« 2008年5月 | メイン | 2008年7月 »

2008年6月

2008年6月30日 (月)

「損失〇〇億円」って・・・?

=========================================================================
 0806301s あれ~~、気がつけば6月、今日で終わりですか・・・・。
 「6月」というと「梅雨。ジメジメしていて、鬱陶しい」というイメージばかり
強いようですが、やっぱり、そこは自分の誕生月。私は、好きな季節です。
 そういえば、昔「日本五季論」というのを聞いたことがありましたっけ。
「春・夏・秋・冬」という四季のほかに、日本には「梅雨」という季節があるとか。

 で、わが身に勃発したピンチ。わが愛用のデジカメ「SONY DSC-S75」、さすがに
絞りとシャッター速度を設定するダイヤルが“バカ”になってきてしまいました・・・。
 う~~ん、ここで新規購入を検討しなければならなさそう・・・・。

 さて、28日付日本経済新聞に
「サブプライム 政投銀、損失300億円超 前期、純利益は3割減」
 という見出し。
                  (日本政策投資銀行ホームページ
 ふむ・・・・。この「損失300億円」という数字、どこから出てくるのやら?

 株主総会で「有価証券運用における損失」について発言した者として、
 ありゃりゃ・・・・・、そういえば、こういうニュースで登場する金額って、
どういう根拠、どういう計算方法で出てくるのでしょう・・・・。
(あ~、若い頃に、せっせか「会計学」の勉強をしておけばよかった・・・・・
 と、ただいま後悔中・・・)

 で、教材は
池田銀行有価証券損失746億円、6年ぶり無配」(産経ニュースより)
 
 池田銀行ホームページ⇒「決算短信」ページ

 2008年3月期決算説明資料の中で
『国債等債券損益(5勘定尻)20年3月期 △ 62,055(百万円)』08063011s_2
 という数字を発見!!

 なるほど・・・・・。まだ、解ったようなワカラナイような・・・・。

 もうひとつ。
 「新銀行東京:評価損21億円…外国証券運用で 3月期決算」(毎日.jpより)

  新銀行東京ホームページニュースリリース

  決算説明資料より
  有価証券の残高・評価損益『その他 20年3月末 △2,123(百万円)』
  の部分を指しているようですね。0806304s_2

 こちらは、丸くナットク。

(とはいえ、新銀行東京の20年3月末時における、有価証券残高は1,995億円ですか。
それに対して、評価損は全部で約28億円ですか。他の銀行の決算説明資料の同じ部分
を見る限りは、「少ない」と言えるような・・・)

  スミマセン!m(__)m わが“お勉強ネタ”でした・・・・   
 

2008年6月28日 (土)

なるほど、21字

====================================================================================
 0806281s 午後8時前の、「北薩の天文館」川端通り。考えてみると、こんな時刻に、デジカメを持って、
うろちょろ出来る(しようと思える)“束の間の休日”。

 さて、本日28日付日本経済新聞・九州経済A欄
『九州・沖縄、株主総会ピーク 業績先行き不安の声 燃料高対応「経営努力で」目立つ』
 より、一部引用させて頂きます。

『・・・・・・
 無配を続ける豊和銀行では、「正念場であり配当できるようお願いしたい」と要望が出た。
一方、南日本銀行では年五円の安定配当策に対して株主から「配当を減らして内部留保に使
ってもいいのでは」という声が出た。宮崎銀行の総会で株主からの質問はゼロだった。
                                   ・・・・・・』

 な~るほど、私が胃の痛い~~~と内心泣きつつ、発言したことを要約すると、21字に
なるわけですネ。偽りなく、脱帽であります。

 鹿児島銀行の株主総会は、如何に?

 以前にも紹介させて頂いたと思いますが、わが高校生時代の現代社会の先生の言、
「質問がなにもないということは、あなたは、何一つ解っていないということ」。

 正直、“労働争議”等を抱える大企業における株主総会の“荒れ”ぶりもどうだかな~~
と思ってしまうのですが、質問ゼロの総会よりも、質問がある総会の方が、数百倍はマトモ
であると、信じる次第でアリマス。

 姫様、お元気で、活躍していらっしゃるのやら?

第100期定時株主総会

====================================
 う~~、本日は胃が痛い・・・・・デス。
  ゼエゼエ・・・・・・。

 まずは、またまたいつも拝読しているブログより
  ・IR担当者のつぶやき
 「Jパワー(9513)株主総会
 うん、さすがその道の“プロ”の方のレポート。
 そして、“今が旬!”の株主総会で、きっちり発言される個人株主の方がいらっ
しゃるのですよね・・・・・・。

 さて、私メがこと。
 8時40分発出水駅発「つばめ」で、一気に鹿児島中央駅へ。毎年、片道くらいは
肥薩おれんじ鉄道を利用して~と思って、時刻表を眺めることまではするのですが、
いかんせん片道2時間半ですか・・・・・。毎年、断念。

 汗ダラダラ流しながら、中央駅から天文館を通り過ぎて、せっせか南日本銀行本
店へ。そう思って見てみると、南日本銀行本店と鹿児島銀行本店って、“目と鼻の
先”の関係。そうか、鹿銀でウワサの“総会土産”「かるかん」だけ頂いてくる、
という手がありましたね・・・。イエ、私は、そんな“はしたない”ことはいたし
ません、オッホン<`ヘ´>。(あちこち株主総会をハシゴする、ことが楽しみとい
う方も、いらっしゃるようですが)

08062711s_2 08062712s

 さ、南銀本店そばの自販機でブラックコーヒー1本、眠気覚ましにグイッとあお
ってから、勇躍!4階会議室へ。いつもの私なら、4階くらいなら階段を利用!
なのですが、エレベーターへと、あっさり誘導され・・・・。
 うっ、“エレベーター・ガール”(死語ですね)役の方と、密室で二人っきりだ
ぜ~~。対角線上の壁際に、ピタリ。(まあ、4階までは、一瞬でした)

 会議室へ入って、さて?普通の方は、謙虚に後ろ・あるいは脇の座席を選ぶの
でしょうが、ハイ、どうせ私は「総会屋」です。堂々と、一番目立つ席を選ばせて
頂きます。で、電卓を取り出して、数字の最終チェック。発言する以上は、こちら
も“勘違い”数字を口にするのは、避けなければなりません。

 開会。株主数5,779名、出席者数73名という報告。

 頭取さんが議長となって、議事を進められるわけですが、「報告事項」というの
は、配布されている冊子を読み上げられていかれるだけですから、ここでは省略。
いや、でも、さりげなく「不良債権の削減」をアピールされたかったのかな。。。

 さ、で「なにか、ご質問はございますか?」

    「はい!」

『出席番号183番、鈴木です。え~っとですよ・・・、「仏の顔も三度まで」とやら。
自分、発言するのは今年で3回目なのですが・・・、他に発言されたい方がいらっしゃ
るかもしれませんので・・・、1回1問ずつがよろしいでしょうか・・・・・』
  すでに、シドロモドロ・・・・〇| ̄|_ 。
 議長さんより「完結明瞭、的確にご発言願います」のご助言を頂いて、
  エイヤッ!
(以降、実際は、シドロモドロ・・・・状態での発言・・・・)

 08062713s まず、手にするは「会社四季報」最新号。
『自分、いつも会社四季報が発売されるたびに、「大株主」の欄に、南日本銀行の
名前を探すのを、楽しみにしている。悪戦苦闘されている様が、よく解る。自分は、
地方の銀行として、有価証券の運用に悪戦苦闘されている姿勢を、支持する。
                        (という前置き)
 サブプライム問題をきっかけとして、有価証券の運用で大きく損をしている。
平成19年3月31日の数字と比べると、140億円(この数字、間違ってないですよね?)
ものお金を蒸発させてしまったことになるのではないか。
 この運用の責任は、どうなっているのか?また、これからどう対応されるつもり
か?
 有価証券の中に、「その他」債券というのがある(これは、私のミス。単純に
「その他」と言うべきでした)。サブプライム問題がニュースとなった頃、よく
中身も解らずに、このような債券を購入してしまった金融機関が批判された。
 「その他」債券の中身は、きちんと把握されているのか?
 「運用目的の金銭の信託」というのがある。これは、平成19年3月期においても、
今期においても、評価損を出している。どういう「信託」であるのか?手数料は
どれほど支払っているのか?』

 シドロモドロ・・・・・。胃が痛い・・・・・。

 頭取さんのお答え。
『不良債権の削減が出来たと思ったら、サブプライム問題に端を発する金融不安。
当行としても、大変頭が痛い。現在(平成20年3月31日の時点から?)、3分の1程
度回復している。減損処理しつつ、評価額が回復するのを、辛抱して待っていると
ころである。「金銭の信託」における、手数料は多くはない』

【おことわり:私、一生懸命、頭取さんの説明を聴いたつもりです。それでも、
正しいニュアンスを伝えられていない、と思います】

 う~~ん、「運用責任」については、逃げられてしまったような・・・・・。

 で、他に発言される方もいらっしゃるだろうと期待したのですが、早々に
「異議な~し!」の掛け声。あれれれ・・・・。
  決議事項の審議へ。
 「第1号議案 剰余金処分の件」で、
 「異議な~し!」の掛け声が発せられる前に、「質問!」。

『鹿児島銀行の昨年度の設備投資額に41億円に対して、南日本銀行の3億38百万円
は、十分の一以下である。ATMの設置ペースを見ても、いかにも見劣りがする。
 対して、年間配当5円を実施すると、配当性向は58.4%にもなる。第2地方銀行
横並びの5円配当なぞ、このような業績が悪いときでも、実施する必要があるのか?』

 ふ~~、胃が痛い・・・・。

 頭取さん、丁寧に説明してくださりました。
『当行は、設備についてリースで賄っている部分があり、それは経費として計上され
ている。また、SBK(システムバンキング九州)で共同開発している部分もあり、それ
らを含めると、設備投資額は12~3億円ある。
 毎年安定した配当をすることにより、「信用力」が創られる』

 私のシドロモドロの発言に対し、丁寧にお答えしてくださった頭取さんをはじめ、
南日本銀行の皆様に、深く感謝いたします。m(__)m

 デロ~~ン、胃が痛い・・・・・。

 反省。大勢の方を前にしてしゃべるということも、これはやっぱり「慣れ」が
必要でありますね。 

2008年6月27日 (金)

わっ、もうこんな時間!

0806271s 改めて、日本列島の広がりを実感。

 出水では、まだ田植えが終わってないのですね・・・。なんか、年々田植えの時期が遅くなっているように、素人目には思えます。

 さて、日中“勤労奉仕”。夕方、「おりゃあ、ビール(だから~、私の場合「その他雑酒」)が、うまいぜ!!」・・・・・。で、グ~~スカ。起きてみりゃあ、「わっ、もうこんな時間!」

 一応、自分が考えている質問項目だけでも。

 ・貸出動向について 日銀鹿児島支店が5月9日に発表した「最近の地元金融機関の貸出動向によれば、ここ鹿児島は前年比で高い伸び率を示しているようだが

・有価証券の運用について なんのかの言って、私は南銀の悪戦苦闘を支持します

 

2008年6月26日 (木)

コンビニの深夜営業

 環境対策の一環として、「コンビニの深夜営業規制(自粛)」という流れが、出来つつあるのかな~~と思います。

 一夜勤店員として、なかなか意見を書くのは、難しいのですが、

  またまたいつも拝読しているブログより

   Kaoriのマーケティングレビュー

 「コンビニの深夜営業がもたらす功罪

【質問1】設備投資費用と自己資本比率について

=======================================================================
 0806251s  チーちゃん、おはよ。
 お隣さんちのネコちゃんは、今朝もお嬢様のお見送りをされたのでしょうね。

 思わず、撮り歩いてしまいました。常磐線天王台駅南口周辺の「銀行ATM」。Atm1
Atm2Atm3   Atm4 「駅とは、人が集まるところ」。

Atm5 Atm6

/

/

 さて、気がつけば、早明後日27日は「総会集中日」。株主総会の日です。
(実は、“勤労奉仕”の日程が一日ずれて、27日に・・・。
 「申し訳ありません!一年に一度の株主総会なので、休みます!」)

 大急ぎで、まとめる【質問その1】

『   設備投資費用と自己資本比率について
 最新の「会社四季報夏号」の、鹿児島銀行の項目には「ATM設置店は(5月末
70店)期中100店目標」という記述があります。すさまじい勢いです。平成19年
度の設備投資の総額は、41億6千4百万円。うち「各種ソフトウェア」に20億6千
7百万円とのこと。ATMという見えやすい設備ばかりでなく、ソフトウェアとい
う“見えない”部分にも、積極的に投資を行っているようです。

 対して、南日本銀行ですが、事業報告を拝見するかぎり、昨年度は3億3千8百
万円。もちろん、企業の規模というものを考慮しなければなりませんが、それで
も鹿銀と設備投資の額を比べると、見劣りしてしまうのではないでしょうか。
 確かに、昨年度はサブプライム問題の影響により、業績は著しく悪かった年度
だと思います。設備投資を渋らざる得ないご事情は、よく解りますが、でも、設
備投資というもの、将来を見据えて、ある程度計画的に行っていくものと思いま
す。
 あくまで木っ端利用客としての印象を述べさせていただきますが、単純に
ATMの台数、あるいはそのATMの操作画面の進化度を見ると、南銀と鹿銀の力量の
差は、ますます拡大していると思わざる得ません。
 「一番お客様に近い銀行」として、中長期的な設備投資の計画は、ございます
でしょうか?

 一方で、5月13日に発表された決算短信によると、「連結自己資本比率」は
8.14%とのこと。国内基準である4%は、はるかにクリアしているわけですが、
国際基準である8%には、かなりギリギリであると言えるのではないでしょう
か?また、私が株式上場を行っている銀行の自己資本比率を調べた結果、この
8.14%という数字は、かなり下位に来ると言わざる得ません。
 私が最近読んだ「最強という名の地方銀行」という本では、将来的には国内基
準適用行にも、8%以上を求められるようになる、と書かれております。8%とい
う数字を目安とすると、この8.14%という数字は決して安心していられるレベル
ではないと思います。
 積極的な設備投資を求める意見とは相矛盾しますが、自己資本比率を維持向上
されていくには、最も地道には、利益剰余金を積み増していくことと思います。
 そこで、木っ端株主であると同時に、木っ端地域住民として、疑問を述べさせて
いただきます。年間配当5円というのは、“第2地方銀行”の中では、ひとつのスタ
ンダードであるように、お見受けします。しかし、5円配当を実施すると、配当性
向は58.4%にもなるとのこと。「これだけの配当が欲しいか?」と言われれば、私
は「いらない」と、やせ我慢させていただきます。配当性向は〇%以内という、目
安を設けてもよいのではないでしょうか。
 どのように自己資本を積み上げていくのか、お伺いさせて頂きます。』

 ふ~~ん、これをそっくりそのまま口頭でしゃべると、何分?

2008年6月23日 (月)

帰りました!

 ふかふかのお布団で、ぐっすり寝て、

              三食、きちんと頂く

    実家での「休暇」を終えて、出水に帰りました!

 0806231s

 これが、「花束」。

2008年6月22日 (日)

「なんぎん」VS「ちばこうぎん」(不動産向貸出)

============================================================================
 今日は、私の誕生日です。ついに四〇!「不惑」に到達です。
 今までのすべての縁ある皆様に、感謝いたします。
 羽田へ向かう機中で「金融権力~グローバル経済とリスク・ビジネス」(本山美彦
著:岩波新書)を読み終えました。
 その中で、印象に残った一節、引用させていただきます。

『・・・・
 プルードンは言った。私的所有の弊害を見て共同所有を求めることも。私的所有の
弊害を無視することも、ともに有害である。人々は、どこまでも矛盾とともに生きる
ことを覚悟しなければならない。完全で永続的なバランスはあり得ないが、絶えずバラ
ンスを求める努力をするところに社会の進展はある。したがって、人々には互いに
相手を認めあう「相互主義」が重要になる。  ・・・・・・・・・・・・・・・』

 プルードン?ご存知な方であれば、「ゲッ!」の一言で却下でしょうし、実際に
プルードンがその著作で、上記のような論述をしているのか?実は、疑問です。
(プルードン自身の著作は、現在邦訳ではなく、そのプルードンを激しく非難した
マルクスの著作を、かろうじて手にすることができる現状)
  でも、まあ、ちょっといい一節と思いませんか?

 さて、本題その1です。
 昨日は、親父と一緒に隣町・湖北まで、ユックリと散歩がてらの買い物へ。
 途中、
    谷津ミュージアム
 という箇所をのんびりと。
 自分が中高校生の頃、約20年前くらいまでは、水田として耕作されていたように
記憶しています。それが、徐々に耕作放棄地が広がっていき、荒れ放題。宅地開発
の波も押し寄せてきて、あっ、これじゃあ、いかん!
 「里山の自然環境」を維持するために、“ミュージアム”として管理を・・・・
という趣旨のようです。

 ふ~~~ん、翻って、これが出水なら、間違いなく圃場整備が行われて、耕作が
続けられているでしょう・・・。
 「都会人は、平日は満員の通勤電車に揺られて体力を消耗し、休日は、
こんな“自然”を愛でて、リフレッシュする」
 そこに“矛盾”を見るのは、やっぱり私が田舎者だから・・・?

 さてさて、本題その2です。
 せっかく帰省したので。
 「なんぎん」VS「ちばこうぎん」。

 仮説:なんのかの言って、やっぱり首都圏では住宅需要は堅調である。したがって、
首都圏の地銀と地方の地銀の差を、「不動産向け貸出金」「住宅ローン残高」に見る
ことができる。

 まずは、銀行の“規模”を把握しておくために「預金量」を比較、
                    (平成20年3月31日末残)
          預金量    南日本銀行を「100」として比較した場合
南日本銀行    614,265百万円        100
千葉興業銀行  1,902,901百万円        309.8
鹿児島銀行   2,805,681百万円            456.8

 続いて、決算説明資料より「業種別貸出金(単体)」(平成20年3月末)

         国内店分       不動産業
南日本銀行     479,410百万円          30,820百万円(6.4%)
千葉興業銀行  1,435,233百万円     289,422百万円(20.2%)
鹿児島銀行   2,047,089百万円     129,065百万円(6.3%)

 わが仮説のとおり。「ちばこうぎん」においては、圧倒的に不動産業者さん向け
貸し出しが、大きな比重を占めていますね。

 対して、住宅ローン残高をみてみると、

      住宅ローン残高(20年3月末現在) 南日本銀行を「100」として
南日本銀行    134,035百万円                100
千葉興業銀行    434,089百万円                    323.9
鹿児島銀行    470,599百万円           351.1

 う~~ん、こちらは、それほど明確な“差”ではないような。。。

 仮説その2:首都圏では、住宅需要は根強くあったとしても、こと住宅ローンに関し
ては、金融機関間での競争がさらに激しい。(消費者の側にとっては、選択肢が多い)

 え~~っと、各都道府県別住宅ローン残高なぞという統計資料があればいいのですが、
見つけられず・・・・。

 代わりに
平成20年3月分着工新設住宅床面積:利用関係別・都道府県別表(単位:㎡、%)」
 (Excel形式です)とやらより      【建築着工統計調査(平成20年3月分)より

   平成20年3月分着工新設住宅床面積

 鹿児島      105,146㎡    対前年同月比+34.7% 
  うちマンション  26,536㎡          +139.8% 
  うち一戸建て    5,207㎡          +26.3%

 千葉       388,870㎡    対前年同月比-7.6%
  うちマンション  94,514㎡          +7.9%
  うち一戸建て   82,644㎡          -16.3%

もちろん、平成20年3月分のみあげつらって、とやかく結論を出すことは出来ませんが、

 ええええっ!実は鹿児島こそ、“住宅建設ラッシュ(特にマンション等集合住宅)”?

 う~~ん、九州新幹線全通をにらんでの「不動産投資」なのでしょうか・・?

   じっくり調べてみると、楽しいのでしょうが・・・。

  さ、明日は出水に帰ります。

2008年6月20日 (金)

〇孫子支店へ行ってしまいました~

=======================================================================================
 今朝の、ちょっと感動したこと。
 2階の寝室の窓から、つい拝見してしまった光景。お隣さんには、とっても清楚なお嬢様がい
らっしゃります。朝6時半過ぎ、駐車場から自転車を引き出されて、ご出勤されていかれるので
すが、お見送りするのは、お隣さんの愛猫。玄関脇で、脚を揃えてお見送り。お嬢様のお姿が
見えなくなっても、今度は門柱の上で、名残惜しげ。
 とっても、いい光景を拝見してしまいました・・・。

 さて、大急ぎで本題。
 帰省中に、まさか(ATMでなく)銀行へ行くとは思ってもいなかったのですが、おふくろの
お供(まあ、文鎮代わりデス)で、ちば興銀○孫子支店へ。
 用件、ちょっと“お金”の相談ごと。決して、自分のような“お悩みごと”相談ではあり
ません。
 で、フロアに入ってみて、うわ~~。窓口に座った女性行員さんが、テキパキと仕事を
こなされる姿が、まず目に入って・・・・・という銀行のイメージは、どうも“今は昔”
の光景のようで・・・。ハイ・カウンター(預金入金とか振込受付をする窓口)は、わずか
に二つ。しかも、お昼前の混雑する時間であるはずなのに、奮闘されるはお一人のみ。
 いえ、ざっと見た感じでは、なんぎん○水支店の3倍は行員さんがいらっしゃたように思い
ます。そして、お客様ロビーはいかにも“窮屈”。大きな面積を占めるのは、ご相談用ブー
ス。さらに、奥には「応接室」と表示されたドアが三つくらいありましたでしょうか。
 で、極めつけは、女性行員の皆様、制服姿ではなく、実用的なパンツルック(?といいま
す?)ファッションがメインな私服。
 う~~~ん、ハイ・カウンターがズラッと並んで、制服姿の女性行員さんが、窓口で業務を
こなされている・・・、お客様ロビーは広々としていて、時にはミニ・ギャラリーとして活用
できる・・・・、という銀行のイメージが崩壊・・・・・。
 今まで窓口業務であったことも、大部分はATMがこなす時代なのでしょうかね・・・。
 う~~ん、ATMを使いこなせないようなお年寄りはどうなるのさ~~と思うのですが、
    実は「都会こそ、お年寄りは、ゆうちょ銀行へ」?
 通りがかりに見た我孫子郵便局は、昔ながらのフロアのつくりであったような・・。

2008年6月19日 (木)

(千葉)県、県産米の輸出支援

==============================================================================

まず、報告させていただきます。「バカ息子から、両親へのお土産」として、オネエサ
マのご助言どおり、花束を用意しました。とかなんとか、実際には重い荷物を背負った
状態でお花屋さんに立ち止まる根性はなく、いったん実家に帰ってから、近くのお花屋
さんへ出直し。しかも、525円ナリ(イヤ、2,000円ぐらいは奮発しようかと思ったので
すが、やっぱり照れてしまって・・)。
 でも、ただ今、花瓶に活けて居間にアリ。(写真は、出水に帰ってからでも)
                    ご助言、ありがとうございました<(_ _)>。

 さて、1年半ぶりに、常磐線沿線・千葉県我孫子市の実家に帰省させていただきました。
 常磐線快速の車窓から見た限りの東葛地区。ますますぎっしり一戸建て住宅は建ち並び、
駅前マンションはニョキニョキ・・・という印象。さらには、実家の最寄り駅・天王台駅
周辺の変わり様。極めつけは、わが実家周辺。ますますお洒落な新築一戸建て住宅が、密
度を増したように思います。(ホント、住宅ローン需要って・・・)
 ただし、平日の昼間は、人口が極端に減るのでしょうね。ただ今午前11時過ぎ、いたっ
て静かなものです。そして、夕方になると、ワンちゃんを連れてお散歩される方があちら
こちらに。典型的な「ベットタウン」の光景だと思います。
 (そりゃあ、出水にも、仕事を終えた夕方に、愛犬と散歩をするのが日課という方、
いくらでもいらっしゃると思います)
 「出水」と「我孫子」の違い。電話で両親から聞いていた限りでは、実家周辺も高齢化
が進んでいる・・・と思っていたのですが、実際に来てみると、ナンノなんの。ボッとや
ってきた田舎者から見ると、「うらやましい」・・・・・。

 さてさて、関東地区滞在中らしく。
 今朝19日の日本経済新聞千葉・首都圏経済欄より
「県、県産米の輸出支援 商社を紹介 農家に資金補助も」
                  Web上では、こちら(NIKKEI-Netより)

 紙面より一部引用させていただきます。
『・・・・
 県によると、千葉のブランド米である「ふさこがね」の〇七年度産米の生産者出荷価格
は1キロ百九十-二百円。県内量販店での小売価格が同三百六十円程度だった。一方、中国や
香港、台湾では日本米が七百-千五百円で流通しているという。県は、国内国内出荷価格と
の見合いで農家が魅力を感じれば、輸出の希望はあるとみている。
 〇七年度の千葉県の減反実施面積は一万二百二十七ヘクタール。国の目標に対し達成率は
四五%にとどまる。
 千葉県の農地は土壌中の水分が多く、小麦や大豆など乾いた土地を必要とする作物に向か
ないことが背景にある。
 堂本知事は「国の減反政策に対し、「県内で大豆を作っても利益が出にくい。減反政策は
地域ごとにきめ細かく考える必要がある」と訴えている。
 ・・・・・・・・
    (さらに途中略させていただいて)・・・・・・・・・
 ただ日本のコメの現地価格は中国産の二十倍以上とされ、現時点では大変な高級品。現地の
消費者が銘柄を選ぶ際も、日本国内のブランド力を参考にするとみられる。千葉県産のコメが
他県産に見劣りしない販売実績を上げるには、まず国内でのブランド力を磨く必要がある。』

 イの一番には、「じゃあ、鹿児島は、どげんよ!」

 でも、2番目。国内自給率の向上なぞと言っている一方で、減反政策。千葉県中の耕作
可能な水田を利用しても、どうせ千葉県民全員の年間コメ消費量を賄えるわけでなし。それな
のに「県産米の輸出支援」ですか~~。千葉に、コメ作りをビジネスとして行っている農家の
方って、いらっしゃるのデスカ?

 ハイ、一番と二番を併せて。さ!鹿児島。
 「地域経済のカギを握るのは、なんのかのいって、やっぱり農業である」
 というのは、鹿児島人の大方の見解であるはずです。千葉ごときよりも、大規模にコメ作りを
行っている農家は、はるかに多いはず(う~ん、コメ専業農家というのは、ちょっと苦しい?)。
 鹿児島こそ「県産米輸出支援」という施策があっても、イイんでないの?に、異論ナシ?

 で、自分が思うには「おコメは、ブランドより、鮮度で勝負すべき」。
 昔、宝島で食べた新米のおいしさ。“ブランド”では、ありません。
 いかに獲れたての鮮度を保持したまま、消費者の口に運ぶことができるか?それを、いかに低
コストで実現するか?

 産官学提携の研究テーマとして、「おコメの鮮度保持」に真剣に取り組んでみたはいかがで
ありましょうか。
             というのが、今日のオチ。

 う~~ん、のんびりできる日って、ヨカね~~。これだけ書くだけで、2時間・・・・。

  

プロフィール

フォトアルバム

ごろごろ

最近のトラックバック