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2011年8月

2011年8月31日 (水)

四国に、行きたい!

 ちょっと怖いこと。

 パソコンの横に置きっぱなしにしている、携帯DVDプレーヤー、
なにげに「あれ?、安定が悪いな~」と思って、持ち上げてみたら、
   ゲッ!!

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 内蔵されている電池が、膨張してフタを破っている・・・・。
 少々高くても、やっぱり「日本製」を買わねば・・・と思いました。
                           ハイ。

 大浦小中学校廃止の記事を目にして、久しぶりに南日本新聞「ひろば」
欄に投稿。もう、投稿なんてセン!!!と思っていたのですが、
 でもでも・・・・・、
 私ごとき人間が、自分の思いを他の方に知ってもらいたい!
  と思ったとき、やっぱり「ひろば」なのですよね・・・・・・。

 折り返し、修正の依頼メールが。

               深く感謝いたします。m(__)mm(__)m
(いや、それで掲載されるか否かは、別である。重々承知しております)

 そんなこんなで、本日も、わが愛しのヒロイン・むっちゃん、ごめんなさい!

 で、本日は。
 「負けるな」ともうひとつ、わが心の拠り所・“お師匠さま”。

 秋の学園祭シーズンに、

  四国の某地方都市へ、行きたいぞ~~!!!!

 という願望を、表記。

 “お師匠さま”が学究生活を送られる街を、見てみたいでアリマスル・・・・。

2011年8月30日 (火)

 第八章「新米館主、お見合いする?」⑳

 月曜日は、午前5時前の帰宅となり・・・。

 ふいと空を見上げれば、キラキラを通り越して、
 ギラギラと輝く、シリウスひとつ。

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 スミマセン。橋の丸い欄干の上にカメラを置いて、手で押さえつけながら、
15秒露光だったので、ブレております。
 もう少し上方には、オリオン座が。

 さ、また一週間が始まりました。
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         第八章「新米館主、お見合いする?」⑳
(最初から読んでみたいと思ってくださった方は、
    「新米館主・御仮屋睦」の目次ーFC2小説
                       を是非に。m(__)m)

 「わしが審判を務めて、しんぜよう」
 じいさんが名乗り出てくれた。
 「お互い、ケガはしたくないじゃろ。まず、お互い上段に振りかぶってみい。
そして、わしの合図とともに、相手の頭をめがけて振り下ろす、そして頭の上で
ピタッと止めてみる。よいか」
 「じいさん、ちょっと待って。さすがに、これは、脱がさせてもらいます」
 睦は、ハイヒールを脱いで、脇に置いた。
(本当は、ストッキングも脱ぎたいんだけど・・・)
 ぐっと、睦がまた小柄になった。
 「失礼します」
 と、さっと近づいてきて、そのハイヒールを手にして、またさっと離れた
のは、坂道だ。その“年下のボーイフレンド”ぶりが、睦には面映い。
 「あっ・・・・。これも、撮影してよろしいでしょうか・・・」
 遠慮がちに訊いてきたのは、桐嶋だ。もちろん、この遠慮の相手は、睦で
はなく、対戦相手の慎三郎に対してだろう。
 「あっ、自分にはお構いなく・・・」
 断っては“漢が廃る(すたる)”のだろう、慎三郎も同意した。

 「よし。それでは、お互い構え」
 睦は棒で、慎三郎は竹刀で上段の構えをとった。そして、睦は竹刀が振り下ろ
される位置まで、慎三郎に近づいた。
 「おおおっ・・・。結構、見栄えのする組み合わせじゃの。
     さあ、よいか、それでは、一・二の三じゃ。
                       一・二・三っ!!」
  「やっ」「おっ」
 棒と竹刀が、お互いの頭めがけて、ヒュンと振り下ろされる。
 睦は、ピシッと慎三郎の頭上数ミリで止めてみせたが、慎三郎の方は、竹刀
の軽さに戸惑いがあるのだろう、実はコツンと睦の頭にぶつかってしまった。
 (しまった~)
 という表情に対して、
 (大丈夫。上出来)
 睦は、にこっと笑い返す。
 「慎三郎くん、気にしない。上出来じゃ」
 じいさんも、同じ判断だ。
                          (つづく)

大浦小中学校、廃校

 時には、結局新聞なんぞ開かない日もある日常なのですが・・・。

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 そうか・・・・。あの大浦小中学校がついに「廃校」ですか・・・。

 記事から一部引用させて頂きます。
『・・・・現在は過疎化が進み18世帯32人で、65歳以上が9割を超す。
 同校は1990年から休校中。今後も新入生が見込めないため、住民の
了解のもと廃校が決まった。
         ・・・・・・・・                』

 いや、たまたま通りがかった一介の旅人の感傷であることは、重々
承知しております。

  わが心の拠り所が、ひとつ消えます。

 惜別。改めて。 

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2011年8月28日 (日)

第八章「新米館主、お見合いする?」⑲

 巨大UFO(?)のような雲。

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 ふ~~。
 あと一日店番して、ようやく「休み」が回ってきます・・・。
 で、今夜は、たぶん店番が終わってから、店頭に置かれた募金箱の
中身を数えるという作業が・・・・・。
 正直、面倒くさいのですが、少しでも被災者の方の手元に届くように・・・。

 さて。ガンバリましょう!!
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         第八章「新米館主、お見合いする?」⑲
(最初から読んでみたいと思ってくださった方は、
    「新米館主・御仮屋睦」の目次ーFC2小説
                       を是非に。m(__)m)

 「いや・・・。オレは、別に構わないが、竹刀でも当たれば怪我するぞ」
 「あはっ、そうね。叩かれて、たんこぶができたら、私、身長伸びるかし
ら・・・・。って、私も、一応女ですから、怪我したくないわ。慎三郎さん、
“寸止め”してくれないかしら。さっきの素振りを拝見するかぎり、十分
木刀をコントロールしていたように思うわ。出来るでしょ?」
 「わかった。・・・・しかし、その格好でか・・?」
 慎三郎の剣道着姿に対して、睦は、フワフワな生地を多用した、“勝負”
ワンピースだ。
 「いけない?」
 睦は、ここでことさらに胸をはってみせる。
 「Beauty is Force(美は、力なり).
  A lady,
        She dress Beauty.
           So,
              She become a Knight.
    (淑女は、美を装うことにより、騎士となる)
                         どう?」
 睦は、いたずらっぽく慎三郎を見上げる。
                       (つづく)

   英語が、やっぱりムズカシイ・・・・。

2011年8月27日 (土)

寝坊・・・

 通り雨が通った後を、出勤。

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 で、ふと目覚めて、時計を見たら、げっ!!午後3時過ぎ~~!!!

 ごめんなさい。愛しのヒロイン・むっちゃん、寝坊しました・・・・・・・。m(__)m

2011年8月26日 (金)

第八章「新米館主、お見合いする?」⑱

 (おっ、きれいな夕焼け!)
 と思っているときにかぎって、お客さんは多く・・・。

 刻々と変わる空の色合いを横目に。
 ようやく、ひとっ走り、外へ出ることが出来ました。

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 日中、嫌な夢を見てしまい・・・。

 さ、嫌な夢を見てしまった不快感を、吹き飛ばすためにも。
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         第八章「新米館主、お見合いする?」⑱
(最初から読んでみたいと思ってくださった方は、
    「新米館主・御仮屋睦」の目次ーFC2小説
                       を是非に。m(__)m)

 慎三郎は、鹿児島に伝わる「示現流」ではなく、あくまで我流というつもり
なのだろう。木刀を振り下ろすだけでなく、横に薙ぎ払う、あるいは振り下ろ
した木刀を、ブン!と下から振り上げる動作を披露してくれる。
 そのたびに、木刀が空を斬る音が、ブン!と響く。
 「こりゃあ、もう『野太刀(のだち)』じゃの」
 じいさんが、つぶやく。

 やがて、かなりの汗が噴出し始めた慎三郎が、一礼して、素振りを終えた。
 睦がすかさず拍手をする。周囲の者も、後に続いてくれた。
 「やっぱり、昼の太陽が出ている時にすると、汗が出てくるのも早い」
 慎三郎が、感想をもらす。その表情は、かなり満足そうだ。

 「ねえ、慎三郎さん、今日は私たちの“お見合い”よね。ここは、私たち
らしく、お手合わせ、しない?」
 睦は、提案した。
 「お手合わせ、って・・?」
 「立ち合いよ。私と試合しない?」
 慎三郎は、ぎょっとしたのだろう、睦の顔をまじまじと見つめ返してきた。
 「怖くないのか・・・・」
 「ははっ。まさか、まさか。そんな木刀を相手にしたら、私なんて、一発
で地面にめりこんじゃうわ」
 睦は、後ろを振り向いた。
 「聡くん、ごめん。道場の中へ行って、その棒と同じ長さだけれど、ひと回り
細い棒と、竹刀、持ってきてくれない?」
 高校生のボーイフレンド・坂道に頼んだ。
 「ここ、古武道の道場だから、各種武具、取り揃えてございま~す、ってね」

  やがて、ひと回り細い棒と竹刀が、睦の手元に届いた。
 「どう?、これなら、怖くないでしょ」
 睦は、竹刀を慎三郎に差し出した。
                          (つづく)

2011年8月25日 (木)

第八章「新米館主、お見合いする?」⑰

 とかなんとか、マイブーム(?)と化しております、「おでんラーメン」。

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 昨夜は、具に「味付け玉子」「さつま揚げ」「豚なん骨」を。

 ああ、本日は世間様では「給料日」。
 コンビニ、忙しいのやら。
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         第八章「新米館主、お見合いする?」⑰
(最初から読んでみたいと思ってくださった方は、
    「新米館主・御仮屋睦」の目次ーFC2小説
                       を是非に。m(__)m)

 「あっ!、でも・・・。人前は、苦手?」
 そうだった。相手は、“引きこもり”というデリケートな人種なのだ。
 「バカにしないでくれ。昔は、マイクを持って人前でしゃべるのが、仕事
だった」
 どうも慎三郎は、睦に対抗心を抱いたらしい。
 (うふっ。ちょっといい傾向かしら・・・・)

 観光スポットでもある、試心館に居合わせた観光客も、「はい、次の目的地へ」
とならずに、次の成り行きを見守っている。

 慎三郎は、緊張をほぐすように、手にした木刀を、片手で振ってみせた。
 「きゃっ!、すごい腕力・・・」
 睦は、つい声が出てしまった。その木刀は、柄こそ握りやすい太さになって
いるが、それ以外は丸太のように太いのだ。慎三郎の、さりげない力の誇示だ。

 「それでは、軽く素振りでも」
 慎三郎は、木刀を振り上げて『八双の構え』をとった。『示現流』のつもり
だろうか。“引きこもり”と言っている以上、誰かの下に師事しているわけで
はないはずだ。たぶん、ネット上をあれこれ調べて真似をした我流なのだろう
が、その構えは、木刀の重さにも負けず、結構サマになっている。

 「きえっ~~~!」
 大きな気合とともに、木刀が振り下ろされる。
  ブ~~~ンッ
 空を斬る木刀が、迫力満点にうなり音を出す。
 そして、ピタッと地面すれすれで止められた。

 (なかなか強敵・・・)
                       (つづく)

2011年8月24日 (水)

第八章「新米館主、お見合いする?」⑯

 ファミリーマート、今週の新発売商品。
 「おでんらーめん」(一玉120円。具のトッピングは、ご自由に)

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 う~~~ん、これなら、カップラーメンの方が・・・・。

 さ、愛しのヒロイン・むっちゃんに活躍して頂くべく。
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         第八章「新米館主、お見合いする?」⑯
(最初から読んでみたいと思ってくださった方は、
    「新米館主・御仮屋睦」の目次ーFC2小説
                       を是非に。m(__)m)

 「こらっ、慎三郎。御仮屋さんに、失礼じゃない。お辞儀くらい、きちんと
しなさいよ~」
 「いいんだ、おふくろ。オレが、リアルな女は嫌いなこと、知っているだろ」
 そんな親子の会話が、睦の耳にも届く。

 仕方がない。
 「聡くん、ちょっと、この棒、持っててね」
 棒を坂道に預けると、二人のそばへと歩み寄った。
 「おはようございます。私が、御仮屋睦です。平手慎三郎(ひらで・しんざぶろ
う)さん、ですよね。はじめまして。あの、その姿は・・・、剣道をやっていら
っしゃるんでしょうか?」
 「そうなの、そうなの・・。実は、私が御仮屋さんに隠していたの。慎三郎は、
庭に巻藁(まきわら)を立てて、夜中に何時間も、木刀で叩いているのよ~~。
ちょっと怖いくらい・・・・。でも、私だって、御仮屋さんに、本当に慎三郎の
こと、気に入って欲しいな~って気持もあるの、母親だもん。どう?外見だけ
なら、ちょっと青年剣士でしょ」
 タツばあさんが、ここぞとばかりに説明してくれる。

 ・・・・が、当の慎三郎はというと。
 睦を前にして、みるみる顔が紅潮し始めている。
 「おっ、おまえ、女っ臭えな・・・・・」
 確かに、一運動した後の睦からは、それだけ激しく芳香が湧き上がっている。
 「ほ~~、むっちゃんの香りが、わかるか・・・」
 じいさんが、感心する。
 当の慎三郎は、顔面の紅潮を、なんとか取り繕うとしているらしい。
 二,三咳払いをした後、
 「ご、誤解するな。顔が赤くなったのは、あんたに会ったからじゃない。
普段、若い女を見る機会がないから、身体が勝手に反応しているだけだ。単なる
“生理現象”って、やつだ」
 言い訳にならない、言い訳をする。
 (あらあら・・・・・。ふ~~ん、やっぱり、ここは私が、積極的にリード
しちゃって、いいのかしらね・・・・)
 「そう、大変・・・。話は、あとにしましょう。その頭にのぼっちゃった血を
戻すためにも、せっかく愛用の木刀を持っていらっしゃたようだから、私たち
に、あなたの剣の腕を見せてくれないかしら」
 慎三郎は、二十代後半か三十代前半といったところか。二十の睦に、にわか
にタメ口にされて、ちょっとびっくりしたようだが、ろくな挨拶をしなかった
慎三郎に非がある。気にしないふりをするつもりのようだ。
 
 「・・・・・わかった。いいとも」
 慎三郎が応じた。
                         (つづく) 

2011年8月23日 (火)

傘が手放せない

 申し訳アリマセンm(__)m。本日も、自作小説はお休みさせていただきます。

 出勤する時。

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 帰る時。

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 今日も、傘は手放せません。

2011年8月22日 (月)

第八章「新米館主、お見合いする?」⑮

  秋雨の夜。
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 う~~~ん、でも、これって、

  天からの、せめてもの“慈悲”?
(結局、『電力不足』という事態は回避されたような・・・)

 いやいや!。

 でも、これからは『コメ不足』の危機が報じられるようになる
ノデショウカ・・・・・・。

 笑いたい方は、どうぞ私を笑ってくださいませ。

 私が、できること。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
         第八章「新米館主、お見合いする?」⑮
(最初から読んでみたいと思ってくださった方は、
    「新米館主・御仮屋睦」の目次ーFC2小説
                       を是非に。m(__)m)

 漆黒に染められた剣道着姿で現われた、その男性こそ、確かにタツばあさん
が睦に紹介しようとしている、息子・平手慎三郎(ひらで・しんざぶろう)で
あるのだろうが。

 それにしても・・・・。

 睦が持つ“引きこもり”のイメージは、『日照不足で色白、運動不足でブクブ
クに太った肥満体』なのだが。
 現われた男性は、たしかに色白で、この初夏といってもよい太陽の陽射しに、
目をショボショボさせているのだが、その体形は、剣道着の上からでも、きちっ
と均整がとれているのが、見て取れる。おまけに、右手にはどうにも重たそうな
“素振り用木刀(?)”を手にしている。

 (えっ!?)
 と思ったものの、今は睦自身、技を披露している最中だ。
 頭上で回していた棒を、
 「ヤッ!!」
 という気合とともに、打ち下ろして、地面スレスレで止めた。

 再び、棒を背中に隠すようにして、一礼。
 拍手がおこる。「ワンッ!」という吠え声は、タダモト。

 「ふ~~ん、無骨な新納流に、むっちゃんは色っぽさを加えてくれたの・・・」
 とは、じいさんだ。

 そして、
 「素敵!、御仮屋さん、素敵よ。
 ちょっと遅れちゃって、ごめんなさい。これが、私の息子・慎三郎」
 と紹介してきたのは、もちろん、タツばあさん。
 睦は、タツばあさんとその息子という二人に、改めてさっと礼をしたのだが、
その息子とやらは、かるく顎を動かしてみせただけだった。
                           (つづく)
 

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ごろごろ

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