コンビニの窓で餌を探すヤモリを発見。
ああ、夏が近づく・・・・。
でも、ふと疑問に思ったのですが、夏の数ヶ月以外はどこで過ごして
いるのでしょう?
ふ~~~。雨音を聞きながら、うたた寝。ちょっと生き返った感じが
します。休みの日は、きちんと休まねば。
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第六章「ハイヒール、やめた」②
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“お堅い”金融機関に勤める身として、テレビに堂々と登場した睦を、上司・
同僚がどう見るのか、とても気になるのだが、皆おおむね好意的に見てくれた
ようだ。もちろん、睦の普段の仕事に対する取り組みに、「新人らしい一生
懸命さ」が伝わり、好感を持たれているという前提があるからだろう。
伝票の金額と現金の帳尻を合わせる作業がある。新人の睦から見ると、先輩
OL田所茜(たどころ・あかね)と水溜小雪(みずたまり・こゆき)の電卓を
さばく指の動きは、もはや“神技”だ。睦は、もっぱら伝票の金額を読み上げる
役にまわる訳だが・・・・。
「十五万八千・・あ・・・ごめんなさい。桁間違えました・・・え・・・
百五十八万四千四百五十六です」
先輩の茜が、電卓のキーを叩く手を止めて、冗談交じりに声をだす。
「試心館の館主サマも、仕事の現場では、まだまだ七難八苦の連続ね。
さ、がんばりましょう。次、読み上げて」
「は、はい。次は・・・・」
また、鶴亀信用金庫紫尾支店の来店する者の中にも、睦の顔を見て、
「あっ、あんた、テレビに出とったね~」
と気づいてくれる割合が高い。さらには、
「ふ~~ん、こんなカワイイ女の子が、古武道の達人なのかい・・・」
と感心されるのが、大方の反応だ。
(つづく)
お断りさせて頂きますが、ねぐらに帰ってきてから「夜光雲」という
単語を検索して調べさせて頂きました。確かに「夜光雲」という確証さ
れている自然現象についての単語は、実在するようですが。
ここでは、あくまで「あっ、不思議な雲だな~」という意味で、
“妖しき夜光雲”というタイトルをつけさせて頂きます。
ねぐらへの帰り道。午前2時前。広瀬橋にさしかかった時。
ふと見ると、西の方角の雲が光っている・・・・・・。
(データ:橋の欄干に、コンパクトデジカメをそっと置いて、セルフタ
イマー併用、“星空撮影モード”で30秒)
とりあえず、とっても紛らわしいのですが。
手前、肥薩おれんじ鉄道の「米ノ津川鉄橋」の橋桁が明るく輝いている
のは、まず無視してください。
(たぶん、夜間通過する貨物列車の運転士さんのために「工事中注意」という
意味で、照明がされているのだと思います)
問題は、その背後の雲。
・・・・・・・・・・・・
いや!。ですから、例えば「北薩の天文館」・川端通りの街灯が、厚く垂れ込
める雲を照らす・・・・・。
いやいや!。振り返れば、出水駅周辺の街灯、アルコール工場の常夜灯が、夜
空を照らす、という現象も、決して珍しくありません。
ですが!!
あの遠くにある雲が、明るく光る現象って??????
広瀬橋上から、あの方角って、なにがあるんだろう・・・・って、これも検索
して調べたのですが、長島の方向・・・??
漁火(いさりび)の時期だから?でしょうか・・・・。
押忍!。
「理解不能な自然現象は、天変地異の前触れ・・・・・
と決めつけるヤツなんて、ゼッタイ信じない!!!!!」
という立場で、アリマス。押忍!!。
さあ、さあ、あと一日頑張れば、休みじゃ、休みじゃ・・・
さっさと帰るぞ!と思った午前1時過ぎ。
黙々と大量の商品陳列に格闘する夜勤者の姿が、目に入って
しまい・・・・・。
自分が手伝うべきか、気づかぬふりをするべきか・・・。
しばし考え込んでしまった10秒間・・・・・。
今日は「鮎解禁日」だ。
午前3時までには、ある程度終わっているよう、手伝おう。
(鮎解禁合図の花火が上がるのが、午前4時。その1時間前ほどから、
川のそばのコンビニは、お客さんが増えるのです)
今日の店番は穏便に終了してもらうことを願いつつ。
さ、愛しのヒロイン・むちゃんにも、頑張ってもらわねば。
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第六章「ハイヒール、やめた」①
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「紫尾(しび)市にお越しの際は、御館町(おたてちょう)武家屋敷街に
ある新納流試心館(にいろりゅうししんかん)へ、ぜひ遊びに来てください」
画面の中で、新米館主・御仮屋睦(おかりや・むつみ)が、テレビカメラ
に向って言う。そして、カメラはさっとズーミングされる。
「待ってま~す!」「ワンッ!」
“じいさん”こと新納義彰(にいろ・よしあき)、警察官の大山隆志(おおやま・
たかし)、睦の先輩OLである水溜小雪(みずたまり・こゆき)を入れた四人が
声を揃えた。「ワンッ!」と一声入ったのは、飼犬タダモトだ。
もっとも、純粋に試心館の関係者といえば、むつみと義彰とタダモトだけだ。
「“紫尾市の活性化”のためなら!燃えます!」というカメラマン・桐嶋誠治(
きりしま・せいじ)が、無理やり登場人物としたのだ。
だが、確かに桐嶋のカメラマンとしての腕はいい。睦が大山相手に演じた試技
を、きっちりアップシーンも取り入れ、それでいて煩雑な画面転換にもならず、
かなりスピード感のある動きとして、画像に収めてくれた。
桐嶋が、地元鹿児島の民放局「桜島テレビ」にフィルム(データ)を送った
のだろう。数日後の夕方、地元ニュースの時間枠に取り上げられた。
(つづく)
年々寂れているように思うのですが。
それでも、出水市のNo.1ビックイベント「鮎解禁」に向けて。
そうそう。
コンビニの売場で見つけてつい購入してしまいました。
『まいど!南大阪信用金庫』作:平井りゅうじ 画:北見けんいち
いえいえ・・・、今月下旬の株主総会に向けて、ではなく、あくまで、
今書いている自作小説のヒロインが、信用金庫の新米テラーさんという
設定だからです。オッホン
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第五章「御仮屋書店にて」⑯
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「よしっ、絶対成功させます」
坂道が気合をいれる。そして、
「ボールよ。頼むから、一周してきてくれよっ!」
と改めてボールに念じている。坂道はコツを飲み込むのが早い。最初の方向転換
は、ほぼ成功するようになっている。問題は、こちら側に戻ってくるための方向
転換を成功させられるか、だろう。
ブツクサ文句を言いながらも買物に出かけた瞬が、帰ってくるまで約三十分
だろうか。
「さ、行け!」
坂道が、ボールを放った。
そろそろ三十分が経とうとしているだろうか。
「今度こそ!」
坂道は、小刻みにバウンドする程度に、ボールを強く放った。店の奥の壁にぶつ
かって、一度目の方向転換。ボールは奥の通路を進む。
そして、
「あっ!やった~」
睦は、つい声を上げてしまった。
ボールは二度目の方向転換にも成功して、通路をこちら側に進み始めた。
が、しかし、転がる勢いがかなり失せてしまっている。
「頼む!、帰ってきてくれッ」
「聡君のところに、帰っていらっしゃい」
たまらず、睦と坂道がボールに声援を送る。
あと二メートル・・・・・・。
ボールも、最後の力を振り絞っているように進む。
たまらず、坂道がその長身を活かすように腕を伸ばして、ボールをすくい上げた。
「やった~ッ!」
「お~っし」
こういう場面では、二人でどう喜びを表現しようか。
「そうだ。聡君、ハイタッチしよう」
睦は、提案した。
「ええ・・・・、その~~」
坂道がためらう。そりゃあそうだ。睦と坂道の身長差は三十センチ以上。ひょいと
坂道が腕を上に伸ばせば、天井に届きそうな勢いだ。
「いいから、いいから」
坂道に腕を伸ばさせた。
「いくよっ!」
睦は、脚のバネを最大限活かして、ジャンプする。
パチン
坂道は手のひらを、睦の手を迎えるために、さっと下げてくれた。
睦の胸が、小気味よく揺れる。それを目にした坂道は、また赤面する。
(第五章 おわり
いえ、話はまだまだ続きます)
久しぶりに、地元銀行ファンとして。
これだけは書いておきたいこととして・・・。
深夜にねぐらに帰ってきて、夕方から出勤する身としては、午前9時~
午後3時という金融機関の窓口営業時間って、どんどん縁遠くなるばかり・・。
(不惑を越えたオジサンとして、一歩外出する時は、出来ればキチッと歯を
磨いて、髭も剃って。可能であれば、チャンとシャワーを浴びて・・・・と
いう願望があるもので)
とはいえ、金曜日。控えるは、週末土日。自分の勤め先は、ATM設置店。
どうしてもATMで現金をおろされた後、両替代わりに壱万円札でお買物を
されるお客様って、多いのですよね・・・・・。
そこで“私的”にも、五千円札を用意しておきたい・・・・というのが、
わが願いなのですが、そこで!、いつも利用させて頂いているのは、ねぐら
のご近所、同じ町内会同士の、鹿児島銀行出水支店でアリマスル。
ハハッハ・・・・、いつもお世話になってオリマスm(__)m。
当然のことながら、いつものことながら、自動両替機を使わせてもらうつ
もりだったのですが、
ムムムッ・・・・・、
なにやら、トラブル発生の模様・・・・。
一応自分、
「使って大丈夫ですか?」
その寸前まで、なにやら“復旧作業”に尽力されていた行員さんに一言。
「五千円と五十円が少ないので・・・」
寝ぼけ眼の自分、ついつい
「ああ、そうですか」
で。気づいた1.5秒後・・・・。
「五千円札が、少ないんですか~~!!!」
窓口のお世話になることを決めました。
末端“サービス業”に従事する者として。
『無料のサービスは、ない』
(無料のサービスって、その後に“顧客様”になって頂く、という願いがある、
と解釈します)
そりゃあ、自分のはした金程度での五千円札の両替であれば、当然手数料無料
の範疇。ですが、ホントせめてもの自分としての気持でアリマスル・・・・。
10円玉の棒金(50枚一括りになっているヤツです)の両替も併せて、せめてもの
手数料納付を・・・・・と思ったのですが。
対応してくださったテラー(窓口係)さま。
「あの・・・、10円の両替でしたら、両替機の方が・・・・」
「あ、いえっ、五円の違いですから・・・・」
と答えた自分。そこで、
「ちょっと、お待ちください」
というテラーさま。
(ゲゲゲゲゲゲッ・・・・!!!オレ、ナンカ、ワルイコトシタカ!!!!!)
不安12000%炸裂!!!!!!!
たぶん預金係長サマと話合ってくださったのでしょう・・・・・
一分後、
「恐れ入ります。両替機との差額、五円は頂けません」
と。
押忍!!
自分、鹿児島銀行の株主で、1200%ヨカッタ~~~~。
でも・・・・・・・・、
その「五円」のために、対応してくださったテラーさま、預金係長さま、
長々と“理由書”とやらを書かなきゃいけなくなったんじゃないかな・・・・、
というのが、自分の予想。
その節は。
“同じサービス業として”と書いてしまうと、
「テメエなんか!!!と、一緒にするな!!!!!!!」
であると思いますが。
再度、書かせて頂きます。
自分、(8390)鹿児島銀行の株主であって、ヨカッタ~~~
と、深く感謝いたします、押忍! m(__)m
今度の日曜は、お天気に恵まれるでしょうか・・・・。
勤め先のコンビニで、店長サマがポツリと。
「なんか最近、結婚しようっていう気がしないんですよね・・・。
休みの日もゲームして・・・そうそう、スカパー(衛星放送)も
見れるようになったし・・・。こういう生き方もありかな~って」
オマエが、そんなこと言うな~っ!!
まあもちろん、年上の私を気遣ってのご発言だとは思うのですが、
私なんざより、はるかに仕事熱心な店長サマまでね・・・・。
私が率先して「婚カツ!婚カツっ!!」て騒いでみせなければ
ならんのか・・。
って、現状もし女性とご縁が出来て、
「鈴木さん、趣味はなんですか?」
「うう~~ん、今は小説を書くことでしょうか・・」
「わ~~、私にも読ませて~」
「うう~ん」
「・・・・・鈴木さんって、若くて胸が大きい女の子が好きなんですね
・・・・」
で、ジ・エンドですね・・・。
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第五章「御仮屋書店にて」⑮
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「わが弟よ」
睦は、ふざけて厳粛な声を出してみせた。
「な、なんだよ~」
「もうしばらく、女と男の友情を邪魔しないで。スーパー『やまと』まで、夕飯
の材料を買出しに行ってちょうだい」
「なんだよ~、友達の前でそんなカッコ悪いこと頼まないでくれよ~」
「あら、家の手伝いをすることが、そんなカッコ悪い?」
「瞬、買物を頼まれるなんて、オレ、うらやましいぞ。ほら、オレん家の近く
って、スーパーなんてないから、親も買物に行く時はいつもクルマだ。“おつか
いに行く”なんて、滅多にないぞ・・・。あっ、なんだったら、自分が買物に
行きましょうか?、む、睦さん」
「いいよ、いいよ、ワカッタ、俺が買物に行くから、その男と女の友情とやら
を育んでいればいいさ・・・」
なんのかの言いつつも、姉の言うことをきいてくれる、よき弟だ。
「よし。じゃあ、今夜は“ぶたすき”にしよう。下の弟・時(とき)も
入れて、みんなでわいわいしながら、鍋を囲もうよ。聡君、おなか空いてる
でしょ?」
「はい!、ペコペコです」
「ほ~~ら、姉さん、結局料理なんてしないつもりなんだから・・。すき焼き
なんて、せいぜい材料を刻んで盛るくらいじゃないか・・・」
「え~い、細かいツッコミはなし!。瞬、今リスト書くからね。聡君もいるから、
肉は多めにね。そうだ、明日の朝の牛乳と、そうか、お米も買ってきてもらおうか
しら。もちろん、10キロね」
「げっ、友達の前で、“弟いじめ”しないでくれよ~」
「いいから。運動よ。行きは駆け足をして行ったら、少しは聡君のお腹具合に
近づけるんじゃないかしら・・・」
「・・・・わかったよ~」
弟・瞬を買物に送り出して、店内はまた睦と坂道の二人だけになった。
「さ、リミットは、瞬が帰ってくるまで。がんばって」
睦は、坂道に微笑んだ。もちろん睦は、スーパーボールを店内一周させること
を坂道が出来なくても、英語を教えてあげるつもりだ。しかし、坂道ならボール
を上手く操って、成功させるかもしれない、と思う。
(つづく)
今日は、いささか寝坊してしまいました・・・・
深夜にねぐらに帰ってくる者(特に単身者の場合?)として、結構面倒な日常生活の
ひとつとして、
ズバリ! 「ゴミ出し」。
朝8時という時間帯に「起きる」、または「それまで寝ない」ということをしなければならない・・・。
今朝は無事「ゴミ出し」は出来たのですが、二度寝をするのに、ちょっと失敗・・・・・。
急げ!急げ!
出勤途上、広瀬橋で欄干にくくりつけられたノボリを見て、
気がつきました。
今度の日曜は、鮎解禁日だ!
自分はねぐらで晩酌をしながら、早朝の花火の音を聞くのでしょうね。
さ、今日は効率よく「寝て・起きて」が出来マシタ・・・。
で
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第五章「御仮屋書店にて」⑭
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「そう。私のお友達、聡君」
睦は、“お友達”の部分をことさら強調して言った。坂道も、満足げだ。
「なんだ、なんだ~。聡、うちの姉ちゃん、確かにチビなくせに胸がでかく
て、顔も・・・まあまあとしよう。だから、男心を刺激する外見、だとする。
けれど、弟として一緒に暮す身として見れば、性格なんて、ホント、どうし
ようもないからな・・・。聡、“お友達”なんて呼ばれて、鼻の下伸ばすの
はやめとけ。大体、男と女の間に“友情”なんて成り立たないって、この間
話したばかりじゃないか・・・・」
「あらあら・・・。じゃあ、私と聡君とで、その“友情”が成り立つって、
証明しよう。ね、聡君?」
睦はじっと坂道を見ながら、訊いた。
「はいっ!」
坂道は、力をこめて答えてくれた。
「ああ~~、聡。お前の目、ハートマークになってるぞ・・・。学校じゃあ
“硬派”で通っているオマエがな・・・・。姉ちゃんと会う段取りをした俺の
痛恨の失策か・・・・」
弟・瞬は、ブツブツ言っている。睦は、そんな弟にはお構いなしに、
「そうだ!。聡君、今日は家で夕飯、食べていかない?うちの両親、今夜は
出かけていていないのよ。瞬とも話すことは、たくさんあるでしょ?男同士
の友情も、ちゃ~んと尊重してあげる」
「ほ、ホントですかっ?・・・・で、もしかして、夕飯作るのは・・・?」
「そう、私」
「押忍!頂きます!」
確かに、坂道聡の頭上にはハートマークが飛び交っている。
(つづく)
ごろごろ
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