『桐島、部活やめるってよ』朝井リョウ著
うわ~~っ、夏空。
さて、小説すばる新人賞受賞当時、
“19歳現役大学生による、衝撃作”
という文句に、
「オレ、読まない」と、勝手に決めていましたが。
・『桐島、部活やめるってよ』朝井リョウ著・集英社文庫
読まず嫌いだったな・・・・。
実はにわかにFacebookで、高校時代の同窓生を探し始めてしまい
ました・・・。
(当時のクラスメイトのフルネームなんて、ほとんど覚えていない・・・)
今の自分が“にわか映画ファン”なので、高校生当時もし映画ファンだった
ら、どんな作品を観たんだろう・・・・と、考えてみたり。
(とはいえ、例えば『ジョゼと虎と魚たち』のように、執筆当時の映画作品
のタイトルを、作品中で使うのって、どうだろう・・・・。
この作品自体の“寿命”を縮めてしまっているのではナイダロウカ・・)
そして、秀逸だと思ったのが、
「宮部美果」の賞。
表向き、高校生なんてみんな淡々とした日常を過ごしているんだろう・・・
(いや、高校生自身からすれば、“淡々とした日常”ではないわけで)
と思わせておいて、
重い家庭の事情を抱えた、「宮部美果」という女子もいる・・・・。
自分のクラスメイトの当時って、どうだったんだろう・・・・・
と、思ったり。
で、ご存知な方はご存知と思いますが、
これを原作とした映画が、8/11より公開です。
楽しみになりました。
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