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2007年11月19日 (月)

「なんぎん」VS「かぎん」(有価証券編)

0711191s  グググッッ・・・・・・・と冷え込んだ、本日11月19日。それでも、日中は、きれいな青空。・・・・イヤ、だからこそ、余計寒さが身に沁みる?

 写真は、冬の足音に、何を思うか、佇むアオサギ、一羽。

  さてさて、やっぱり「メモ帳」使用・・・・。

 さて、まずはやっぱり、「なんぎん」と「かぎん」の比較です。

  (主な数値は、平成19年9月30日現在です)         
 まずは、月並みですが、規模から。

             なんぎん        かぎん 
 総資産額(A)   6,579億43百万円  3兆1,254億30百万円
うち有価証券(B)   1,046億18百万円    9,501億28百万円
  預金額(C)   6,118億86百万円  2兆7,730億56百万円
 純資産額(D)    309億78百万円    2,365億30百万円       
      B/A(%)               15.9                    30.4
      C/A(%)               92.3                 88.7
      D/A(%)                4.7                     7.6
規模で比べると、総資産額において、南日本銀行は鹿児島銀行
の約5分の1、純資産額で比べると,約8分の1ですか・・・。

 で、今回比較する「有価証券」についてです。
「満期保有目的の債券で時価のあるもの」「その他有価証券で時価の
あるもの」「時価評価されていない主な有価証券」とおおまかに3種
類に区分されるとのこと。しかも、鹿児島銀行では「当中間連結会計
期間において、従来、満期保有目的で保有していた債券11,385百万円を
流動性の確保を目的に変更し、その他有価証券に区分しております。」
とのこと。もう、ここで、ヤヤコシイ~~!お手上げ状態なのですが。
 「その他有価証券で時価のあるもの」を主な対象として、

(「時価」あるいは「中間連結貸借対照計上額」で比較しています)
                なんぎん       かぎん
満期保有の目的
で時価のあるもの   66億79百万円      0?

その他有価証券
で時価のあるもの
  合計(E)    951億74百万円     9,336億54百万円

 うち株式(F)   220億35百万円      873億09百万円
   国債(G)   618億71百万円     3,501億65百万円     
  地方債(H)      15億80百万円     1,292億19百万円    
   社債(I)     149億57百万円     3,058億98百万円
その他《これに
外国債券が含ま
れる訳ですね》
     (J)     112億67百万円      610億62百万円

時価評価されて
いない主な有価
証券        27億43百万円      164億72百万円

  F/E(%)           23.2                    9.4
    G/E(%)           65.0                    37.5
    H/E(%)            1.7                    13.8
    I/E(%)           15.7                    32.8
    J/E(%)           11.8                     6.5  

う~~ん、小規模な金融機関の方が、「よりリスクの高い運用先
を選ばざる得ない」ということは言える?

 あまり長くなるのもなんでありますが、この一年でどれだけ“含み
益”を失ったのか?比較です。

(平成18年9月30日現在における)
 
                        なんぎん         かぎん
取得原価との
評価差額(K)   58億31百万円       607億66百万円

(平成19年9月30日現在における)

取得原価との
評価差額(L)     -13億31百万円       443億02百万円

 K-L(M)          71億62百万円       164億64百万円  

  M/A(%)          1.1                        0.5

「サブプライム問題」に端を発する、“金融不安”の傷は、南日本
銀行の方が、より痛手である。・・・・という結論は出せるでしょ
うか?。

 南日本銀行におかれましては、有価証券のポートフォリオを大胆に見直して頂きたいと思います。他の方が書かれるブログを読む限り、「これからは、海外通貨への分散投資(ドル一辺倒ではなく)」「ユーロを侮るべからず」というのが、今のトレンドのようです。

(ここから先、あくまで、シロウト木っ端株主の戯言として、読ん
でくださいね)

 地方の金融機関も、“ユーロ”を運用先に検討すべし!・・・?

2007年11月12日 (月)

やっぱり預金が一番?

0711121s 取り壊し工事のための覆いがされた、広瀬地区の“川沿いの長屋”。かつて自分が住んでいた広瀬地区、グッと人口が減ったようです。

 自分は、騙し騙し誤魔化していた風邪が、どうにも完治しないようで・・・・。憂鬱・・・・。(~_~)

 さて、鹿児島銀行の中間決算が発表されました(⇒こちら。「マネー&マーケット」より)。明日以降、じっくり拝見するとして、え~~っ!オドロキの、年間配当7円から8円へ増配ですありますか~~!いや~~、鹿児島県民なら、やっぱり「かぎん」しょ・・・・!!(一応、冗談として・・)

 とはいえ、本日の日経平均株価終値、15,197円09銭・前日比-386円33銭(2.48%)で、年初来安値を更新したとのこと。「円高」も1ドル=110円台まで急進展(いや、これもあくまで「ドル安」の進展であることに留意すべし、というブログ多数)。

 「貯蓄から投資へ」と、国を挙げて旗振りした挙句が、世界を巻き込む“サブプライム爆弾”。「やっぱり預金が一番」と思うのが、普通人の感覚では? カレンダーの上では、もうすぐ師走・12月。金融機関の“冬のキャンペーン”の季節でありますが・・・・。金融機関上層部の方、「新規融資先○○億円、開拓せよ!とハッパをかけるとして・・・・。それでも吸収できない、△△億円の運用先をどうすれば・・・・・」と悩んでいらっしゃるのでは??(イヤ、前年度数字を絶対超えるんだ!!!!という、“体育会系”金融機関があるとしたら、私はその金融機関なぞ、信用しません)。金融機関とて、「安心して託せる資金運用先」が見つからないのが、現状では?

2007年11月11日 (日)

「預金は投資信託である」?(その2)

0711111s  本日は、1が4つ連続する日付なのですね。そして、今朝のスポーツ新聞の見出しは、すべて競馬・エリザベス女王杯。

 さて、昨日の続きだけ、急ぎ書いてしまいます。

 11月8日付日本経済新聞コラム「大機小機」は、以下を結論としております。(また、引用させて頂きます)

『・・・恒常化した低金利政策によっても、預金は基礎的投資信託の機能を失っている。銀行はもとより、政府・日銀や有識者がやるべきは、信じて託すに足る預金の機能を回復させることではないか。(パピ)』

 で、この結論については、確かにいかがなものでしょうか・・・。かつては、インフレで実質金利はいかほどだったのさ?という疑問はさておき、金融機関に預けておけば、(今の感覚では)目の飛び出るような高金利を享受できました。・・・ではありますが、これから将来、再びそういう時代に生きることができるのか・・・・・??それは、今生きる人々それぞれ、真剣に考えていただきたいと思います。(スミマセン、威張ってイマスネ・・)

 でも、まあ(パピ)さんの書かれたこと、ごく普通の人の無意識な願望であって、読んで“気持ちが悪くなる”ほどのコラムではない!と金融シロウトは思うのでアリマス・・・・。

2007年11月 9日 (金)

“サブプライム爆弾”を、処理できるか?

0711091s  うるるるがるが・・・・・・、14時間コンビニにおりました・・・・・。

  で、いきなり本題。

 銀行での待ち時間に目を通させて頂いた日経紙から、メモさせて頂いたベタ記事。

 「独ポストバンク(郵貯民営化銀)、純利益が4億600万ユーロ、前年同期の2.8倍」

 「・・・・・・・米国の信用力の低い個人的住宅融資問題に絡み、6100万ユーロ(約100億円)の評価損などを計上したが、金融派生商品を中心とする市場取引の収益拡大などでカバーした。」

 え~~~っ、「金融派生商品」なんて、アヤウクないデスカ・・・・・と、思ってしまう金融シロウト・・・・・。結構難易度の高い“ウルトラC”で、損失のカバーをした印象を受けるのですが・・・。ネットを検索して見つけた記事、

 「独ポストバンク、第3四半期決算は大幅増益」(ロイター.co.jpより)

「6100万ユーロの評価減を計上したにもかかわらず、米モーゲージ市場問題の影響は限定的だという。」

「同社は、ストラクチャードクレジット商品への投資に慎重な姿勢をとってきたため、米モーゲージ市場の問題が及ぼす影響は限定的だった、とした。」

 たいしたことないような・・・・・。

 とはいえ、「外国証券」に投資をしている日本の金融機関も、額の多寡はあるものの、“サブプライム爆弾”で損失を被っているのは、間違いないのでは・・・・?。その損失を、各金融機関が、どのようにして“穴埋め”されたのか?来週から始まる銀行の中間決算発表の見所のひとつではないでしょうか?

 トップバッターは、12日の鹿児島銀行?

2007年11月 7日 (水)

Oh! It,s SubPrime Bomb!!

0711071s 昨日は、久しぶりのまとまった雨であったような・・・。で、一夜明けて、空気の汚れが落ちた、すがすがしい朝。・・・・あえて、直射光が入らない路地を撮ってみました・・・。

 さて、皆様、寒暖の差が激しい時候、皆様、風邪には十分ご注意を。昨日、銀行で両替申込書を記入する際、「え~~っと、万札が6枚と、2枚と、2枚で、・・・・・・・・・・・」。プギャ~~、勘定がデキナイ!なんで?ナンデ?

   どうやら原因は、風邪が脳ミソを冒しているようでアリマス・・・・。で、また、こういう時に限って、今夜は午後9時出勤・・・・・・・。

 本日、銀行のロビーでサラッと読ませて頂いた日経紙の中で、目に留まって、メモした単語「滝野川信金」。

 ひとつは、「滝野川」という地名で、思い返すは、20年前の高校生時代。1月に、とっとか進学先を決めてしまった自分。さ~て、4月までバイトでもしようか~ということで、求人雑誌で見つけたのが、「遺跡発掘調査」。「天王台ー上中里」間の“通勤定期”を購入。地下鉄・南北線の工事のため掘り返す、“本郷通り”下の遺跡発掘調査現場でした。その現場の地名が「滝野川」でした・・・・・。

 もうひとつは、もちろん“銀行ファン”の嗅覚でしょうか・・・。記事自体は、とても小さな記事。なれど、

  瀧野川信用金庫のホームページの中、

  「平成19年仮決算の概要について」(PDFです) (引用させて頂きます)

『・・・・・2.収益については、金融機関の“本業の収益”を示すコア業務純益は、
業容の順調な拡大により前年同期比14%増加の21 億円となりました
が、一連の金融市場の混乱による有価証券の損失拡大防止のために売
却処分等を行った結果、当期純利益ベースでは純損失11 億7 千万円
を計上することとなりました。』

『・・・・・なお、サブプライム関連を一部でも含んだ債券は117 億円有りま
したが、64 億円の売却処分及び18 億円の償却により9 月末の残高は
34 億円となり、内部留保455 億円を含む466 億円の自己資本によって、
十分にカバーが可能な額に止まっております。』

 総資産額約7,600億円とのことですから、南日本銀行より、大規模な信金でありますね・・・。

 ところが、保有する有価証券が2,933億円で、そのうち“外国証券”とやらを、1,955億円を保有していらっしゃたようで・・・・。(2007年版ディスクロージャー誌より)

 ちなみに、南日本銀行は、総資産額約6,614億円。保有・有価証券、約1,101億円。う~~~ん、その中で“外国証券”に該当するのは、約55億円ほどでしょうか・・?

 結論。「厳しい地方の経済状況」と言っても、大東京で生き残りを賭けて闘う金融機関と比べると、まだまだ“のどか”なのでしょうか・・・ネ?

2007年11月 1日 (木)

Unaudied Financials(その2)

0711011s 今日から、11月。そう思って見てみると、ススキって、実はかなり希少モノ?

 今日は、夜の会議ありの“隔週・魔の木曜日”・・・・・。

 なれど、ここは意地でも“Bank of Fayetteville”(BOFと略させて頂きます)ネタを一筆。

 まずは、アーカンソー州と言われても、どこ?ですが、Wikipediaのお世話になります(こちら)。な~るほど、ストレートに“アメリカ南部”をイメージしてよいようですね。クリントン前大統領の出身地ということは、ヒラリー・クリントンさんの“地元”とも言えますかどうか・・・・。

 そして、”フェイエットビル”って?Googleの翻訳機能のお世話になります(こちら)。フェィエットビル市自体は、人口約6,800人。郡内では、約17万4,000人。「アーカンソー大学」がある町だそうです(と言われても、アーカンソー州立大学というのは、別にあるようで・・・)。

  さて、BOF自体ですが、総資産約500億円というのは、鹿児島県内の金融機関にあてはめると、「鹿児島興業信用組合」とほぼ同規模となるようです。

  2007年度の預貸率は、100.3%!(貸出金が、2006年度から一気に19%増ですから、これは“ハリケーン被害特需”?)

  ROA(総資産利益率)を計算してみました。(ROAについての解説は、こちら

 金融機関の場合、「業務純益」という数値を使うようですが、ここでは「当期純利益」を使って計算してみます。

  当期純利益5億55百万円÷総資産507億31百万円×100=1.1%

 同じように、平成19年3月期決算の数値を拝借して計算すると、

  南日本銀行 12億38百万円÷6,614億71百万円×100=0.19%

  鹿児島銀行 94億46百万円÷3兆1,449億93百万円×100=0.30%

  鹿児島興業信用組合 3億3百万円÷511億30百万円×100=0.59%

  計算間違いがあるような・・・・。でも、アメリカの銀行って、日本の金融機関より、はるかに“儲かる”ご商売??

2007年10月31日 (水)

Unaudited Financials(その1)

0710311s 月は、中天を独り往き・・・・。地で、自分は何をスル?

 一昨日は“右傾化”しましたので、本日は修正して、国際派に・・・。

 サブ・プライムローン問題の震源地・アメリカにおいて、例えばシティ・グループ等メガバンクの決算状況は、日本でもニュースとして耳にします。その結果、金融関連銘柄の株価は、かなり低迷しているらしい、ことも聞きます。

 それでは、アメリカの小さな、いわゆる“コミュニティ・バンク”の決算、そして経営状況はどんなもんだろう?・・・・というふとした興味から、「五郎!行きま~すッ!!」・・・・・・・。

 教材は、「リレーションシップ・バンキング入門~地域金融機関と顧客・地域社会との互恵的関係のために~」(2003年、由利宗之著)で、取り上げられている

  「Bank of Fayetteville」 の「BOF Financials 9-30-07」(PDF形式です)

 を使わせて頂きました。

 見ただけで、眠くなれると思います・・・・・・。

 ==================== 以下 =============

   THE BANK OF FAYETEVILIE
 会計決算書(Unaudited Financials・Unという接頭語が?)
           2007年9月30日(September 30,2007)

【金額の単位は、千ドルと推定。「リレーションシップ・バ
ンキング入門」(2003年刊)に、「南部の州アーカンソーの小
都市フェイエットビルの、総資産約200億円の地元銀行バンク・
オブ・フェイエットビルは、「イッツ・ア・ワンダフル・ライ
フ」に励まされて生き残ったコミュニティ銀行の一つである・
・・」という記述があるので・・。1ドル=115円で日本円に換
算しました。日本円の換算値の単位は、百万円とします】

貸借対照表(Balance Sheet)
           2007     2006   差異(Difference)
資産(Assets) 
 現金(Cash)     1,150(9,996)    1,089(9,471)     60(525)
  有価証券
 (Investments)  12,233(106,376)  12,209(106,165)  24(211)
  証券売買益?
(Fed Funds Sold)      -             965(8,395)     965(8,395)

貸出金
(Gross Loans)   35,633(309,848) 30,021(261,054)  5,611(48,794)
貸倒引当金?
(Less:Reserve
for Loan Losses)【475(4,132)】 【457(3,975)】  【18(157)】
                 -----------------------------------------------
 貸出金合計     35,157(305,716) 29,564(257,079) 5,593(48,637)
(Net Loans)
 固定資産?
(Fixed Assets)    1,003(8,721)    810(7,043)       193(788)
  動産不動産?  
(Other Real
  Estate Owned)      92(800)        1(12)           91(788)
その他資産
(Other Assets)   1,068(9,288)     1,199(10,428)   -131(-1,140)
                -------------------------------------------------
資産合計
(Total Assets)  50,731(440,897)  45,838(398,593)  4,865(42,304)

負債と資本(Liabilties&Capital)
当座預金
(Non-Interest
Bearing Deposits)  5,273(45,418) 6,241(54,270)  -1,018(-8,852)
定期預金?
(Interest Bearing
        Deposits) 29,805(259,177) 27,287(237,275)  2,519(21,902)
                 -------------------------------------------------
預金計
(Total Deposits) 35,028(304,595) 33,528(291,545)   1,501(13,050)

証券購入費?
(Fed Funds
   Purchased)       177(1,535)         -           177(1,535)
借用金
(Borrowed Funds)  11,166(97,092)  8,602(74,798)    2,543(22,114)
その他負債
(Other Liabilities) 262(2,279)      244(2,122)       18(157)
                  -----------------------------------------------
    負債計
(Total Liabilities)46,633(405,501)42,394(368,645)  4,238(36,856)
資本
(Capital)         4,071(35,396)   3,444(29,948)      627(5,448)
                  -----------------------------------------------
負債と資本計
(Total Liabilities
  & Capital)     50,731(440,897)  45,838(398,593)  4,865(42,304)

 収支報告(Income Statemaent)

経常収益
(Interest Income)   2,472(21,494)  1,958(17,024)    514(4,470)
経常支出
(Interest Expense) -1,170(10,170) -790(6,867)     -380(3,303)
                   ---------------------------------------------
経常利益
(Net Interest Margin)1,302(11,302)  1,168(10,157)   134(1,167)

貸倒引当金繰入額?
(Provisions for
     Loan Losses)    -81(700)       -37(320)        -44(380)
                   --------------------------------------------
“純”経常利益?
(Net Interest Margin
     After Provision)1,222(10,624) 1,168(9,837)    91(787)

 その他収益
(Non-Interest Income) 518(4,508)   403(3,507)     115(1,001)
 その他支出
(Non-Interest Expense)-995(8,6519) -917(7,973)    -78(678)
                  -------------------------------------------
 間接経費?
(Net OverHead)       -476(4,143) -514(4,466)     37(323)

特別損失額?
(Security Gains/
         Losses)         -        -119(103)      119(103)
                 --------------------------------------------
課税前当期純利益
(Net Income
   Before Taxes  745(6,481)  606(5,268)      139(1,213)
課税額
(Applicable Taxes)-190(1,651) -182(1,585)        -8(66)
                ---------------------------------------------
課税後当期純利益
(Net Income
  After Taxes)    555(4,830)  424(3,683)      132(1,147)

=============== 以上 ================

 ・・・・・・・・・やっぱり、アメリカ語なんて、ダイッ嫌いだ~!、ついでに、アメリカも、ダイッ嫌いだ~~!! ・・・・・・“右傾化”しているままのほうが、楽かい?

 これについての、考察は後ほどに。         

 まあ、でもこんなことをしてみようと思えるのは、秋たけなわのおかげデアリマス・・・。

      

    

2007年10月29日 (月)

これが、ホントの“秋桜”・・・

0710291s 0710292s 

霞たなびく、春の出水平野?で、これぞ、正当“秋桜”。

 ソメイヨシノという品種は、ひたすら「挿し木」で増えた、いわば“クローン品種”なのだそうですが、それでもやっぱり樹によって個性があるようで・・・・。この米ノ津川沿いの一本は、結構狂い咲きをしてくださります。(あるいは、川沿いで空気の流れが激しいことによる、影響かもしれませんが・・・)

 今日は、“疲れた”モード・・・。手抜きをさせていただきます。

 「金融機関と国債」の関係、あるいは、そもそも「債券」って、なんなのさ~!?自分、いまだ勉強不足でアリマス。そこで!

 「貞子ちゃんの連れ連れ日記

債券とは何か。1

債券とは何か。2

 解説、深く感謝致します。m(__)m

 “熱狂的”地銀ファンとして、見落としていた記事。

 「英運用会社、常陽などの地銀3行の筆頭株主に」(10/5付、NIKKEI-NETより)

   さ~て、どう評価するべきか・・・・・・・。

 最後に、ウヘッ、恥ずかしい・・・・・。

理系の連帯ブログat理工系.com

理系企業は理系離れを止められるか

 私のブログを読んでくださったのですね・・・・・・・。

 これを読んで、またまた紹介させて頂きます、

Espresso Diary@信州松本

世界の人材争奪戦

多様化する世界。均質化する日本。

 さて、日本武尊の子孫として!、あなたは「日本人」として、どう生きますか?

   あっ、え~~っと、大和武尊は子孫を残されなかったんでしたっけ・・・・・・・。

                          本日は、かなり右傾化。

2007年10月28日 (日)

「水俣病」は終わらない・・(その2)

0710282s 0710281s_3 

明け方の 烏、見送る 十六夜か

 ハヒ~~、5時からまた出勤・・・・・。

 本日(28日)付南日本新聞1面より

「水俣病救済策 出水の会 一時金了承 団体加算金など交渉継続」

 (引用させて頂きます)

『水俣病未認定患者の救済策として、与党プロジェクトチーム(PT)が具体案を提示したことを受け、水俣病出水の会(尾上利夫会長、約三千人)は二十七日、出水市で役員会を開いた。一時金百五十万円と月一万円の療養手当について了承したが、PT側が団体活動経費として提示した約三億円については、同会が求める団体加算金二十億円と隔たりが大きいため、今後の交渉を尾上会長に一任することを決議した。

 役員会には、鹿児島、熊本両県から約三十人が参加。環境省が行ったサンプル調査で、救済案件とされる「手足の感覚障害がある」と判定された人が認定申請者の47.1%、保険手帳所持者の40.7%だったことに対し、役員らから「半数は救済されないということか」と不安視する声が上がった。このため、救済該当者の診断・判定方法についても、PT側とあらためて交渉し、救済策を最終的に 受諾するかどうか判断するとした。

 尾上会長は「十一月にも上京し、ひざを詰めた話をしたい。二十億円は勝ち取らなくてはいけない」と話した。

 救済策は水俣病被害者芦北の会(約二百七十人)が既に受け入れを決めている。』

 (全文、引用させて頂きました)

 “中島みゆき”を聴きながら、書いております・・・・・・。

 自分がバカ者であることを、承知の上で書かせて頂きます。

 「水俣病出水の会」の会員数について。21日付では「約二千八百人」であったのが、28日付では「約三千人」。1週間で約200人の増加・・・・・・。   ?

 自民党(&公明党)の与党PTとしては、「これで、水俣病完全決着」としたいのでありましょうが、「救済該当者」「救済“不”該当者」が生じることによる、地域の亀裂・・・・・・。

2007年10月27日 (土)

南日本銀行in会社四季報

 まずは、本日のNikkei-Netで見つけた気になる記事。

 「ふくおかFG、2010年3月期までに70支店削減・人員も減

 一部引用させて頂きます

 『・・・どの支店を廃止するかは未定だが、向こう1年程度で熊本ファミリー銀行は県外の支店を廃止、親和銀行は現在22ある福岡県内支店の統合を進める。・・・・』

0710271s さて、明るくなり始めた西の空に、満月。「今夜も、お疲れさまデシタ~」。

さてさて、本題。普段は、「調べる」といえば、「ネットで検索する」。ですが、やってしまいました・・・、「会社四季報2007年秋号」を1ページずつめくり続ける・・・。調べるは、「南日本銀行が、株主に名を連ねている会社」。

0710272s   以下(以前紹介した会社も改めて)、

 ・高田工業所(1966)【プラント工事】

 ・きょくとう(2300)【ホームクリーニング】

・日本ケアサプライ(2393)【福祉用具レンタル卸】

・ワールドインテック(2429)【製造業務請負】

・ゴールドパック(2589)【飲料メーカー】

・ジャパンフーズ(2599)【総合飲料受託生産】

・魚喜(2683)【鮮魚・持ち帰りすし】

・CVSベイエリア(2687)【コンビニFC展開】

・YKT(2693)【機械商社】

・パワーアップ(3044)【イタリア料理店チェーン】

・インフォコム(4348)【モバイルサービス?】

・ウェザーニュース(4825)【気象情報サービス】

・朝日ラバー(5162)【ゴム製品】

・ヤマックス(5285)【コンクリ製品】

・アドバネクス(5998)【精密ばね】

・名機製作所(6280)【射出成形機】

・SES(6290)【半導体洗浄器】

・不二精機(6400)【金型・成形】

・ニスカ(6415)【OA・光学計測機器】

・NF回路設計ブロック(6884)【電気計測器・応用機器】

・光波(6876)【LED応用製品】

・キョウデン(6881)【プリント配線基板】

・ヤマノホールディングズ(7571)【服飾品販売】

・三栄コーポレーション(8119)【生活関連品商社】

・豊和銀行(8559)

・宮崎太陽銀行(8560)

・ディックスクロキ(8884)【不動産販売】

・昴(9778)【学習塾】

・スターツプロシード投資法人(8979)【REIT】   以上29社になりますか?    

  もちろん、見落としがあるかもしれません。

 他の銀行の名前も注意して見たつもりですが、いわゆる“地方銀行”が株主に名を連ねるのは、あくまで取引先企業。南日本銀行が、(贔屓目を含めて)ぶっちぎりの“出現頻度”であるような・・・・・。

 各企業の株価の推移まで調べて、「資金運用先として適切なのか」判断しなければならないのですが・・・、

 それでも・・・、

 銀行等金融機関に集まった預金は、全国的に預貸率が低下する中、結局国債の購入に充てられる。政府が、国債を今のような低金利(新発10年国債・1.615%)で発行し続けられるのは、それでも購入し続けてくれるアテがあるからである。結果、ズルズル・・・と日本国の借金は増え続ける・・・・・・・。“負の連鎖”・・・・。皆様の大事な預金は、裏返せば、日本国の借金?

  その“負の連鎖”を断つためには、各金融機関は、国債に代わる、新たな運用先を見つける必要がある(素人考えです)。

 以上の考えに基づき、南日本銀行のチャレンジ精神、私は高く評価します。株主になって、よかった~。

 (そりゃあ、世の中、キレイごとばかりではないわけで、“裏”もあるネタなのでしょうが)

 

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