第八章「新米館主、お見合いする?」23
まだまだ、台風の影響は続いている?
(まあ、これは露出を切り詰めているから、かくのごとしの
“暗雲”となっているのですが)
そうそう、本日9月の第一日曜日は、出水市内各校区の運動会
が一斉に開催されたのでしょうか。
さ、私メは、本日の店番を終えれば、休みになる~~!
がんばります。
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第八章「新米館主、お見合いする?」23
(最初から読んでみたいと思ってくださった方は、
「新米館主・御仮屋睦」の目次ーFC2小説
を是非に。m(__)m)
「ふん。面白いな」
慎三郎は、ちょっと笑った。
(おっ、闘争心に火がついてきてくれた?)
「そうでしょ。遠慮はいらないわよ」
「そうじゃ。慎三郎くん、思いっきりやりなされ。ちょっと痛い目にあった
としても、それを恨むような、むっちゃんじゃない」
じいさんも、一言添えてくれる。
「よし、二本目、よいか?
はじめ!」
合図と同時に、慎三郎は竹刀を振り上げて、睦に突進してきた。
「やっ~ぁ!!」
ビュン、
と音を立てて、竹刀が睦に襲いかかる。
(負けるもんですか!)
睦は、振り下ろされてきた竹刀を、ガシッと棒で受け止めてやった。
(なんの!)
お互い力をこめての、“鍔迫り合い(つばぜりあい)”の状態だ。もちろん、
力比べでは、睦が圧倒的に不利なわけだが、ここは負けじとぐっと力をこめる。
そして、小柄な睦は、下から見上げるかたちで、慎三郎をにらんでやったの
だが・・・・・。
(あれ?)
何を思ったのか、慎三郎は力を抜くと、さっと早々と跳び下がってしまった。
(もう、なに・・・)
睦は、拍子抜けだ。
「はははっ・・・。そうか、むっちゃんの色香は、強力な武器じゃの」
「あっ、いや・・・・」
慎三郎が、照れたようにうつむいた。
(つづく)












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