ニュース・政治経済 Feed

2007年10月26日 (金)

ガンバレ!かぎん、・・・そして、かごしま・・

0710261s 月末近し。ふ~、毎度のことながら、通帳の残高とニラメッコ状態となって参ります・・・・。そんな中、(自分としては)思い切った出費、3つ。

 まずは、焼酎一升パック。秋も深まってきて、そろそろ(焼酎)お湯割りがおいしい季節。・・・・とかなんとか、一升を自分は何日で空にしてしまうのやら?

 そして、“シャチハタ”の「鈴木」印。うわ~、現在使用中の“シャチハタ”が行方不明!ハイハイ、たまには“ねぐら”の掃除もきちんとしろ!!というお達しであることは、解っておるのですけれど。。。。。

 そして、なによりも、「うがい薬」。担当者さんの「風邪の予防には、まずうがいですよ~」の教えをしっかり守ってオリマス!・・・・・・・、担当者さん、お元気でご活躍されていらっしゃいますか?

 ちょっと、前置きが長くなってしまいましたが、本題です。まだまだこだわります、私の“虎の子”銘柄・鹿児島銀行(8390)の業績予想下方修正ネタです。

 改めまして、鹿児島銀行のホームページより引用させて頂きます。

『業績予想修正の理由
(1)単体業績予想修正の理由
①経常収益は、貸出金を中心とした資金運用量の拡大による利息収入の増加に加え、株式等関連益が増加したことなどにより、当初予想に比べ中間期、通期ともに増収となる見込です。
②一方、地方経済は景気回復の足取りが鈍く減速感が強まるなか、債務者の業況変化に対応して貸倒引当金の積み増しを行った結果、与信費用が当初予想に比べ中間期で100億円程度、通期で83億円程度それぞれ増加する見込であり、経常利益及び純利益は、中間期、通期ともに当初予想を下回る見込であります。』

 対して、山陰地方(島根・鳥取)を地盤とする地方銀行として、山陰合同銀行(8381)があります。こちらは、10月19日付でかなりインパクトのある、業績予想“上方”修正を出されております。

『単体業績予想の修正理由
A.経常収益の増加は、金利上昇などによる資金運用収益の増加に加え、有価証券の効率
的運用により国債等債券売却益13億円程度(当初予想比+13億円程度)、株式等売
却益102億円程度(当初予想比+102億円程度)を計上したことが主な要因であり
ます。
B.経常利益の増加は、引当率の上昇による一般貸倒引当金繰入額の増加などから、与信
費用として85億円程度(当初予想比+50億円程度)を要したほか、前記1.の有価
証券の減損処理に伴う評価損24億円程度(当初予想比+24億円程度、うち米国サブ
プライムローンに関連した債務担保証券(CDO)にかかるもの:21億円程度)を計
上しましたが、
一方で上記A.の結果、株式等関係損益が改善したことなどによるもの
であります。
C.以上の結果、中間純利益は当初予想比約25億円の増加となる見込みであります。』

 あっけらかんと、「イヤ~、サブプライムローンで、21億円ほど、損しちゃったんだけどさ~」と明言してしまっても、それでも「上方修正」。

 う・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ん、鹿児島銀行が、サブプライムローン問題で被る損失は、いかほどナノサ?(もちろん、南日本銀行は?)もっと、“かぎん”の業績が危うくなる余地あり?

 で、「地方経済は景気回復の足取りが鈍く減速感が強まるなか・・・」の一文をどう解釈するか?でアリマス。

 そこで登場しますは、「日本銀行鹿児島支店」と「日本銀行松江支店」が発表する10月分「金融経済動向」より

 ・概況

 鹿児島「最近の鹿児島県の景気は、回復の動きがやや鈍っている。」

 松江「山陰両県の景気をみると、一部になお弱い動きが続いているものの、総じてみれば緩やかに回復しつつある。」

 ・個人消費

 鹿児島「個人消費関連は弱めの動きとなっている。」

 松江「個人消費は、足もと一部に弱い動きがみられるものの、総じてみれば緩やかに持ち直しつつある。」

 NHK大河ドラマ「篤姫」効果が期待される、あっ・・・、鹿児島市内には「イオン鹿児島」という大型ショッピングセンターが開業し、にぎわっているはずナノデスガ・・・・・。

 「鹿児島」と「山陰(島根・鳥取)」の違いは、何?(正直、皆様、島根・鳥取と聞いて、思い浮かぶものって、「鳥取砂丘」?最近でこそ「石見銀山」?)

 自分なぞ、ねぐらとコンビニの往復ばかり生活でありますが、もし、あなたが、よその地域へ旅行する機会がありましたら、“観光客”としてカモられるだけでなく、“地域スパイ”として情報収集をぜひ!!

2007年10月24日 (水)

『「水俣病」は終わらない』

0710231s 昨10月23日は、九州一周駅伝西日本新聞ホームページより)の出水通過日。本当なら、「おるらぁ~、もっと走れ~」と罵声を挙げて声援を送りたかったのですが、ちょうど通過時刻の午前10時前とは、コンビニでは「発注締切時刻」目前。目の端で「あっ、選手が通過していく・・・・・」と思いつつ・・・。

 さて、今日は、出水の「重い」ネタ。なんで、わざわざ取り上げる?と自問しつつ・・・。

 スミマセン。まずは、聖書にすがります。

“人をさばくな、自分がさばかれないためである。 あなたがたがさばくそのさばきで、自分もさばかれ、あなたがたの量るそのはかりで、自分にも量りを与えられるであろう。 なぜ、兄弟の目にあるちりを見ながら、自分の目にある梁を認めないのか。 自分の目には梁があるのに、どうして兄弟にむかって、あなたの目からちりを取らせてください、と言えようか。 偽善者よ、まず自分の目から梁を取りのけるがよい。そうすれば、はっきの見えるようになって、兄弟の目からちりをとりのけることができるだろう。”《「マタイによる福音書」【新約聖書(口語訳)】より引用させて頂きました》

 10月21日付南日本新聞一面に、次のような記事が掲載されておりました。(引用させて頂きます)

『水俣病救済 一時金150万円提示 与党PT 2被害者団体は評価

 水俣病未認定患者の新たな救済策を検討している与党プロジェクトチーム(PT)の園田博之座長(衆院熊本4区)は二十日、熊本県水俣市内で被害者団体の「水俣病出水の会」(約二千八百人)「水俣病被害者芦北の会」(約二百七十人)の両代表と相次ぎ会談。一人当たりの一時金支給額百五十万円を提示した。両団体は一時金については、受け入れに前向きな姿勢を示した。

 同日提示された救済策は、一時金百五十万円のほか、月一万円の療養手当。一九九五年の前回政治解決時には病気を公表できなかったり、症状が軽く水俣病に気付かなかったが、手足のしびれなど特徴的な感覚障害がある被害者が対象となっている。』

 申し訳ありません。いろいろ「水俣病」で検索されてください。例えば、西日本新聞の『シリーズ「水俣病50年」』。このシリーズでも取り上げられておりますが、元(現?)金融マンの立場から書かれている「Hidetoshi Iwasaki.s Blog」も。

金融機関から見た水俣病(その1) 2006.2.25付

金融機関から見た水俣病(その2) 2006.3.28付

金融機関から見た水俣病(その3) 2006.4.13付

金融機関から見た水俣病(その4) 2006.4.14付

 これらを読んだ上で、なお愚か者は電卓を弾きます。

  150万円×約2,800人=約42億円

 そんな大金が、この出水地区に“流入”してきます(まだ、確定ではないようですが)。そこに生じる、さまざまな人間的反応・・・・。私は「差別」の一言で片付けることは出来ない、と思います。

 多くの日本に住む皆様にとっては、「水俣病」とは、せいぜい高校受験の際「四大公害病」の一つとして暗記する程度でありましょう。

 されど、

  「水俣病」は終わらない。

2007年10月19日 (金)

「ルーズベルト大統領の負の遺産」

0710191s ウゲガリゴエオアレハ・・・・・・・。やっぱり、今の仕事環境で、夜7時の会議に出席して、きちんと委員としての役割(他の方の意見を聞いて、なおかつ、自分の意見を言う)を果たすのは、ムリでアリマス・・・・・。いやいや、それでは、「仕事」と「地域のこと」は両立しないこと、と相成ってしまうわけで、一縷の抵抗を続けましょう。「モノ言う賃労働者」よ、立ち上がれ!・・・・

 で、画像は、その「自治基本条例策定検討委員会」で、報酬として頂いた2冊の本(週刊ダイヤモンドは、あくまで「下敷き」です)。う~~~~ん、読マナケレバナラナイノデスカ・・・・。

 イヤ、負ケテタマルカ・・・、

 で、自分の関心が「経済」から「政治」に重心がちょっと移ったところで、「週刊ダイヤモンド」10/20号から。購入する動機となった「特集 金融商品全損得」については、地元銀行株2銘柄を保有する身として、

 ハイハイ、身近な銀行で金融商品を購入するのが、一番の愚の骨頂でアリマスカ・・・・。(イエ、自分だって、少しでも明るい老後を迎えたい、という願望はアルでアリマス・・・。で、心中複雑であります)

 さて、本題は、1ページのコラム「世界の異見」。アメリカのアミュティ・シラーズさんという女性コラムニストの方の意見が掲載されています。「ルーズベルト大統領の負の遺産 歴史は繰り返す?“統治の不確実性”が招いた悲劇の教訓」という表題。引用させて頂きます。

『・・・・・しかし、そのフーバー以上に厳しく批評しなければならない人物が、フランクリン・ルーズベルト第三二代(同三三~四五年)だ。彼は大恐慌から米国を救った英雄として崇められることが多いが、その評価は正鵠を射ない。経済恐慌は、フーバーとルーズベルトの任期のあいだに深刻化したのだ。「戦争は不況を止めた」のではなく、「なぜ不況が戦争につながったのか」にわれわれは歴史の論点を変える必要がある。

 やや話が飛躍するが、現代の行き詰まりを打破するためには、かなり大胆な政治のパラダイムシフトが必要だ。証券取引委員会や最低賃金、社会保障、医療保障といったシステムのほとんどは、実はルーズベルト時代に確立したものである。

 二〇世紀初頭、経済思想家のウィリアム・サムナーは、社会政策を支える一般納税者を「忘れられた人」と呼んだが、今日もその言葉は通用する。年金受給年齢に達していない人や医療保険を受け取っていない人は、まさに「忘れられた人」なのだ。

 パラダイムシフトの担い手は彼ら、特に三十代の若者でなければならない。方向性のヒントは、三六年にある。この年、連邦政府の支出は初めて州や都市の支出を上回った。それまで、米国は戦争期を除き、地方がワシントンよりも強い存在だった。仮に歴史が繰り返すが避けられないならば、このルーズベルト以前の再評価であってほしいものだ。(談)』

                                 (引用ここまで)

 イヤ、第2次大戦以前のアメリカなんて、黒人には参政権もない“格差社会”の典型であったこと差し引いて考えなければならない訳ですが、とはいえ、「地方がワシントンよりも強い存在だった。」という一文を、どのように、皆様は、解釈されますでしょうか?

 私が、毎日拝読していますブログ「四国の星」、10月19日付「増税論議に踏み込むのが政治家の勇気か?・・・うそを言うな!」から、示唆を頂きました。・・・・とかなんとか、地方には「中央集権体制からの是正」を受け止めるだけの“人材”が枯渇してしまっていること、認めなければならないのかな・・・・・と思ってシマウデアリマス・・・・。

 あっ・・・・・・。南日本銀行(と鹿児島銀行)ネタから、逸脱してばかりですが、ふと「南日本銀行 株主構成」で検索してしまった結果・・・・・・・・、株主としては、無視できないネタであるな・・・・・・。アッチャ~~、これが6月の株主総会直前であったらな・・・・・・・。

2007年10月13日 (土)

東和銀行に業務改善命令

 昨12日金曜日、取引時間中に目にしたニュースが「東和銀行に業務改善命令」。・・・って、東和銀行?。フムフム、群馬県の“第2地方銀行”か・・・・・。(東和銀行のホームページは⇒こちら)ごらんの通りの“銀行ファン”としては、気になるニュースでした。詳細は・・・・・。

 そうだ!こういう時にこそ、「日本経済新聞」(NIKKEI-NET)だ!でも、土曜日だから、銀行の待ち時間に、ちょっと読ませて頂く・・・は出来マセン。で、仕事帰りに、ちょっと寄り道して、出水駅のキオスクへ。一部140円ナリ。今日は、自分が初めて日本経済新聞を購入した「日経記念日」と相成りました。

0710131s  さて、寄り道したおかげ。稲干しの風景。

 で、本題です。早速該当する記事を探したのですが、7面金融欄に「不適切な融資 前頭取が主導 東和銀に改善命令」が小さく・・・、むしろ

 「東和銀 、最終赤字に 9月中間 クレディア債権処理 下振れ懸念通気も強く」(NIKKEI-NETより)

 の記事の方が大きく・・・。むしろ、南日本新聞経済欄「東和銀に業務改善命令 トップ主導で放漫融資 金融庁」という記事の方が、謝罪する頭取の写真も大きく掲載されており、目立ちます。金融通にとって、「東和銀行に、業務改善命令が出る」ことは、既に“織込み済み”だったか・・・。

 「東和銀行」で、検索してみると、フムフム確かに経営的にも苦しいようで・・・。

 福田首相のおひざ元、上州・群馬。お隣・栃木では一時国有化されていた足利銀行の経営引受先の選定作業中。群馬県自体は、輸出関連企業が多く進出しているおかげで、景気はよろしいようで・・・・。

 「銀行再編」のはじまり?

 

2007年10月10日 (水)

“篤姫効果”が296億円・・?

 ・・・・・まず最初に「米成長率を1.9%に大幅下方修正・IMF、サブプライム響く」(NIKKEI-NETより)・・・。今夜のNY市場は、暴落・・・・。当然明日の日本市場は・・・・。泡沫の夢であったか・・・・・・・・・。

0719191s 左の写真は、鹿児島が誇る郷土紙・南日本新聞の10月7日(日)付の一面。オープンした、巨大ショッピングモール「イオン鹿児島」の空中写真がデカデカ・・・。

  んんん、まあ、鹿児島って、そんなところ?

 で、本日、鹿児島銀行の株(8390)終値842円・前日比-20円(2.32%)。さすがに、上り一直線とは参らないようで・・・・・。

 その原因は・・・・、昨日内閣府が発表した「景気ウォチャー調査(平成19年9月調査)」の内容が悪かった・・・・・。九州の「景気の現況判断ID」が、東北に次いで悪い!。【自分って、東北電力の株(9506)も、持っていたよな・・・)

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・、

 いやいや、来年のNHK大河ドラマ「篤姫」(NHK鹿児島放送局)効果があるさ!!

 で日本銀行鹿児島支店ホームページに「放映年の経済効果は296億円」(PDF形式です)というコラムが掲載されております。

 またまた・・・・。296億円という金額がイカホドか?というのが把握できないのですが、「鹿児島県金融経済概況」(PDF形式です)によれば、2007年8月末の鹿児島県内の預金残高は4兆5,628億円。296億円÷4兆5,628億円=0.6%(計算間違っていないですよね?)。普通預金の金利が0.2%でっせ!かなり大きな経済効果と言えますよね・・・・。

 でありますが、計算どおりの経済効果があるの?という疑問は、はっきりと呈させて頂きます。

 いくたびと大河ドラマに取り上げられた「明治維新」。その神通力も、さすがにマンネリでは?(確かに、自分が小学生の頃見た「花神」は、今でも結構覚えておるのですが)

 

2007年10月 8日 (月)

「民間給与実態統計調査」

0710081s 3連休の最終日、台風崩れの低気圧が接近中・・・。

 さて、わが身は、昨日が朝10時過ぎに帰宅して夕方5時出勤、という過酷スケジュールの恩恵(?)、今日日中は昏々と眠ることが出来ました。ホッ。

 このまま出勤してしまっては、『「忙しい」を、逃げ口上にするな!自らの頭で考え続けろ!」という、このブログの趣旨(そんなのあったか?)に反しますので、一筆。

  民間給与、9年連続減 潤う企業と対照的Yahoo!ニュースより)

  〈民間給与〉06年は435万円、9年連続減少・・国税庁統計(同じく、Yahoo!ニュースより)

  元ネタとなる、国税庁統計とは⇒こちら

 調査元は、国税庁・・・・ということで、決して“格差”の実態調査ではないのですが、それをきちんと読み込んで、記事に加工しているのは、さすがマスコミ。このニュースを受けて、私が毎日拝読しているブログにも、秀逸なコメントがチラホラ・・・・。

 「年齢階層別の平均給与」というグラフが、統計中紹介されておりますが、50~54歳の662万円を最高点に、それまではほぼ右肩上がり男性陣に対して、30~34歳の299万円以降、ズル下がりの女性陣・・・・。『主婦は、家事との両立を考え、「配偶者控除」の限度額内に収まるようなパート仕事に就くから』であり、それは即“男女差別”とは言えない、という意見もあると思いますが、そっか?・・・・・・・・・・。

 対して、男性陣。今の若い世代が、コツコツ地道に働いていれば、今の壮年層並に“報われる”のかというと、はなはだ疑問・・・・・。

  女性は、なるべく“将来性”のある(今、で判定してはイケマセンぜ!)男性をゲットすべし!で、男性の“将来性”を判定する占いって、存在する?

  う~~~ん、もうちょっと、マシな結論を書きたかった・・・・・。

2007年9月12日 (水)

「住宅ローン」か・・・

0709121s  懲りずに撮る、「明けの明星」。・・・・・せっせか商品陳列を終えて迎える朝の心地よさ。さ、これから朝の“ラッシュ・タイム”・・・。

 さて、本日、阿部首相退陣表明。「なして、今?」で、作ってくださりました、鹿児島銀行の株(8390)の“バーゲンタイム”(?と信じたい)。ハイ、漢は「有言実行」あるのみ。午後2時前に、772円×1,000株+手数料ナリで購入。・・・・・とかなんとか、退陣表明の記者会見が行われた午後2時以降には、年初来最安値763円にも。十分760円台で購入出来たか・・・・。

 さてさて、軽自動車1台買える?買えない?程度ではありますが、“かぎん”株1単元購入するのに、かくの如しの逡巡、ためらい、・・・・・そして、興奮を要するもの。

 自分と同年代(イヤ若い世代?)、まっとうにサラリーマンを勤めていらっしゃる方であれば、「一生に一度の買い物」といえば、マイホーム。決断に至るまでの過程には、“株”ごときとは比べものにならない“ドラマ”が存在すること、お察します。

 週刊現代9/22号に「最新!トクする住宅ローン、ソンする住宅ローン」という記事があります。 それによれば、例えば三菱東京UFJ銀行の場合(新規借り入れ3000万円を35年で返済するなら)、

   フラット35 35年固定 20年固定特約 10年固定特約 3年固定特約 変動金利

金利  3.15%  3.14%   2.95%      2.85%     2.30%    1.625%

(注:いろいろ条件があるようです)

 対して、地元銀行2行のホームページを拝見する限り、変動金利型より、固定金利型の方が「当初金利は安く」表示されております。

 う・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ん、

 今現在は確かに7月末時点より金利は低下しているものの、長期的には、やっぱり金利は上昇基調にあるのではないデショウカ・・・・・???

 もし、住宅ローンを選ぶ際、「都銀」と「地銀」を選べるとしたら、あなたはどちらを選びますか?

 イヤ、その前に、住宅ローンを選ぶ選択肢を自ら調べて増やす。それが「金融リテラシー(literacy=能力)」でしょうか・・・・。

  

  

2007年9月 9日 (日)

米国雇用者統計

0709091s あっ、当然のことながら、小さい画像にしてしまうと、明けの明星はもちろん、下弦の月も・・・・・・判別不能デスカネ・・・・・・。ふ~、1日に「朝」と「夕」という時間帯があることに感謝。

0709092s 早朝にいらっしゃる常連のお客さんに、ホイと手渡されたのは、いつぞやのクワガタ君。「毎度、ありがとうございます!」で、今度はレジカウンターの上で、ポーズを取ってもらいました。

 さて、日本在住1億2千万投資家の皆さん!ご覚悟のほどは、よろしいか~~い!の、10日“ブラック・マンデー”確定日。

 『米雇用、8月は4000人減━4年ぶりマイナス』(NIKKEI-NETより)

 一介の賃労働者である自分としては、これは結構“痛い”統計数値のように思います。

 これを受けた、日本時間7日深夜のNY市場、

            工業株30種平均株価(Wikipediaより)-1.87%

           ナスダック総合指数野村證券サイトより)-1.86%

           円相場1ドル=113円37銭(115円半ばからの進行とすると、1.8%弱の一気の円高進行?)

 下げ幅自体は、それほどでもない・・・・・?(今年中でも、もっと激しい下落があり、そのたびに、なんのかの這い上がってきているのが米国市場のようですが)

 う~~~ん、とかなんとか言って、この4年間雇用者数は、増え続けてきたということですよね・・・・・。つまり、“アメリカン・ドリーム”を抱いてアメリカにやってきた人たちに、それだけ職を提供し続けてきた・・・・といえるか、どうか・・・・・。その中身が、行く先もよく知らないタクシードライバーさんであったり、無愛想の極みのコンビニ店員さんであったりしたとしてでも、ですね・・・・。(あっ、アメリカでは「コンビニ」ではなく「ドラッグストア」が、日本的“コンビニ”の感覚でしょうか)

 う・・・・・・・・・・・・・・ん、ちょっと世界経済の先行きについて、暗雲くっきり・・・・・・???

  

2007年8月13日 (月)

「ノン・リコースローン」(Non recourse loan)

0708131s 「虹だ!」と思った時には、なかなかデジカメを持っていないものです・・・・・。

0708132s 花屋さんの店先にて。

 千葉興業銀行の株(8337) 8/10(金) 1,503×100株+手数料500円で購入。

                本日8/13(月)   1,560×100株-手数料500円で売却。

 税金を引かれて+4,230円なり。2.8%の利益なり。なんたって、ふるさと・千葉の地銀ですから、こんなセセコマシイ短期売買などせずに、堂々と“株主”になりたいのですけれどね・・・・。

《重ね重ね正直に書きますが、関東つくば銀行の株(8338)で、どっかりと“含み損”を抱えていますからね・・・・》

 で、懲りずにカシオ計算機の株(6952)、1,716円×100株+手数料で購入。実は、本日急落の原因も解らず購入してしまったのですが、「三洋が携帯事業売却」という記事が、昨日の南日本新聞にも掲載されておりました。この売却先の候補にカシオが挙げられていないことによる“失望売り”のようですね・・・・・。まだまだ下がりそう・・・・・・。

 さて、本題です。

 「トラックバック」・・・・・、このブログに特有(?)な機能、自分いまだ理解していないのですが、このブログにもたくさんのトラックバックを頂いております。スミマセン、明らかに“エッチ”系のものは、有無を言わさず削除しておりますが。

 有象無象のトラックバックの嵐の中、ストレート160キロど真ん中!!

  貞子ちゃんの連れ連れ日記

 自分の無知を思い知らされます・・・・・・。「世界の株式インデックスは、円高傾向のこの夏が買い!」の中で、サブプライムローンについて、

「・・・・これを移民やマイノリティーに対する『虐め』だと感じるあなたは、勘違いしている。  かの国は 移民やマイノリティーにも 高い金利でも住宅ローンを貸し出す『懐の深さ』があり、さらには、かの国では、ガッツで住宅ローンを完済した暁には、かの国は、移民にでも土地所有を認めているのである。」

 なるほど・・・・・。(とはいえ、これには反論があり、「とはいっても、50代の港湾労働者の方に月々30万円のローンが、ガッツでどうにかなるものか否か?というのは、ローンを査定する時に、すでに解っていたのではないでしょうか?」と思います)

 そして、「ノン・リコースローン(Non recourse loan)」。「サブプライムローン問題はノンリコースローン制度と表裏一体。」詳しい説明を、ぜひ読んで頂きたいのですが、私が理解した限りでは、「ノン・リコースローン」の場合だと、 “住宅の購入者がローンを支払えなくなっても、とにもかくにも家を手放して、競売に差し出せば、それ以上の返済義務から逃れられる・・・”と・・・(?)。 購入時3,000万円であった住宅が、1,000万円の価値に下落していてたとしても、借金はチャラ(?)。

 日本には「ノン・リコースローン」という概念がまったくないのかというと、そうではなく、「不動産購入応援サイト」というサイトに「ノンリコースローン」の説明があります。

 う~ん、人口減少時代に突入した日本では、それこそ「住宅は、購入した途端に、価値は減少していく」?。「ノン・リコースローン」では、金融機関が融資できなくなるような・・・・・・。

 とはいえ、“格差社会に、夢を”という観点から、政策的に「ノン・リコースローン」の普及が推進されてもよいのかな・・・・・・・・。

 

2007年8月 2日 (木)

動揺する「世界経済」、そして、わがフトコロ・・

0708021s  百日紅(さるすべり) 花散らされて 盛夏去る

070802ps 台風5号の接近で、風雨が強くなってきました。いつも引用させて頂きます、アメリカ海軍の台風情報(⇒こちら)によれば、午後4時現在、実はかなり出水に接近しており、夜のうちに、豊後水道を北上するルートで日本海に抜けていくようです。

 暑さ続きでしたが、台風が通り過ぎた後は、暑さの中にも「秋の気配」を感じさせる気候となるのでは・・・・・。

 さて、本題その1。「月刊 ガバナンス」8月号(ぎょうせい発行)に、このブログでネタにさせて頂きました、新潟市役所のIさんが登場しております。・・・・・・とかなんとか、そもそも“ガバナンス”って、どういう意味さ~!!(一応「統治」という意味?)でありましょうし、一般市民の方には「ガバナンス」なんて雑誌、目にする機会もないかな・・・・・。

 いやいや、元村役場職員として、何度でも言わせて頂きますが、『「地方自治」の現場って、よかど~!」(Iさんがおっしゃった、「役所仕事なんて、結果を求められないから、楽なもんだぜ」という、その言葉の裏・・・)

 「シティセールス最前線~新潟市を売り込む、セールスマン奮闘記」

 (引用させて頂きます)

『・・・・・出張の際には必ず都内の集客スポットや飲食街、高級スーパーなどを見てまわる。人気の東京ミッドタウンにもすでに何度か足を運んだ。各種フェァや大学祭、観光案内所などにも必ず顔を出す。   「なぜ人が集まるのか、どんな食に人気があるのか、新潟という地名の露出度はどうかなどをリサーチしながら、どうすれば新潟市を売り込めるのかのヒントを探しています」と話す。」   (引用ここまで)

 “探す”という行為に、明白な“結果”があるとは思えず・・・・。そこに、Iさんの働き甲斐があり、プレッシャーがあり・・・・・。

 さてさて、本題その2。米国の“サブ・プライムローン問題”(サブプライムローン問題について、最も解りやすい、と思った解説記事は、Fujisankei Business iの、こちらの記事かな?)を根源とする、世界経済の大動揺~~!!!

 正直に書きます!、自分が南日本銀行を通して購入している投資信託商品の8月1日時点での損益率(モーニングスターの「ポートフォリオ」より)

 ・株式インデックス225(2007/04/20購入)  損益率  -5.33%

 損保ジャパン・グリーン・オープン『愛称:ぶなの森』

               (2007/03/01購入)        -4.66%

 ダイワJ-REITオープン(2007/04/20購入)      -14.26%

 『愛称:世界の財産3分法ファンド』(2007/02/05購入) -5.72%

 見事に、損!状態でありますね・・・・。だから、「投資」は怖い!という結論が出てきてしまいそうですが、イヤイヤ、今こそ、初めて「投資」に挑戦してみるのには、絶好の機会!と書いておきます・・・・。

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