南日本銀行 Feed

2008年5月22日 (木)

「自己資本比率」(3)

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0805221s  今宵は、月に暈(かさ)が。「お天気下り坂?」と思ったら、日中は、
まあ文句なしの好いお天気。

 ふ~~。またまた体調不良ナリ・・・。焼酎をロックで飲む、というのが、
結構身体にダメージを与えるのかな~~~。それなら「酒を止めれば、いいじ
ゃん!」というのが、ハイ、正論でアリマス。とはいえ、それでも「止められ
ん」というのが、ハイ、“酒飲み”デス。で、少しでも「身体に、ヤサシイか
な?」と買ってきたのが、コチラ。0805222s
 う~~ん、“値上げしません”サントリー。いいぞ!

 さ、「“姫”様のためなら、わが命ごとき、鳩毛より軽し!」(笑)
 気合を入れて。

 「自己資本比率」なぞと書いておりますが、スミマセン、銀行等金融機関
が“経営安定度”の目安として算出する「自己資本比率」についての説明は、
「不良債権のキホン-2 銀行の自己資本比率ってナニ!?」
『「自己資本比率」ってなに?』
 を参照されてください。
 実際には、素人が片手間に計算して、算出できるようなシロモノではない
ようですね。

 ハイ、そこで、自分が一所懸命抜き出した地銀の自己資本比率、上位から
みていくと(「セブン銀行」は無視します)、

1,山陰合同銀行(島根) 14.77%
2,静岡銀行(静岡)    14.70%
3,鹿児島銀行(鹿児島)  13.87%
          ・
     ・
     ・

 ・・・・・、ハイ、外国人投資家の皆様、もっと“かぎん”をよろしく~
~~でゴザイマス・・・?

 逆に、失礼します。下から、書き出させて頂きます。
86.東和銀行(群馬)    6.67%
85.豊和銀行(大分)   6.79%
84.宮崎太陽銀行(宮崎) 7.71%
83.岐阜銀行(岐阜)   8.07%
82.南日本銀行(鹿児島) 8.14%
      ・
      ・
      ・
 はい、下から数えた方が、ずっと早いのです・・・・・。
 ですから、「自己資本比率」という数字だけを一人歩きをさせるつもりは
ありません。「JCR-日本格付研究所」の南日本銀行に対する格付け情報を、
コピーさせて頂きますm(__)m。

『南日本銀行をA-/安定的=>ネガティブに据置、見通し変更 2008年02月19日

発行体:株式会社南日本銀行(証券コード:8554)

【格付事由】

鹿児島市に本店を置く資金量約6,000億円の第二地方銀行。貸出金利回りは比較
的高い水準を維持しているものの、経費率が高止まりしてることなどから収益性
はやや見劣りし、与信コストは収益対比でやや重い負担が続いている。株価の下
落等により有価証券評価損益は評価損に転じており、これを主因に資本は質・量
ともやや悪化している。以上を踏まえ、格付けの見通しを「安定的」から「ネガテ
ィブ」に変更した。

【見通し変更】

対 象:長期優先債務
格 付:A-
見通し:ネガティブ                           』

 このコメントを、どのように読まれるか。
 今回の決算発表を受けて、“降格”もあるのでは・・?

 ごめんなさい。エネルギー切れ。オヤスミナサイ。

2008年5月14日 (水)

あれ?“決算発表”されていらっしゃましたか・・

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 0805141s ぐんぐんと空が白み始める時刻が早くなっています。今日は、よいお天気
かな?

 そうそう・・・、クローバーって、和名「シロツメクサ」でしたね。勤め
先の店内放送で、その語源について、解説を放送中・・・・。0805142s

 

0805143s さて、今朝14日の南日本新聞一面。
『パイオニア 鹿児島工場を閉鎖 来年1月生産終了 600人配置転換』
 なるほど「配置転換」という表現をされますか・・・・。

 昨日13日に、パイオニアが「鹿児島工場閉鎖」と同時に発表した、「平成
20年3月期決算」によれば、
 平成19年3月期(一年前) 当期“純損失” △ 6,761百万円
 平成20年3月期(今回)           △17,992百万円
  そして、
 平成21年3月期業績予想  当期“純損失” △19,000百万円
 株式市場においては、前日から一転、
  パイオニア(6773)終値 909円前日比-193円(17.53%)。

 さてさて、当ブログのタイトル・南日本銀行(8554)。昨日、こっそりと決算
発表をされていらっしゃったのですね・・・。う~ん、忘れた頃に、と思って
いたのですが・・・。
 本日14日、鹿児島銀行(8390)・千葉興業銀行(8337)も決算発表をされていら
っしゃいますので、3行の数字を並べてみます。

  平成20年3月期の連結業績
 (%表示は対前期増減率)
                経常収益       経常利益                       当期純利益
南日本銀行 21,375百万円(△0.3%)  1,720百万円(△20.7%)  689百万円(△44.3%)
鹿児島銀行 92,478百万円(  10.3%)  18,627百万円(  11.0%) 9,137百万円(△3.2%)
千葉興業銀行61,262百万円(  12.1%)  11,011百万円(  22.7%)10,399百万円(  9.5%)

平成21年3月期の通期連結業績予想

南日本銀行  19,400百万円(△9.2%)    1,850百万円(   7.5%) 1,050百万円(52.3%)
鹿児島銀行 87,500百万円(△5.6%)   18,000百万円( △3.3%)10,500百万円(14.9%)
千葉興業銀行58,200百万円(△4.9%)   11,800百万円(   7.1%)10,000百万円(△3.8%)

 「決算短信」の全文に目を通しているわけではないのですが、なんぎん・・・・、
これは、かなり目一杯ぎりぎりの業績予想なのでは・・・。

2008年3月30日 (日)

Excelのお勉強(Withなんぎん銘柄)

0803301s_2  おぼろ月 空に残りて 朝来る (29日朝)

   今朝30日は、小雨のようです。さ~て、今日は、先週と同じくお昼の店番です。ナニカいいこと、ヒトツ、ありますように・・・。

0803302s

 桜ばかりが、花ではありません。路傍のスミレ。

   さてさて、今朝は早起きして、EXcelと格闘。

 計算するは、「南日本銀行は、“なんぎん銘柄”を、推定いくらくらいで取得しているのか?」

  参照とするのは、「大量保有報告書速報ー株主プロ【全上場企業の株主を徹底検証】」と、それに基づいて「Yahoo!ファイナンス」。多機能チャートを利用させて頂きました。

  一応、推定取得価格を計算する前提として、

*もちろん、大量保有報告書に「南日本銀行」の名前が登場する以前にも、該当する企業の株式をある程度保有していた、とも考えられます。しかし、乱暴ではありますが、名前が初登場する直前の報告書から、おおよそ半年間で取得したと解釈させていただきます。

*推定取得価格については、例えばその半年間において、平均的と思われる価格とします(厳密に計算はしておりません)。例外として、その期間中に出来高が極端に集中する時期があったら、その短期間の平均価格を、推定取得価格としました。

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 悪戦苦闘の結果・・・・・

高田工業所(1966)【再掲】 保有株式数 20万5千株 推定取得価格 1億3,940万円

きょくとう(2300)                                          15万7千株              5,770万円

日本ケアサプライ(2393)                             1,500株            1億7,140万円 

ワールドインテック(2429)                                833株            1億7,180万円 

ジャパンフーズ(2599)                                  5万7千株           1億円

STELIAR C.K.M(2673)                             23万5千株            7,520万円

魚喜(2683)                                                22万株             1億150万円

CVSベイエリア(2687)                              39万5千株            1億3,230万円

   ぜえぜえ・・・・。今日はここまで・・・・・・。1銘柄につき1億円程度を目安に購入されていらっしゃるのでしょうか・・・・・・・。

 さ、今日も、よか一日となりますように!

 

2008年3月24日 (月)

“なんぎん銘柄”研究(1966編)

0803241s2_2 雨が上がって・・・。気がつけば、公園のヤマザクラが、ご覧のとおり。

    さ、皆様!、お花見の季節でアリマス。

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 またまた、未明の「メモ帳」を開いて・・。今朝は5時から9時頃
まで(?)店番です。う・・・・、独り暮らし“最大の弱点”(?)、
「月曜朝」って“ゴミ出し”の日なのに・・・・。

 さて、「株に手を出し」て、こういう方向に“ハマる”ヤツもい
るということで、ご勘弁願います。

 『なんぎん銘柄大研究』。まずは、証券番号トップ(1000番台)、
     株式会社 高田工業所(1966)   
  の株式を、南日本銀行はいつ取得していかれたのか?

大量保有報告書ー株主プロ【全上場企業の株主を徹底検討】」
 を根性で見ていきます・・・。
 高田工業所のページを丹念にクリック。本社が北九州市と九州
内にある企業ですから、“昔からのお付き合い”をしているの
かな~と予想したのですが、「大株主の状況」に登場するのは、
“つい最近”、平成18(2006)年9月30日現在において。

 平成18年3月31日       ⇒       平成18年9月30日
西日本興産㈱ 785千株 10.88%     西日本興産㈱  785  10.88    
個人(相続口)438    6.07       新日本製鐵㈱ 404   5.61
新日本製鐵㈱ 404   5.61            高田工社員持株会
高田工社員持株会                               343   4.76
       367      5.08                     ㈱三菱東京UFJ銀行
㈱三菱東京UFJ銀行                             312   4.33
              312      4.33                             ㈱福岡銀行  312   4.33
㈱福岡銀行  312   4.33           ㈱みずほコーポレート
㈱みずほコーポレート                    銀行     312   4.33
銀行     312      4.33                       個人(相続口)300   4.15
大阪証券金融㈱236      3.28         バンク・オブ・ニューヨーク
岩井証券㈱  162   2.24                GCM          211   2.92 
野村信託銀行                                 ライアント・アカウンツ
(投信口)   150      2.08                             EISG         (空白?)
   計    3,482     48.23                    南日本銀行    158   2.20
                                                               岩井証券㈱  152   2.10
                                                                       計     3,293  45.61
 極めて単純に推理すると、個人の方が相続のため手放す・
大阪証券金融㈱が「売り手」、南日本銀行・外資系・そして個
人投資家が「買い手」となった・・・・。

0803241966

 左が、高田工業所(1966)の過去2年間のチャートです。2006年
5月の時点では1400円台であった株価が、5月末には600円割れま
で急降下。その時に出来高も急増。そのドサクサ(?)の中で、
南銀は買い集められたと思います(まさか、1400円台では買わ
れていない、と信じます)。
 推定約700円×158,000株=1億1,060万円。
 その後、
 2006年9月~2007年3月にかけて、
 推定約915円×21,000株=1,922万円
 2007年4月~2007年9月にかけて
 推定約850円×26,000株=2,210万円
  を、じっくり買い集められて、
  合計205,000株。推定取得金額1億5,192万円。

 対して、本日2008年3月24日の、高田工業所(1966)の午前終値・
696円。
    696円×205,000=1億4,268万円ナリ。

   ただ今、900万円ほどの含み損。率にして、-6%ほど?

 『「投資」って、やっぱり難しいんだな~~』という結果ではあり
ますが、TOPIX(東証株価指数)なぞ過去2年間で、それ以上に下落し
ております。

080324topixto

左図、過去2年間の「1966 高田工業所」(赤線)とTOPIX(青線)の値動きです。

 南日本銀行にとっては、高田工業所(1966)は結構“優良な”「投資
先」で、〇?

 その他“なんぎん銘柄”35銘柄すべてを調べてみたいような気も
しますが、やっぱりそんな暇なぞないのでしょうね。

    
 
  

2008年3月23日 (日)

これが“なんぎん銘柄”だ(2008年春版?)

0803231s 昨日と同じ朝は、なし。写真は、22日土曜日の朝。

 今日は、久しぶりに日中の店番です。

 いつもと違う時間帯に店番をするのも、それはそれで楽しみです。

 さて、会社四季報が発売されると、定番。“なんぎん銘柄”チェックです。まだまだ見落としがアルデショウ・・・・・。

  うううううううううう・・・・・・・、なかなか「メモ帳」から、きれいにコピーできません・・・・・・。

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会社名      証券番号       保有株式数 比率(順位)株式時価   保有株時価
                                                               (08.03.21)

高田工業所  1966 大2   200,000   2.8%(8位)    680   136,000,000
きょくとう  2300 JQ 150,000   2.8%(6位)    391   58,650,000
日本ケアサプライ 2393 東マ   1,500   0.8%(9位) 62,000   93,000,000
ワールドインテック
               2429 JQ     833   1.4%(7位)  163,000   135,779,000
ジャパンフーズ  2599 東京  50,000    1.1%(7位)    1,165    58,250,000
STEILAR C.K.M  2673 JQ 230,000    4.5%(4位)      157    36,110,000
魚喜          2683 東2 480,000   3.7% (4位)      150   72,000,000
CVSベイエリア  2687 東京 390,000   1.5%(7位)      145   56,550,000
YKT          2693 JQ 240,000   2.0%(5位)      263   63,120,000
パワーアップ  3044 大HQ 220,000    4.2%(2位)      395   86,900,000
インフォコム  4348 JQ   2,100   1.4%(5位) 45,500   95,550,000
エフェクター細胞研究所
                 4567 名セ   3,000   3.3%(6位) 28,300   84,900,000
アルファ  4760 JQ 410,000   4.4%(6位)       158   64,780,000
ウェザーニューズ 4825 東京 210,000   1.8%(9位)      975  204,750,000
朝日ラバー  5162 JQ 220,000   4.8%(2位)      456  100,320,000
ヤマックス  5285 JQ 240,000   2.0%(5位)      100   24,000,000
アドバネクス 5998 東京 550,000   1.3%(7位)    112    61,600,000
名機製作所 6280 名2 570,000   4.9%(1位)    120   68,400,000
エス・イー・エス
         6290 JQ 360,000    1.5%(3位)     311  111,960,000
不二精機 6400 JQ 310,000    4.5%(7位)     104   32,240,000
ニスカ         6415 JQ 110,000    1.1%(7位)    1,935  212,850,000
(*5月上場廃止か)
NF回路設計ブロック
         6884 JQ 310,000    4.9%(3位)    400  124,000,000
光波         6876 JQ 180,000    2.6%(6位)    841  151,380,000
松尾電機 6969 大2 350,000    1.3%(9位)     110   38,500,000
ヤマノホールディングス
                7571 JQ 700,000    3.1%(4位)    120   84,000,000
ニチリョク 7578 JQ 680,000    4.9%(3位)    200  136,000,000
三栄コーポレーション
                8119 JQ 410,000    3.2%(4位)    223   91,430,000
大光銀行 8537 東2   1,360,000    1.3%(9位)    293  398,480,000
豊和銀行 8559 福岡  1,250,000    2.1%(8位)    160  200,000,000
宮崎太陽銀行 8560 福岡  1,360,000    2.5%(6位)    430  584,800,000
ディックスクロキ
         8884 JQ 330,000    4.2%(4位)    389  128,370,000
ITCネットワーク 9422 東京     511    0.4%(10位)199,000  101,689,000
ファーストエスコ
         9514 東マ      2,215    2.8%(1位) 50,100  110,971,500
   昴         9778 JQ 200,000    2.9%(7位)    330   66,000,000
イーストンエレクトロニクス
         9995 JQ 240,000   2.7%(10位)      275   66,000,000
スターツプロシード投資法人(REIT)
          8979 JQ   2,295    3.6%(4位) 129,000  296,055,000

以上36銘柄            総額   4,435,384,500
                                                          (44億3,538万4,500円)

  ここでようやく気がつきました。3月10日付投稿「ディックスクロキ(8884)」において、一桁計算違いをしている失態・・・・・・。該当箇所、訂正させていただきます。

2008年3月10日 (月)

ディックスクロキ(8884)

0803102s 0803011s

 気合を入れて!全編「メモ帳」を使ってみましょうか・・・・。

 道で見かけたポスターより。「チェスト」(公式サイト)の移動上映会
が、3月15日(土)・出水市音楽ホールにて行われます。
 上映時間は、①10:00~12:30②13:00~14:50③15:20~17:20
 さ、見に行きましょう!!・・・・どうも文部科学省推薦“親子で観る
お薦め映画”のようでありますが、イヤ!NO!世の独身野郎ども!よい
か!松下奈緒ごときより、思い出の〇〇先生の方が、ずっと素敵だったぜ
い!!と考えながらみるのが、正しい「チェスト」の見方でアリマスから
な・・・・(笑)。

 徐々に本題へ・・・・。

『・・・・・・・・・
 その日、体操の時間に、その生徒(姓はいま記憶していませんが、名は
竹一といったかと覚えています)その竹一は、れいに依って見学、自分た
ちは鉄棒の練習をさせられていました。自分は、わざと出来るだけ厳粛な
顔をして、鉄棒めがけて、えいっと叫んで飛び、そのまま幅飛びのように
前方へ飛んでしまって、砂地にドスンと尻餅をつきました。すべて、計画
的な失敗でした。果して皆の大笑いになり、自分も苦笑しながら起き上っ
てズボンの砂を払っていると、いつそこへ来ていたのか、竹一が自分の背
中をつつき、低い声でこう囁(ささや)きました。
「ワザ。ワザ」
 自分は震撼(しんかん)しました。ワザと失敗したという事を、人もあ
ろうに、竹一に見破られるとは全く思いも掛けない事でした。自分は、世
界が一瞬にして地獄の業火に包まれて燃え上るのを眼前に見るような心地
がして、わあっ! と叫んで発狂しそうな気配を必死の力で抑えました。
 それからの日々の、自分の不安と恐怖。
                       ・・・・・・・・・』
                    (太宰治「人間失格」より)

0803103s  2冊買ってしまった「2008年版九州経済白書」。一冊は、図書館へ寄贈
を申し出てみましょうか・・・。で、“自分用”とした一冊には、わがハ
ードディスク秘蔵の“女の子写真”を貼ってみました・・・・(ネット上
で収集した、画像のコレクション・・・・)。
 う~~~~ん、「週刊プレイボーイ」を通りすぎて、店頭ではシールで
封印された雑誌レベルになってしまったか・・・・・・・・。
 例えば、銀行での待ち時間に「九州経済白書」を開くとします。いかに
も「自分は、お勉強してイマス!!!!」という外見は避けたかった・・
・・。                  地獄の業火。

 ようやく、本題。
 
 その「九州経済白書」、まずは「世界の高度成長と九州経済」。
「“大型”景気到来の背景」
 だっから~~、そんな「“大型”景気」ってあったの???のという
ツッコミはさておき、
「世界的なカネ余り現象が九州にも波及」
『・・・・
 また、不動産についても九州への外資流入が目立ち、前述のように地価
が急上昇した福岡市を中心に外資が購入した物件が数多くみられる。英米
のみならず、資源高と豪ドル高を背景にしたオーストラリア勢が近年増え
ており、2002年以降の世界的な経済環境の変化を象徴していて、特徴的で
ある。また、シンガポールの政府系ファンドの動きもみられる。このよう
に、資源国や貿易黒字国から直接、九州の不動産に対する投資が増えてお
り、英米中心の投資はここにきて多様化しつつある。このような世界的な
カネ余りを追い風に、世界中を彷徨うマネーの受け皿として不動産を開発
し、国内外のファンドに売却して業績を伸ばす企業もあらわれている。
                          ・・・・・・』
 で、登場するは
『世界的カネ余りで成長した代表的な企業・㈱ディックスクロキ(福岡
市)』

 実は、この「ディックスクロキ」(証券コード:8884、ジャスダック市
場上場)。会社四季報2008年1集新年号によれば、南日本銀行が持株比
率4.2%の、堂々とした“なんぎん銘柄”なのであります。
 そこで、「大量保有報告書速報ー株主プロ【全上場企業の株主を徹底
検証】」。
 平成19年3月31日現在の【大株主の状況】において、「所有株式数:
144千株」、持株比率1.8%で第9位に登場するのが、南日本銀行。
(「平成18年9月30日現在」には、南日本銀行は登場しません)

=====以下の部分、謹んで訂正させて頂きます。=====

 極めて単純な計算違いでありますが、深くお詫び申しあげます。

0803104  左図が、ディックスクロキの株価の過去2年間のチャートです。
(Yahoo!ファイナンスより)
 ほぼ880円×144千株=12億6,720万円で取得されたか?

               正しくは、1億2,672万円ですね。        

 ところが、さらには平成19年9月30日現在には、所有株式数:
336千株、持株比率4.2%までに上昇。

 336千株-144千株=192千株を、おいくらで取得されたか?
 (880円+410円)÷2×192,000=12億3,840万円??

   正しくは、1億2,384万円ですね。

 南日本銀行は、ディックスクロキの株、総計25億560万円
取得したと・・・・・・?。

   正しくは、2億5,560万円ですね。

 で、ただ今3月10日付「ディックスクロキ」の株価408円を、
336千株にあててみると、13億7,088万円・・・・。約11億円は、きれいサッパリ“蒸発”させたと???

  正しくは、1億3,709万円、約1億1千万円、ですね

 ヨカデスカ!頭取サマ。自分が保有する南銀株が、たとえ紙
クズとなっても、後悔しません。なれど、“姫”のおボーナス
が、ビタ一文でもカットされること、オイは許さんぜよ!!!

2008年1月 1日 (火)

【新春】お奨め株銘柄(?)・「6280 名機製作所」

080101ps 山は、うっすら雪化粧。わがねぐらは、非常に風通しがよろしくて・・・・・・。

0801011s  みなさま、あけましておめでとうございます。

 Yahoo! JAPANのトップページが欧米流デザインに変わりましたね。ふ~、これで、アメリカ版やイギリス版Yahoo!の使い方が、少し解りやすくなりました・・・。

 さて、ボヤボヤしているうちに、毎度のことながら、もう!こんな時間!!!!

 「新春」らしく、会社四季報2008年1集“新春”号より。

 パラパラとめくって、やっぱり探してしまう「南日本銀行」の文字。秋号でも、見落としがないよう丹念に探したつもりだったのですが、それでも見落としがあったようで、さらに増えました“なんぎん銘柄”。

 その中から、おひとつ。南日本銀行が持ち株比率4.9%で、“筆頭株主”に名を連ねる、名古屋証券取引所2部上場「6280 名機製作所」。 ナルホド・・・。

080101chart  過去5年間の株価の動きは、左のとおり。

 大株主の状況を見ると、三菱東京UFJ銀行が筆頭株主であったのを、代わって、南日本銀行が“引き受けた”状況でしょうか・・・・・ネ。

2007年12月14日 (金)

会社四季報発売日

0712142s 夏蜜柑 染めてゆくのは 冬日かな

 いえ!これが“夏蜜柑”だとは申しません・・・・・・。

0712141s_2 さて、本日14日金曜日、日本全国津々浦々、投資家の皆様、お待ちかね。「会社四季報 新春号」の発売日でありました。・・・自分、気が小さいもので、 チェーン店に「会社四季報」が積まれていることを確認してから、商店街の本屋さんにて、購入。もちろん、真っ先に開くは「8554 南日本銀行」!。

 で、ジュラキさん、いつもお付き合いしてくださり、本当にありがとうございます。“再宿題”の提出、今日は見逃してください・・・・。

 

2007年11月19日 (月)

「なんぎん」VS「かぎん」(有価証券編)

0711191s  グググッッ・・・・・・・と冷え込んだ、本日11月19日。それでも、日中は、きれいな青空。・・・・イヤ、だからこそ、余計寒さが身に沁みる?

 写真は、冬の足音に、何を思うか、佇むアオサギ、一羽。

  さてさて、やっぱり「メモ帳」使用・・・・。

 さて、まずはやっぱり、「なんぎん」と「かぎん」の比較です。

  (主な数値は、平成19年9月30日現在です)         
 まずは、月並みですが、規模から。

             なんぎん        かぎん 
 総資産額(A)   6,579億43百万円  3兆1,254億30百万円
うち有価証券(B)   1,046億18百万円    9,501億28百万円
  預金額(C)   6,118億86百万円  2兆7,730億56百万円
 純資産額(D)    309億78百万円    2,365億30百万円       
      B/A(%)               15.9                    30.4
      C/A(%)               92.3                 88.7
      D/A(%)                4.7                     7.6
規模で比べると、総資産額において、南日本銀行は鹿児島銀行
の約5分の1、純資産額で比べると,約8分の1ですか・・・。

 で、今回比較する「有価証券」についてです。
「満期保有目的の債券で時価のあるもの」「その他有価証券で時価の
あるもの」「時価評価されていない主な有価証券」とおおまかに3種
類に区分されるとのこと。しかも、鹿児島銀行では「当中間連結会計
期間において、従来、満期保有目的で保有していた債券11,385百万円を
流動性の確保を目的に変更し、その他有価証券に区分しております。」
とのこと。もう、ここで、ヤヤコシイ~~!お手上げ状態なのですが。
 「その他有価証券で時価のあるもの」を主な対象として、

(「時価」あるいは「中間連結貸借対照計上額」で比較しています)
                なんぎん       かぎん
満期保有の目的
で時価のあるもの   66億79百万円      0?

その他有価証券
で時価のあるもの
  合計(E)    951億74百万円     9,336億54百万円

 うち株式(F)   220億35百万円      873億09百万円
   国債(G)   618億71百万円     3,501億65百万円     
  地方債(H)      15億80百万円     1,292億19百万円    
   社債(I)     149億57百万円     3,058億98百万円
その他《これに
外国債券が含ま
れる訳ですね》
     (J)     112億67百万円      610億62百万円

時価評価されて
いない主な有価
証券        27億43百万円      164億72百万円

  F/E(%)           23.2                    9.4
    G/E(%)           65.0                    37.5
    H/E(%)            1.7                    13.8
    I/E(%)           15.7                    32.8
    J/E(%)           11.8                     6.5  

う~~ん、小規模な金融機関の方が、「よりリスクの高い運用先
を選ばざる得ない」ということは言える?

 あまり長くなるのもなんでありますが、この一年でどれだけ“含み
益”を失ったのか?比較です。

(平成18年9月30日現在における)
 
                        なんぎん         かぎん
取得原価との
評価差額(K)   58億31百万円       607億66百万円

(平成19年9月30日現在における)

取得原価との
評価差額(L)     -13億31百万円       443億02百万円

 K-L(M)          71億62百万円       164億64百万円  

  M/A(%)          1.1                        0.5

「サブプライム問題」に端を発する、“金融不安”の傷は、南日本
銀行の方が、より痛手である。・・・・という結論は出せるでしょ
うか?。

 南日本銀行におかれましては、有価証券のポートフォリオを大胆に見直して頂きたいと思います。他の方が書かれるブログを読む限り、「これからは、海外通貨への分散投資(ドル一辺倒ではなく)」「ユーロを侮るべからず」というのが、今のトレンドのようです。

(ここから先、あくまで、シロウト木っ端株主の戯言として、読ん
でくださいね)

 地方の金融機関も、“ユーロ”を運用先に検討すべし!・・・?

2007年11月16日 (金)

「なんぎん」中間決算を読む(有価証券編)

0711162s 自然が、気まぐれに上演してくださった、影絵。

 さて、地上に這いつくばる人間は・・・・・、

 バンザ~イ!わが持ち株、そして“ふるさと”の地銀・千葉興業銀行(8337)の株、終値1,325円・前日比+121円(10.04%)。すすめ!ちば興銀。

 さて、ここから「メモ帳」部分です。

 プリントした南日本銀行の中間決算短信を、パラパラとめくって
みたら、ムムムムッ・・・・・!・・・???

 で、『「なんぎん」中間決算を読む(有価証券編)』と相成りま
した。

 ニュースでは「サブプライムで1億円損失=七十七銀行」(Yahoo!
ニュース
より)というのも記事になっておありますが、「七十七銀
」の規模からすると、蚊に刺されたようなもの(イヤ、蚊に刺され
るのもイヤ!という方がいらっしゃるかもしれませんが)。

 とりあえず、南日本銀行では「サブプライムで損失云々」とはな
ならなかったようですが・・・・。

(つまらない数字の列挙を、どう少しでも読んで頂けるよう、考え
ているつもりではアリマス)

 基本的な数字から。平成19年9月30日現在の

 南日本銀行の総資産額 6,579億43百万円 預金額 6,118億86百万円

    有価証券保有額 1,046億78百万円

 今回ネタに上げさせて頂くのは、その有価証券のうち「その他有価証
券で時価のあるもの」、
  取得原価 964億97百万円 中間連結貸借対照計上額951億74百万円
  評価差額 △13億22百万円

 そして「当中間連結期間において、154百万円減損処理を行っておりま
す」とのこと(1億54百万円ですよね)。

 さ、一年前の平成18年9月30日現在の「その他有価証券で時価のあるも
の」、
 取得原価 893億18百万円 中間連結貸借対照計上額 950億72百万円
 評価差額 +57億54百万円 とのこと。

 電卓を弾くと、単純に72億30百万円のお金を“蒸発”させてしまっ
たと・・・・・・?総資産の1%超、純資産309億78百万円の18.6%
ですよね・・・・。

(ここから先は、“ブラック・ジョーク”として、あくまで読んでくだ
さいね)

 自分の、“なんぎん”に対する忠誠心は、あくまで“○○さんがお勤め
の銀行”である限りですアリマス。○○さんに、せっせか「投資信託を売
れ!」とノルマを課して得る、「役務取引等収益」が1年でせいぜい10億円
ほどですよね・・・・。

 ヨカデスカ!頭取さん、○○さんに70億円のボーナスを支給しない限り、
オイは“なんぎんストーカー”を止めん!

 (あっ、この半年における“有価証券売却益”を考慮しなければいけませんね・・)

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