任者に会うだけでなく、地元の有力地方銀行にも必ず顔を出す。
営業部隊が4人しかおらず、各自治体と関係の深い地銀と広く連携しないと、なかなか仕事をとれないからだ。
 「地銀さんのやりたくないこと、できないことだけをやりたいのです」。商売敵ではなく、仕事を分かち合うパートナーだと説いて回る。
 いつ引き出されるか分からない預金が元手の地銀にとって、期間10年以上の融資は気が乗らない。デクシアは、財政投融資など政府系資金がほぼ独占してきた超長期の資金需要に的を絞り、邦銀とすみ分ける。
 すでに日本の全市の財務分析を終え、独自の格付けを整えた。20~30年の間、どの自治体にどんな金利で貸せば安定的に利益が上がるのか。地震や少子高齢化のリスクも加味してはじいた。世界の自治体を相手に取引してきたノウハウが凝縮した「宝物」(ベルディエさん)。他が容易に追随できない訳がここにある。
                              ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』

 さて?南日本銀行・鹿児島県庁・出水市役所は、ベルディエさんの訪問を受けられたでありましょうやら?

 すでに、こんな取引を成立されているとか。
山形県債50億円、仏ベルギー系のデクシア銀が引き受け」(NIKKEI-NETより)

 すでに多額の地方債残高を抱え、将来的にも税収の増加が見込めない地方自治体においては、とにかく「地方債の発行を抑制する」が合言葉でありましょうが、でも、そこに地方自治体が存在する以上“公共投資”を皆無にすることは不可能です。

 例えば、出水市の市庁舎。ひとたび直下型地震が起きれば、市職員の皆様は名誉の殉職、二階級特進・・・。残された一般市民の皆様、あとは自助努力で・・・・とは、相成るわけではアリマセン。新庁舎建設問題、「財政が苦しいから」といって、先送りに出来る課題ではないはずです。
 ともすれば、「財政危機を、“市民の力”で、解決を」という雰囲気を作ろうと、各自治体が躍起になっているように思われます。もちろん“市民の力”も重要であると思いますが、現実は、あくまでビジネスの世界における専門家(プロ)同士の、丁々発止の交渉結果の方が、より重みを持つのでは・・・・?

 木っ端株主としての願望デアリマス。そんな地方自治体と世界の資金提供元との、“コーディネーター(調整)役”として、南日本銀行は存在感を増すことが出来ますように!(アッ、イヤ、もちろん、鹿児島銀行にも期待させていただきます)

 ・・・・・・・・・・・・・・すでに、一本だけで、長くなり過ぎました・・・・。

 2本目のネタは、明日にでも・・・って、明日には、また別のネタが気になりはじめるのでしょうネ・・・・・。

  あっ、忘れてはいけません。デクシア銀行は、ちゃんと日本語版を用意してくださっております。⇒こちら

  

2008年1月 1日 (火)

【新春】お奨め株銘柄(?)・「6280 名機製作所」

080101ps 山は、うっすら雪化粧。わがねぐらは、非常に風通しがよろしくて・・・・・・。

0801011s  みなさま、あけましておめでとうございます。

 Yahoo! JAPANのトップページが欧米流デザインに変わりましたね。ふ~、これで、アメリカ版やイギリス版Yahoo!の使い方が、少し解りやすくなりました・・・。

 さて、ボヤボヤしているうちに、毎度のことながら、もう!こんな時間!!!!

 「新春」らしく、会社四季報2008年1集“新春”号より。

 パラパラとめくって、やっぱり探してしまう「南日本銀行」の文字。秋号でも、見落としがないよう丹念に探したつもりだったのですが、それでも見落としがあったようで、さらに増えました“なんぎん銘柄”。

 その中から、おひとつ。南日本銀行が持ち株比率4.9%で、“筆頭株主”に名を連ねる、名古屋証券取引所2部上場「6280 名機製作所」。 ナルホド・・・。

080101chart  過去5年間の株価の動きは、左のとおり。

 大株主の状況を見ると、三菱東京UFJ銀行が筆頭株主であったのを、代わって、南日本銀行が“引き受けた”状況でしょうか・・・・・ネ。

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