月末近し。ふ~、毎度のことながら、通帳の残高とニラメッコ状態となって参ります・・・・。そんな中、(自分としては)思い切った出費、3つ。
まずは、焼酎一升パック。秋も深まってきて、そろそろ(焼酎)お湯割りがおいしい季節。・・・・とかなんとか、一升を自分は何日で空にしてしまうのやら?
そして、“シャチハタ”の「鈴木」印。うわ~、現在使用中の“シャチハタ”が行方不明!ハイハイ、たまには“ねぐら”の掃除もきちんとしろ!!というお達しであることは、解っておるのですけれど。。。。。
そして、なによりも、「うがい薬」。担当者さんの「風邪の予防には、まずうがいですよ~」の教えをしっかり守ってオリマス!・・・・・・・、担当者さん、お元気でご活躍されていらっしゃいますか?
ちょっと、前置きが長くなってしまいましたが、本題です。まだまだこだわります、私の“虎の子”銘柄・鹿児島銀行(8390)の業績予想下方修正ネタです。
改めまして、鹿児島銀行のホームページより引用させて頂きます。
『業績予想修正の理由
(1)単体業績予想修正の理由
①経常収益は、貸出金を中心とした資金運用量の拡大による利息収入の増加に加え、株式等関連益が増加したことなどにより、当初予想に比べ中間期、通期ともに増収となる見込です。
②一方、地方経済は景気回復の足取りが鈍く減速感が強まるなか、債務者の業況変化に対応して貸倒引当金の積み増しを行った結果、与信費用が当初予想に比べ中間期で100億円程度、通期で83億円程度それぞれ増加する見込であり、経常利益及び純利益は、中間期、通期ともに当初予想を下回る見込であります。』
対して、山陰地方(島根・鳥取)を地盤とする地方銀行として、山陰合同銀行(8381)があります。こちらは、10月19日付でかなりインパクトのある、業績予想“上方”修正を出されております。
『単体業績予想の修正理由
A.経常収益の増加は、金利上昇などによる資金運用収益の増加に加え、有価証券の効率
的運用により国債等債券売却益13億円程度(当初予想比+13億円程度)、株式等売
却益102億円程度(当初予想比+102億円程度)を計上したことが主な要因であり
ます。
B.経常利益の増加は、引当率の上昇による一般貸倒引当金繰入額の増加などから、与信
費用として85億円程度(当初予想比+50億円程度)を要したほか、前記1.の有価
証券の減損処理に伴う評価損24億円程度(当初予想比+24億円程度、うち米国サブ
プライムローンに関連した債務担保証券(CDO)にかかるもの:21億円程度)を計
上しましたが、一方で上記A.の結果、株式等関係損益が改善したことなどによるもの
であります。
C.以上の結果、中間純利益は当初予想比約25億円の増加となる見込みであります。』
あっけらかんと、「イヤ~、サブプライムローンで、21億円ほど、損しちゃったんだけどさ~」と明言してしまっても、それでも「上方修正」。
う・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ん、鹿児島銀行が、サブプライムローン問題で被る損失は、いかほどナノサ?(もちろん、南日本銀行は?)もっと、“かぎん”の業績が危うくなる余地あり?
で、「地方経済は景気回復の足取りが鈍く減速感が強まるなか・・・」の一文をどう解釈するか?でアリマス。
そこで登場しますは、「日本銀行鹿児島支店」と「日本銀行松江支店」が発表する10月分「金融経済動向」より
・概況
鹿児島「最近の鹿児島県の景気は、回復の動きがやや鈍っている。」
松江「山陰両県の景気をみると、一部になお弱い動きが続いているものの、総じてみれば緩やかに回復しつつある。」
・個人消費
鹿児島「個人消費関連は弱めの動きとなっている。」
松江「個人消費は、足もと一部に弱い動きがみられるものの、総じてみれば緩やかに持ち直しつつある。」
NHK大河ドラマ「篤姫」効果が期待される、あっ・・・、鹿児島市内には「イオン鹿児島」という大型ショッピングセンターが開業し、にぎわっているはずナノデスガ・・・・・。
「鹿児島」と「山陰(島根・鳥取)」の違いは、何?(正直、皆様、島根・鳥取と聞いて、思い浮かぶものって、「鳥取砂丘」?最近でこそ「石見銀山」?)
自分なぞ、ねぐらとコンビニの往復ばかり生活でありますが、もし、あなたが、よその地域へ旅行する機会がありましたら、“観光客”としてカモられるだけでなく、“地域スパイ”として情報収集をぜひ!!
さて、本日のネタ。鹿児島銀行の株(8390)、本日の終値、727円・前日比-25円(3.32%)。
昨日、業績予想の下方修正が出されていたよし。⇒こちら〈PDFです〉 (鹿児島銀行のホームページより)。
『 (1)単体業績予想修正の理由
①経常収益は、貸出金を中心とした資金運用量の拡大による利息収入の増加に加え、株式等関連益が増加したことなどにより、当初予想に比べ中間期、通期ともに増収となる見込です。
②一方、地方経済は景気回復の足取りが鈍く減速感が強まるなか、債務者の業況変化に対応して貸倒引当金の積み増しを行った結果、与信費用が当初予想に比べ中間期で100億円程度、通期で83億円程度それぞれ増加する見込であり、経常利益及び純利益は、中間期、通期ともに当初予想を下回る見込であります。』
貸倒引当金って?・・・・・・・面目アリマセン・・・・。今まで意味を知りませんデシタ・・・・。
で、“積読”状態であった「決算書がおもしろいほどわかる本」を手にして、「貸倒引当金」の項目だけを安直に・・・・・。
ウンウン、ひとつ賢くナリマシタ・・・・・。
昨10月23日は、九州一周駅伝(西日本新聞ホームページより)の出水通過日。本当なら、「おるらぁ~、もっと走れ~」と罵声を挙げて声援を送りたかったのですが、ちょうど通過時刻の午前10時前とは、コンビニでは「発注締切時刻」目前。目の端で「あっ、選手が通過していく・・・・・」と思いつつ・・・。
さて、今日は、出水の「重い」ネタ。なんで、わざわざ取り上げる?と自問しつつ・・・。
スミマセン。まずは、聖書にすがります。
“人をさばくな、自分がさばかれないためである。 あなたがたがさばくそのさばきで、自分もさばかれ、あなたがたの量るそのはかりで、自分にも量りを与えられるであろう。 なぜ、兄弟の目にあるちりを見ながら、自分の目にある梁を認めないのか。 自分の目には梁があるのに、どうして兄弟にむかって、あなたの目からちりを取らせてください、と言えようか。 偽善者よ、まず自分の目から梁を取りのけるがよい。そうすれば、はっきの見えるようになって、兄弟の目からちりをとりのけることができるだろう。”《「マタイによる福音書」【新約聖書(口語訳)】より引用させて頂きました》
10月21日付南日本新聞一面に、次のような記事が掲載されておりました。(引用させて頂きます)
『水俣病救済 一時金150万円提示 与党PT 2被害者団体は評価
水俣病未認定患者の新たな救済策を検討している与党プロジェクトチーム(PT)の園田博之座長(衆院熊本4区)は二十日、熊本県水俣市内で被害者団体の「水俣病出水の会」(約二千八百人)「水俣病被害者芦北の会」(約二百七十人)の両代表と相次ぎ会談。一人当たりの一時金支給額百五十万円を提示した。両団体は一時金については、受け入れに前向きな姿勢を示した。
同日提示された救済策は、一時金百五十万円のほか、月一万円の療養手当。一九九五年の前回政治解決時には病気を公表できなかったり、症状が軽く水俣病に気付かなかったが、手足のしびれなど特徴的な感覚障害がある被害者が対象となっている。』
申し訳ありません。いろいろ「水俣病」で検索されてください。例えば、西日本新聞の『シリーズ「水俣病50年」』。このシリーズでも取り上げられておりますが、元(現?)金融マンの立場から書かれている「Hidetoshi Iwasaki.s Blog」も。
これらを読んだ上で、なお愚か者は電卓を弾きます。
150万円×約2,800人=約42億円
そんな大金が、この出水地区に“流入”してきます(まだ、確定ではないようですが)。そこに生じる、さまざまな人間的反応・・・・。私は「差別」の一言で片付けることは出来ない、と思います。
多くの日本に住む皆様にとっては、「水俣病」とは、せいぜい高校受験の際「四大公害病」の一つとして暗記する程度でありましょう。
されど、
「水俣病」は終わらない。
・・・・・まず最初に「米成長率を1.9%に大幅下方修正・IMF、サブプライム響く」(NIKKEI-NETより)・・・。今夜のNY市場は、暴落・・・・。当然明日の日本市場は・・・・。泡沫の夢であったか・・・・・・・・・。
左の写真は、鹿児島が誇る郷土紙・南日本新聞の10月7日(日)付の一面。オープンした、巨大ショッピングモール「イオン鹿児島」の空中写真がデカデカ・・・。
んんん、まあ、鹿児島って、そんなところ?
で、本日、鹿児島銀行の株(8390)終値842円・前日比-20円(2.32%)。さすがに、上り一直線とは参らないようで・・・・・。
その原因は・・・・、昨日内閣府が発表した「景気ウォチャー調査(平成19年9月調査)」の内容が悪かった・・・・・。九州の「景気の現況判断ID」が、東北に次いで悪い!。【自分って、東北電力の株(9506)も、持っていたよな・・・)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・、
いやいや、来年のNHK大河ドラマ「篤姫」(NHK鹿児島放送局)効果があるさ!!
で日本銀行鹿児島支店ホームページに「放映年の経済効果は296億円」(PDF形式です)というコラムが掲載されております。
またまた・・・・。296億円という金額がイカホドか?というのが把握できないのですが、「鹿児島県金融経済概況」(PDF形式です)によれば、2007年8月末の鹿児島県内の預金残高は4兆5,628億円。296億円÷4兆5,628億円=0.6%(計算間違っていないですよね?)。普通預金の金利が0.2%でっせ!かなり大きな経済効果と言えますよね・・・・。
でありますが、計算どおりの経済効果があるの?という疑問は、はっきりと呈させて頂きます。
いくたびと大河ドラマに取り上げられた「明治維新」。その神通力も、さすがにマンネリでは?(確かに、自分が小学生の頃見た「花神」は、今でも結構覚えておるのですが)
帰り道 今宵は月なし 夜長かな
実はドウシマショ~の事態。9月12日に購入した鹿児島銀行の株(8390)、スルスルと値を戻して、ン万円の“含み益”を、わが身に恵んでくださっております。ただ、あくまで“含み益”・・・・。
最近、せっせか他の方の「金融・経済・投資」をテーマとしたブログを、読ませて頂いております。結論「日本は、もうダメ」「地方なぞ、都市のお荷物」・・・・・・。
テメラァ~~!!愛国心のカケラもネェのか!この山河を愛せねぇってか!!
・・・・・とブチ切れた勢いで購入した、わが“ぶち切れ”銘柄です。断じて、軽薄な“金儲け”目的ではありません・・・・・・・ハイ・・・・・・タブン・・・・・・・。んん・・・・・、ン万円・・・・。
さて、ここ鹿児島の現状はと言えば、「鹿児島県、一般職員の給料を6%削減へ・08年度以降の5年間」(NIKKEI-NETより)。6%でっせ!。職員の方、正直「やってられない・・・」でありましょう。ホント、なんなのでありましょう・・・・・この重苦しい空気・・・・。
で、毎度おなじみのネット上をガサゴソ・・・・・。
出水市の借金(地方債残高) 273億9,881万円(平成18年度末) 出典:こちら
鹿児島県の借金 1兆6,159億円 (平成18年度末見込み) 出典:こちら
国(政府?と書くべき?)の借金(国債及び借入金残高)
836兆5,213億円(平成19年6月末現在) 出典:こちら
え~~と、「借入金」と「政府短期証券」については、よく調べる必要があるようですね・・。
感想 愛国心なんて、ヤメ!
・・・・・♪負けないで もう少し 最後まで 走り抜けて どんなに 離れてても
心は そばにるわ 追いかけて 遥かな夢を♪・・・・・・・
(ZARD「負けないで」より)
懲りずに撮る、「明けの明星」。・・・・・せっせか商品陳列を終えて迎える朝の心地よさ。さ、これから朝の“ラッシュ・タイム”・・・。
さて、本日、阿部首相退陣表明。「なして、今?」で、作ってくださりました、鹿児島銀行の株(8390)の“バーゲンタイム”(?と信じたい)。ハイ、漢は「有言実行」あるのみ。午後2時前に、772円×1,000株+手数料ナリで購入。・・・・・とかなんとか、退陣表明の記者会見が行われた午後2時以降には、年初来最安値763円にも。十分760円台で購入出来たか・・・・。
さてさて、軽自動車1台買える?買えない?程度ではありますが、“かぎん”株1単元購入するのに、かくの如しの逡巡、ためらい、・・・・・そして、興奮を要するもの。
自分と同年代(イヤ若い世代?)、まっとうにサラリーマンを勤めていらっしゃる方であれば、「一生に一度の買い物」といえば、マイホーム。決断に至るまでの過程には、“株”ごときとは比べものにならない“ドラマ”が存在すること、お察します。
週刊現代9/22号に「最新!トクする住宅ローン、ソンする住宅ローン」という記事があります。 それによれば、例えば三菱東京UFJ銀行の場合(新規借り入れ3000万円を35年で返済するなら)、
フラット35 35年固定 20年固定特約 10年固定特約 3年固定特約 変動金利
金利 3.15% 3.14% 2.95% 2.85% 2.30% 1.625%
(注:いろいろ条件があるようです)
対して、地元銀行2行のホームページを拝見する限り、変動金利型より、固定金利型の方が「当初金利は安く」表示されております。
う・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ん、
今現在は確かに7月末時点より金利は低下しているものの、長期的には、やっぱり金利は上昇基調にあるのではないデショウカ・・・・・???
もし、住宅ローンを選ぶ際、「都銀」と「地銀」を選べるとしたら、あなたはどちらを選びますか?
イヤ、その前に、住宅ローンを選ぶ選択肢を自ら調べて増やす。それが「金融リテラシー(literacy=能力)」でしょうか・・・・。
で、で、迎える28日は、やっぱり“魔の火曜日”。今から、すでに「意気消沈」・・・・。覚悟してオキマス・・・・デス。
というわけで、今日ぐらいは“リキ入れて!!!”ですね。
もうひとつ、自分が発見させて頂きました、ブログを紹介させて頂きます。
決してトラックバックを頂いたわけではないのですが、ブログ中「金融リテラシィ【一般的にはリテラシー(literacy=ある分野に対する、知識、教養、能力)】を啓蒙するため」と書かれていらっしゃったように思うので(?)、勝手にリンクを貼らせて頂きます。
うんうん、実は鈴木一族には、このような「山登り」を趣味とする血筋が流れており、子供の頃はよく山登りを経験させて頂きました。ですから、このブログへの親近感2倍。
「本来、自然に身近な場所に住んでいる(例えば、出水)人間が、自然に“親しむ”術を知らず、かえって、空気も汚れた都会に住む人間が、一生懸命自然に“親しもう”とする」
これこそが、“格差”の本質であり、だからこそ、日本は“変わらなければならない”!!(地方じゃ、「山登り」を趣味にするなんて、それこそ、コームインのみ?)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ダッセン・・・・・・・。
このブログから、熱烈銀行ファンとして、二つ紹介させて頂きます。
・2007年1月3日付「地域金融機関に生き残りの道はあるのか?」
以前に、このブログでも紹介させて頂きました(「読破しました~」)、「リレーションシップ・バンキング入門~地域金融機関と顧客・地域社会との互恵的関係のために~」を読んだ身としては、・・・・・・これが、「現実のアメリカ社会か・・・・」。
そして、
・2007年4月5日付『「銀行の証券会社化」の危うさ』
いつぞや、担当者さんにマジ顔で「投資信託の販売手数料について、○○さんなら、どのように説明してくださるでありましょうか?」なんて、訊いた自分が、今となっては恥ずかしい・・・・。
コンビニ店員に、「このおにぎり1個の、販売価格決定に至る経緯は?」と尋ねるようなものでありますよね・・・・。
・・・・・そんなこんな時(って、どんな時?)に、鹿児島銀行さんが『伝説のディーラーが語る~これからの日本、リスクに立ち向かう資産運用法』と題された、経済講演会を開催されるとのこと。講師は、藤巻健史氏とのこと。氏のホームページを拝見すると、「だからこそ、海外をも資産運用先として、積極的に視野に入れること」というお話をされると、勝手に想像するのですが、オイ!コルッラァ~!!、ここは“かごんま”やぞ!鹿児島の資産家の皆様に対して、“海外投資の必要性”を説くと同時に、“地元鹿児島に貢献する、お金の運用法”を、若干でも提起されんことを。「黒豚とイモ焼酎がおいしかった」という結論だけでは、許さんッたい!
(イエイエ、藤巻氏のホームページを拝見する限り、とても素敵な紳士であるようで、敬意を表します)
「銀行なんて、他人の褌で、相撲を取っている」「銀行員なんて、自分の給料のためだけに、働きやがって」という批判は、いくらでもあると思いますが、「お金」の価値は、“借り手”を見つけてこそ、“価値”が創出されるもの。
だからこそ、「ススメ!南日本銀行」(これが、“鹿児島銀行”でも、“鹿児島相互信用金庫”でも、イッコ構わないわけでアリマス・・・・)
帰省シーズンが終わって、日曜日の商店街は、またいつもの静けさ?
さて改めまして、17日(金)の日経平均終値、15,273円68銭・前日比-874円81銭(5.42%)。ハイ、私としては、拙い抵抗、ヤフー(4689)を1株買い増したのみ・・・・。一鹿児島県民としては、なんたって「かぎん!」、鹿児島銀行(8390)を、エイヤッ!で買うべきだったか・・・・・。
さてさて、本題です。ヨソの人間から見ると、華麗しかし摩訶不思議(?)な銀行員の方の日々を、あるブログで楽しみに読ませて頂いています(トラックバックを頂いたわけではなし、リンクは貼らないでおきます。関西圏在住の方のようです)。
その方のブログ、17日の株価急落に際し、(引用させて頂きます)
“「F係長、投信のお客さんでパニックは無い? 電話こっちに回してくれたら、対応するよ。」”
な~るほど、保有している投資商品が、銀行窓口で奨められた投資信託のみ、という方が、比率としては圧倒的に多いと思います。銀行へ電話するお気持ち、よく解ります。
ヨッシャ!鹿児島県下1万人(?)「世界の財産3分法」(日興アセットマネジメント)保有者を代表して、このファンドの分析を・・・・・・。
この「世界の財産3分法」、17日の1日で、基準価額は-336円(前日比-3.12%)と、大きな下落。(それでも、日経平均より下落幅は小さいのですから、分散投資の効果ともいえますね)
私が購入した2月5日時点と比べると、-10%超の下落(実際には、販売手数料分も加わります)(モーニングスターを参考。以下同じ)。今年初め頃に購入されたという方、当時は順調に基準価額が上昇しており、銀行も販売に力こぶがはいっていた・・・・・で、私以外にも多い、と判断させて頂きます。
このファンドは、ご存知のとおり、「不動産(REIT)」「債券」「株式」のそれぞれ国内外6つのマザー・ファンドに均等に投資、というのが謳い文句ですね。国内不動産なら“東証REIT指数”、国内株式なら“TOPIX(東証株価指数)”と、それぞれ目安となる指数があることになっているのですが、“MSCI-KOKUSAIインデックス”など、簡単に一般人が目にすることができない、出来たとしても理解できない・・・・・。
窮余の策、それぞれの指数に連動することを目指した、インデックスファンドでそれぞれの分野の騰落率を出してみました。(それぞれのファンドを、2月5日・1万円ポッキリ・販売手数料ナシ、で購入後保有したとして)
《国内不動産》ダイワJ-REITオープン(毎月分配型) -18.62%
《海外不動産》DIAM 世界リートインデックスF(毎月分配型) -22.11%
《国内債券》(パレット)日本債券インデックス +1.09%
《海外債券》(パレット)海外債券インデックスヘッジ無 -2.51%
《国内株式》三菱UFJ TOPIX・ファンド -13.39%
《海外株式》ステート・ストリート 外国株式インデックス -7.71%
「サブ・プライムローン」問題の発祥(?)、REITが特にむごい下落であることは、解ると思います。で、バブルがはじけてREITの人気は低下、さらなる下落がしばらく続くと思うですが、皆様のご判断は?現在余剰資金をお持ちであれば、「円高」の今、“海外債券”“海外株式”への投資を考えてみては?・・・・・・・・・・・・・。「やっぱり、より安全に」と思われるなら、“秋の個人向け国債”なんて? (イエ、投資はあくまで、ご自分の判断でお願いします)
で、あらまぁ、サテ、ここが本題です。
今、「銀行員の奨めで買ってしまったけれど、買うんじゃなかった・・・」とオロオロされている皆様へ。(とてつもなく、おこがましい限りですが)
リスク・マネジメント(Wikipediaより)という言葉を、最近耳にしたことがあると思います。いかに普段から危機的状況(クライシス?)に対する備えをしておくか、と解釈していますが、金融の世界でも、年々進化しているはずです(断言は、できません)。たとえば、REITのような“証券化”(同じくWikipediaより)というのも、流動性を高めることによる、リスク軽減策と解釈することができます。
世界中の投資家が一斉にリスク回避の行動に出たために、世界経済は混乱しているとも言われていますが、混乱を収拾をしてくのも、リスクマネジメント。世界経済は、まだまだ発展し続けると信じます。(なんて書きますが、同時に、伝え聞くアフリカ大陸の現状等が頭をよぎってしまいますね)
そして、私たちの国・日本。「平成19年上半期中 国際収支状況(速報)の概要」(財務省)をどうぞ。「円高」は、国内(輸出型)製造業に打撃となることは間違いありません。とはいえ、「日本は、“加工貿易”の国である」と、社会科の授業で教わったのは、今は昔。“原料を買って、製品に加工して、高く売る”という直接のモノの売買による「貿易収支」より、「所得収支」(野村アセットマネジメントより)の黒字額の方が多いのが、今の日本の姿です。
「円高」は、世界へ投資するチャンス!日本のお金が、世界へ雄飛(?)する勢いが増せば、再び「円安」の方向に進み始める・・・・・というのは、楽観的過ぎ?
「投資」を、もっと楽しみましょう。
“祈った”結果・・・・・・、カシオ計算機の株(6952)、終値1,669円・前日比-33円(1.93%)・・・・・・・・・・・。イエ!、関東つくば銀行の株(8338)が久しぶりに小幅ながら上昇で、今日はハッピーなのさ!。
さて、本題です。本日14日付南日本新聞の一面を飾るは、『「ごみ」担保に融資 南銀が全国初 日置の事業者に』という見出し。最初の部分を、少し長いのですが、引用させて頂きます。
(引用ここから)
「 南日本銀行(鹿児島市、森俊英頭取)は十三日、在庫や売掛債権を担保とする手法で、廃棄物リサイクル業の丸山喜之助商店(日置市、丸山博幹社長)に融資枠を設定したことを明らかにした。担保の一つは同社が粗大ごみやリサイクルごみとして集める廃棄物で、南銀によると全国初の取り組みとみられる。 動産・債券等担保融資(ABL)と呼ばれる手法。これまで主流だった不動産や保証人に過度に頼らず、事業サイクルに価値を認める融資方法として注目を集めている。・・・・・・・」(引用ここまで)
すごいぞ!南銀。“大”(笑)株主としては、大慌てで、「“ABL”とは、なんぞや?」で、検索・・・・。
・ABL研究会の報告書・テキスト公表(経済産業省のサイト内)
・「野菜」を担保としたアセット・ベースト・レンディング(ABL)の取組み~商工中金と北洋銀行が協調融資枠設定:国内初の取組み~(商工中金のサイト内)
急いで斜め読み・・・・・・。『「ごみ」担保に融資』という見出しは、あくまで、まあどこぞのスポーツ新聞的見出し。ある人が、せっせか集めに集めた空き缶の山を担保に、融資してくれい~と言っても、それは無理な話。あくまで、その「ごみ」を有価物に処理する設備、ノウハウ、販路が完備されていると認定された上での、「ごみ」にも担保価値あり、という判断では?
確かに、市町村のゴミ収集ルールもどんどん細かくなり、これからの日本においては、廃棄物リサイクル事業が、数少ない成長産業のひとつでしょうからね。(その最終処分場の問題が、ネックだとしても・・・)
さ・・・・・・・・・・て、脱線して妄想を飛躍・・・・・。
たとえば、長年都市部との交流事業を独自に進めてきた山間の集落があったとします。毎年定期的に来訪者があり、そこの棚田で作られるお米は独自のルートで販売されていました・・・・。その集落で、新たに事業を起こそうと、銀行へ融資を依頼しました。「棚田(が作る景観?)」にも、担保が設定されました・・・・・・。
あっ、いや~~、「棚田」では、モロ“不動産”でありますね・・・・・。
イヤ、それでは、たとえば有名観光地の「景観」に担保を設定というのは・・・?????
ごろごろ
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