ニュース・政治経済 Feed

2007年12月21日 (金)

鹿児島の危ない(?)三セク

0712211s  やった~~!!初めて、肥薩おれんじ鉄道の「ファミマ号」を目にすることができました。実は「ローソン号」も、あったりします・・・・。

 さて、本日午後1時から、ツルマラソン対策として、禁酒!。で、焼酎お湯割の代わりとして、インスタント味噌汁お徳用パックを買い込んで参りました。ふ~~ん、改めて実感する、アルコールの“食欲増進”効果。味噌汁では、食が進みません・・・・。職場とねぐらの往復しかしていない自分にとって、やっぱり「飲みながら、食べる」というのが、日々の楽しみであるな~~と。明日には、酒解禁?

 で、「週刊ダイヤモンド」12/15号、特集「爆発寸前!三セク最終処理の恐怖」中の

「債務超過額ワースト200法人ランキング」より、鹿児島県分・・・・・・・・

                             債務超過額     損失補償・債務補償額

第57位 鹿児島国際観光(鹿児島市)      13億9,984万円          0

第76位 鹿児島県住宅供給公社(鹿児島県)  8億1,175万円    108億5,000万円

第107位 南栄糖業(和泊町)           3億8,091万円           0

第115位 東町産業開発(長島町)        3億1,879万円           0

第143位 沖永良部農業開発組合(和泊町)  1億8,560万円           0

第151位 垂水市土地開発公社(垂水市)    1億5,776万円      10億3,000万円

  「鹿児島国際観光」で検索すると、あるホテルに行き当たるのですが、そもそもそれに鹿児島市が出資することとなった経緯って?

 スミマセン。酔っ払っていなくても、もう眠いデス・・・・・。

2007年12月10日 (月)

これが、住民ひとり当りの地方債残高だ~~!!

0712101s 9日、日曜日の夕焼け。う~~ん、人恋しくなります・・・・・。

0712102s  おるらぁ~、だから、このブログは「自治体財政を考える」ブログじゃねぇ!!!ってことで、今日は少々意地になって、株ネタを。

 本日午前の取引市場において、南日本銀行の株(8554)に、360円で37,000株のまとまった“買い”がありました。以前の自分なら、「すわ!何事!」と妄想を膨らませるところでありますが、一応、自分も“進化”するもの。おそらくは、年金資金によるものなのでしょうね。

 お恥ずかしながら、最近知ったこと。「日本トラスティ・サービス信託銀行」の正体は?⇒こちら(YOMIURI ONLINE「マネー・経済」より)

 南銀の株主保有割合において、「日本トラスティ信託口」というのが、そろりと比率を増しているのでしょうね。

 さてさて、本日の、私の“力作”デス!(ホント、疲れマシタ・・・)

===============================================

 出水市付近の自治体、そして「平成の市町村合併」で誕生した、鹿児島県内
の“市”を抜き出してみました。

*各自治体の人口(平成19年11月1日付推計人口を、百単位で四捨五入。ちょっと
大まかな数字になり過ぎましたか・・)

 鹿児島県 約173万1千人

  出水市   5万7千人
 阿久根市   2万4千人
  長島町   1万1千人
 さつま町   2万5千人
熊本県水俣市  2万9千人

 鹿児島市   60万5千人
薩摩川内市   10万1千人
  日置市    5万1千人
いちき串木野市 3万2千人
  霧島市   12万8千人
南さつま市    4万人
  指宿市   4万6千人
  鹿屋市   10万6千人
  曽於市   4万1千人
 志布志市   3万4千人
  奄美市    4万8千人

*各自治体の地方債残高(「普通会計」「特別会計」、「一部事務組合等」に
おける地方債残高は負担割合によって算出、を合計したもの)

 鹿児島県 1兆6,826億23百万円

  出水市    589億64百万円
 阿久根市    152億88百万円
  長島町    146億21百万円
 さつま町    266億46百万円
熊本県水俣市   289億01百万円

 鹿児島市   3,724億13百万円
薩摩川内市    816億97百万円
  日置市    413億62百万円
いちき串木野市  341億09百万円
  霧島市    991億86百万円
南さつま市    387億80百万円
  指宿市    357億78百万円
  鹿屋市    593億64百万円
  曽於市    297億27百万円
 志布志市    277億45百万円
  奄美市    564億53百万円

*住民ひとり当りの地方債残高

 鹿児島県   97万2千円
 
  出水市   103万4千円
 阿久根市   63万7千円
  長島町   132万9千円
 さつま町   106万6千円
熊本県水俣市  99万7千円

 鹿児島市   61万6千円
薩摩川内市   80万9千円
  日置市   81万1千円
いちき串木野市 106万6千円
  霧島市   77万5千円
南さつま市   97万円
  指宿市   76万5千円
  鹿屋市   56万円
  曽於市   72万5千円
 志布志市   81万6千円
  奄美市   117万6千円
====================================
 あっと、鹿児島市の場合は、市営交通の「不良債務」(29億08百万円)も含める
べきでしたか・・・。でも、「住民ひとり当り~」の額は、それほど変化しない、
ということで、ご容赦願います。

 出水市について考えると、「下水道」がムチャクチャお金がかかっているもので
ある、と改めて槍玉に挙げなければならないようです。そして「病院」。公立病院
を持っているか否か、で財政状態がかなり違ってくるようです。

 そして、本日のブラックジョーク。
「鹿児島県を離脱して、鹿児島“市”で、ひとつになろう!」
(鹿児島市民の方からすると「冗談じゃない!」でしょうが・・)

 もう5年後には、またまた自治体合併が必要である、ということになりそうな・・。

 そして、確かに否応なく、「道州制」か・・・・。
   
 
 
      

2007年12月 9日 (日)

「連結実質赤字比率」

0712091s  今日は、穏やかな日曜日?

 さて、サテ、ダッカラ~~~!!!!!、このブログは、あくまで“銀行オタ”のブログであって、チクショ~~「地方自治体財政を考える」ブログではナイっっつっつ!!!!!

 8日土曜日付南日本新聞2面、「市町村・連結赤字比率 30%で財政再生団体 総務省、4指標を決定」という記事。(一部引用させて頂きます)

『総務省は七日、自治体財政健全化法に基づき、破たん状態の「財政再生」と、黄信号を示す「早期健全化」の二段階で自治体財政をチェックする四指標の数値基準を決め、都道府県や市町村に通知した。四指標の一つで、自治体の隠れ赤字を把握できる「連結実質赤字比率」が30%以上の市町村は財政再生団体となる。

  ~(途中略)~

 一般会計に水道など公営事業会計も加えた赤字割合を示す「連結実質赤字比率」は、早期健全化基準は市町村の規模に応じ16.25-20%以上都道府県8.75%以上。30%以上の市町村と15%以上の都道府県は破たんとした。

 ~(途中略)~

 同じく新指標の「将来負担比率」は、土地開発公社や第三セクターなどを含めた負債が自治体財政に占める割合で、市町村は350%、都道府県と政令指定都市は400%で早期健全化団体に移行する。

 ~(以下略)~                                                        』

 さて、出水市。「連結実質赤字比率」・・・んんん、「他会計からの繰入金」と「純損益(形式収支)」を合わせると、かなりヤバくねぇ?(イヤ、鹿児島県も、ちょっと計算してみましょう・・)

      この、クソバカ!出水市め!!女の子を追い掛け回すことに、専念させてオクレイ!

2007年12月 6日 (木)

新規国債、減る?増える?

0712061 グイグイッと 凍てつく朝の 三日月か

 寒いぃよ~~。で、今夜は“魔の木曜日”の別バージョン。「9時から店番」です・・・。

 で、あわてて、本題。

 今朝(6日)の南日本新聞一面、「国債発行 前年度以下に 財務相方針 一般会計83兆円台 08年度予算」(47NEWSより)。

 対して、日本経済新聞五面、「4年ぶり増額の公算 新規国債発行 来年度予算 財政健全化に暗雲 税収鈍化、歳出上振れ圧力」(NIKKEI-NETより)。

 まったく反対の結論となっているような・・・・。そこで、双方の根拠(そのために、今日は、わざわざ日経紙を購入したのですからね~)。

 南日本新聞(というより、共同通信が、ですが)『財務相は福田康夫首相と官邸で会談後、記者団に「国債を増発しないよう最大限の努力をする」と明言。与党から歳出拡大の圧力が高まっているが、税収の伸びが鈍る中で歳出削減の取り組みを継続して国債発行を抑えることで、財政健全化を重視する姿勢を示したい考えだ。』

 日本経済新聞『額賀福志郎財務相は五日、新規国債の発行について記者団に対し「今年度の計画からできるだけ増えないようにする」と語った。「できるだけ」という表現から、増額も視野に入れていることがうかがえる。 増額の背景には税収見通しが影を落とす。景気減速に伴い、今年度補正では約一兆円の下方修正が必要。来年度税収見込みはこれを発射台に、成長力などを勘案して設定するため大幅な増額設定は期待できない。』

 「努力する」VS「できるだけ」、の対決!デスヨネ・・・・・。

 私は、やっぱり日経の方に○をあげたい、と思うのですが、さ、皆様はどっちに○?

2007年12月 5日 (水)

「鹿児島市」の場合

0712052s  午前4時、タバコ自販機も、お休み中・・・。

 ふと、憧れの“花の都”鹿児島市の場合は、どぎゃん?野次馬根性ですが・・。

 で、鹿児島市のホームページを拝見します。「平成17年度財政状況一覧表と
財政比較分析表
」より、
   普通会計における、地方債現在高    2,607億85百万円

   鹿児島市民一人当たり、  ÷約60万5千人=約43万1千円

 その他、普通会計外特別会計の地方債現在高 1,116億28百万円

                 合計して、3,724億13百万円

   鹿児島市民一人当たり、         約61万6千円

 うっ・・・、出水市・・・・・・。

 あっ、ですが、きちんとフォローしておかなければなりません。
「財政状況一覧表」と「財政比較分析表」、全国の自治体で共通の様式で開示
されるようになったのですね。だから、こうやって、私が安直に電卓弾きが
出来るワケデアリマス。

自治体財政の"Disclose(情報開示)"は?

0712051s  北風が一段と寒くなりました・・。実は、ツルマラソンの申込期限が、今月20日までなのですが、その参加料3,000円を捻出するのがキビシイ・・・・。わが懐にも、北風がピュ~~。

 さてさて、ですから、私は!ただの“銀行オタ”ナンデス。あ~あ~、誰かさんのおかげで、せっかくの休みに、なにをシテイルノヤラ・・・・・、

**********************************************

 久しぶりに、市役所一階「市政情報コーナー」へ。その横の長椅子
にどっかり座って、小1時間・・・。間違いなく、傍から見てカッコよ
くアリマセン・・・。

 さて、“出水市の借金は~”という時、一般会計の地方債残高、
273億9,880万8千円(平成18年度末現在)を指すことが、スタンダード
(標準)となっているようですが、それでは、さて?一般会計外・病
院事業等の地方債残高を、どのように考えればよいのでしょうか。

 極めて乱暴ですが、2つの数字をノートにメモさせて頂きました。

・平成19年度下水道会計当初予算 規模17億3,473万円
     歳出項目の公債費(借金を返す額)9億2,484万3千円

 対して、歳入項目の市債費(新たに借金をする額)
                     4億3,370万円
     一般会計繰入金(「親からの援助」?)
                     6億6,884万円
       自力では、返済能力ハナイ・・・・。

・平成19年度病院事業会計(「企業会計」が導入されている
ので、解りづらい・・)
当初予算  受入資金      75億1,952万1,949円
 うち、   企業債            5,350万円
       一般会計出資金      3億0,974万3,000円
 
      支出資金      66億2,356万8,920円
 うち、企業債償還金       4億1,534万2,760円

 乱暴ですが、「親から借りたお金」で「借金を返済してい
る」状態のヨウデ・・・。

 巷間、「出水市の財政状態の深刻さ」を知ってもらうために、
 「地方債現在高」273億9,880万8千円、
 一人当たりの現在高 ÷人口約58,000名=47万2千円
 という数字が使われるようですが!、

 正確には、一般会計外特別会計の地方債現在高
         310億9,400万円
(北薩広域行政事務組合分も、負担割合に応じて含めました)
 も併せた金額、 584億9,280万8千円
 お一人当たり      100万8千円          
  と思っておく方が、より現実的ではナイデショウカ・・・。
==============================
 と、長々と、出水市の場合を書いてしまいますが、出水市
にご縁がない人向けに、鹿児島県の場合も書いておきます。

 鹿児島県の平成18年度末現在、
 一般会計分県債残高 1兆6,159億円
 県民一人当たりの現在高 ÷人口約173万人=93万4千円

 で、オッ、県の場合は、きちんと「公営企業を含む全会計ベース
の県債残高」も公表しております、
           1兆6,818億円
 県民一人当たり             97万2千円

 ・・・・県と市合わせて、「約200万円」ですか・・・。       
============================== 
「市場公募債」の導入により、鹿児島県も企業並み(?)にIR活動
に励まなければならなくなってきたようです。対して、より身近な
市町村自治体の財政状態の、「情報開示(disclose)」は、まだまだ
遅れている、と断言していいと思います。

 となると、市町村自治体においても、「市場公募債」の発行許可
を!となるのですが、う~~~ん、そりゃあ、規模の問題がありま
すよね・・・・。
  

2007年11月30日 (金)

「地方債の元本返済が始まれば・・」

0711301s 勤め先のクリスマスツリー。あああ・・・、もう1年が経過したのでありますね・・・。

0711302s 貧乏投資家にとっては、嬉しいクリスマスプレゼント。東北電力から、配当金の支払通知書が参りました。・・・・・・、クリスマスまでに、含み益領域へ浮上してくだされば、4倍嬉しいのですが、さて?

======================================

 (ここから「メモ帳」使用部分です)

 さて、ジュラキさんから頂いたコメント、あくまで私の勘ですが、
ジュラキさんは、銀行がどうのこうの、よりも、以下の部分、
『・・・・
10年後、描けないと方向性失いますよね。これは自治体も同じ。
財政が悪い、公務員の賃金がカット(当然?!)。結局、行政が出来ない
部分って民間にしわ寄せがくるんです。地方債の元本返済が始まれば、
今以上に事業費は削られ、民は今以上に苦しむのです。二極化はさら
に拡大されます。・・・・・』

 鹿児島県の財政事情について、問題提起をしてくださったのかな~
と推察させて頂きます。

 で、またまた脱線。鹿児島県庁のホームページをうろちょろ・・・。
主に「平成19年度 合同IR説明会資料」より、数字を抜き出してみま
す。

 平成18年度一般会計決算より

歳入8,469億円 そのうち県税等自主財源2,503億円(29.6%)
                 県債1,102億円(13.0%)

歳出8,383億円 そのうち普通建設事業費2,102億円(25.1%)
                       災害復旧事業費  178億円( 2.1%)
(上記2つがいわゆる投資的経費で、ジュラキさんがおっし
ゃる「事業費」であるかな・・   小計2,280億円(27.2%)

(「県の借金返済額である」) 公債費1,387億円(16.5%)

この数字を頭に置いてっと・・・・
 平成18年度県債残高          1兆6,159億円
(私ごとき素人は、頭がこんがらがってくるのですが・・)
そのうち“国が、借金の肩代わりをしてくれるという”「交付税
措置額」を除いた、実質負担分        7,458億円

  借金を返した分「公債費」-新たに借金をした分「県債」
               =285億円
 1兆6,159億円に対して、285億円。約1.8%ですか・・・。

 さらに、絶望的な数字を抜き出さなければなりません・・・。

0711303s
 「公債管理ダイジェスト」という別ページに、「公債費(で
すから、“借金を返した額”ですね)の推移」という棒グラフ
が紹介されているのですが、
 平成18年度の借金返済額である、1,387億円のうち、元金分
1,115億円、利子分272億円とのこと。

 285億円って、結局、せいぜい利子をやっとかっと支払って
いるだけでアリマス!

 平成17年3月に「県政刷新大綱」が策定されているとのこと
ですが、その内容がイカニ!県民に“痛み”を与えるもので
あるか・・・・・、恥ずかしながら、今日、自分は知りまし
た・・・・・・。

(ここから先は、あくまで“ブラック・ジョーク”として読ん
でくださいネ)
 それでも、「“民”は、“官”より逞し」。
 自分は、あんな伊藤さんが首長である鹿児島県当局よりも、
○○さんがお勤めの「△銀」を、断固応援します。
                                                     

2007年11月28日 (水)

「シンジケート団」

0711281s  実り 実り過ぎて ちょっと お疲れ気味? ポンカン(?)の木

  やっほ~、わが“愛し”の保有銘柄・千葉興業銀行(8337)と鹿児島銀行(8390)が、含み益の領域に復活~~。以前なら、ここでサッサと“利確”するところなのですが、なんたって“愛し”の、ですから・・・・・。

 早朝、なにをこんなに張り切っているのかいな・・・と、自問しつつも。

=====================================

 ふ~~~、ひとつ今まで知らなかったことを知ると、そこから、
あれやこれや脱線しまくり・・・・。あ~、確かに「もっと時間
が欲しい!」     と思えることも、ヒトツのシアワセでし
ょうか・・。

 さて、本文です。

『「内藤課長、シ(ンジケート)団の運営はあくまでシ団の自治
に委ねられているはずです。私は確かに全力を尽くすとは申し上
げたし、もちろんそうしたつもりです。だが、これはわれわれシ
団の総意であり、私の一存でどうなるものでもない。」
 ぴしゃりとはねつけるような言い方に、内藤は言葉を失った。』
               (幸田真音著「日本国債」)

 「シンジケート団」の意味については、
             ⇒こちらマネー辞典 m-Wordsより)
 「シンジケート団」「シンジケートローン」自体は、金融の
世界では珍しいことではないようですね。でも、小説「日本国債」
に登場する、日本国債引受を目的とするシンジケート団は、すでに
解散(廃止?)となっているとか。

 改めて、鹿児島県庁ホームページ中「投資家の皆様へ IR:鹿児島
県の財政
」を開いてみます。
 
* 平成19年度全国型市場公募債引受シンジケート団
銀行団(13行)    シェア  証券団(13社)   シェア
鹿児島銀行      30.0  野村證券      7.0
みずほコーポレート銀行16.0  新光証券      7.0
三井住友銀行      2.0    みずほインベスターズ証券 6.0
みずほ銀行             2.0      三菱UFJ証券        4.0
三菱東京UFJ銀行     2.0    大和証券エスエムビーシー   3.0
南日本銀行             1.0     日興シティグループ証券   3.0
鹿児島信用金庫         1.0    みずほ証券          3.0
鹿児島相互信用金庫     1.0    しんきん証券        2.0
奄美大島信用金庫       1.0    岡三証券            1.0
九州労働金庫           1.0     東海東京証券        1.0
信金中央金庫           1.0    丸三証券            1.0
デプファ銀行           1.0    バークレイズ・キャピタル証券1.0
新生銀行               1.0    リーマン・ブラザーズ証券   1.0
------------------------------------------------------
                      60.0                               40.0

比較として、北海道庁のホームページ「北海道債の栞」より、
銀行団(9行)    シェア     証券団(18社)         シェア
北洋銀行       15.0   野村證券         6.0
北海道銀行       6.0    大和證券エスエムピーシー6.0
みずほコーポレート銀行10.0    日興シティグループ証券 6.0
三菱東京UFJ銀行     3.0     新光証券        6.0
みずほ銀行       3.0     三菱UFJ証券            6.0
札幌銀行        1.0   みずほインベスターズ証券 6.0
新生銀行        1.0     みずほ証券       2.0
信金中央金庫      1.0     東海東京証券      2.0
デプファバンク     1.0    岡三証券               1.0
                                    SMBCフレンド証券    1.0
                                    丸三証券         1.0
                                    しんきん証券      1.0
                                   クレディスイス証券     1.0
                                 ゴールドマンサックス証券1.0
                                 JPモルガン証券       1.0
                                 ドイツ証券       1.0
                                 BNPパリバ証券      1.0
                                モルガンスタンレー証券 1.0
                                  (幹事上乗せ分)   9.0
-----------------------------------------------------------
                      41.0                                59.0
 鹿児島県と比べると、北海道は銀行の割合が低く、外資系証券
会社が多数参入していること、一目瞭然ですね。
 古い記事ですが、
道債引き受けシンジケート団、外資8社参入
                      (05年4月12日付、asahi.com北海道版より)
  一部引用させていただきます。
『「時価会計」の導入で地方債の価格が下がれば含み損が発生し、
決算に反映されるようになった。道債は道財政の悪化で流通価格が
下落している。銀行は引き受けた道債を投資家として保有すること
もあり、含み損発生への懸念が強い。道債のシ団から離脱する銀行
もでている。』
『外資系証券は「市場で人気がない債券は価格が下がると同時に利
回りが上昇する。満期まで保有すれば投資家に利点がでる。外資系
証券会社は外資系企業など特有の顧客を抱えており、安定した消化
につながる」と自信を見せている。』

 あっ~~、説明の順番が逆になってしまった・・。「市場公募債」
の説明を・・・⇒こちらワードBOX・西日本新聞Webより)
(現在、すべての自治体で「市場公募債」を発行できる、というも
のではないようですね)

 またまた一部引用させて頂きます。
『・・・・生命保険や損害保険会社など大口の機関投資家を対象に、
県財政の健全化に向けた取り組みをアピール。九州新幹線など地域発
展の潜在力も強調し、投資を促す狙いだ。先行する自治体も個別に説
明会を開催。昨年度は福岡県や福岡市など九自治体が東京で開いた。
首長が直接説明するケースもあり、市場の「選別」に自治体が神経を
とがらせていることを浮き彫りにしている。
 自治体が資金調達先にしてきた政府資金は年金や郵便貯金の自主運用
で縮小傾向にある。民間からスムーズに資金調達できなければ、財政運
営に支障を来しかねない。公募債への「参入」は、シビアな市場と向き
合う覚悟を県に迫っている。』

 ともすると、首長自ら地元の特産品を手に東京の街角でPR活動、
といった、ニュース画像ばかりに目が行きがちですが、

 虚虚実実の“金融市場”から、オラがクニに「投資」を呼び込む
手腕も、正確に評価されなければならない、時代となったのでしょうか。

2007年11月24日 (土)

「貸倒引当金」(「鹿児島」vs「長野」編)

0711241s ついつい、カメラを向けてしまう、お月様。

 はぁ~、世間様は、3連休の中日ですか・・・・。

 さて、本題デス。一応、「メモ帳」使用の“力作”(自称)でアリマス!

 なんの脈絡もない、「鹿児島」VS「長野」ですが、まずは
それぞれの鹿児島県庁長野県庁のホームページより。
            鹿児島       長野
人口(平成19年
10月1日現在)    173万1,639人    218万2,190人

  面積      9,188平方キロ      13,562平方キロ

 人口密度的には、結構拮抗している?

一人当りの県民所得
平成16(2004)年度  221万5千円     273万3千円

 約50万円の差は、東京・名古屋・大阪への距離の違いが如実
に示されているでしょうか?

《仮説》それぞれの金融機関における、「貸倒引出金」の準備
高は、その営業エリア(県内)の“景気先行き”がシビアに分析
された結果である。

 日本銀行鹿児島支店松本支店のホームページより。

 それぞれ11月に発表された「金融経済概況」には、

【鹿児島支店】最近の鹿児島県の景気は、回復の動きがやや鈍っている
【松本支店】 長野県経済は、緩やかな回復基調にある。  

 それでも、長野県の方が景気はよい?

 さて、各県代表「南日本銀行」「鹿児島銀行」・「長野銀行
八十二銀行」の登場です。(平成20年3月期中間決算より) 
 改めまして、鹿児島県代表、

          南日本銀行         鹿児島銀行
 総資産量(A)     6,579億75百万円  3兆1,254億30百万円
 純資産額(B)       309億78百万円    2,365億30百万円
 貸出金(C)       4,684億78百万円  1兆9,572億81百万円

 さ、長野県代表は、

          長野銀行          八十二銀行
 総資産量(A)     8,985億60百万円  6兆1,866億65百万円
 純資産額(B)       421億96百万円    5,208億20百万円
 貸出金(C)       6,322億73百万円    3兆9,131億35百万円

 あ・・・、八十二銀行を比較対象にしなければヨカッタ・・・。

 そこで、それぞれの銀行における、「貸倒引当金」《これを
(D)とします》の準備高です。
                           D/C(%)
  南日本銀行   94億34百万円          2.01
  鹿児島銀行   335億86百万円          1.72
 
   長野銀行   145億58百万円          2.30
  八十二銀行  1,054億29百万円    2.69

う~~~ん、それぞれの“県勢”について分析できると、また
興味深いのでしょうが・・・・・・・・・、

 結論、鹿児島県代表2行の“景気先読み”は

       「楽観的過ぎる」?   

2007年11月23日 (金)

「貸倒引当金」

0711232s とりあえず、ホッ。まだデジカメは無事使えたようです・・・。今朝の夜明け、午前6時15分頃。・・・・でも、昨日の夜明けの方がきれいだったかな・・・。

0711231s  ついついこういう場面も、毎日カメラを向けてしまうものですよね。

  さて、本題です。やっぱり、いつも読ませて頂いている、他の方のブログから。「Espresso Diary@信州松本(http://blog.livedoor.jp/takahashikamekichi/)」の11月22日付「ニッポンの豊かさは、日本の外に。」より。信州の第2地方銀行・長野銀行が、中間決算において、黒字から赤字へ転落したとのこと。理由は、「貸倒引当金を積んだ」ことによるとか。

  ふむふむ・・・・・・、で、ネット上で「貸倒引当金」を検索(⇒こちら)。え~~っ、「かしだおれひきあてきん」と読むのですね。いままで「かしだおしひきあてきん」と、勝手に読んでおりました・・・・・。

 で、この「貸倒引当金」について、あれこれ比較してみよう・・・・・・と、思っているのですが、いかんせん、勤め先のコンビニ、ただ今人員一人、欠。単純に他の人で、その“穴”が埋まるかというと、そうでもなし・・・・。

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