銀行業界 Feed

2007年10月31日 (水)

Unaudited Financials(その1)

0710311s 月は、中天を独り往き・・・・。地で、自分は何をスル?

 一昨日は“右傾化”しましたので、本日は修正して、国際派に・・・。

 サブ・プライムローン問題の震源地・アメリカにおいて、例えばシティ・グループ等メガバンクの決算状況は、日本でもニュースとして耳にします。その結果、金融関連銘柄の株価は、かなり低迷しているらしい、ことも聞きます。

 それでは、アメリカの小さな、いわゆる“コミュニティ・バンク”の決算、そして経営状況はどんなもんだろう?・・・・というふとした興味から、「五郎!行きま~すッ!!」・・・・・・・。

 教材は、「リレーションシップ・バンキング入門~地域金融機関と顧客・地域社会との互恵的関係のために~」(2003年、由利宗之著)で、取り上げられている

  「Bank of Fayetteville」 の「BOF Financials 9-30-07」(PDF形式です)

 を使わせて頂きました。

 見ただけで、眠くなれると思います・・・・・・。

 ==================== 以下 =============

   THE BANK OF FAYETEVILIE
 会計決算書(Unaudited Financials・Unという接頭語が?)
           2007年9月30日(September 30,2007)

【金額の単位は、千ドルと推定。「リレーションシップ・バ
ンキング入門」(2003年刊)に、「南部の州アーカンソーの小
都市フェイエットビルの、総資産約200億円の地元銀行バンク・
オブ・フェイエットビルは、「イッツ・ア・ワンダフル・ライ
フ」に励まされて生き残ったコミュニティ銀行の一つである・
・・」という記述があるので・・。1ドル=115円で日本円に換
算しました。日本円の換算値の単位は、百万円とします】

貸借対照表(Balance Sheet)
           2007     2006   差異(Difference)
資産(Assets) 
 現金(Cash)     1,150(9,996)    1,089(9,471)     60(525)
  有価証券
 (Investments)  12,233(106,376)  12,209(106,165)  24(211)
  証券売買益?
(Fed Funds Sold)      -             965(8,395)     965(8,395)

貸出金
(Gross Loans)   35,633(309,848) 30,021(261,054)  5,611(48,794)
貸倒引当金?
(Less:Reserve
for Loan Losses)【475(4,132)】 【457(3,975)】  【18(157)】
                 -----------------------------------------------
 貸出金合計     35,157(305,716) 29,564(257,079) 5,593(48,637)
(Net Loans)
 固定資産?
(Fixed Assets)    1,003(8,721)    810(7,043)       193(788)
  動産不動産?  
(Other Real
  Estate Owned)      92(800)        1(12)           91(788)
その他資産
(Other Assets)   1,068(9,288)     1,199(10,428)   -131(-1,140)
                -------------------------------------------------
資産合計
(Total Assets)  50,731(440,897)  45,838(398,593)  4,865(42,304)

負債と資本(Liabilties&Capital)
当座預金
(Non-Interest
Bearing Deposits)  5,273(45,418) 6,241(54,270)  -1,018(-8,852)
定期預金?
(Interest Bearing
        Deposits) 29,805(259,177) 27,287(237,275)  2,519(21,902)
                 -------------------------------------------------
預金計
(Total Deposits) 35,028(304,595) 33,528(291,545)   1,501(13,050)

証券購入費?
(Fed Funds
   Purchased)       177(1,535)         -           177(1,535)
借用金
(Borrowed Funds)  11,166(97,092)  8,602(74,798)    2,543(22,114)
その他負債
(Other Liabilities) 262(2,279)      244(2,122)       18(157)
                  -----------------------------------------------
    負債計
(Total Liabilities)46,633(405,501)42,394(368,645)  4,238(36,856)
資本
(Capital)         4,071(35,396)   3,444(29,948)      627(5,448)
                  -----------------------------------------------
負債と資本計
(Total Liabilities
  & Capital)     50,731(440,897)  45,838(398,593)  4,865(42,304)

 収支報告(Income Statemaent)

経常収益
(Interest Income)   2,472(21,494)  1,958(17,024)    514(4,470)
経常支出
(Interest Expense) -1,170(10,170) -790(6,867)     -380(3,303)
                   ---------------------------------------------
経常利益
(Net Interest Margin)1,302(11,302)  1,168(10,157)   134(1,167)

貸倒引当金繰入額?
(Provisions for
     Loan Losses)    -81(700)       -37(320)        -44(380)
                   --------------------------------------------
“純”経常利益?
(Net Interest Margin
     After Provision)1,222(10,624) 1,168(9,837)    91(787)

 その他収益
(Non-Interest Income) 518(4,508)   403(3,507)     115(1,001)
 その他支出
(Non-Interest Expense)-995(8,6519) -917(7,973)    -78(678)
                  -------------------------------------------
 間接経費?
(Net OverHead)       -476(4,143) -514(4,466)     37(323)

特別損失額?
(Security Gains/
         Losses)         -        -119(103)      119(103)
                 --------------------------------------------
課税前当期純利益
(Net Income
   Before Taxes  745(6,481)  606(5,268)      139(1,213)
課税額
(Applicable Taxes)-190(1,651) -182(1,585)        -8(66)
                ---------------------------------------------
課税後当期純利益
(Net Income
  After Taxes)    555(4,830)  424(3,683)      132(1,147)

=============== 以上 ================

 ・・・・・・・・・やっぱり、アメリカ語なんて、ダイッ嫌いだ~!、ついでに、アメリカも、ダイッ嫌いだ~~!! ・・・・・・“右傾化”しているままのほうが、楽かい?

 これについての、考察は後ほどに。         

 まあ、でもこんなことをしてみようと思えるのは、秋たけなわのおかげデアリマス・・・。

      

    

2007年10月26日 (金)

ガンバレ!かぎん、・・・そして、かごしま・・

0710261s 月末近し。ふ~、毎度のことながら、通帳の残高とニラメッコ状態となって参ります・・・・。そんな中、(自分としては)思い切った出費、3つ。

 まずは、焼酎一升パック。秋も深まってきて、そろそろ(焼酎)お湯割りがおいしい季節。・・・・とかなんとか、一升を自分は何日で空にしてしまうのやら?

 そして、“シャチハタ”の「鈴木」印。うわ~、現在使用中の“シャチハタ”が行方不明!ハイハイ、たまには“ねぐら”の掃除もきちんとしろ!!というお達しであることは、解っておるのですけれど。。。。。

 そして、なによりも、「うがい薬」。担当者さんの「風邪の予防には、まずうがいですよ~」の教えをしっかり守ってオリマス!・・・・・・・、担当者さん、お元気でご活躍されていらっしゃいますか?

 ちょっと、前置きが長くなってしまいましたが、本題です。まだまだこだわります、私の“虎の子”銘柄・鹿児島銀行(8390)の業績予想下方修正ネタです。

 改めまして、鹿児島銀行のホームページより引用させて頂きます。

『業績予想修正の理由
(1)単体業績予想修正の理由
①経常収益は、貸出金を中心とした資金運用量の拡大による利息収入の増加に加え、株式等関連益が増加したことなどにより、当初予想に比べ中間期、通期ともに増収となる見込です。
②一方、地方経済は景気回復の足取りが鈍く減速感が強まるなか、債務者の業況変化に対応して貸倒引当金の積み増しを行った結果、与信費用が当初予想に比べ中間期で100億円程度、通期で83億円程度それぞれ増加する見込であり、経常利益及び純利益は、中間期、通期ともに当初予想を下回る見込であります。』

 対して、山陰地方(島根・鳥取)を地盤とする地方銀行として、山陰合同銀行(8381)があります。こちらは、10月19日付でかなりインパクトのある、業績予想“上方”修正を出されております。

『単体業績予想の修正理由
A.経常収益の増加は、金利上昇などによる資金運用収益の増加に加え、有価証券の効率
的運用により国債等債券売却益13億円程度(当初予想比+13億円程度)、株式等売
却益102億円程度(当初予想比+102億円程度)を計上したことが主な要因であり
ます。
B.経常利益の増加は、引当率の上昇による一般貸倒引当金繰入額の増加などから、与信
費用として85億円程度(当初予想比+50億円程度)を要したほか、前記1.の有価
証券の減損処理に伴う評価損24億円程度(当初予想比+24億円程度、うち米国サブ
プライムローンに関連した債務担保証券(CDO)にかかるもの:21億円程度)を計
上しましたが、
一方で上記A.の結果、株式等関係損益が改善したことなどによるもの
であります。
C.以上の結果、中間純利益は当初予想比約25億円の増加となる見込みであります。』

 あっけらかんと、「イヤ~、サブプライムローンで、21億円ほど、損しちゃったんだけどさ~」と明言してしまっても、それでも「上方修正」。

 う・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ん、鹿児島銀行が、サブプライムローン問題で被る損失は、いかほどナノサ?(もちろん、南日本銀行は?)もっと、“かぎん”の業績が危うくなる余地あり?

 で、「地方経済は景気回復の足取りが鈍く減速感が強まるなか・・・」の一文をどう解釈するか?でアリマス。

 そこで登場しますは、「日本銀行鹿児島支店」と「日本銀行松江支店」が発表する10月分「金融経済動向」より

 ・概況

 鹿児島「最近の鹿児島県の景気は、回復の動きがやや鈍っている。」

 松江「山陰両県の景気をみると、一部になお弱い動きが続いているものの、総じてみれば緩やかに回復しつつある。」

 ・個人消費

 鹿児島「個人消費関連は弱めの動きとなっている。」

 松江「個人消費は、足もと一部に弱い動きがみられるものの、総じてみれば緩やかに持ち直しつつある。」

 NHK大河ドラマ「篤姫」効果が期待される、あっ・・・、鹿児島市内には「イオン鹿児島」という大型ショッピングセンターが開業し、にぎわっているはずナノデスガ・・・・・。

 「鹿児島」と「山陰(島根・鳥取)」の違いは、何?(正直、皆様、島根・鳥取と聞いて、思い浮かぶものって、「鳥取砂丘」?最近でこそ「石見銀山」?)

 自分なぞ、ねぐらとコンビニの往復ばかり生活でありますが、もし、あなたが、よその地域へ旅行する機会がありましたら、“観光客”としてカモられるだけでなく、“地域スパイ”として情報収集をぜひ!!

2007年10月25日 (木)

貸倒引当金

0710252s  コンビニの お向かいにふと 十四夜

  さて、本日のネタ。鹿児島銀行の株(8390)、本日の終値、727円・前日比-25円(3.32%)。

  昨日、業績予想の下方修正が出されていたよし。⇒こちら〈PDFです〉 (鹿児島銀行のホームページより)。

『  (1)単体業績予想修正の理由
①経常収益は、貸出金を中心とした資金運用量の拡大による利息収入の増加に加え、株式等関連益が増加したことなどにより、当初予想に比べ中間期、通期ともに増収となる見込です。
②一方、地方経済は景気回復の足取りが鈍く減速感が強まるなか、債務者の業況変化に対応して貸倒引当金の積み増しを行った結果、与信費用が当初予想に比べ中間期で100億円程度、通期で83億円程度それぞれ増加する見込であり、経常利益及び純利益は、中間期、通期ともに当初予想を下回る見込であります。』

  貸倒引当金って?・・・・・・・面目アリマセン・・・・。今まで意味を知りませんデシタ・・・・。

 で、“積読”状態であった「決算書がおもしろいほどわかる本」を手にして、「貸倒引当金」の項目だけを安直に・・・・・。

              ウンウン、ひとつ賢くナリマシタ・・・・・。

2007年10月20日 (土)

「南日本銀行 株主構成」

0710201s 朝6時、東の空に浮かぶ雲。・・・・・11時過ぎ、店番が終わってから、さて今日は土曜日だし、キオスクまで“日経”を買いに行っか!・・・とトコトコ・・・・。(土曜日は別刷「NIKKEIプラス1」がついて、お買い得?)ところがドッコイ!、すでに、売り切れ・・・。競争率が激しかったか・・・・。

0710202s で、代わり・・・・・に。コンビニでの「ビジネス書フェア」で見かけた一冊。

   積読(つんどく)の 枕ばかりは 高くなり

 睡眠読書法って、ないでしょうかね・・・・。“株で、ガッポリ一儲けして、美女と札束風呂に入るんだ!”という、当初の株に手を出した目的から、どんどん逸脱しているような・・・・。

  さて、会社四季報2007年秋号によれば、南日本銀行は、宮崎太陽銀行(8560)の株、136万株・時価(10/19現在)5億9,840万円(計算合っていますでしょうか)を保有されております。大分県の豊和銀行(8559)でも、主要株主第8位に顔を出されております。これは、いわゆる「株式の持ち合い」ですね。

 また、鹿児島県下では最大手の学習塾チェーンを誇る・(9778)の株、16万株・時価7,040万円を保有されています。こちらは、主要お取引先企業の株式を保有しております、ということかな・・・・で、納得。(他の、鹿児島県に本社を置く上場企業では、ちょっと影が薄いかな・・・・・ザンネン)

 ところが、千葉県でコンビニ経営を手がけるCVSベイエリア(2687)の株、36万2千株・時価7,964万円を保有され、千葉県の地元銀行・京葉銀行を上回って、主要株主第6位に記されております。ふ~~ん。

 そう思って、四季報を探し始めると、“地方の小さな銀行”の割には、ちょくちょく「南日本銀行」を見つけることができるような・・・・。

 申し訳アリマセン。時間切れ、今夜はここまで、デス。

2007年10月13日 (土)

東和銀行に業務改善命令

 昨12日金曜日、取引時間中に目にしたニュースが「東和銀行に業務改善命令」。・・・って、東和銀行?。フムフム、群馬県の“第2地方銀行”か・・・・・。(東和銀行のホームページは⇒こちら)ごらんの通りの“銀行ファン”としては、気になるニュースでした。詳細は・・・・・。

 そうだ!こういう時にこそ、「日本経済新聞」(NIKKEI-NET)だ!でも、土曜日だから、銀行の待ち時間に、ちょっと読ませて頂く・・・は出来マセン。で、仕事帰りに、ちょっと寄り道して、出水駅のキオスクへ。一部140円ナリ。今日は、自分が初めて日本経済新聞を購入した「日経記念日」と相成りました。

0710131s  さて、寄り道したおかげ。稲干しの風景。

 で、本題です。早速該当する記事を探したのですが、7面金融欄に「不適切な融資 前頭取が主導 東和銀に改善命令」が小さく・・・、むしろ

 「東和銀 、最終赤字に 9月中間 クレディア債権処理 下振れ懸念通気も強く」(NIKKEI-NETより)

 の記事の方が大きく・・・。むしろ、南日本新聞経済欄「東和銀に業務改善命令 トップ主導で放漫融資 金融庁」という記事の方が、謝罪する頭取の写真も大きく掲載されており、目立ちます。金融通にとって、「東和銀行に、業務改善命令が出る」ことは、既に“織込み済み”だったか・・・。

 「東和銀行」で、検索してみると、フムフム確かに経営的にも苦しいようで・・・。

 福田首相のおひざ元、上州・群馬。お隣・栃木では一時国有化されていた足利銀行の経営引受先の選定作業中。群馬県自体は、輸出関連企業が多く進出しているおかげで、景気はよろしいようで・・・・。

 「銀行再編」のはじまり?

 

2007年9月24日 (月)

カウンターの後ろって・・

0709241s 月明かり 川の流れを 照らす、秋

 「銀行員で行こう!」のscotchmanさんが“顧客サービス”? 9月24日付で「金融商品取引法」を書いてくださりました。う~~ん、南日本銀行(あっ、鹿児島銀行でも、デスネ)でも、9月30日に向けて、テンヤワンヤなのでありましょうね・・・・・・。

 銀行の支店窓口が「まちのおすし屋さん」で、ネット証券が「回転すし屋」でありますか・・・。う・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ん、例えば、「ぶなの森」(損保ジャパン・アセットマネジメント)、南日本銀行では販売手数料として3.15%を頂かなければならないのですが、カブドットコム証券ではノーロード(販売手数料無料)・・・。その差3.15%の“顧客満足度(味の違い)”って?

 で、調子に乗って、南日本銀行I支店へのクレーム。

 自分は、“若さ”というものは、無上の価値と思っております。新人行員さんの“練習台”となれること、名誉なことと思います。・・・ですけれど・・・・・・、カウンターの後ろで、カサコソ上司の方が耳打ち・・・、それから、おもむろに「鈴木さん、・・・・」というパターン、「客」としては、とてつもなく不愉快なパターンであります。新人行員さんなんて、所詮“操り人形”なんだ・・・・・・。

 イエ、銀行であれば、午前9時から午後3時までの営業時間って、いかに「客」の“魅せる”かという、エンタテイメント(entertainment=演出)時間と思うのでありますよね・・・・。

 ・・・・・・って、だから、冷徹な「投資家」としては、そんな“エンタテイメント”に騙されてはいけない!・・・・・という結論にもなるわけで・・・・。

2007年8月27日 (月)

イヤ!、だからこそ、「ススメ!○○銀行」

0708271s 26日日曜日、店番をちょっとサボって、夕焼け空をパチリ。

070827ps 翌27日、月曜朝。夏の朝の空。う~~ん、でも、初秋?

で、で、迎える28日は、やっぱり“魔の火曜日”。今から、すでに「意気消沈」・・・・。覚悟してオキマス・・・・デス。

 というわけで、今日ぐらいは“リキ入れて!!!”ですね。

 もうひとつ、自分が発見させて頂きました、ブログを紹介させて頂きます。

金融そして時々山

 決してトラックバックを頂いたわけではないのですが、ブログ中「金融リテラシィ【一般的にはリテラシー(literacy=ある分野に対する、知識、教養、能力)】を啓蒙するため」と書かれていらっしゃったように思うので(?)、勝手にリンクを貼らせて頂きます。

 うんうん、実は鈴木一族には、このような「山登り」を趣味とする血筋が流れており、子供の頃はよく山登りを経験させて頂きました。ですから、このブログへの親近感2倍。

 「本来、自然に身近な場所に住んでいる(例えば、出水)人間が、自然に“親しむ”術を知らず、かえって、空気も汚れた都会に住む人間が、一生懸命自然に“親しもう”とする」

 これこそが、“格差”の本質であり、だからこそ、日本は“変わらなければならない”!!(地方じゃ、「山登り」を趣味にするなんて、それこそ、コームインのみ?)

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ダッセン・・・・・・・。

 このブログから、熱烈銀行ファンとして、二つ紹介させて頂きます。

・2007年1月3日付「地域金融機関に生き残りの道はあるのか?」

 以前に、このブログでも紹介させて頂きました(「読破しました~」)、「リレーションシップ・バンキング入門~地域金融機関と顧客・地域社会との互恵的関係のために~」を読んだ身としては、・・・・・・これが、「現実のアメリカ社会か・・・・」。

 そして、

・2007年4月5日付『「銀行の証券会社化」の危うさ

  いつぞや、担当者さんにマジ顔で「投資信託の販売手数料について、○○さんなら、どのように説明してくださるでありましょうか?」なんて、訊いた自分が、今となっては恥ずかしい・・・・。

 コンビニ店員に、「このおにぎり1個の、販売価格決定に至る経緯は?」と尋ねるようなものでありますよね・・・・。

 ・・・・・そんなこんな時(って、どんな時?)に、鹿児島銀行さんが伝説のディーラーが語る~これからの日本、リスクに立ち向かう資産運用法』と題された、経済講演会を開催されるとのこと。講師は、藤巻健史氏とのこと。氏のホームページを拝見すると、「だからこそ、海外をも資産運用先として、積極的に視野に入れること」というお話をされると、勝手に想像するのですが、オイ!コルッラァ~!!、ここは“かごんま”やぞ!鹿児島の資産家の皆様に対して、“海外投資の必要性”を説くと同時に、“地元鹿児島に貢献する、お金の運用法”を、若干でも提起されんことを。「黒豚とイモ焼酎がおいしかった」という結論だけでは、許さんッたい!

(イエイエ、藤巻氏のホームページを拝見する限り、とても素敵な紳士であるようで、敬意を表します)

 「銀行なんて、他人の褌で、相撲を取っている」「銀行員なんて、自分の給料のためだけに、働きやがって」という批判は、いくらでもあると思いますが、「お金」の価値は、“借り手”を見つけてこそ、“価値”が創出されるもの。

  だからこそ、「ススメ!南日本銀行」(これが、“鹿児島銀行”でも、“鹿児島相互信用金庫”でも、イッコ構わないわけでアリマス・・・・)

2007年8月15日 (水)

2億円ほど?

0708151s わが身と同じく一人暮らし野郎に、“必須”飲料とお奨めします!野菜ジュース1リットルパック、なり。近所の「だいわ」で2本買ってきて、がぶ飲みしておるのですが、う~~~ん、そのくらい飲んで、ようやくお腹具合が快調であるのかな~~。食物繊維の効能?

 さて、本日の日経平均終値、16,475円61銭前日比-369円00銭(2.19%)。うりゃあ、ここは躊躇無く“買い”でしょ!!・・・・・・しかし、お金がない・・・・・・。で、本日の決断。

 関東つくば銀行の株(8338) 801円×200株で売却(これを“損切り”と言います)。

 代わって、千葉興業銀行の株(8337) 1,392円×100株を購入。

 関東つくば銀行の株を“損切り”したことにより、実現損は、ハイ!-42,500円。これを地道に回収していく長い道のり・・・・(ここで、一発逆転を狙ってはナラヌ!が教訓・・・)

 さて、本題です。本日、南日本新聞経済欄に「米住宅ローン問題 三菱UFJ評価損50億円三井住友も4ー6月損失」という記事がありました。

 「それじゃあ、いったい全体、あんたの銀行では、どんだけ損しているのさ~!?」で、銀行株暴落の最中なのですが、さて?地銀は?

 恐れ入ります。南銀を槍玉に挙げさせて頂きます。

 南日本銀行と関係が深い「みずほファイナンシャルグループ」は、記事によると、サブ・プライムローンへの投資残高は500億円ほどで、評価損は6億円程度とのこと。

 素人は、「億」という額を聞いただけで卒倒してしまうのですが、2007年ディスクロージャー誌を拝見すると、みずほグループにおける平成19年3月末における、有価証券の保有残高合計13兆9,361億円、そのうち国際業務部門における残高1兆2,905億円・・・・ハイハイ・・・(ため息)・・・・・・・。

 対して、南日本銀行の場合、平成19年3月末における、有価証券1,100億9,400万円、そのうち国際業務部門における残高54億8,400万円トノコト・・・・・・少しは身近な金額になりましたデショウカ・・・・

 南銀のような地銀の場合、ほぼ「国際業務部門」は上位提携行にお任せ状態であると、勝手に推測します!

 みずほFGの国際業務部門有価証券のうち、サブプライムローンへの投資割合3.9%、をそのまま南銀へあてはめると・・・・・・・、

 南日本銀行における、サブ・プライムローン関連への投資残高は2億円ほど・・・?????(損失は、300万円ほど?)

(あくまで、素人が乱暴な計算をした結果であります。)

 う・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・、2億円は結構大きな額でありましょうか?

 イヤイヤ、この程度の額なら「想定内」でアリマショウ!

 ハイ、南日本銀行(8554)の株、今が“買い時”でっせ!!!(これを、通称“買い煽り”と言います・・・)

 

2007年8月14日 (火)

「南銀が全国初」

0708141s  朝焼けに 今日のしあわせ 祈ってみる

 “祈った”結果・・・・・・、カシオ計算機の株(6952)、終値1,669円・前日比-33円(1.93%)・・・・・・・・・・・。イエ!、関東つくば銀行の株(8338)が久しぶりに小幅ながら上昇で、今日はハッピーなのさ!。

 さて、本題です。本日14日付南日本新聞の一面を飾るは、『「ごみ」担保に融資 南銀が全国初 日置の事業者に』という見出し。最初の部分を、少し長いのですが、引用させて頂きます。

 (引用ここから)

「 南日本銀行(鹿児島市、森俊英頭取)は十三日、在庫や売掛債権を担保とする手法で、廃棄物リサイクル業の丸山喜之助商店(日置市、丸山博幹社長)に融資枠を設定したことを明らかにした。担保の一つは同社が粗大ごみやリサイクルごみとして集める廃棄物で、南銀によると全国初の取り組みとみられる。  動産・債券等担保融資(ABL)と呼ばれる手法。これまで主流だった不動産や保証人に過度に頼らず、事業サイクルに価値を認める融資方法として注目を集めている。・・・・・・・」(引用ここまで)

 すごいぞ!南銀。“大”(笑)株主としては、大慌てで、「“ABL”とは、なんぞや?」で、検索・・・・。

 ・ABL研究会の報告書・テキスト公表経済産業省のサイト内)

 ・「野菜」を担保としたアセット・ベースト・レンディング(ABL)の取組み~商工中金と北洋銀行が協調融資枠設定:国内初の取組み~商工中金のサイト内)

 急いで斜め読み・・・・・・。『「ごみ」担保に融資』という見出しは、あくまで、まあどこぞのスポーツ新聞的見出し。ある人が、せっせか集めに集めた空き缶の山を担保に、融資してくれい~と言っても、それは無理な話。あくまで、その「ごみ」を有価物に処理する設備、ノウハウ、販路が完備されていると認定された上での、「ごみ」にも担保価値あり、という判断では?

 確かに、市町村のゴミ収集ルールもどんどん細かくなり、これからの日本においては、廃棄物リサイクル事業が、数少ない成長産業のひとつでしょうからね。(その最終処分場の問題が、ネックだとしても・・・)

 さ・・・・・・・・・・て、脱線して妄想を飛躍・・・・・。

 たとえば、長年都市部との交流事業を独自に進めてきた山間の集落があったとします。毎年定期的に来訪者があり、そこの棚田で作られるお米は独自のルートで販売されていました・・・・。その集落で、新たに事業を起こそうと、銀行へ融資を依頼しました。「棚田(が作る景観?)」にも、担保が設定されました・・・・・・。

 あっ、いや~~、「棚田」では、モロ“不動産”でありますね・・・・・。

 イヤ、それでは、たとえば有名観光地の「景観」に担保を設定というのは・・・?????

2007年8月 8日 (水)

商店街って、日曜日にぎわう場所?

070808ps_2 日中は、相変わらず・・・一言、暑い!0708081s

なれど、夜明けの時刻は、6月の頃と比べると、はっきりと遅くなっていること、実感できます。今朝の午前5時30分過ぎ。

 ただ今、ヤフーの「サウンドステーション」で、「All time ZARD」が放送(?)中。

 で、本日のヤフー(4689)株・終値37,500円、前日比+350円(0.94%)。あわてちゃイケマセン・・・・ね。で、で、たまにはきちんと。南日本銀行(8554)の株・終値368円、前日比+2円(0.54%)出来高2,000株。ふ~~ん、意を決して350円の時に買っておけばよかった・・・・。

 さて、本題です。昨日7日、銀行での待ち時間に拝見した日本経済新聞から。「営業時間より 便利に」という見出しで、金融機関の営業時間延長についての記事があり、つい手帳に・( ..)φメモメモ・・・・・・。あれ?NIKKEI-NETには、掲載されていない?

 メモによると、たとえば宮崎銀行においては、“住宅地の店舗において、お昼の12:00~13:00を「お昼休み」とする代わりに、営業時間を16時まで延長”。(ホームページ上で「みやぎんほっととして、紹介されていますね)

 ふ~~ん、自分、昨年の今頃は、実は職安通いをしていた身。何を隠そう、絶対譲れない職探しの条件として、「お昼休みに、銀行通いが出来るところ!」・・・・・・で、そんな職場はなかなか無い・・・・・で、転職をあきらめました・・・・・・・・・(さ、どこまでホントと思われますか?)。お昼休みの時間帯こそ、その時間帯にしか銀行へ行く時間を作れない勤め人の方で混む、と思っておったのですが、必ずしもそうではないようですね。(確かに、出水もそうでしょうか) イヤイヤ、これがオフィス街に立地する店舗だと、どうなるのでしょうか・・・・。

 さてさて、本日のタイトルねた。もうひとつメモしてきたこと、“足立成和信金 商店街にある旭町支店で日曜日営業”。

 足立成和信用金庫という、東京の下町を地盤とする信用金庫の試みデス。検索して見つけた「東京・足立成和信金、日曜日も窓口営業 8月から」という記事は⇒こちら

 日経紙の記事には、「日曜日であれば、商店街の人出も多く、営業効果を見込める・・・云々」と書かれていたような・・・・・・・・・・・・・・・、さて、一晩夜勤しながらふと疑問に思ってしまったこと・・・・。「果たして、商店街って、日曜日はにぎわう場所?

 出水の商店街は、平日は・・・・・・もちろんですが、日曜日は完璧にシャッター通り。堺屋太一著「エキスペリエンツセブン~団塊の7人~」の舞台となる、東京東部の区内「梅之園商店街」も、近隣の工場が休みとなる土日は閑散とするという設定だったような・・・・・。

 その足立成和信金・旭町支店がある場所を検索してみると、⇒こちらヤフー地図情報より)。足立区といえば、「3年B組金八先生」の舞台となった場所といえば、なんとなくイメージして頂けると思います。最寄り駅の北千住駅といえば、JR常磐線、東武東上線、地下鉄千代田線が交差するターミナル駅。利用客数は、都内有数だと思いますが、それはあくまで“乗り換え客”として(せいぜい、途中下車して駅ビルを利用しますかどうか・・・)。

 さて?そんな下町の商店街の日曜日って?

 で、私が勝手に考えたこと。これは、足立成和信金による、「日曜日にも、商店街に足を運んでいただく」という“商店街活性化策”なんでナカロウカ・・・・・・・。商店街の商店主さん方が、昔からの大事な顧客さんでありましょうから・・・ネ。

 この信金の理事長さんのインタビュー記事を、いつか目にする機会があらんことを。

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