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2011年8月

2011年8月22日 (月)

第八章「新米館主、お見合いする?」⑭

 連休の時間は、あっさり終わり・・・・・。
 さっ、夕方からまた、「いらっしゃいませ~!」漬けの日々。

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 ふと、「炊きたての白いご飯、食べたい~~!!!!」という
衝撃に駆られたものの、わが家の電気炊飯器は、すでに何年も
放置状態・・・。う~~ん、使えるんだろうか??・・・・・
という疑問の前に、結局「だいわ」のお惣菜売場のお世話に。

 そんなこんなの連休でありました・・・。

 で、小説書きの方は、捗らず・・・。
 けれども、
FC2小説ー恋愛からミステリーまで無料ネット小説
小説家になろう

 で、他の方の作品を、真剣に(!)拝読させて頂いたつもりですが・・・。

 う~~~ん、結論としては、

 無料(ただ)ほど、安いものはない!

 1ページ目を読んで、「な~んだ、つまらない」であれば、その場で、ポイ!

 読み続けてくださる読者の方を「一人つくる」。

 その険しさを、実感します。

 さ。
 それでも、愛しのヒロイン・むっちゃんであります。
 当然のことながら、オジサン作者としては、「胸の躍動感」を描写したくなる
のですが、・・・・・その前に、あったぞ!!!!
 “女性の美”を表すものとして、「髪」があるじゃないか~~!!!!!
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         第八章「新米館主、お見合いする?」⑭
(最初から読んでみたいと思ってくださった方は、
    「新米館主・御仮屋睦」の目次ーFC2小説
                       を是非に。m(__)m)

 御仮屋睦の自慢のひとつ、腰まで伸びた黒髪は、睦のお気に入りの髪型・
ポニーテールに、今日もまとめている。(アップにしてみようかな・・)と
思ったのだが、結局いつも通り。それでも、今日はえんじ色のシュシュを加えて、
おしゃれをしてみたつもりだ。
 その長い黒髪が、睦の動きに合わせて、
  パン、パン、パン
 と、小気味よく背中を打つ。睦がターンをすれば、黒髪は三日月となって、空
を斬る。

 そして・・・・・・

 (いやん。私、まだ、おっぱいって、成長中なのね・・・・)

 考えた挙句、今日はストラップレスのブラジャーを着けてきたのだが、それは
失敗だった。睦の胸は、ここぞ!とばかりに暴れまくる。ワンピースの布地すら
突き破るつもりだ。

 (もう・・・・)

 そんなこんなで、実は悪戦苦闘中の睦であったが、門をくぐってきた人影に、
すぐ気づいた。
 一人は、“タツばあさん”こと・平手達子。そして、・・・・・

 (えっ??!!!・・・・、あの“引きこもり”って、いう???)
                            (つづく)

2011年8月19日 (金)

第八章「新米館主、お見合いする?」⑬

 お隣の学習塾の「夏期講習」も、お盆休みが終わって、再開。

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 学生たちの夏休みも、あと2週間たらず。

 ふ~~~。私も、今夜をしのげば、「連休」。
 まあ、でも、立ち尽くめでむくんだ足を治すため、寝るが一番!
                     ・・・・・となりそう・・・。

 あっ、パソコンの前で小説書き、というのも、まあ足への負担は軽いでしょうか。

 さ、今日の分。
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         第八章「新米館主、お見合いする?」⑬
(最初から読んでみたいと思ってくださった方は、
    「新米館主・御仮屋睦」の目次ーFC2小説
                       を是非に。m(__)m)
 「ほっ」
 再び発した気合とともに、さっと棒を前に振り出す。そのまま左手も添えて、
身体の前で、棒を回し始める。
 (うふ、身体は覚えているものね・・・)

 棒の扱いは、睦が小さい頃から、じいさんの下で学んできた技のひとつだ。
習熟度、身体の成長度に応じて、棒の長さ・太さを替えておこなってきた。そ
して、じいさんこと新納義彰の人柄なのだろう、『鍛錬』としてではなく、睦と
『遊ぶ』姿勢で教えてきてくれたものだ。

 (さ、失敗しませんように)
 身体の前だけでなく、右側、左側で。そして、両手を差し上げて、頭上で。
くるっと身体をターンさせながら。さらには、ぐっと左足に体重をかけた後屈
姿勢で。棒が風を斬る音が、耳に心地よい。

 その睦の姿は、見る者に、力強さと同時に美しさを魅せる。小柄な睦が、ひと
きわ大きく見える。また動きとともに、ふわりとひるがえるワンピースの裾から、
時おりのぞく脚線が、美しさを添える。
                         (つづく)
      動作の描写も、またムズカシイ・・・・・。

2011年8月18日 (木)

佇む猫

 アーケード街に、佇む猫。

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 お盆が終わって、またいつもの出水に・・・という感じ、でしょうか。
 そして、秋雨前線が夏の雰囲気を一気に洗い流し。
 「おつかれさまです」
 と、コンビニを出た途端、ふと虫の鳴き声が耳に入ってきました。
(いや、もちろん、その前にだって、虫は鳴いているのでしょうが)
  
           あ、秋。

 申し訳ありません。m(__)m 本日、自作小説は、休載させてください。

2011年8月17日 (水)

第八章「新米館主、お見合いする?」⑫

 ここ数日の雨続きで、川の流れもぐっと勢いが増し。

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 立ちっ放し、というのは、やっぱりシンドイ・・・・。

 さ、がんばるぞ~~!!
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         第八章「新米館主、お見合いする?」⑫
(最初から読んでみたいと思ってくださった方は、
    「新米館主・御仮屋睦」の目次ーFC2小説
                       を是非に。m(__)m)

 「そうでしょ。でも、聡くんなら、棒回しくらい、すぐ出来そうだけれど、
この棒、ちょっと持ってみて」 
 睦は、棒を坂道に持たせた。
 「あっ。意外に重いですね」
 棒が、人の手を渡って、それぞれが手にしてみる。

 再び棒を手にした睦は、
 「さあ。それでは、小さい頃から、じいさん・・・・って、あっ、やっぱり
『じいさん』って、呼ぶね・・・・、新納さんことじいさんと、“遊んで”き
た私が、“棒回し”をしてみますね」
 「ちょっと待ってください!。まさか、その格好でするんじゃないですよね!?」
 と声を出したのは、桐嶋だ。
 「はは、だめですか。ちょっとコスプレみたいかな・・・」
 「待った、待った!。ここは、しっかり撮らなければいけません。レフ板を用意
します。新納さん、坂道くん、ちょっとお手伝いをお願いします・・・・」
 たちまち、レフ板によって睦が明るく照らされる状態となった。
 「あの・・・、私も写真を撮っていいですか?」
 という声をきっかけに、観光で訪れた者も、デジカメ・携帯電話等それぞれ持ち
構えた。

 「すごく、緊張してしまいます。失敗しても、そこはご愛嬌、ということで、
許してくださいね。さすがに私では、片手でこの棒を扱えないので、両手を使っ
ての“棒回し”を、見ていただきます」
 睦は、一礼する。そして、
 「はっ」
 と、一声気合をいれて、まず右手で持った棒を背中に隠す構えをとる。
(やっぱりハイヒールを脱いで、裸足になればよかったかな・・・・)
                             (つづく)
 

2011年8月16日 (火)

第八章「新米館主、お見合いする?」⑪

 深夜の大雨。

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 そうそう、書いておきたかったことがあります。
 先日、出水では有名人、今では観光名所の『東雲あじさい園』を、独り
黙々と開墾したという逸話の持ち主・Mさんが、コンビニに来店してく
ださりました。
 そして、
 「仕事ばっかじゃ、いっげ~(一気に)、老けっど(老けるぞ)」
 と。

 なんとかしたい・・・・・・。
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         第八章「新米館主、お見合いする?」⑪
(最初から読んでみたいと思ってくださった方は、
  「新米館主・御仮屋睦」の目次ーFC2小説
                       を是非に。m(__)m)

 そんな睦の杞憂を知ってか知らずか、じいさんが
 「むっちゃん、今タダモトに新納流鍛錬法のひとつ、『屋敷回り』をやって
もらったところじゃ。
 どうじゃ、むっちゃんも、なにかひとつ、披露してはいかがかな」
 と、提案してきた。観光客の面々はもちろん、坂道、桐嶋もそれを期待して
いるのだろう。
 (その時のことは、その時。
  ここは、まず楽しんでもらおう)
 「そうね。う~~ん、なにをお見せしましょうか・・・。今日は、こんな格
好ですし・・・。そうだ!。皆さん、少々お待ち願いますね」
 と言って、睦はいったん道場に入った。壁には、各種の武具が掛けられている
が、その中から、長さ一間(約1.8メートル)の木の棒を選んだ。いわゆる『棒術』
で使うためのものだ。
 皆の前に戻ってきた睦は、
 「さて、皆さん、『棒術』って、聞いたことありますよね。鹿児島県内では、
『棒踊り』という伝統芸能として、伝わっているところも多いですよね。棒とい
う、比較的身近にさっと武器の代わりになるものを使った武芸として、昔は結構
広く伝わっていたようです」
 とおおまかな解説を加え、
 「そこで、この棒。身長は百五十センチほどの私が持つと、とっても長く見
えてしまいますが、だいたいこれが標準の長さとされています。ただし、この
棒は、斬り込んできた刀を受けても、すぐ折れてしまわないよう、やや太めです。
ほら、私ぐらいの手では、正直ちょっと扱いづらいんです」
 と、睦の身体とその棒を比較するように、説明した。

 「さ、『棒術』といえば、皆さん、どんな動きが思い浮かびますか?」
 ここで睦は、聞き手に質問した。
 「あっ、棒をぐるぐる回すやつ!」
 坂道が、さっと反応した。
                           (つづく)

2011年8月15日 (月)

第八章「新米館主、お見合いする?」⑩

 夕日のなごり。

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 今日は雨。晩夏へと。

 さあ、週のはじめ、気合を入れるためにも。
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         第八章「新米館主、お見合いする?」⑩
(最初から読んでみたいと思ってくださった方は、
  「新米館主・御仮屋睦」の目次ーFC2小説
                       を是非に。m(__)m)

 カップルでドライブ・デートの最中に立ち寄ってくれたのだろう、男の方が、
 「かわいい~~」
 という感想を口から洩らしてしまい、隣の彼女から肘打ちを喰らうのを、睦
は目撃してしまった。
 「テレビで拝見しました。ホント、小さくて、おきれいで、自分の娘にしたい
感じだわ~」
 という褒め言葉をくれたのは、仲のよさそうな熟年夫婦。
 
 そして、と言うべきか、人垣は観光客ばかりでない。
 「おっ、聡君、おはよう」
 睦の“高校生のボーイフレンド”、坂道聡の姿があった。
 「睦さん、おはようございます。新納さんが、呼んでくださりました」
 「むっちゃんの友達ということは、わしの友達でもあるからな・・・・」
 と、しれっとじいさんが付け加えた。
 
 そして、こちらは、やっぱり、と言うべきだろう、
 じっと睦の姿を、ビデオカメラで追い続けているのは、紫尾写真館の若
ダンナこと、桐嶋誠治だ。
 「御仮屋さん、いいっすよ。今日のファッション、極まってます」
 
 残念ながら、警察官の大山隆志は、今日は勤務中のようだ。

 とはいえ、今日は本当は「お見合い」なのだ。表の間の縁側にでも座って、
相手とゆっくり話をしようという目論みは、無理なようだ。
                          (つづく)

2011年8月13日 (土)

第八章「新米館主、お見合いする?」⑨

 真夏の快晴。

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 他の方は、どう思われるでしょうか。真夏の空って、「入道雲が湧いて」と
いうイメージが強いのでは?。

 さて、今日は、いささかなりともの意地を。
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         第八章「新米館主、お見合いする?」⑨
(最初から読んでみたいと思ってくださった方は、右「カテゴリー」内「自作
小説」をクリックしてください。m(__)m)

 実は、8センチのハイヒールは朝の通勤用になっている。そして、きれいに
見える歩き方、はてまた走り方を、考えながら歩を進めている。今日は「お見
合い」だ。相手と試心館の敷地内をぶらぶらする時に、その研究の成果が発揮
されるはずだ。

 さて、改めて“じいさん”こと新納義彰の屋敷、つまり「新納流試心館」へ
着いてみると、いつもはひっそりとしているところが、今日はなにやらにぎやか
だ。
 (なにかしら?)
 疑問に思いながら、門をくぐってみると、
 (ああ、もうGWなのね・・・・)
 ドライブがてらに、武家屋敷街見物にやってきたのだろう、観光客らしい
者が八人ほど、小さな人だかりを作っている。その人だかりの注目する先は、
この屋敷の飼犬・タダモトだ。
 タダモトは、くるっくるっと小さく円を描いて勢いをつけると、さっと屋敷の
壁に飛びついて、一気に駆け登った。屋根瓦の上を、トントン・・と走って、向
こう側で飛び降りたようだ。しばらくすると、今度は縁側の下から、タダモトが
姿を現した。床下をくぐり抜けてきたのだ。
 「ワンッ!」
 一声、自慢げに吠えたタダモトは、いち早く睦の姿を見つけ、駆け寄ってきた。
そして、いつもの立ち上がっての歓迎だ。睦も、前足を受け止めてあげる。

 「おおっ、皆さん、今日は運がいいですぞ~。
  あれこそは、ここ新納流試心館の新館主、
             むっちゃんこと、御仮屋睦さんじゃ」
 じいさんが、素早く解説を加えた。皆の視線が、一斉に睦に集まった。
 「あは・・・、照れてしまいます・・・・・。
   皆さん、ようこそ、いらっしゃってくださりました」
  照れながらも、なんとか睦は挨拶した。
                           (つづく)
                 

2011年8月12日 (金)

自作小説『新米館主・御仮屋睦』

 明らかに、暗くなる時刻は早くなりつつあり・・・。

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 でも、しかし、ううう・・・・・、
 週の後半は、疲れの蓄積なのか、なかなか眠れません。

 毎夜毎夜、少しでも早く戻って、少しでも暗い時間帯に寝る時間を確保
したいな~とは思うのですが、なかなか・・・。

 やっぱり暑くなってくると、目が覚めてしまい・・・というパターン。

 で、ボ~~ッとした頭で、出来ること・・・・。
 自作小説をコピーすること。

「新米館主・御仮屋睦」の目次ーFC2小説

 やっと第七章『女三人+犬一匹』まで、コピー完了しました。

 もし、最初から読んでみたいと思われた方が、いらっしゃっいましたら、
こちらから是非。よろしくお願いします。m(__)m

2011年8月11日 (木)

急ぎ、散髪へ

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 普段はあまり意識しないのですが。

 それでも、ふと気がつく“光り具合”ナリ。

  自虐ネタ

2011年8月10日 (水)

第八章「新米館主、お見合いする?」⑧

 たいへんお恥ずかしながら・・・・

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 わが“鼻毛”です。
 ひょいとつまんで、ひっぱって抜いたら、ご覧のとおりの“白髪”。
 自分、あちこちに白いものが増えてまいりました。

 さ、そんな自分ではありますが。
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         第八章「新米館主、お見合いする?」⑧
(最初から読んでみたいと思ってくださった方は、右「カテゴリー」内「自作
小説」をクリックしてください。m(__)m)

 一見、レース地を多用して「かわいさ」を強調していながら、ウェストを
キュッと太目のベルトで締めて、しっかり体形も誇示する。襟元は、左右非対称
で、左肩部分をさっくりと露出させて、鎖骨の美しさを魅せる。そこに一本、
“見せブラ”のストラップを、大胆に加えてもよい。そして、胸の部分には、
刺繍された真紅のバラが咲き、視線をひきつける。

 いつもの朝の日課、掃除とタダモトの散歩を済ませた後、改めてそのワンピース
に着替えて、出直してきた。「ハイヒールなんて、履かない」と決めたつもりだっ
たが、そこが睦の負けず嫌いなところ。あの8センチのハイヒールを足に通した。

                          (つづく)

 う~~~ん、愛しのヒロイン・むっちゃんの出で立ち、
                ご想像いただけたでしょうか・・・・・。

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ごろごろ

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