鹿児島 Feed

2009年7月11日 (土)

企業群・ストッキング・美人

  店番の合間に摂る食事が、“これひとつで、おにぎり〇個分”が謳い文句の
ゼリー系食物と相成りました。いよいよ、夏本番。

 ・・・・というわけで、夕景を撮るために店外へちょっと・・・・という余裕
が・・・・・。
 ねぐらで、ガサゴソ起き出す午後2時ごろ。お向かいの商店を。
(この写真では解りづらいのですが、駄菓子屋さんが新規オープンしました)

0907111s
 さて、「青森県の経済産業事情ーなにが所得格差をもたらしたのかー」を
読んで。

 さあ、で、当地でのキーワードは、

  企業群・ストッキング・美人

  なんて、どうでしょう?

 「企業群」というのは、もちろん出水市にNECが進出して40年、そこに
数多くの下請け企業が誕生し、立地してきました。その企業集積の実態を最大限
PRすべきだ、というのは以前にも書かせて頂いております。
 地元の企業が、それぞれの技術を持ち寄って、共同開発で、ひとつ最終商品を
“試作”し、世に問うてみる・・・・なんていう試みはいかがなりや?

  この項、つづきます・・・。

2009年7月 9日 (木)

「移出」と「移入」

    遊歩道 覆い尽くすか 夏草や

0907081s
  夏草の生命力。
 今朝。信用組合の方が、お手入れをされている向日葵が開花。

0907092s

  さて、
『青森県の経済産業事情
     -なにが所得格差をもたらしたのかー』
         (福士隆三著、北の街社、定価1,500円)

0907072s

 一応、一晩で最後まで目を通したつもりです。
 『「農業」と「観光」による経済活性化
               -そんなものは幻想だ!』
  という帯コピーが躍る割には、「観光」についての言及が希薄な
ように思いましたが、
 一般の方が思うほどには「観光」による“経済効果”というのは、極めて
限定的である・・・・・・というのを、前提条件にされているのかな~~
というのは、私の推量。

 で、私が、福士先生のおっしゃりたいことを要約すると、
「戦後、日本の高度経済成長を支えてきたのは、モノ造り。より付加価値の高い
モノを海外へ売るというこれまでの日本国のあり方は、これからも不変である。
ひるがえって、地方においても、域外へ、いかに付加価値の高い“モノ”を売る
か?、それが課題である」

  ・・・・デショウカ・・・・・。

 本では、当然のことながら、いろいろな統計資料を示しながら、青森県の経済
産業事情を解読しているわけですが、
 それに則って、ひとつだけ鹿児島県をば。

 平成18年度県民経済計算より
(「国民経済計算ー内閣府」ページより)
 平成18年度(2006年)、
 鹿児島県における
「財貨・サービスの移出」(輸出のようなもの?)額は、
     2,420,815百万円
 対して、
「財貨・サービスの移入」(輸入のようなもの?)額は、
     2,960,690百万円
 差し引きでは、
      539,875百万円
          の移入超。つまり“貿易赤字”状態である。

  この539,875百万円が、どれだけの金額なのかといえば。

  県内総生産は、
   5,323,140百万円であり、
  その10%に匹敵する数字である。
 つまり、鹿児島県から10%もの“富”が流出していることであり、
 こんな現状では、鹿児島県経済は、どんどん疲弊していくばかりである。と。

(自分で元の統計を見てみた身として書かせて頂きます。
 この本で提示されている、統計資料からの読み取りが、“統計学的”に
純粋に正しいのか?という疑問は、付記させて頂きます。)

 さて、福士先生は、
『ここでは移出型企業として最先端を行っている企業、もしくはその可能性を秘めて
いる企業・・・』
 として、青森県内の次の企業を紹介されております。

・氷温貯蔵・熟成のトップメーカー    大青工業株式会社
・試練に耐え再建を果した女社長     株式会社はとや製菓
・国内の主要都市を網羅するサービス業  株式会社イマージュ
・世界に誇る時字とロゴマーク      テフコ青森株式会社

 ・・・・・・・、当然ながら(?)、鹿児島県民である私たちは知らない・・・企業。
(つまり、決して誘致企業ではない)
 必ずしも、製造業とは限らない。

 というところが、鹿児島について考える時の、ヒントであるのかな・・・・??と。

 ちなみに、この本の著者である福士隆三さん、今でこそ大学教授の“先生”なのですが、
 元はといえば、青森銀行の行員さんであるとか。

  で、
  銀行ウーマン・マンよ!大学教授を目指せ!!

2009年6月16日 (火)

「九州の地銀、自治体との連携加速・・・」

 実は、本日6月16日は「和菓子の日」なのだとか。ご存知でしたか?

0906161s
 今日の、余談。う~~~ん、なかなか文章では、肝心の「萌え」の要素を、お伝え
できないのでしょうが・・・・。

 自分が勤めるコンビニのお隣には、この春から学習塾が出店してくださりました。
大学受験を目標とした高校生も主対象とする、出水ではかなり本格的な塾?。
 で、今朝は、そこの生徒さんの忘れ物を、登校途中の生徒さんに渡してください、
というご依頼。
 無事、その生徒さんにお渡しして、「気をつけて、いってらっしゃい」(自転車
通学のよし)と言ったところ、深々とお辞儀。

 中年オジサン、赤面・・・・・・。

 そりゃあ、出水高校の夏服・セーラー服による「萌え度、アップ!」効果はあった
にせよ、その女子高生さん、とっても素敵でアリマシタ・・。

 ・・・・・・・・・・
 そこで、ゲスなオジサン、考えてしまうのですが。
“厳しい家庭で育っていらっしゃるんだろうな~。・・・・でも、出水くんだりで、
そんな『厳しい家庭』って、やっぱり公務員世帯?”

 イヤ!。どんな世帯で育たれたとしても、女子高生さんのキャラクターは、宇宙に
たったひとつの存在。これから、素敵な「青春」があらんことを。

 さてさて、こっちが本題です。

 は・・・・・・・。久しぶりに、出水駅キオスクに日経新聞を買いに。
 東光山の緑に、しばし足を止め・・・・・、目の休養・・?

0906162s

 な~んて、炎天下、キオスクに到達するのは、かなり命がけ?(笑)

 で、こちらが、本題。
九州の地銀、自治体との連携加速 中小を支援、融資先開拓
                      (NIKKEI-NETより)
(まずは、全文コピーさせて頂きます。m(__)m)
 九州の地方銀行が自治体と連携して、新たな融資先開拓の動きを加速している。ふくおか
フィナンシャルグループ(FG)と西日本シティ銀行は北九州市や長崎県佐世保市など延べ
5自治体と提携協定を締結。自治体と共同で中国に企業紹介拠点を開設するなど、中小企業
の販路拡大を狙った産官連携を後押ししている。

 ふくおかFGでグループ3行の取引先を一括管理するFFGビジネスコンサルティング(福
岡市)は、提携先の北九州市などと共同で5月下旬に中国の大連市に「日本北九州商品展示販
売センター」をオープンした。ホテルの一角に常設店舗を設け、北九州市内の中小企業などが
商品を展示・販売するブースを設置。現在49社が出展し、中国企業との商談会も開いて取引拡
大を支援する。

 ふくおかFGの親和銀行が地盤とする佐世保市では、地元中小製造業の技術紹介を手助けする。
同市は計70社の技術やセールスポイントを紹介した冊子「佐世保市技術マップ」を今春作製。ふく
おかFGは福岡などの営業エリアで佐世保企業の紹介に取り組み、地場企業の域外展開を促す。

(以降は、“手打ち”です)
 西日本シティ銀は北九州市と、ベンチャー支援や中小企業の事業承継など5分野で個別の協議会
を設置。環境分野では同市の環境産業政策室と同行法人ソリューション部が協議会を設け、「エコ
タウン」事業を展開する同市の環境ビジネスを支援する。
 環境に貢献する技術を持つ地元企業向けに手数料を優遇する「環境私募債」を紹介したり、新た
な融資商品を開発する組織を設ける。
 肥後銀行は熊本県などと協力し、「くまもと産業ビジネスフェア」を昨年から開催している。今
年は同県内を中心に半導体や自動車企業など171社が出展し、各社の最先端技術を紹介。農商工連携
や次世代企業を紹介するコーナーを設け、県内の工業系学生を招待。商談のほか地元人材の確保にも
つなげる。
 景気悪化や低金利で、融資による地銀の利益は縮小傾向にある。九州・沖縄の地銀20行の2009年
3月期決算によると、貸出金残高は合計で29兆円と前の期より2%増えたのに対し、利息収入など資金
利益は0.2%減の6300億円だった。
 九州経済調査協会の片山礼次郎・情報研究部次長は「従来通りの融資だけでは銀行の収益は伸びな
い。メガバンクの攻勢に対抗するためにも、地銀は自治体が持つネットワークなどを活用して新たな
融資先を掘り起こす必要に迫られている」と分析している。』

 ぜええzzぜええ・・・・・。

 これは、地銀の立場から描かれた記事。
 逆に、自治体の側から描くとすると・・・・、
“従来の企業誘致政策では、必ずしも成果を望めない。地銀がこれまで培ってきた「リレーションシップ・
バンキング”の成果を踏まえての、地域経済浮揚策を描く必要に迫られている”と。

 

2009年5月31日 (日)

Economic Gardening(エコノミック・ガーデニング)か・・

 データを見てみたら、今日の写真は、午後7時20分ごろ。で、昨日の写真が、
午後7時50分ごろ。30分の違い。

0905302s
 さて、「婚カツ」に続いての、わがマイブーム。
 アサヒビールの「ザ・マスター」。(商品紹介サイト⇒こちら
 0905301s

 冬場は、いきなり焼酎!、というパターンだったのですが、今の季節にな
ると、やっぱり仕事から帰ってくれば、まずはビール一本!!
 ・・・といっても、自分の場合は“第3のビール”であるわけですが、
 「ドイツ伝統"PLIS"タイプ」の文字に惹かれて、つい奮発。

 好みが分かれるとは思いますが、私はグ~!!「スーパードライ」と同じ
価格というのも、〇。

 で、ヘタレ投資家の連想としては、そうだ!「アサヒビール(2502)」の株
を買おうか~!!今なら、一単元13万円少々ですか・・・。

 さて、
 「地域金融システムの分析
   ~期待される地域経済活性化への貢献~」(amazonの紹介ページ⇒こちら
  せっせか読ませて頂いております。
 統計の分析なんぞより、その「期待される地域経済活性化への貢献」策の提言
を読みたいのですが~~!!!
 というまどろっこしさはあるものの、今のところ、大変興味深く拝読中。

 その第1章で、自分は初めて目にした言葉。

 「Economic Gardening(エコノミック・ガーデニング)」。

0905303s
 従来型の企業誘致による地域経済活性化策を「Economic Hunting(エコノミック・
ハンティング)」。
 対して、『・・地域内部の資源を可能な限り活かし、じっくり育み、発展させ
ようとする・・』ものが、「Economic Gardening(エコノミック・ガーデニング)」。
 つまり、“庭いじり”(ガーデニング)のように、じっくり手間暇かけて、地域
を育てていきましょう・・・・という趣旨のようデス。
 Googleによる「エコノミック・ガーデニング」での検索結果⇒こちら

 もちろん、「鹿児島あるいは出水」という地域にあてはめて考えれば、それなら、
「農林漁業」「観光」分野を育てていきましょう、ということになるのでしょうが、
 ここは、第2次産業(工業)の分野で考えて・・・。

 ここ出水。パイオニア撤退、NECも年内工場閉鎖というのが、現状。
 とはいえ、1969(昭和43)年(そんな昔でしたか・・)にNECが進出して以来、
この出水地区には、その下請けメーカーが多数生まれてきていましたよね。

 そんなメーカーさんの技術力を結集して、どんな商品の開発・生産が可能なのか?

 ・・・・・・投稿に挑戦シマス。 

2009年5月16日 (土)

農業分野への参入競争デスカ・・・

=======================================================================
  午前1時半過ぎの帰り道。

0905161s
 同僚に聞いてみました。
 「0時に帰って、また夕方5時に出勤してくる日の生活パターンって?」
 「朝(7時くらい)に寝て、昼過ぎに起きる」
 とか。エエエエエエッ・・・・、そんな完全昼夜逆転の生活なんて、イヤず
ら~~~!!!と、ねぐらに帰り着いてから、アルコールを摂取して“急速睡
眠”!。

  ・・・・・・はい、午前8時。目が覚めてしまいました・・〇| ̄|_。

            二度寝しなければ。

  で、目を通す、16日付南日本新聞。経済欄連載特集
 「農業のあした~九州からの報告・・4~」
   今朝は「銀行 参入加速、新たな加速」

0905162s
(一部、書き写させて頂きます。m(__)m)
『 不況や公共事業などの削減などで有望な融資先が減る中、公庫や農協系金融
機関の独壇場だった農業分野への一般銀行の参入が加速している。
 開聞岳を望む指宿市の山あいの牧場で、約千八百頭の黒毛和牛を肥育する小川
久志さん(79)は、子牛の購入資金のために地元の鹿児島銀行から約三億円の融資枠
を獲得した。担保は飼っている牛だ。
 肉用牛生産者の団体で会長を務めたことのある小川さんは月に約七十頭を出荷す
る国内有数の畜産家。小川さんのような借り手には好条件の融資申し出が集中する。
子牛の購入では農協の「預託牛制度」と呼ばれる制度も利用しているが、今回の鹿
児島銀との取引では「金利が農協の半分だった」と満足そうに笑う。
                    ・・・・・・・・(後略)・・・・』

 “約千八百頭”ですか~~~!!!!!

 例えば、出水にひょいと来て、クル~ッと360度見回してみれば、
 「ここは、農村地帯だな~~」
 というのは、一目瞭然。とはいえ、その“農家”の中で、記事に登場するような
“約千八百頭”の牧場とは言わないまでも、農業をビジネスとして手がけているよう
な大規模農家は、はてさて何軒存在するのやら?
 出水は、植木(緑化樹)の生産地。その扱う商品の大きさから(そりゃあ、高さ
十数メートルの樹も、商品ですから)、植木農家というもの、大規模化が進んでいる
ように思いますが・・・・(あくまで、数ヶ月植木農家で働いた印象から)。

 で、そんな大規模農家には、現状「好条件の融資申し出が集中する」状態であり
ますと・・・・。
 そして、記事では“ぼやかして”書かれていますが、
 「金利が農協の半分だった」
 とは、その裏で、金融機関入り乱れての金利競争があったのでアリマショウ・・・。

 ・・・・いや、ですから、南日本銀行の大(爆笑!)株主として危惧することは、
じゃあ、そんな農業分野での競争に勝てるのか??
     というワケデアリマス・・・・。

 

2009年5月 8日 (金)

出水における、公務員比率は・・?

===========================================================================
  オッホン。“明けの明星”金星は、もちろんですが、右上に木星です。

0905081s
 ああ・・・、今度の日曜日は「母の日」でしたね・・・・・。
 おふくろ、ゴメンm(__)m・・・・・・。

0905082s

 で、さて、出水地区で市町合併論議が花盛りだった頃、例えば「合併住民説明会」
の席上で、私がマイクを握って力説したこと。
 「市町合併により、職員数の削減が出来るというが、現実、若者にとって、“公務
員”というのは“憧れの職業”であるのは、事実である。市町合併により、若者に、
より魅力的な仕事を創出することが、可能なのだろうか?」
 押忍。一部の方からは、「公務員が、クビを切られるのが可哀想だ」と歪曲されて
解釈されてしまったようですが、イエ、そんなことではアリマセンでした!!

 2009年版九州経済白書によれば、
「就業者数に占める地方公務員の比率」
 全国比率では、4.6%とのこと。
 鹿児島県比率では、5.8%とのこと。

 さて、出水市では?

 ・【鹿児島県出水市】
 をガサゴソ・・・・と。

 出水市における、就業者数は約22,000人。

 いわゆる「出水市職員」は、約1,000人でしょうか。

 そして、公立小中高校の先生のお数は・・・・。控えめに見積もって、700人くらい?

 さらには、それこそ、わが“憧れの婦警さま”を含めた警察官等、鹿児島県職員の数
も含めれば・・・・・・。
(イエ、必ずしも、学校の先生が、出水市内に居住していらっしゃるとは限らないわけ
ですが)

 限りなく、“全従業者数の10%が公務員である”状況に近い訳でありますよね。

 今後、その公務員比率が低下することはあっても、上昇することはない状況。

 再び、押忍。自分、まもなく齢四十一を迎える身。もはや「若者」とは、自称できない
身であります。
 ですけれど、私は、“自分より、若い若者(特に、女性)”には、虚心なく、「夢」を
抱いて欲しい、と切に祈願します。

 ♪ あなたが 未来を 見つめるかぎり
    あなたが 夢を 抱くかぎり
      できることを あなたに~
              With you With you ♪

 

2009年5月 6日 (水)

投稿「次世代になう企業がほしい」

=========================================================================
  GW後半、かなりさわやかな行楽日和が続いたように思います。
 皆さまの、GWはいかがでしたでしょうか・・・?。

0905061s
 さて、本日6日付南日本新聞ひろば欄に、自分の投稿を掲載させていただきま
した。
 ・・・その前に、
 「4月の投稿から」にて、4月の投稿数が記されておりますが、
『・・・・・投稿総数は854通でした。一般投稿は364通(男性260通、女性104通)、
若い目は394通、若い目のイラストは45通、挿絵(カット絵)は51通でした。』
 
 う~~~ん、以前は、こんなにも“掲載競争率”って、低かったかな・・・。
(ちなみに、「若い目」というのは、主に小中高生からの投稿。学校教育の一環
として、取り組まれているのでしょうか?)

 さて、本題です。
『 次世代になう企業がほしい 
               コンビニ店員 鈴木五郎(40)
  経済紙の一面に紹介されていた事例である。太陽電池に使うシリコン原料を、
より低コストで生産する技術を実現しようとするベンチャー企業が、さて、その
工場用地を確保しようと、ある県の土地開発公社の交渉したら「十億円です」と
言われたという。
 交渉を重ね、五年間無償で土地を使えるよう、制度改正することを実現した
という。“ソーラーバレー”誕生となるかどうか。 
 一方、私が住む町・出水市。最盛期には、それこそ全国から社員を集めてフル
操業をしていた大手電機メーカーの工場は、今は閉鎖。これが「栄枯盛衰」のこと
わりなのだろうか。
 いやいや、次世代の産業の主役となるであろう企業を産み育てていく、そんな
挑戦が鹿児島にも必要だ。「工業用地の無償貸与」も、すべき施策ではないだろ
うか。                   (出水市)』

 前回に続き、またまた経済紙=日本経済新聞ネタでしたね・・・。
 実は、九州地区向けの日経紙は、南日本新聞社の輪転機で印刷されているとか。
 だとすると、南日本新聞を定期購読し、日経紙はちょくちょく出水駅キオスクで、
という人間は、結構な“お得意様”?

 で、400字に籠められなかった、“言い訳”。

 上の投稿を書いた時、私は当然「FED」が念頭にあったのですが、改めて
掲載された拙文を見て、「しもうた~」と思った点。

 現在出水市には、クレインパークの横に、㈱アシュランという化粧品メーカーの工場
建設計画があるそうです。アシュランの社長さんが出水市出身で、まもなく市当局とも
立地協定が結ばれるとか(そうでないとか)。
 ところが、「アシュラン」で検索してみて頂きたいのですが、その販売方法が「マルチ
商法」であると指摘されていたり、健康被害を巡る裁判が争われていたり。
 もうひとつ、自分としては、矢筈岳と紫尾山を望む、出水平野の象徴的な位置に、そん
な巨大建築物を建ててしまっていいのだろうか、という疑問。

 おっと、もうひとつ。
 生ゴミから堆肥を作りますというリサイクル工場が、出水市内で操業を開始したのです
が、そこを発生源とする悪臭が問題化・・・・。

 今の経済状況下では、「雇用を産みます」といえば、もうそれは「錦の御旗」。
 でありますが、拙速な企業誘致は、後々に禍根を残すことになりかねないので、やはり、
慎重な検討過程は必要である・・・・・・・・・・・・
               と、ここに、一筆書かせて頂きます。m(__)m

2009年4月27日 (月)

「かぎんWELL」オープン

===========================================================================
 銀行を出てみたら、通り雨。

0904271s

JT(2914),本日27日終値・241,800円。・・・・・・・・・・・〇| ̄|_。

 でも、考えてみると、“塩漬け”でナニモデキマセ~ん!!!だから、
    (仕方がなく)本を読む。
           新聞に投稿する・・・・・。

 AERA4/27号特集『大学進学「高い県 低い県」』をネタに、南日本新聞「ひろば」欄
に投稿・・・。
 「2008年度4年制大学進学率(%)」、鹿児島県は29.2%。

 正直に書けば、出水に暮らしている身としては「エッ、そんなに、いるの??」。
(だって、4人にお一人以上は、4年制大学に進学しているという数字ですよね・・)
 多分、鹿児島“市内”と、その他の県内地区との「格差」が厳然としてあるよう
な・・・・・。

 いえ、ですから、決して「大学を出ているヤツは、頭がイイ」なんて、思っており
ません。
 たとえば、トカラ列島宝島。なにはともあれ、目の前の海から、魚介類を狩猟して
きて、食料とすることができる、というのが、「男子力」のアピール度、第一位。

 ・・・・・、そこは「役割論」。

 さて、本題です。
 本日、天文館の一角に、
「かぎんWELL」がオープン、したようですね。
 失礼しますm(__)m。MBCニュースより、全文コピーさせて頂きます。
『「かぎんWELL」オープン [04/27 14:35]

 休日でも金融商品やローンなどの相談に応じる鹿児島銀行の「個人プラザかぎんWELL」
が、きょう鹿児島市にオープンしました。「かぎんWELL」は、鹿児島市中町のコア・モー
ル商店街にオープンしました。個人客を対象に金融商品やローン、年金、相続などの相談
に応じる店舗で、スタッフは15人を配置し、プライバシーに配慮したブースが設置されて
います。営業時間は午前9時からで、平日は午後7時まで、土日と祝日は午後5時まで営業
し、ATMも設置されています。また、指の静脈で照合する生態認証機能付きの貸金庫も設
置されています。』

 これまた、正直、私ごとき“その日暮らし”層にとりましては、ひと言「けっ!」なの
ですが。
 でも、それこそ、今は叩かれまくりの地方公務員の皆さまにおかれましては、「終身雇
用・年功序列制だったはずなのに・・・」。
 金融商品への関心、少なからずあるように思います。

 さて、なんぎんは?

 

2009年4月23日 (木)

鹿児島が、大学進学率最下位・・・

====================================================================================
  明朝(24日)は、新月ですね。

0904231s
 ふと真上を見上げてみれば、“妖(あや)かしの雲”。

0904232s
 ・・・・ですから、この雲の“アヤシイ”度を、写真だけで説明するのは難しいのですが。
う~~~ん。「雲は白い」という固定概念も、あくまで太陽光の直射を反射している状態なの
であって、決して夜空の雲は“白い”わけではないですよね・・・・・。

 今日は、別のことを書こうと思っていたのですが。

 TSUTAYA出水店に立ち寄り、ついつい雑誌をパラパラとめくってしまったのが、運の尽き。

 朝日新聞出版「AERA '09.04.27」号
  特集『大学進学率「高い県低い県」』

0904233s

 はい!パンパカパ~ン♪♪
  2008年度4年制大学進学率(%) 29.2%

   で、見事、47都道府県中、鹿児島県は最下位であります!。押忍。

 鹿児島といえば「ラサール」?いや、「鶴丸・甲南」だって、全国トップレベルの進学校で
ありまっしょ?

 重ね重ね、押忍!!!でアリマス。
 出水で生まれ育って、高校を卒業して以来は(いや、それ以前から、バイトで学費を
稼いでいました・・・なのかもしれませんが)自力で生活してきました、という女性に、
 1200%恋に落ちて、すべて“フラレテ”参りました・・・・という自分が、

 はっきりと書かせていただきます。

 『海外から、鹿児島に、投資を呼び込みましょう!!』

 と言ってみたところで、(はっきりと書きます)「南日本銀行」程度に就職して満足
するような、若者にそんな能力は望むべくもなく・・・・・。

 もうひとつ、
 『何百人の製造工よりも、ひとつの設計図を描ける技術者』
 というのも、家電製品業界の常識では?

 畜生!わがおやじ、おふくろを、「鹿児島のために!使い潰す算段、あと5年早く
考えていれば・・・・・」。

 荒唐無稽かもしれませんが。
 一旦社会人となってから、「ああ、また、勉強したい」と思われた時の、奨学金制度、
必要しょ!!!
 

2009年4月 2日 (木)

投書『「FED」に夢を託したい』

=============================================================================
  昨日4月1日、一斉に新社会人が誕生したようで。
 南日本新聞一面、カラー写真で飾ったのは、南日本銀行の入行式。

 いや、別に、それがなんなの? ではありますが、    嬉しいデス。

0904023s   
 さて、もうひとつ、南日本新聞ネタ。
 わが投書を掲載して頂きました。

0904022s_3
 こちらにも、転載させて頂きます。
『 「FED」に夢を託したい
              コンビニ店員 鈴木五郎(四〇)
 先日経済紙にテレビなど用に各社が開発を進めていた次世代型薄型パネルの量産が、
次々と中止・延期になっているとあった。一時は、パイオニアの鹿児島工場を買収とい
う計画もあった、「FED(電界放出型ディスプレー)」を開発していた会社に至って
は、事業化断念、その技術すら存続が危ういという。高画質ディスプレーとして期待が
あっただけに、この報道を残念とする声も多い。
 当地・出水市のように、世界不況の影響で、地元工場の閉鎖・減産で、大量の離職者
を抱え将来が危ぶまれる地域が、日本各地に出現している。“製造拠点”である工場頼
みの地域経済の弱さを指摘できる。
 労働力の集積だけでなく、研究開発、ひいては商品の販路を全世界に開拓する“知財”
を集積する地域が求められている。「産学官」に、金融機関も加えた「産学官金連携」で
「FED」技術を購入し、世界市場に通用する商品に育てられないだろうか。
                                  (出水市)』

 ・・・・・はい、元のタイトルは『鹿児島に「FED」を』で送信したはずなのです
が・・・・。「ひろば」欄担当者の方に、相当“手直し”を頂いております・・・。

 とはいえ、数年ぶり、わが拙文の「ひろば」欄掲載。率直に、嬉しいです。
 やっぱり“活字の力”、ネットのそれとは、違うように思います。

 大変気障な書き方になるかもしれませんが、自分にとって「書く」とは、
「海に、“瓶メール”を投函する」ようなもの。
 その99.999%は、誰の目に触れることもなく、海中に没するのでありましょうが、
 その中の一通が、いつかどこかで、誰かが目にしてくださる・・・・・・。
  どこかのご家庭の夕食の場で、「鹿児島に、世界オンリーワンの技術を」という
ネタで盛り上がることがあったら、それが、私の無上の幸せです。

 さて、
 ・・・・・とはいえ、ディスプレーは結局“液晶”が生き残り?ナノデショウカ・・・。
有機ELも結局は、どうよ?・・・・・・・

 んん、そこからの連想。
 本日2日付日本経済新聞九州経済A欄に
『宮崎など自治体
  「九州、太陽電池拠点に」
    日立系買収へ昭シェル交渉
        雇用・活性化に期待』

 “グリーン・ニューディール政策”でしたっけ、今でこそ「太陽電池」がもてはやさ
れておりますが、
 太陽光から、より効率的に、より安価に、エネルギーを取り出す新技術が開発されたら、
 今の「太陽電池」は、瞬く間に“時代遅れ”の技術になるんじゃなかろうか・・・・。

  そんなこんなで、銀行の窓口にて。
 「〇〇さん、高校時代って、物理、得意でしたか~?」
 「・・・・、いえ、得意じゃないけれど、“好き”でしたよ」

 !!!!!!・・・・・、「物理が、好き」・・・・・・。
(自分、物理は赤点スレスレだったよな・・・)

 そんなオネエサマから。
「私でしたら、(太陽電池事業に対して)いくらでもご融資したいと思いますが、
なにせ、そんな力はありませんから」。

                        m(__)m

 皆さまでしたら、太陽光からエネルギーを取り出す技術、どこまで進化すると思われる
でありましょうか?

 さ、季節は、その太陽光の恩恵を十二分に受ける時へと・・・・・。
 でも、風が寒いっす!!
 藤の花と桜。

0904021s_2
  

プロフィール

フォトアルバム

ごろごろ

最近のトラックバック