ニュース・政治経済 Feed

2008年2月 4日 (月)

"Chisso accountable to public"(チッソは世論に対し・・)

0802041s  午前2時 夜風に吹かれ 立春に

  そう、今日は「立春」なのですね・・・。しかし、寒い!デス。

  ・・・・・・・で、う・・・・・・・、他人様に「ヤフーの株(4689)なんて、いかがでしょう」なんて書いているヒマがあるくらいなら、自分が1株でも買っておくべきでした・・・・・。午後1時40分現在、売り2万2千株に対して、買い60万6千株で、寄り付かず。ひょっとして、今週は売買成立せず・・くらいの景気のよいネタなのでは?1株でも持っていれば、しばらくはワクワク気分を味わえたのに・・・・・。

 さて、本題です。自分がいつも拝読しております「Hidetoshi Iwasaki`s Blog」において、朝日新聞の『私の視点』欄に投稿された一文の英語訳を、「Chisso accountable to public」に掲載してくださっております。

 もとが日本語の文章を英語に訳されたものなのだから、それを、また日本語に訳すのなら、簡単しょ!と信じて、英和辞書を取り出したのですが・・・・・・・、(わざわざ訳さなくても、図書館へ行って、その元記事を読めばすぐじゃないのさ~、というツッコミはご勘弁を・・・)

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POINT OF VIEW/ Hidetoshi Iwasaki:
Chisso accountable to public, not shareholders
(私の和訳)
「チッソは、株主にではなく、
        世論に対し、説明を行え」

02/02/2008

THE ASAHI SHIMBUN

Chisso Corp., the chemical maker responsible for
the outbreak of Minamata disease in the 1950s,
has rejected the financial relief package put
together by the ruling coalition for unrecognized
patients of the disease, a neurological syndrome
caused by mercury compounds the company dumped
into Minamata Bay in Kumamoto Prefecture.

「 チッソ(株)という化学製品会社は、熊本県の水俣
湾に有機水銀を投棄してきたことにより、1950年代
に発生した水俣病の原因企業でもあるにもかかららず、
未認定患者団体への金銭救済策を拒否してきた。」

In explaining the reasons for rejecting the measure,
Chisso said the 1995 political settlement with
unrecognized patients of the disease was supposed
to be a "total and final" resolution of the
compensation issue. The company also said it would
not be able to give a convincing justification for
the fresh payments to its shareholders, employees,
financial institutions and business partners.

「 その理由として、チッソは、1995年に未認定患
者と合意された政治的和解案を、“全面的かつ最終”的
な補償策であったと説明してきた。これ以上の金銭の支
払いは、株主、従業員、融資者(?)そしてビジネスパ
ートーナーを、納得させる説明ができない、とチッソは
言い続けてきた。」

But Chisso's argument about its accountability is
unsound. Its management should be held accountable
to the nation's public, not the 36,000
shareholders of the company.

「 しかし、チッソの主張は、無責任にしか聞こえない。
経営陣は、36,000人のチッソの株主にではなく、世
論に対し、きちんと責任ある説明をすべきだ。」

Under a capitalist system, the chief executives of
shareholder-owned companies are selected by the
directors, who are appointed by shareholders
meetings. The chief executives are expected to run
the companies for the long-term interests of
shareholders. This is the basic structure of
corporate governance.

「 資本主義経済の下では、株式会社の社長は、重役
陣の中から選ばれ、株主総会で承認される。社長は、長
期にわたる配当がもたらされることを、株主から期待さ
れている。これが、企業統治の基本である。」

But what exactly are the interests of shareholders
of Chisso, a company whose liabilities have exceeded
its assets by more than 100 billion yen for 20 years?

「 しかし、チッソが20年以上も、1,000億円以上
もの負債超の状態であることを、株主は正確に把握してい
るのだろうか?」

Chisso's shareholders must be well aware that the net
economic value of their stakes in the company
(including claims to the firm's remaining assets)
is in the minus territory.

「 チッソの株主は、この会社の株の経済的価値(残余の
損害賠償支払い分も含めると)は、マイナス領域にあるこ
とに気付かなければならない。」

The company with a negative net worth of over 100
billion yen has been kept alive by joint financial
aid from the state, Kumamoto Prefecture and
creditor banks.

「この1,000億円を超える負債をもつ会社が、政府・
熊本県、そして取引先銀行の財政支援によって生き延びて
きた。」

In reality, these creditors supporting Chisso--
the central and prefectural governments and the
financial institutions--are the true owners and
stockholders of the company.

「 このチッソを支えてきた、国と自治体そして支援
企業連合(?)こそが、この会社の本当の持ち主である、
株主であるのが、実態である。」

Under the life-support system for Chisso,
Kumamoto Prefecture issues bonds and lends the
money raised to the firm. Most of the bonds are
bought by the central government under the
arrangement, which is backed by a Cabinet
decision to prevent this effort from imposing
a burden on the prefecture's finances.

「 チッソ救済策として、熊本県は債券を発行し、
貸出金を集めた。大部分の債券は、県の財政負担を
軽減させるという内閣決定により、国に引き取られ
た。」

In other words, the central government is
Chisso's largest creditor, providing massive
financial support to the company. And it is
taxpayers' money.

「 言い換えるのなら、最大限の金融支援を行っ
てきた政府こそが、チッソの最大の債権者である。
また、それに費やされたお金は、納税者のお金で
ある。」

Instead of worrying about their accountability
to the "nominal" shareholders who are fully
aware that the firm has only negative
shareholder value, Chisso's top executives
should focus their management attention on the
creditors, which have provided a total of 177
billion yen in long-term and short-term loans.
And they should realize that the state is the
largest creditor.

「 チッソの経営陣は、負債超過であることを承知
の上で保有している“本当の”株主への説明を心配
する代わりに、総額で1,770億円のも上る長期・
短期の債務と、真剣に向き合うべきだ。そして、最
大の債権者に理解を求めるべきである。」

These creditors should play a higher-profile
role for the company's management. They should
take steps to turn themselves into actual
shareholders, such as converting the bonds into
stocks or using convertible preferred stock
under the financial support program, to enhance
their control over the Chisso management team.

 ・・・・う、この部分、金融世界特有の言い回し
であるような・・・・・

「 これらの債権者(国とか、熊本県などですね)は、
(チッソの)会社経営において、一番重要な役どころ
を演じるべきだ。チッソ支援策のもと、株式に転換で
きる債券は株式に変え、チッソ経営陣に対する支配力
を強めるべきである。」

 ・・・・スミマセン。無理やりでも、訳せません
デシタ・・・・。

If these creditors, which should be regarded as
the firm's hidden but real owners, are hesitating
to exercise greater control and oversight of the
company's management because of fears of being
linked to the company responsible for the
environmental disaster, the financial support
plan will lose support among the public.

 うわ~~っ、ますます、難しくなった・・・・・。

「 隠されたしかし本当の債権者(国民ですね)こそ、
尊重されるべきだが、もし、巨大な経営権の行使と経
営陣への監督を、この環境破壊を引き起こした企業の
責任を被ることへの憂慮からためらい続けるのなら、
この(チッソへの)企業支援策は、世論の支持を失う
だろう。」

* * *

The author is a management consultant.
          (IHT/Asahi: February 2,2008)

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2008年2月 1日 (金)

「僻地」というもの・・

0802011s 今日から2月。さ、春へのカウントダウン!、と思いたいです。本日ポストに入っていた、「電気ご使用量のお知らせ」を見て、ブッタマゲ!!!。・・・ん、ホントに早く、春よ~来い、デアリマス。「冬は、寒くなきゃ」なんぞと、のたまっているヤツは、貧乏人の敵デス。

 さて・・・・・・・。本日、南日本銀行の株(8554)、一気に330円まで下落。

      iヽ       /ヽ
       | ゙ヽ、    /  ゙i
        |   ゙''─‐'''"    l
     ,/               ゙ヽ
     ,i゙    /         \ ゙
     i!     ●      ● ,l
     ゙i,,   *   (__人__)  ,/
      ヾ、,,          ,/
      /゙ "         ヽ
    /             i!
  (⌒i    丶  i   !   i!.,
    γ"⌒゙ヽ  l   l  γ'.ヽ
     i     i,__,,ノ   i,__,,ノ_,,丿
     ヽ,_,,ノ"~´ ̄  ̄               ションボリ・・・・・。

  さて、さて、本題です。世間様をにぎわすトップニュースといえば、「中国製ギョウザ中毒」でしょうか。ところが、

 〈中国製ギョーザ〉パッケージに穴・・・兵庫の中毒

 これが事実とすると、事件の趣きが異なってきそうな・・・・・・。

 いえ、イエ、私が、今日の本題としたいのは、こちらの痛ましい事件、

 〈殺人〉小学校舎裏で女性校務補死亡 北海道・せたな町

 同僚の21歳男逮捕=「金使い込み追求され」ー小学校女性臨時職員職員殺害・道警

  若くして亡くなられた女性の方の、ご冥福をお祈りいたします。

 せたな町の公式サイト。町の総面積、638.84平方キロ、その中に、人口が1万1千人足らず、小学校11校。ちなみに、出水市は、総面積330.06平方キロ、人口5万8千人足らず、小学校15校(うち分校1)。

 自分、北海道には、ほんの障り程度しか行ったことがないので、想像するのもおこがましいのですが、寂れた町の中心部以外は、無人の荒野。ところどころに、思い出したように“開拓集落”が点在するのでしょうか・・・・・。

 児童数14名の小学校の「校務補」さん。つまり、“用務員”さんなのでしょう。一方で、加害者の若い男性は、“事務職員”。イヤ、そんな小さな小学校で、用務員も事務職員も、実際のところ必要ないでしょう。臨時職員とのこと。北海道における最低賃金654円、週5日、午前8時から午後5時までが勤務時間だったとして、月10万円いくかどうか?

 それでも、親御さんは、あれこれ手を回して、お子さんの仕事口を見つけられたのでしょう。町当局は、厳しい財政事情の中、あれこれやりくりして、賃金を捻出したのでしょう。

  「僻地」の痛ましさ。

 「日本国自体が、財政難・少子高齢化が進行中なのである。効率性の観点から、一定の人口集積を進めていくことは、必要である」。

 確かに。なれど・・・・。

2008年1月30日 (水)

欧米の野郎なぞに、負けるな!!

0801301s  当然、昨日も咲いていたのでしょうが、今日初めて、目に入る「菜の花」。

  気がつけば 菜の花、目に 立春へ

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 実は自分、何を隠そう「Gyao」にハマッております。さらに、
いい歳こいて、お奨め番組は「スターゲイトSG-1」「バビロン
」「ファースケープ」という、アメリカでテレビ番組として放映
されたSF物。私としては、「ファースケープ」の“エアリン・サ
ン”役の女優さんが一押し!“Exercise”でお手合わせをお願いし
て、ボッコボッコにされたい・・・・・(なんてことを書くと、ホ
ントに“天罰”。ボッコボッコに遭ったり・・・・・スル?)。
 一話45分程度という長さが、仕事疲れの身には適当。一作品2時間
ほどの「映画」は、どうしても、パス!でした・・・・。

 ところが、「ノッティングヒルの恋人」。見てしまいました~。
ジュリア・ロバーツ、自分としては“エアリン・サン”の方がず
っと美人(イエ、「姫」と比べてはいけません)と思うのですが、
イヤ、「陰謀のセオリー」、ジュリア・ロバーツ出演ということ
だけで、見てしまいました・・・・。
 ともあれ「ノッティングヒルの恋人」。ユーモアが利いたセリ
フ、侮れない脇役、イヤ!そもそも、こんな“あり得ない”話を
映画にしてしまうなんて!!!
 男としての見所は、やはりラストの、記者会見の場をプロポー
ズの場に変えてしまうシーン。男だったら、こうありたい・・・。

 ところがドッコイ、現実には、それ以上のことをしてしまう、
野郎がいるなんて!!!!

 自分は、拝読している「湖北庵通信(旧 浦安タウンの経済学)」
の「氷上のプロポーズ SAY YES」を読んで。ところが、検
索してみると、日本のメディアでもニュースになったようですね
(⇒こちら)。

 それを敢えて、無理やり、英文から訳してみました・・・・
USA TODAY の記事より⇒本文こちら

“The day also brought a surprise for Rena Inoue after she and
her skating partner of seven years, John Baldwin, completed
their second-place performance.”

『この日はまた、井上怜奈と、彼女の7年にわたるパートナーである
ジョン・ボルドウィンが、2位の演技を終えた後に、驚きがもたらされ
た。』

“Baldwin proposed on bended knee. She broke into tears. The
crowd cheered.”

「ボルドウィンはひざまずいた。井上は涙をこぼした。観衆は声援
を送った。」

“"Well, I told Rena how important she's been to my career,
that she's meant the most to me, and that it's because of her
that I'm here, and I want to spend the rest of my life with
her," said Baldwin, 34, who teamed with Inoue to win U.S.
titles in 2004 and 2006.”

『「そう、私は怜奈に、自分の競技人生において、あなたはとてつ
もなく貴重な存在であるから、そして、それは、私にとって、何に
も替え難い存在であるから、現に、ここにいる。私は、あなたとこ
れからの人生も共に歩みたいと、お願いした」と述べたボルドウィ
ンは34歳。井上と組んでから、2004年、2006年と全米選手権でタイ
トルを手にしてきた。』

“Inoue, 31, wasn't expecting a performance at nationals to
turn into a proposal of nuptials.”

(実は、この部分「nationals」の意味が解りません・・・)
『井上は31歳。このような大観衆の中でのプロポーズを、まった
く予期してなかった・・・。』

“"It was a total surprise at first. I was shocked. But,
of course, I said yes," she said.”

『「最初は、とても驚き、ショックを受けました。でも、もちろ
ん、私は“イエス”と答えました」と、怜奈は言った。』

 チクショ~~~!!!

 って、日本男児よ、欧米の野郎ごときに負けるな!!!!

2008年1月26日 (土)

地方自治に「年齢クォータ制度」の導入を!

0801261s 昨日届いた、ツルマラソン参加通知書。とてもじゃないけれど、「日曜日、店番休ませてください」とは、口に出せず・・・・。出水市に、参加費を寄付したことにしましょう・・・・。

 で、今日は仕事帰りに、テコテコ出水支店へ。ハイ、南銀株をわが手にするため、残高不足額を振り込んでまいりました。。。別に、本日土曜日にATMのタッチパネルに悪戦苦闘してみても、相手先に振り込まれるのは、どうせ月曜日なのですが・・・・・。ホント、自分の性格はよく解っているつもりデス、「小心者」。 

 さて、取り急ぎ。本日の南日本新聞5面「40道府県が転出超過 総務省07年人口移動報告 鹿県 前年上回る7075人」という見出し。

 これがNIKKEI-NETだと、反対側からの見方、

東京圏へ人口流入、バブル期以来の高水準・07年、15万人超える

 地方から東京圏へ流れていく者は、すなわち若年層だ!、と断言してもよいでしょう。年金暮らしのお年寄り、では断じてないでありましょう。(う~~ん、東京圏に家を構えた子供世帯に身を寄せる、というケースも、探せばあるでしょうが)。

 自分は、現在「出水市自治基本条例検討委員会」とやらで、月2回のペースに会議に出席しております。が、ある意味「はぁ~、“自治”なんて、クソ食らえだろ!!、食い詰めたら、出て行くだけじゃないの????」。とてつもなく、もどかしさを感じます。

 親から継げる資産・職業が、(今のところ)ある者。“コネ”等を活用して、“運よく”地元安定企業に就職出来た者(まあ、“コネ”も資産と言えますネ)。地方マスコミなぞ、結局そんな若者ばっかり見つけては、「“まちおこし”に取り組む熱心な姿」という記事を、「地方を元気に!」にという名目の元、流すばっかり・・・・・。

 いいですか、地方の若年層の大多数にとって、仕事は、結局安賃金にため息をつきつつ、職安(ハローワークですか?)で探さなければなりません。そんな若年層に「自治だ?」「まちおこしだ?と~!」・・・・・・。この絶望的世代断絶・・・・・。(ですから、上手く、地方社会の序列システム上位に、潜り込めた若者は、除外して論じてくださいナ!)

  クォータ(quota)、割り当て、という意味です。「クォーター(quarter)、4分の一」と混同しませんように。事実、私は、勘違いシテイマシタ。例えば、北欧では、議会の議員は、一定割合女性が占めることを義務づけた“クォータ制”を導入しているとのこと。

 で、「年齢クォータ制度」。地方自治体が、真剣に「おらが町の将来」を危惧するなら、極端に言えば、「地方議会の4分の一には、40歳以下の者が就かなければならない」という条例を施行すべき。(・・・・・、わッ、書いている自分が、まもなく四十代突入なのですが・・・)

 イエ、決して、“軽老”を主張するつもりではアリマセンガ・・・・。

 

2008年1月16日 (水)

日経平均、大暴落なわけですが・・・○| ̄|_

08011611s_2 うへ~~っ、今日は寒くなりそう・・・・・。午前7時の、曇天。

08011612s_2 それでも、気がつけば、梅の花。

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 さて、阿鼻叫喚・・・・の、日経平均株価、本日16日の終値、
13,504円・前日比-468円12銭(3.35%)。正直、自分、この
日経平均株価、記憶にございません・・・。ましてや、地方の
銀行(郵便局も含みますね)が、投資信託商品の販売に力を入
れ始めた以降、想定されていなかった株価ではないでしょうか。
 ここは、強気なことを書く必要がありますね。

 すでに“カリスマ”と化している「さわかみ投信」の澤上
篤人社長が述べられています。

 「日本株を積極的に買い増し、世界の物不足に対応できる
銘柄を選択=さわかみ投信
」(ロイター・co.jpより)

 その中から、一部引用させて頂きます、
『 12月末の組入比率をみると上位業種は電気機器、機械、
化学、輸送用機器で、銘柄別ではトヨタ自動車(7203.T)、ホ
ンダ(7267.T)、信越化学工業(4063.T)が上位を占めている。
澤上社長によると、世界経済の中心が金融から物にシフトす
るとの予想に加え「ゼロ金利という異常な状態が永遠に続くは
ずはないとみて、銀行、不動産、証券にはファンド設立以来全
く投資をしていない」。

 市場別の組入比率は東証1部銘柄が95%強を占める。世界
の物不足に対応するためには大規模な供給体制を確保できる体
力と、さわかみ投信の哲学である「長期投資」に耐えうる規模
を持つことが投資対象の条件になるため、今後も大型銘柄が中
心の運用になるという。』

 う・・・・・・・・・、「南日本銀行」や「鹿児島銀行」は、
お呼びじゃない、トイウコトデスヨネ・・・・・・・○| ̄|_。

 とはいえ、引用順番が逆になりますが、
『 また、「世界では金融が注目される時代が30年続いたが、
新興国を含めた世界経済の発展で皆がぜいたくを求めるようにな
っており、金融から実物にお金が吸い込まれていく時代に移って
いる。今後10─20年のメガトレンドになる」と指摘し、短期
的な相場変動は気にせず、長期投資の観点から国内株に積極的な
投資を続ける方針を示した。』

 例えば、映画(マンガ)「三丁目の夕日」の舞台(昭和30年代
?)の時代の、日本は、まだまだ“貧しい”時代だったと思いま
す。イエ、あくまで、今を基準とした物言いですが。とはいえ、
東京タワー、東名高速道路等々、積極的な“公共投資”が行われ
ていたのは当時であり、一般の人々が、その恩恵を享受できるよ
うになったのは、“もう少し後”とは言えるのではないでしょう
か。(あくまで、今を基準として、考えてくださいね)

 急成長を遂げていると言われている、アジア、東欧、南米、
アフリカの今後は?それに、日本の自動車メーカーは、対応でき
るか?
  トヨタ、日産自動車、ホンダの3社の過去5年間のチャートを
並べてみます。この3社の中から、投資先として一つ選ぶとしたら、
あなたは、さあ!どれ?
 

7203010816 トヨタ自動車(7203)

7201010816_2 日産自動車(7201)

7267010116 ホンダ(7267)

2008年1月10日 (木)

STAND FOR CHANGE

080110ps 南日本新聞によると、「煙霧」という天候だとか。いわく「煙霧は肉眼では見えないごく小さな乾いた粒子が大気中に浮遊し、空気が濁って見える現象。」とのこと。う~~ん、そう思うと、なんだかのどがイガイガ・・・・・・。

 さ、今夜は9時から出勤と相成りました。・・・・・・・で、ごめんなさい、手短に。(__)

 同じく、今朝10日付南日本新聞一面「鹿県07年度 税収見込み60億円減 徴収率低下など影響」。う~~~~ん、07年度って、現在進行中の平成20年3月までを区切りとした年度のことですよね・・・・・。で、検索してみたところ、他にも財政事情は厳しい道府県はあるはずなのに、どうも、真っ先に鹿児島県が“白旗”を掲げたようであります。

 見出しには「徴収率低下」を使っておりますが、実際は、それだけ鹿児島の経済状況が急速に悪化していることを、覚悟しなければならないのではないでしょうか・・・。もっとも、年度初めにおいて、県当局が“見栄を張った”(希望的予測)結果と言えるかもしれません・・・・。

 ガンバレ!かごしま

 で、“STAND FOR CHANGE”(変革のために、立ち上がれ!)

 アメリカでは、次期ホワイトハウスの主を巡っての、熱き闘いの真っ最中ですね。自分、大統領選そのものには、それほど関心がなかったのですが、例えば「貞子ちゃんの連れ連れ日記」の「明けましておめでとう♪(『親殺し』の時代は始まるのか?)」等々で徐々に・・・。

 そして、極めつけは「Hidetoshi Iwasaki's Blog」の「燃える槍」。やっぱり、アメリカ合衆国って、ステキ~~!!!!!

 その、オバマ氏の選挙サイト、

 Barack Obama |Change We Can Believe In

  対する、クリントン・ヒラリー氏の選挙サイト

 HillaryClinton.com

  意味も解らず、両氏の演説ビデオを見てしまいましたが、いや、両氏とも演説が上手でありますよね・・・・。

 でも!自分は「カッコイイ女性」と「かっこいい男性」が相並びたったら、断然・・・・・、

                            ヒラリー姉!!!!      かな・?

  あっ、イケマセン・・・。このブログは、あくまで“姫”を讃える宗教ブログでした・・・・。他の女性を応援してしまったら・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・、天罰。(この部分は、冗談ですからね)

 

2008年1月 7日 (月)

“天気予報”ビジネス

0801071s  歩道で、ひなたぼっこ。自分、邪魔をしないよう、反対側の歩道へと。

0801072s 夕方。

 鬼火焚き 煙彩り 新春か

 はっきりと、日没時間は遅くなり始めました。

 さて、自分の関心が、あっちゃこっちゃ飛び跳ね回ってしまい、申し訳アリマセン。

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 さ、毎度の「メモ帳」使用ですが、本題の前に、こちらのブログを紹介させて頂きます。
   “H-Yamaguchinet
 「2008年はどう予測されているか
 ・・・・・・うん!楽しいデス!自分も、このブログで出水市・鹿児島県、そして日本国
の財政破綻の可能性についてネタにしてきたのですが、・・・・・ハンセイ・・・・・。
 それを、ジョークとして笑えることも必要でありますね。

 さ、さて、本題です。気合!で迎えた平成20(2008)年お正月。ところがドッコイ、
“お正月寒波”の襲来!。で、コンビニ、例年のような“稼ぎ時”とは相成らず・・・・。
「お正月は、家族そろって、初詣」というのは、日本人にとっては必須行事のようではあり
ますが、「え~、寒いから、面倒くさいよ~」には、勝てず・・・・のようで。
(もっとも、新年が明けた午前0時から2時ごろにかけての賑わいは、年々希薄になってい
るように思います。これは、日本の国情を反映している?)

 マイカーが普及して、“ドアtoドア”の時代。お天気なんて関係ない、と思いたくもなりま
すが、人間、やっぱり「お天気」とは無縁であり得ず・・・。

 で、ネタにさせて頂きます、“なんぎん銘柄”のひとつ、「4825 ウェザーニューズ」。
 会社四季報2008年新春号によれば、南日本銀行の持ち株数15万株、比率にすれば1.3%
と、比較的ジミな株主ぶり(?)ですが、なんたって!、東証1部上場企業!。
0801074   左は、「ウェザーニューズ」の過去5年間のチャートです。

 天気予報の自由化は、平成7(1995)年から。現在の登録「予報業務許可従事者」は、⇒こちら
(毎度のことながら、Wikipediaのお世話になっております。「天気予報」)
 おおおっ!、地元「南日本放送(MBC)」も名を連ねておりますね。さっと見たところでは、上場
企業は「ウェザーニューズ」のみ?ソウカ、そっか・・・、“天気予報”ビジネスの世界では大手
のようですね。

 さて、ワンパターンですが、そのウェザーニューズの「平成20年5月期中間決算短信」より。
平成19年6月1日から11月30日までにおいて、

 売上高          57億6,032万2千円(100.0)
 売上原価         36億4,685万1千円( 63.3)
  売上総利益        21億1,347万1千円( 36.7)
  販売費及び一般管理費   13億4,270万9千円( 23.3)
  営業利益          7億7,076万1千円( 13.4) 

射出成形機メーカーである「名機製作所」の中間決算における売上高43億703万3千円と比較すると、(ウェザーニューズが、民間気象情報サービスとしては最大手として)決して大きな“市場”とは言えないのでしょうが・・・・。
 南日本銀行の「平成20年3月期中間期決算」より。
 経常収益(売上高に相当)               111億4千万円
 経常費用(売上原価と販売費及び一般管理費に相当?)  100億83百万円
 経常利益(営業利益に相当)               10億57百万円
 と比べると、ウン、十分“大”企業。

 しかし!、やっぱり、最大のライバルは「気象庁」でありましょう。自分なぞ、「気象庁」と
いえば、作家・新田次郎を思い浮かべてしまいますが、今のお若い方はご存知ないかもしれません。
(またまた、Wikipediaでは⇒こちら)日本の高度経済成長期を陰で支えた官庁というイメージですね。
 その気象庁の「平成20年度予算案の概要」によれば、一般会計、特別会計合わせて予算額は676億26百万円。国民一人あたり、約530円(日本国人口1億27百万人として)。台風シーズンには、いつもドキドキする鹿児島県民の一人としては、安すぎる!・・・・・・とオモイマセンカ?
 
 国としては、天気予報なぞ、どんどん予算削減して、民間へ移譲していきたい分野なのでありましょうが、う~~ん、台風情報は、やっぱり「気象庁発表」がイチバン!と思うのが、人情ではないでしょうか・・・・・。

 イヤイヤ、日本国内だけで考えると、大きく需要増は見込めないかもしれませんが、これからより正確な気象情報が必要となってくるのが、当然アジア諸国。気象衛星「ひまわり」その他が蓄積し続けてきた気象データは、貴重な“情報”資源。民間気象情報サービスを通して、その資源の輸出を。

 これは、南日本銀行、GOOD JOB!と思いますが、さ、今後の株価の動きは?

2008年1月 5日 (土)

わっ!南日本新聞が経済紙に~~!

0801042s 正月三が日の店番を終え、今夜が休み!でアリマス!!

 三が日は、曇り空・気温上がらず・・・・でしたが、四日にして、お正月晴れ。広瀬川の河原に組まれた、鬼火焚きのやぐら(?)。

 さて、なんとか今日中に更新を~~!

 で、早朝、「お疲れ様で~~す!」と、コンビニで受け取った、店売り用南日本新聞の一面、「エッ!N経済新聞?」。

0801041s_2  わざわざ、この画像を撮るために、出水駅のキオスクまで、日経紙を買いに行きましたッセ!

  一面に躍る「NY原油初の100ドル超」

(キオスクで確認したのですが、でも、まあ、ほとんどの一般紙の1面は、この記事でした)

 中身はともかく、うん、そうったい!「Think Global」たっい!

 ・・・・・・・・トカナントカ、ブログ全盛時代の恐ろしさ・・・・、

  「本石町日記」さま経由、「紺ガエルとの生活 ブログ版 最後の空冷ポルシェとともに」さまの、

 「もちは小さく切ってから

 ・・・・・・・・・・。

 正月三日、各新聞社とも、1面記事を書くことが許されているような、ベテラン記者は、トーゼン、まだお正月休み中。頼りは、通信社からの配信記事・・・・・という結果では・・・・・・・?イヤ、その通信社の配信記事にしても、海外から送られてきた元記事を、それこそ学生バイトの方が翻訳されたものであったり・・・・・・スル?

 イヤ、イエ、それでも、確かに、原油価格が1バレル=100ドルまでに、ついに達したこと、地元のニュースをこよなく愛する方々にとっても、オドロキを持って読んで欲しい記事ではあると思います。

 そういう意味では、極めて時宜を得た、世界経済の動き?といえますでしょうか・・・。

2008年1月 2日 (水)

デクシア銀行

0801022s 二日には 2007年 薄れかけ

 ・・・・あっ、イヤ、今日は久しぶりに店番、かなり楽させていただきました。毎晩こんな調子だったらいいのにな~~と思っては、ケッシテイケナイ・・・・・。

0801021s 正月寒波。紫尾の山々に、さらに雪を積もらせ・・・。コンビニの配送トラックは迂回して、出水に到着とのこと。

 で、本題へ。

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 さ、で、“豪華”2本立てを狙って「メモ帳」使用です。

 まず、一本目。いつもいつも、ネタ元に使用させて頂いております、「Espresso Diary@信州松本http://blog.livedoor.jp/takahashikamekichi/」、
1月2日付「両岸三地の新年快楽http://blog.livedoor.jp/takahashikamekichi/archives/51862419.html」から。
 世界的大富豪:ウォーレン・バフェット氏。・・・恥ずかしながら、今まで、ず~っと「“パ”フェ
ット」さんと信じこんでいたのですが、「“バ”フェット」さんだったのですね・・・(Wikipediaで
の解説は⇒こちら)。
 そのバフェット氏が地方債のビジネスに参入するとのこと。
 「バフェット氏、地方債を対象とする金融保証会社を設立=米紙」(ロイター.co.jpより)
 これに対する解説記事は
 「今度は金融保証事業に参入・見えてきたバフェット氏の新たな投資戦略」(Garbagenews.comより)

 ・・・・・、イヤ、私がネタにするのはバフェット氏ではなく「Espresso~」で紹介してくださった
「デクシア銀行(Dexia Group)」。「デブファ銀行(DEPFA BANK)」と同じく、世界の公共部門への投資に特化(?)した銀行であるよし。
 「けいざい一話 自治体専門 地道に融資 仏デクシア銀行東京支店
                           (事業再生のセントラル総合研究所より)
『ロベール・ベルディエさん(47)の木・金曜日の朝は、旅支度で始まる。仏デクシア・クレディ・ローカル銀行の東京支店長。昨年12月の営業開始に先立ち、同9月から全都道府県と政令指定都市を巡る「ジャパン・ツアー」を始めた。「土地の表情を見たいから」となるべく電車を使う。すでに33都道府県を回り、4月までに全国を踏破するつもりだ。
 ・・・・・・・・・・・・・
  ジャパン・ツアーでは、自治体の財政責任者に会うだけでなく、地元の有力地方銀行にも必ず顔を出す。
営業部隊が4人しかおらず、各自治体と関係の深い地銀と広く連携しないと、なかなか仕事をとれないからだ。
 「地銀さんのやりたくないこと、できないことだけをやりたいのです」。商売敵ではなく、仕事を分かち合うパートナーだと説いて回る。
 いつ引き出されるか分からない預金が元手の地銀にとって、期間10年以上の融資は気が乗らない。デクシアは、財政投融資など政府系資金がほぼ独占してきた超長期の資金需要に的を絞り、邦銀とすみ分ける。
 すでに日本の全市の財務分析を終え、独自の格付けを整えた。20~30年の間、どの自治体にどんな金利で貸せば安定的に利益が上がるのか。地震や少子高齢化のリスクも加味してはじいた。世界の自治体を相手に取引してきたノウハウが凝縮した「宝物」(ベルディエさん)。他が容易に追随できない訳がここにある。
                              ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』

 さて?南日本銀行・鹿児島県庁・出水市役所は、ベルディエさんの訪問を受けられたでありましょうやら?

 すでに、こんな取引を成立されているとか。
山形県債50億円、仏ベルギー系のデクシア銀が引き受け」(NIKKEI-NETより)

 すでに多額の地方債残高を抱え、将来的にも税収の増加が見込めない地方自治体においては、とにかく「地方債の発行を抑制する」が合言葉でありましょうが、でも、そこに地方自治体が存在する以上“公共投資”を皆無にすることは不可能です。

 例えば、出水市の市庁舎。ひとたび直下型地震が起きれば、市職員の皆様は名誉の殉職、二階級特進・・・。残された一般市民の皆様、あとは自助努力で・・・・とは、相成るわけではアリマセン。新庁舎建設問題、「財政が苦しいから」といって、先送りに出来る課題ではないはずです。
 ともすれば、「財政危機を、“市民の力”で、解決を」という雰囲気を作ろうと、各自治体が躍起になっているように思われます。もちろん“市民の力”も重要であると思いますが、現実は、あくまでビジネスの世界における専門家(プロ)同士の、丁々発止の交渉結果の方が、より重みを持つのでは・・・・?

 木っ端株主としての願望デアリマス。そんな地方自治体と世界の資金提供元との、“コーディネーター(調整)役”として、南日本銀行は存在感を増すことが出来ますように!(アッ、イヤ、もちろん、鹿児島銀行にも期待させていただきます)

 ・・・・・・・・・・・・・・すでに、一本だけで、長くなり過ぎました・・・・。

 2本目のネタは、明日にでも・・・って、明日には、また別のネタが気になりはじめるのでしょうネ・・・・・。

  あっ、忘れてはいけません。デクシア銀行は、ちゃんと日本語版を用意してくださっております。⇒こちら

  

2007年12月26日 (水)

「金融経済概況」でお国自慢!(全国編)

0712262s クリスマスの深夜。さすがに、忘年会疲れ?の、夜の街を照らします。

0712261s 一転、ハイ、迎春モードであります。

 あっ、わが宗教の教義第一

「真理(しんり)を知り得た者は、その守護者たらん」

   デスカラ・・・・・・。いや~、まだまだ「教義」も編纂中でアリマス・・・・。

  以下、毎度のことながらの、「メモ帳」使用です。

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 日本全国に、日本銀行○○支店が所在し(決して、49都道府県すべてにあるわけ
ではなく、~事務所もあります)、ほぼ毎月「金融経済概況」とやらを、発表され
ております。その冒頭の一文。各支店が、力をこめて表現した“名文”、と思いま
す。一堂に並べてみると・・・。(各支店が発表した、最新の「金融経済概況」を
基にしております)

【日本全体】
・日本銀行:「金融経済月報(2007年12月)」12月21日公表

「わが国の景気は、住宅投資の落ち込みなどから減速しているとみられるが、基調
としては緩やかに拡大している。」

【九州】
・鹿児島支店(12月5日公表)
「最近の鹿児島県の景気は、回復の動きがやや鈍っている。」
・那覇支店(12月3日)
「県内景気は、緩やかに拡大している。」
・熊本支店(11月30日)
「県内の金融経済情勢をみると、企業収益・景況感の改善に足踏み感がみられるも
のの、設備投資や生産が高水準を維持しており、景気は緩やかな回復を続けている。」
・大分支店(11月5日)*春夏秋冬の4期ごとの公表のようです
「大分県内の景気は、製造業の高操業が続く中、設備投資が前年を上回っているほか、
雇用も改善傾向にあるなど、緩やかに持ち直している。」
・長崎支店(12月25日)
「長崎県の景気は、緩やかながら製造業を中心に持ち直している。」
・福岡支店(11月30日)
「九州の景気は、緩やかな回復を続けている。」
・北九州支店(11月30日)
「北九州地区の経済は、輸出好調を背景に高操業が続き、生産・所得・支出の好循環
が維持されるもとで、緩やかな拡大となっている。」

【四国】
・高松支店(11月30日)
「管内(香川・徳島)景気は、緩やかに回復している。」
・松山支店(12月3日)
「愛媛県経済は、業種や地域間でのばらつきを残しつつも、全体としては緩やかな回復
傾向を維持している。」
・高知支店(11月30日)
「最近の県内景況は、企業の生産活動が緩やかに持ち直しているほか、個人消費の一部
にも明るい動きがみられるものの、全体としてみると、なお回復感に乏しい状態が続い
ている。」

【中国】
・下関支店(11月30日)
「県内景気は回復を続けている。」
・広島支店(11月30日)
「広島県の県内景気は、一部に弱さが窺われるものの、全体としては回復を続けている。」
・岡山支店(11月30日)
「県内景気は、回復を続けている。」
・松江支店(11月30日)
「山陰両県の景気をみると、一部になお弱い動きが続いているものの、総じてみれば緩や
かに回復しつつある。」

【近畿】
・神戸支店(12月5日)
「管内の景気は、緩やかに拡大している。」
・大阪支店(12月12日)
「近畿地域の景気は、緩やかに拡大している。」
・京都支店(11月30日)
「京都府・滋賀県の景気は、緩やかに拡大している。」

【中部】
・名古屋支店(12月26日)
「管内の景気は、緩やかに拡大している。」
・金沢支店(12月21日)
「北陸の景気は、一部で弱めの動きがみられるものの、緩やかに回復している。」
・松本支店(12月14日)
「長野県経済は、生産面を中心になお緩やかな回復基調を続けている。」
・静岡支店(12月21日)
「県内の景気は、緩やかに拡大しているが、幾分減速していると見られる。」
・甲府支店(12月4日)
「県内景気は、一部に弱さがみられるものの、全体としては緩やかに回復している。」
・新潟支店(12月4日)
「企業生産は一部に弱い動きがみられるものの、全体としては高い水準を維持している
ほか、設備投資は相応の水準を維持している。一方、公共投資、住宅投資は減少してい
る。こうした中、県内景気は、総じて横ばい圏内ながら一部に弱い動きがみられる。」
 *う~~ん、これは、チョット反則!!!の作文でしょう・・・・。

【関東】
・横浜支店(11月7日)
「県内景気は、基調としては緩やかながらも着実な回復を続けている。」
・前橋支店(12月14日)
「管内景気は、拡大している。」

*アレ!?、肝心の“東京”支店がないのですか・・・・

【東北】
・福島支店(12月14日)
「県内景気は、原材料価格上昇等を背景に不透明感が拡がっている。」
・仙台支店(12月14日)
「東北地域の景気は、地域差がみられるものの、緩やかな回復を続けている。」
・秋田支店(12月5日)
「県内景気は、総じて横這い圏内で推移している。」
・青森支店(12月4日)
「県内の景気は、ここにきてやや足踏み感が窺われ始めている。」

【北海道】
・函館支店(12月3日)
「道南地方の景気は、足踏み感が強い状況が続いている。」
・札幌支店(12月14日)
「道内の景気は、やや弱めの動きとなっている。」
・釧路支店(12月14日)
「道東地域の景気は、全体として緩やかな持ち直し基調にあるが、一部に弱めの
動きがみられている。」

 以上。主に、10月時点での統計・ヒアリング等を基にして書かれたのでありましょうが、
“作文”一等賞は、福島支店の「不透明感が~~」で極まり!!!ですか・・・???

 一方で、前橋支店の「緩やかながら~」の接頭語もなく、「拡大している」と言い切る
その力強さ!!!。んん・・・・、鹿児島から出稼ぎに出てみれば、行った先は「群馬県」
という場合が多いのでは・・・・ナイデショウカ・・・・・?

 で、で、アリマスガ・・・。
 例えば、鹿児島支店「回復の動きがやや鈍っている。」
あるいは、高知支店「なお回復感に乏しい状態が続いている。」
     札幌支店「やや弱めの動きとなっている。」  
 日本列島の端っこ(沖縄は、既に“別世界”?)に位置する悲哀がここに現われたり?

 高速道路(自動車専用道路)網さえ、完備されたら!という“悲哀”、ここにあり???

 ・・・・・・でも、自分としては、そりゃ、「都市が、いつまでも地方を支えていられる
わけでなし」という主張も、解ります。

 もし「道州制」が現実なものとなってしまった場合、まず「九州」が考えなければならない
のは、「対・アジア」。そのためには、東京に直結した道路よりも・・・・・・。

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