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今朝が“最後の”夜勤明け。午前8時半ごろ。
自分は「夜勤(時給の割がいい)だから」コンビニ店員になったクチ。
夜通し店番をして、朝を迎える清々しさ。やっぱり感慨深いモノあり。
で、実際のラスト店番は、31日午後5時から午前零時まで。
・・・・・って、多分自分は1月末日をもって退職なのだから、
午前0時を一秒でも過ぎたら、
「スミマセン。自分、部外者なので何もデキマセ~ン!」?
さて。「対・大本命様」用「お別れの品」。
「桜島大根ファンタジープリン」
・鹿児島 城山観光ホテル オンラインショップ
http://www.shiroyama-shop.jp/index.php
さんが、期間限定で予約販売をされていたものです。
「鹿児島」に魅かれ続け、そして「鹿児島」で実際に活き続けた身としては、最もふさわしい
一品かな~~~、でセレクトさせて頂きました。
(出水からは、桜島って見えないよね?っていう、ツッコミは却下!)
“リアル・茜さま”にも、意外にすんなりとお渡しすることが出来、とりあえずホッ・・・。
でも、ある意味、わが身一生一度きりの大イベントでもあったこと。
もっと仰々しく、
「われ、薩摩の地より遠く離れた、坂東は下総の地で育った荒夷(あらえびす)なれど・・・・」
と、ヤクザ映画顔負けの仁義を切ってみたかったな・・・・・。
で。
自分、その桜島大根を原料にした“プリン”とやらを、一匙でも食す機会はナシ。
なに、それ?
それって、桜島大根を適当な大きさに刻んで凍らせたモノ?
あるいは、その“大根おろし”を、ゼラチンで固めたモノ?
それを実際に食してみられた方の、ご感想をお待ちいたします!
陽射しは、春の気配。今日の日中は、かなり温かくなりましたか?
ふ~~、とりえあず、愛しのヒロイン・むっちゃんに「さようなら」を
言わねば。少々強引ながら、今日で【第一部完】とさせます。
またいつか、鹿児島県北部の架空の街“紫尾市”を舞台に続編を書く
機会がありますように。
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第十二章「合コンは、決戦?」32
(最初から読んでみたいと思ってくださった方は、
「新米館主・御仮屋睦」の目次ーFC2小説
を是非に。m(__)m
「私、やりましたっ!。小雪さん、茜さんっ!見てくれましたか~っ?」
祝子は、弓を地面に置くと、小雪と茜の許へと走り出す。
(あっ~!もう・・・私、また仲間はずれ~~)
睦はひがんでしまいそうになったが、そこは睦の心優しい先輩であり友人たち
だ。小雪が、ちらっと睦の方へ目配せを送ってくる。
(ほら、早くッ!。睦ちゃんも、いらっしゃい!)
「祝子ちゃん、やったね~!」
睦も、勢いよく走り出す。その睦を受け止めるべく待ち構える三人に、ぶつか
っていく。
ドッシン!
三人が、受け止めてくれる。
「奇跡って、ホント、あるんですね」
祝子が、宗教を信じる者らしからぬ感想を述べる。
「ううん、奇跡じゃないよ。実は、祝子ちゃんの隠れたジ・ツ・リョ・ク」
睦が、言い返してやる。
「そう。その実力を引き出してあげるために、オ・バ・サ・ンも、少しは
役に立ったでしょ?」
と言うのは、最年長で二児のママ・茜だ。
「そんな、オバサンじゃ、ありません。素敵なおねえさんですよ」
「そう?。じゃあ、私たちも、祝子ちゃんのお友達になれる?」
と訊くのは、小雪。
「もちろん!」
「うれしいわ」
改めて、四人は抱き合う。
「そうよ。私たち四人なら、なんでも出来ると思わない?」
「そうですよ。茜さん、小雪さん、そして祝子ちゃん、今日はありがとうございます」
「そっか、ここで新館主さまの音頭で、ね?」
「睦ちゃん、お願いします」
「えっ?」
「そ、ご遠慮なく」
「はい。それでは・・・。せぇ~の」
「“Beauty is Force”!。美は力なりっ!」
四人の声が、五月の青空の下で響く。
【第一部 完】
ご愛読、ありがとうございました。
う~~~ん。
食べすぎなのか、飲みすぎなのか・・・・・。
胸焼け?で眠れず・・・・。
・・・・・・・退職したら、次の住所が決まるまで、「無保険」でいいや~、と思っていたのですが、
ちょっと暗雲・・・・・。
夜まで降り続けば、雨が雪に変わるのでしょうか。
「Remember?」
う~~~~ん。
確か、このブログでも、かつて登場して頂いた、スペイン人のALTの方?
・・・・・・・とはいっても、
毎日ほぼ決まった時刻に来てくだされば、こっちも少しは英語を考えておく
のですが、いきなり「なつかしい~」なんて単語、思い浮かびマセン・・・・。
(いえ、それと、正直夕方5時から0時まで立ち尽くめで店番した身としては、
疲れて、頭は回転シテオリマセン・・・)
たぶん、わざわざ飲んだ帰りに立ち寄ってくださったのでしょうが、
ホント、無愛想で、ゴメンナサイ。m(__)m
ま、愛しのヒロイン・むっちゃんなら、当意即妙に応答できるのでしょうが。
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第十二章「合コンは、決戦?」31
(最初から読んでみたいと思ってくださった方は、
「新米館主・御仮屋睦」の目次ーFC2小説
を是非に。m(__)m
(いや、それは、かなり難しいぞ~)
一射目はわずかに三メートルばかり飛び、ニ射目は勢いよく飛んでいってしまい。
この両極端な結果から、「的を射る」射ちを導き出すのは、いかに弓の達人であって
も無理に近い。的を射ることは出来なくても、必死の祝子の努力を誉める場面なのだ
ろう、と思う。
しかし、どうやら祝子は、本気で的を狙うつもりのようだ。
「角度は、このくらいに抑えて・・・」
引き絞った弓を構えた。本人は無意識なのだろう、下唇を噛み締めている。
「はい」
的が動き出す。
ヒュッ!
(えっ!当たるの!)
矢が放たれた瞬間、思った。そのくらい力加減、タイミングはぴったりだ。
カッ!
(ホントに、当たったよ~)
「ああ~、睦さん。当たらないと思っていたでしょ~」
周囲がまだ呆然としているなか、すかさず祝子は視界に入っていた、睦の表情を
指摘した。
「ヤッタ~ッ!!」
さすが、祝子は若い。握りこぶしでガッツポーズ。喜びを、全身で表現する。
遅れて、周囲から拍手が起こる。
(つづく)
さ、「対・きちっと挨拶に行く人」バージョン到着。
こちらは、千葉のお菓子
・オランダ家 さん
賞味期限は、2月6日までですか・・・・。ゆっくり出来んぞ・・・。
あっ、でも・・・「対・大本命」の商品が、「1月下旬より順次発送」という
もの・・・・。うわ~~、“話題性”を狙い過ぎたか・・・。
さ、最後の一週間でっせ。
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第十二章「合コンは、決戦?」30
(最初から読んでみたいと思ってくださった方は、
「新米館主・御仮屋睦」の目次ーFC2小説
を是非に。m(__)m
「ありがとうございます。作戦タイム、終了です」
主将・茜が、周囲に頭を下げた。
祝子が、再び弓を手に歩み出る。
すっと微笑を浮かべながら、礼をした。
(なるほど、これが“呪いの美少女”の微笑みか・・・)
高校生とは思えない妖艶さが、祝子の顔に浮かぶ。
ニ射目。
祝子は、今度は落ち着いて、弓を弾き始める。矢は、仰角約四五度の向き。
理論上、最も遠くに物を飛ばしやすい角度だ。
「はい」
今度は、合図が出た。睦は、なるべく的がゆっくり動くよう動的機を操作する。
カチ、カチ、カチ・・・・・
ヒュッ!
いい音が出て、矢は弓から放たれた。
しかし、
ガサガサッ・・・
「えっ~~。そんなに、飛ぶんですか~~」
当の祝子が、びっくりしている。矢は、的の上を軽々と飛び越えて、みかんの樹の
繁みに、飛び込んだのだ。“神様”は、かなりの力を祝子に与えてくれたようだ。
「え~~っと、四五度の角度では飛び過ぎたのだから、三回目の角度は・・・」
それでも先ほどの“作戦タイム”で、祝子は十分に落ち着きを取り戻したのだろう、
三回目は、確実に的を狙う意気込みだ。
(つづく)
日曜日。工事は休み、
ということで、狭い水面に集まってきた鳥たち。
・鎌倉レ・ザンジュ
さんから。「対・ご近所の方バージョン」
「ご挨拶の品」を選ぶのに、一番悩んだのは、実はこの「対・ご近所の方」品。
“そこそこ日持ちして、そこそこ豪華に見えて”
“それでいて、予算ひとつ500円程度”(←これ、けっこうシビアに大事)
スーパー紀伊国屋さんのオンラインショップで、この予算で買い揃えられる品物
が多く並んでいたのですが、
う・・・・・・ん、まあ、自分、本籍地だけは今でも鎌倉だから・・・・。
(お正月セール、というのもされていましたから)
さ、今日も大急ぎで。
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第十二章「合コンは、決戦?」29
(最初から読んでみたいと思ってくださった方は、
「新米館主・御仮屋睦」の目次ーFC2小説
を是非に。m(__)m
「そう、睦ちゃんの好きな言葉。祝子ちゃん、考えてごらんなさい・・・。
なにも女である私たちが、筋肉もりもりの男になる必要はないの。女は、美しく。
的を射なければ、なんて思わなくていいのよ。・・・・・
まず、美しく弓を弾いてみて。そして、周りの人の心をぐっと撃ち抜いて。
祝子ちゃんなら、できるわ」
小雪と茜は、祝子の緊張をほぐすよう、抱え込んだまま、ゆっくりと説き聞か
せている。
「私も、仲間に入れて」と、睦はつい思ってしまう。
「ねえ!、祝子ちゃん」
睦は、声を出す。少しぐらいの“反則”は、見逃してもらおう。
「祝子ちゃん。矢が山なりに飛ぶように、弓を使ってみて。まっすぐに飛ばす
より、飛距離は伸びるわよね。物理の授業で、教わったよね」
「も~~う、睦さん。私、学校の成績が悪いのは、知ってるくせに~~」
緊張しているはずの祝子が、笑顔で返してくれた。
「そうそう、その調子!」
「いい?、祝子ちゃん」
「はい、ありがとうございます。小雪さん、茜さん」
「よぉ~し、それでは・・・・」
「合言葉は・・・」
「"Beauty is Force" 。美は力なりっ!!」
小雪、茜、祝子の声が揃う。睦は、なんとなく“仲間はずれ”にされた気分だ。
(つづく)
明日は「お別れの品」“対ご近所の方・バージョン”が届きます。
「代金引換」で注文しているので、お金を用意しておかなければ。
で、月曜は早速“挨拶回り”に行かなきゃならんのかな・・・・。
で、で。
これからの引越しで、かなりの出費を覚悟しなきゃならんし、当座の生活資金
も出来るだけ持って行きたいし・・・。
はぁ・・・・・『恵方巻』。やっぱり“協力”しなきゃならんのかい・・・。
で、で、で。
まあ、愛しのヒロイン・むっちゃんにも、多分『いつもニコニコ・つるかめカード』
の獲得ノルマが課せられているのでしょう。
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第十二章「合コンは、決戦?」28
(最初から読んでみたいと思ってくださった方は、
「新米館主・御仮屋睦」の目次ーFC2小説
を是非に。m(__)m
(あっちゃ~~、ダメよ・・・。脚が震えているじゃない・・・)
意を決して立ち上がった祝子だが、顔はすでに蒼白状態、緊張のあまり、脚が小刻み
に震えてしまっているのが、睦にも見てとれた。
「あっ!・・・」
祝子は合図もなにもなく、いきなり矢を放ってしまった。
ポトッ・・・・。
矢は、ふらふらと飛んで、三メートル先に落ちた。的までは、まだかなり距離がある。
それでも、緊張しきってしまっている祝子は、次の矢を手にして、弓を引き始めてしま
っている。これでは、とてもじゃないが、次も的までも届かない。
「祝子ちゃん!、ちょっと待ってっ!!」
叫んだのは、小雪だ。祝子の耳に届いた。はっと我に帰った祝子が手を止めて、小雪の
方を振り向く。
「ちょっと、いらっしゃい、祝子ちゃん」
「すみませ~ん!、新納さん、そして、皆さん。作戦タイムを、いただきますっ」
と周囲に宣告するのは、主将・茜だ。
小雪と茜は、歩み寄ってきた祝子を二人して抱え込む。そして、
「はい、美少女さん。・・・・落ち着いて」
「そう。深呼吸・・・」
しばらく、時間を掛ける。
「“Beauty is Force”。美は力なり、って、祝子ちゃん、知ってる?」
(あっ、それ、私の・・・・)
「・・・・あっ、睦さんの好きな言葉・・・」
(つづく)
スミマセン。出勤時刻です・・・。
ごろごろ
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