« 2011年6月 | メイン | 2011年8月 »

2011年7月

2011年7月 8日 (金)

七夕の日の夕焼け

 七月七日、七夕の日の夕焼け。

1107071s
 「あっ・・・。外出て、一枚写真撮りたい・・・・・」
 と思いつつ。なかなか、そのタイミングが訪れず・・・・。
 やっと、撮った一枚。

 ふ~~~。
 女性三人と犬一匹による“乾杯”シーンは、ちょっと先延ばし
させて頂きます。
 冗長になり過ぎず・・・・。

2011年7月 7日 (木)

第七章「女三人+犬一匹」⑩

 昨日午後4時半ごろの米ノ津川。

1107072s
 私が住む栄町(商店街)の低い部分は、かなり冠水していたとのこと。
 米ノ津川の本流も、橋の欄干下すれすれまで、一時は増水していたとのこと。
 不貞寝を決め込んでいた私、ちょっと申し訳ない気持・・・・・。

 一応出水市をモデルにした、「紫尾市」を舞台にした小説を書いている身と
しては、どうネタに取り込めるでしょうか。

 そうそう、今日は七夕ですね。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
         第七章「女三人+犬一匹」⑩
(最初から読んでみたいと思ってくださった方は、右「カテゴリー」内「自作
小説」をクリックしてください。m(__)m)

 「あはっ。私の親なんて、とっても真面目で厳しいから、一人娘の私が『オ
ナニー』なんて言葉を使ったら、一発で卒倒しちゃうんじゃないかしら・・・」
 とは、小雪。
 「言葉だけじゃないんですよ~。お風呂上りに、こっちがいい気分になって、
バスタオル一枚で、自分の部屋まで行こうとするとですよ。見たくないなら、
部屋に引っ込んでいればいいじゃないですか。ところが、わざわざ部屋から出
てきて、『青少年の健全育成に反するぞ~』なんて、はやしたてるんです・・・」
 「あらあら・・・。それは口とは反対に、お姉ちゃんのナイスボディを鑑賞
したい、って、ことね。そうか・・・、思春期の男の子って、そうなるんだ・・」
 と、茜。おそらく、頭の中では、自分の息子を思い浮かべているのだろう。
 睦は思いきって、話を続ける。
「私、反撃してやる~!って、思って、まずお風呂場から、
  『お姉ちゃんの、お通りだ~っ。瞬(しゅん)、時(とき)、控えおれ~!」
 って大声出してから、自分の部屋まで行くことにしたんです。そしたら・・・」
「そしたら?」 
 茜と小雪が声を揃えた。
「もう、なんで、そんな興味津々なんですか~。・・・そしたら、ですよ。ドア
が細く開けてあって、そこから二人が覗いているんです・・・・。
  『無礼者!』
 って、私が怒鳴ってやったら、
  『すき間から覗き見するのは、許されていることだ』
                     なんて・・・・・もう・・・・」

 「あははは・・・。さすがの御仮屋さんも、姉弟(きょうだい)ゲンカでは、
二人の弟連合の前に、形無しなんだ・・・・。
 うん、いいよ、御仮屋さん。姉弟ゲンカに負けた夜は、私のとこに泊まりに
来なさい。ベットに一緒に寝よう。そして私は、実の弟さんたちすらも惑わす、
御仮屋さんの魔性のボディを、一晩じっくり堪能するノダ・・・・」
 「もうっ。水溜さんまで~っ・・」
 「てへっ」

 「よ~~しっ。楽しそうなお話を聞かせてもらったところで、玉ねぎ抜き
グラタンを、オーブンにセット完了。あとは焼き上がるのを、待つだけ。
 さあ、もう、飲もう、飲もう。」
  茜が、提案した。
 「田所さん、ありがとうございます。御仮屋さん、運ぶの手伝ってね」
 もちろん、タダモトも「お手伝いしたい」という表情だ。
                           (つづく)

2011年7月 6日 (水)

第七章「女三人+犬一匹」⑨

「戻り梅雨」。いつもの、夜の帰り道。

1107061s
 ・・・・・って!、
 朝には、米ノ津川の増水により「避難勧告」が~!!!

  で、スミマセン・・・・m(__)m
  そのまま寝ておりました・・・・・。

(午後3時前「避難勧告」解除となりました)

 さ、今日もガンバラネバ。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
         第七章「女三人+犬一匹」⑨
(最初から読んでみたいと思ってくださった方は、右「カテゴリー」内「自作
小説」をクリックしてください。m(__)m)

 「そうそう。睦ちゃんって、弟さんたちの上に君臨する“お転婆お姉ちゃん”
って、感じじゃないの?」
 とは、茜。
 「違います~。その弟たち!瞬(しゅん)と時(とき)なんですけど。
“思春期”って言えば、聞こえはいいんですけれど、なんのことはない、
“スケベ盛り”で、イヤになっちゃうんですよ~~!」
 「ふ~~ん、そうなの?私、下に妹が一人いただけだから、そういう男の
兄弟のこと、わかんないな~。小雪さん、どう?」
 「私も。一人っ子なもんですから・・・・。で?その弟さん二人は、どんな
“スケベ盛り”なの??」
 なにやら、先輩二人は興味津々だ。
 「えっ・・・、あの~~・・・。私、裸の時が一番、身体が解放された気分
になって・・・・。だから、お風呂に入っている時が、気持ちよくて・・・。
それに、この髪ですから・・」
 そう、睦の自慢のひとつは、腰まで伸ばした黒髪だ。それを普段は、高く
ポニーテールに結んでいる。なかなか“女武芸者”らしくて、いいんじゃない?
と気に入っている。
 「髪を洗うのに、どうしても時間がかかりますよね。そしたら、弟たち二人
そろって、なんて言うと思います?」
 「さあ?なんて?」
 「『姉ちゃん、風呂の時間、長すぎ~。どうせ、風呂場でオナニーしてるん
だ~~。わ~~っ、姉ちゃん、キッタネエ~~』の合唱ですよ。『キッタネエ
~~』ですよ・・・・、ひどいと思いません?」

  ところが・・・・・。
 睦の憤りは先輩二人には通じず、もっぱら笑いを誘うばかりのようだ。
                          (つづく)

2011年7月 5日 (火)

第七章「女三人+犬一匹」⑧

 ようやく・・・・。
 免許更新に行ってまいりました。とりあえず、一安心。
 まあでも、講習には忘れずに行かねば。
 ・・・・と「だいわ」でのお買物。
 “鶏刺し”は、ちょっとコワイ?
 でも、実は私、好きなのですよね・・・・。

1107051s
 さ、週のはじめ、急ぎ。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
         第七章「女三人+犬一匹」⑧
(最初から読んでみたいと思ってくださった方は、右「カテゴリー」内「自作
小説」をクリックしてください。m(__)m)

 小雪も茜も、タダモトを室内に上げることには、抵抗がないようだ。
 「よし、タダモト、上がらせてもらおう」
 持参してきたタオルで、タダモトの足裏を拭(ぬぐ)う。
 上がらせてもらうと、我知らず、室内を観察し始めてしまう。
 居間は、クローゼット付き8畳一間のフローリングだ。そこに、簡易ベット、
テレビ、そしていかにも小雪らしく学習机が置かれている。床に、クッション
が三つ置かれているのは、床にじかに座って「飲もう」ということなのだろう。
 睦は、思わず
 「いいですね~」
 と、感想を洩らしてしまった。
 その声を耳に入れた、茜が反応してくれた。
 「でしょ~~。私も来た時に、同じ反応をしたの。ダンナとケンカして、家出
したいって時に、泊めてもらおうって、小雪さんに話していたところ」
 「そうそう。田所さんなら、歓迎しますって」
 「え~~っ。でも、茜さんが、ご主人とケンカするなんて、信じられません」
 そう。いつも微笑を絶やさない茜が“夫婦喧嘩”というのは、ちょっと想像
しにくい。だが、茜は
 「そんなことないのよ。家の中と、外ではやっぱり違うし。主婦には、主婦の
いろいろな気苦労があるわけなので・・・」
 「そんな~~」
 睦は、つい言葉に詰まってしまったが、ここは方向転換。
 「じゃあ、私も家出したい時は、ここに泊めてもらっていいですか?」
 「あら?御仮屋さんこそ、どうしたの?たしか、下に弟さん二人で、いかにも
にぎやかそうな、ご家族じゃない?」
 小雪が訊いてきた。
                           (つづく)

2011年7月 3日 (日)

「いらっしゃいませ~!」の英語は?

 オイオイ、こんなところに巣を張らないでくれい~~。

1107031s
 スミマセン・・・。本日は、自作小説は「お休み」です。m(__)m

 で、罪滅ぼしに、愛しのヒロイン・むっちゃんに負けじとガンバル、
オジサン店員の小ネタを。

 日本人の持つイメージである「外人さん」に、ピッタリ適合される
白人男性の方が、近頃コンビニにしばしばご来店してくださるもので。
 「Four hundred thirty yen,Please. (430円です)」
  とやら、オジサン店員は言うわけで・・・・・。
(もちろん、そんなことは言わなくても、お会計は出来るわけで)

 で、
 「Thank you, See you next time!
    (ありがとうございました。また、お越しくださいませ)」
 というのは、抵抗なく言えるのですが、

  ふ~~~む、
 日本語の「いらつしゃいませ~!」に対応する英語って?????
 和英辞書を引くと、
   「May I help you?」
 なのですが、・・・・・・・・・・・・・・
  これじゃあ「なにか、お探しですか?」という意味じゃない?

 で、
   「Good evening, Sir.」
 と言ってみたりするのですが、これじゃあ、やっぱり「こんばんは~」
なんじゃないかな・・・・・。

  教えて!、むっちゃん。

2011年7月 2日 (土)

第七章「女三人+犬一匹」⑦

 またまた本日も、南九州ファミリーマートの商品を。
 以前から興味津々だった
  「鹿児島県産天然真鯛の鯛めし」。

1107021s

 「天然」という二文字が入ると、いかにも錦江湾の深海から一本釣り
で釣り上げられた鯛、というイメージを持てるから、不思議。
 そして、本日発見してしまったシール。「国産米使用」。
 自分、最近とんとズボラになってしまって、ニュース等細かくチェック
していないのですが、そういえば「コメ不足」になるのか・・・・。
 そうそう、7月から一部パン商品が値上がりしたようだし・・・。
 
 本格的なインフレが来る?

 ・・・・・と、久しぶりに一つのおにぎりから、経済ネタを書いた
ところで。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
         第七章「女三人+犬一匹」⑦
(最初から読んでみたいと思ってくださった方は、右「カテゴリー」内「自作
小説」をクリックしてください。m(__)m)

 そして、玄関に歩み寄って来て、
 「は~い。タダモトくん、はじめまして。私、茜です」
 と、身体を前かがみにさせて、タダモトに向けて挨拶をした。
 ぱっとタダモトが後足で立ち上がった。そして、前足を茜の肩に置き、顔
を茜の顔にくっつけた。
 「だめ!、タダモト!」 
 睦は、ついつい声を出してしまった。大型犬にそんなことをされたら、誰でも
びっくり仰天だ。ところが、当の茜は、
 「わ~~。大歓迎してくれるんだ~~。嬉しいな~。よし、よし・・・・」
 タダモトの頭をなでている。そして、しばらくして、
 「よ~~し。タダモトくん、ごめん、また後でゆっくりね。私、今、お料理
の手伝い中なの」
 と言って、タダモトの脚を肩から外した。
 「ねえ、睦ちゃん。聞いてくれる?傑作なの~。『張り切り過ぎて、八時
までに、料理を作れそうにない』なんて、あたふたした小雪さんから電話が
かかってきたのよ。普段の小雪さんのイメージからは、想像できないじゃな
い。大急ぎで、エプロン持参で駆けつけて、お手伝いしているところね」
 「もう・・・・、田所さんったら・・・。『普段の私のイメージ』って、
どんなイメージなんですか~。
 ・・・・・でも、実は私、恥ずかしながら一人暮らしって、初めてでさ。
実のところ、結構楽しんでいるの。で、今日は失敗しちゃった・・・・・。
 でも、田所さんって、ホント、さっと飛んできてくれたのよ~」
 「あらあら・・・。このエプロン姿が、ちょっとスーパーウーマンに
見えないこと?」
 茜がひらりと、両手でエプロンの裾を広げて見せた。

 「さ。御仮屋さんとタダモトくんは、奥に上がって、ちょっと待っててね」
                          (つづく)
                   

2011年7月 1日 (金)

第七章「女三人+犬一匹」⑥

 さ、今日から7月。
 「あ~~、忙しくなるし・・・、体力の消耗が・・・」
 と悲観的に考えるのではなく、
 やっぱり
 「夏が来た!!」
 と、叫ぶべきなのでしょう・・・。

1107011s

 近頃は、“甘いもの”に対する関心が薄れて、暑い時はもっぱらビール!に、
焼酎ロック!派なのですが、疲れた身体には、やっぱり糖分!という時がある
かもしれませんね。

 さて、ふと気がついてしまったこと。
 タダモトには、しっかり静かに“聞き役”に回ってもらわないと、女三人組
の会話が薄れてしまうな・・・・・。で、軌道修正中・・・。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
         第七章「女三人+犬一匹」⑥
(最初から読んでみたいと思ってくださった方は、右「カテゴリー」内「自作
小説」をクリックしてください。m(__)m)

 約束の時間午後八時には、少々遅刻することになってしまった。教えてもら
った、小雪が借りるアパートまでは、急ぎ足で約十分。タダモトを従え
て急ぐ。
 アパートの敷地内駐車場にたどり着いた時、二階の一室のドアが開かれ、
小雪がなにやら男性と応対しているのが見えた。
 (なにかしら?)
 階段を上がって、部屋に近づいた。小雪と話をしていた初老の男性が、睦の
姿に気づいて振り向いた。そして、ギョッとした表情をした。睦に、という
より大型犬であるタダモトに、驚いたのだろう。
 「あの~~。私、その部屋の水溜さんの友人なんですが・・・・」
 睦は、小雪とその男性との関係がよく解らないものの、一応挨拶をした。
 男性は、ちょっとうろたえたのだろう。小雪の方に向き直ると、
 「あっ、お邪魔してしまっているようで・・、私はこれで。なにかあった
ら、いつでも相談しにいらっしゃい」
 と言って、あたふたとその場を離れた。それでもすれ違う時に、睦とタダモ
トをまじまじと眺めていくことを忘れなかった。
 「ありがとう、御仮屋さん。近所の“おせっかいオジサン”ってヤツ」
 怪訝そうな睦を察した、小雪が説明してくれる。
 「私の父って、“市内”で・・・、あらあら・・ここも立派な“紫尾市内”
よね・・。鹿児島市内の団地で、自治会の役員をやっているのよ。だから、娘の
私も、アパートを借りた時、こっちの自治会にも入ったのよ。そりゃあ週中(しゅ
うなか)しか居ないんだけど、でも、やっぱり『ゴミだし』とかするじゃない。
ところが、女の一人暮らしなのに、自治会に入るなんて~~って、珍しがられち
ゃってさ。親切心と好奇心がごちゃ混ぜの“おせっかいオジサン”のご訪問を、
しょっちゅう受けることになっちゃった、てとこ・・・・」
 一区切りをつけて、小雪は表情を改めた。
 「さ。そんな話より、ようこそ、いらっしゃいました~。御仮屋さんにタダ
モトくん。お待ちしておりました」
 明るい玄関に、招き入れてくれた。
 ふと横を見ると、キッチンにはエプロン姿の茜が立っていた。
 「よっ。遅いぞ~、睦ちゃん」
                         (つづく)

 
 

プロフィール

フォトアルバム

ごろごろ

最近のトラックバック