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2011年10月

2011年10月30日 (日)

山下リオさま@『ほしのふるまち』

 わざわざAmazonにて、発売日以前に予約購入してしまったDVDです。
 『ほしのふるまち』。

 山下リオさまがヒロイン役として出演されていることと、ほぼ全編
が富山県内で撮影されたという、いわゆる「ご当地映画」だから、
 というのが購入理由。

 『書道ガールズ』に出演されている、山下リオさまの“孤高の美少女”役
に魅かれ、
 『劇場版 魔法遣いに大切なこと』

 も購入してしまい~~の、での“もう一枚”。
 「う~~ん、オレって、けっこう山下リオのファンであるな~~」
 ということを実感してオリマス・・・・・、ハイ。
 
 さて、「ご当地映画」として、この『ほしのふるまち』を観た時。
 人口5万人ばかり、鹿児島の片田舎・出水に住む人間として、“地域活性化”
には無関心でいられず・・・・。
 いやいや、出水だって、大河ドラマ『篤姫』でロケ地になったよな~~。
 と、「ご当地映画」による“地域活性化”という手法に関心があるわけで・・・。 

 実は、検索して探してしまうと、
 ・『ほしのふるまち』 ご当地映画の失敗作
 というような“酷評”が、まま見受けられますが、

 自分は、それほどギトギトした“(富山の)地元経済団体の思惑”というも
のは感じず、むしろ、普遍的な日本の地方都市に育つ若者の葛藤を上手く描いて
いると思いました。
(中村蒼演じる“東京から来たイケメン高校生”のモテっぷりも含めて)

 そして、グッと
 「ああ、富山に行ってみたい!」
 と私、四十路オジサンが思ってしまったのは、
  海越しに見える立山連峰!!
 ・・・・・年間30日程度しか見ることができないとか。

 

   (と、実はここまでが。なんの先入観もなく、本編を見た印象)
 ・・・・ところが、
       DVDには「特典映像」という付録がついてくるわけで、
 その『ほしのふるまち撮影日記』を見なきゃ・・・・・・・・・ヨカッタ。

  それによれば、四月という一カ月未満のうちに、夏も冬も撮影してたんだな・・・。

  そう思うと、“フェーン現象”の影響による猛暑も、冬の雪も、まったく
登場していないんだよな・・・・・・。
(四月というまだ肌寒い時期に、夏服を着て演技をされた、山下リオさまをはじめ
俳優陣の方に敬意を表します)

 ふと、きちんと夏の青々とした田んぼも、冬の豪雪も登場した『スウィングガールズ』
を、見直したくなったり。

  

2011年10月29日 (土)

がんばれ!JapanPost(日本郵便)

 おでん70円セール中・・・・・。
 うわ~~~っ、忙しい・・・・・。
         膝が痛む・・・・。

 夜、ねぐらに帰ってきてからの楽しみは、DVD鑑賞!
 ・・・・・なのかな~・・・、ヤッパリ。
 結構発作的に、Amazonで、あれやこれや注文してしまって
おります。

 で、気になったこと。
 DVD数本では、佐川急便の宅急便扱い。

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 大阪から発送されて、翌日の夕方には届きました。
(もっとも自分の場合は、すでに出勤していて、夜帰ってきてから、
ポストの不在通知票に気づく・・・・というパターンですが)

 ところが、単品DVDだと、JapanPost(日本郵便)の定形外郵便扱い。

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 こちらは、大阪から出水にやってくるまで、実に3日かかっているようで。
 
 昔は、ハガキ一枚でももっと速く届いていたように思うのですが・・・。
 今は、そういうもの。なのでしょうかね・・・・。

2011年10月28日 (金)

第十一章「合コン、作戦会議」④

 ふいと、いつもいつも見る風景も、たまには。

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 で、悩む時こそ、現実逃避が必要だ~~!!(笑)
 「恋は五・七・五」を見直して、
 そうそう、オレって、関めぐみサマも好きだよな~~で、購入した
のは「8月のクリスマス」、Amazonにて購入。
(正価6,000円~~!ナゼ・・・で、中古ですが)

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  いいぞ!!関めぐみサマ~っ!
 山崎まさよし演じる写真館の若ダンナ(40チョイ前という年齢設定?)を、
「おじさん!」呼ばわりする傍若無人(?)キャラ。

 いいいな~~。自分の身近にこんな若い女性が実在したら、恋をしてしまうな・・・。
(ストーリーは、若ダンナが不治の病。したがって、悲恋物語です。念のため)

 さて、悩んでいる時こそ、書き続けたい・・・・。
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     第十一章「合コン、作戦会議」④
(最初から読んでみたいと思ってくださった方は、
    「新米館主・御仮屋睦」の目次ーFC2小説
                       を是非に。m(__)m

 「さて・・・・。新納さん、睦ちゃんが呪われちゃったって、ご存知ですか?」
 ろうそくの灯りに目が慣れてきた頃を見計らって、小雪が口を開いた。
 「おお。“呪いの美少女”とお友達になったようじゃの。わしも、ちらと見か
けたが、確かになかなかの美少女じゃった・・・」
 「ところがですよ~、今日の昼間に、その母親が支店にやってきたんですよね?、
睦ちゃん」
 眠たそうな息子をあやしながら、茜が言い添える。
 「ほ~~。それで、うちの娘とは付き合うな、とでも言ったんじゃろうか?」
 「・・・それが・・・・、勝手に付き合ってみろ、って。・・・ただし、どんな
『お報せ』があっても、知らないわよ、って」
 睦自身が、三人に向って言った。
 「その『お報せ』というのが、呪い、というわけか・・・」

 「あの・・・・。私、決して、その子、祝子ちゃんって言うんですけど・・、
宗教を辞めさせてみせるとか、そんなことは考えてません。・・・でも、悩むって
いうのは、とっても大事なことだな~って、思うんです。祝子ちゃんが悩むことの、
お手伝いを出来ればな~~ぐらいに思っています」
 睦は、自分の気持を言い表した。
 「ほ~~。そりゃあ、意外。むっちゃんは、さっと即決、『私、新納流試心館を
引き継ぎます!』って、言ってくれたように思ったがの・・・・」
 「もうっ!。それは、じいさんの口車に、うまく乗せられちゃったからなの!」

 「ところで、睦ちゃん。その祝子ちゃんが、睦ちゃんに会って話をしてみようと
思ったのって?・・・」
 「はい。祝子ちゃんの家の前で、お母さんと喧嘩している男の人を倒して押さえつ
けて、喧嘩を止めさせたんです。その御礼がてら、うちの本屋に来てくれたんです」
 「そっか・・・・。祝子ちゃんは、強い!睦ちゃんに一目惚れしちゃったわけなん
だ・・・」
 「そんな~~、私が強い、だなんて・・・。たまたまタダモトと一緒だったから、
なんとかなったんですよ・・・・・」
 じっと人間四人の会話に聞き耳を立てているタダモトに、睦は視線を逃した。
                            (つづく)

2011年10月27日 (木)

第14話「水俣」

 少々重いネタ。

 テレビはない!,パソコンは音が出ない!・・・〇| ̄|_
 という状況にあって、
  娯楽のひとつといえば、Gyao!の無料放送。しかも!字幕
付きの、海外モノ。
 なかでも、最近ハマってしまったのは、
 「イレブンズ・アワー」
 http://gyao.yahoo.co.jp/p/00597/v12245/

 アメリカの地上波テレビ用ドラマ、という解釈でOK?

 金髪のレイチェル捜査官、キャワイイ~~ッ!!!!

 って、感じで気楽に見ておったのですが、

 いきなり??!、第14話「水俣」(漢字のタイトル!)。

 はい、身構えて、視聴しました。

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 自分とすれば、45分枠の中で、犯人にたどり着かなければならない、
という筋の粗さに、シラケタ・・・ものの、
 「水俣」という地名の使い方は、
 日本国内でなく、はるか海の向こうアメリカでの使われ方としては、
許せるんじゃないかな~~と思ったのですが。

2011年10月26日 (水)

自分、迷っています!

 ごめんなさい。
 愛しのヒロイン・むっちゃん、本日はお休みさせてください。m(__)m

 ヤッホ~~。久しぶりの黒ビール系“第三のビール”。

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 ・・・・・う~~~ん、ところが、ねぐらに帰ってきてから、グビグビ
まず一杯!、・・・・・をするには、涼しくなってしまったかな・・・・・。

 合掌。どくとるマンボウこと、北杜夫氏死去。
 子どもの頃(うん、間違いなく子どもの頃だった)数々の作品を読ませて
頂いたのですが、今となって鮮烈に中身を思い出すのは、
 「へそのない本」収録の旅エッセイ「トビウオ休みのある島」。

 全国ニュースでは、どの程度「馬毛島」が報じられているのかは知りませんが。

 さて。自分、迷っています!

 関東へ、帰るべきか・・・・・。理由、もちろん老いたる両親。
(北杜夫氏、享年84歳。正直、意外に若い!と思ってしまうほどに、両親も歳
をとっている現実)

 調べてみたのですが、常磐線柏駅周辺なら、家賃3万円台でワンルーム・風呂付
を借りられると。う~~ん、現状並の収入が得られれば、独り身なら、十分生活
していけるか・・・・。

 実家の近所のコンビニへも行きましたが、決して“やる気”があるようには
思えなかったんですよね・・・・。これなら、オレでも十分通用するんじゃない?

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

2011年10月25日 (火)

第十一章「合コン、作戦会議」③

 あっ、なんとか南日本新聞「ひろば」欄へ投稿できました。
う~~ん、採用されるような内容には書けなかった・・・のですが、
ひとつ“義務”を果したような気分・・・。

 とはいえ、
 「やっぱり1泊くらいすればよかった・・・」
 と後悔したりもしています。
 で、改めてDVD鑑賞。神社の石段シーンを。
 「恋は五・七・五!」

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 「がんばっていきまっしょい」

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  駆け下るのは、危険すぎしょ!

 さて、今週もはじまり、ハジマリ・・・ということで。
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     第十一章「合コン、作戦会議」③
(最初から読んでみたいと思ってくださった方は、
    「新米館主・御仮屋睦」の目次ーFC2小説
                       を是非に。m(__)m

 午後八時過ぎ。睦と“じいさん”こと新納義彰(にいろ・よしあき)は、表の
縁側で、睦の先輩である女性二人の到着を待つ。ちょっと趣向を凝らして、灯り
はロウソク二本にした。もちろん、タダモトも庭先で、人待ち顔だ。

 「ごめん。ちょっと遅れた~」
 愛車のフィアットで来ると思っていた小雪は、意外なことに自転車に乗って
やってきた。高校時代に通学用に使っていたものだろうか、使いこまれた感じ
がする。
 「小雪さん、自転車、持ってきたんですか?」
 小雪は、いわゆる「市内組」。実家は鹿児島市内で、紫尾市内にアパートを
借りて、平日は紫尾支店に出勤してくる。仕事から帰ってきて寝るだけの生活
だから、家財道具は必要最低限のはずだ。マイカーを持っていれば、自転車は
必要ではない。
 「ふふふ。睦ちゃんが生まれ育った町じゃない。なんでもクルマで用を済ませ
ちゃうのも、もったいないかな~~なんてね。わざわざ、実家から自転車を積ん
できたの。実は、私のフィアットに載せるのに苦労したんだけどね・・・。
 これから、あちこちサイクリングしてみるつもり」
 「そうなんですか~。私、喜んで、サイクリングの案内します」
 「そう、お願いするわ。
   ・・・・・・あっ、新納さん、こんばんは。お久しぶりです。
   それと、もちろん。タダモトくんも、こんばんは~~」
 小雪は、グリグリとやや強めにタダモトの頭をなでて、挨拶代わりにした。
 「小雪さん、こんばんは。・・・おっ、この香りは、お風呂あがりかの・・・。
いい匂いじゃ。湯あがり美人と話し合いか・・・・、今夜は、しゃれているの」
 「そう、新納さんにお会いするんで、しっかり肌を磨いてまいりました~~」
 じいさんのセクハラ発言にも、小雪は堂々と切り返してくれる。

 道路の反対側の駐車場に、車が一台停まったようだ。
 「ほら。行こう」
という声がした。もう一人の先輩・茜が来たようだ。
 「こんばんは~」
 門のところで挨拶をした茜は、小さいほうの息子の手を引いての登場だ。
 「ごめんなさいね。この子、まだ“母親離れ”してないの。いつもいつも
ダンナに相手を頼むと、ダンナは不機嫌になるし・・・。もう眠たい時間の
はずだから、おとなしくしてると思う・・・・」
 「すみません。ママさんは、やっぱり大変ですよね」
 「なんの、なんの。
   おひさしぶりです、新納さん。覚えていらっしゃいますでしょうか。柏田
(かしわだ)のところの娘です」
 柏田というのは、茜の旧姓だ。
 「おお~~、覚えているとも。『御館町小町』さんじゃの。相変わらず、おきれ
いじゃ。ろうそくの灯りじゃ、美人をよく見ることもできん。やっぱり、電気を点
けようかの?」
 「あらあら・・・、ろうそくのほのかな灯りだからこそ、顔のシワも隠せるって、
ことで。電気を点けられたら、がっかりされますよ~」
 こちらも、堂々とした切り返しだ。

 今夜の顔ぶれは、そろった。
 ろうそくの灯りに、目を慣らそう。
                         (つづく)

2011年10月23日 (日)

第十一章「合コン、作戦会議」②

 そうそう、今日はツルマラソンの日でした。

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 う~~ん、四国へ行った時の“感動”を、新聞投稿欄に投稿
しようと、あれやこれや書いておるのですが・・・・・。
 どう“感動”して、そこからどう提起するものがあるのか・・・。
 肝心な部分がおぼろげで・・・・。
                 なかなか送信できず。

 さて。こちらは、いったん書き始めれば。
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     第十一章「合コン、作戦会議」②
(最初から読んでみたいと思ってくださった方は、
    「新米館主・御仮屋睦」の目次ーFC2小説
                       を是非に。m(__)m
 「失礼とは思いましたが、警察署に電話して、今そちらにいらっしゃると
教わったもので・・・」
 「ああ、そうでしたか、わざわざ恐縮です。・・・でも、それじゃあ、また
自分、あれこれからかわれるな・・・・」
 大山は、苦笑いをしているようだ。
 「あっ、ごめんなさい。ご迷惑なことをしてしまって・・・」
 「あっ!いえいえ。で、今日はどんな用で、電話くださったのでしょう?」
 話の先を、促してくれた。
 「はい。大山さん、近いうちの日曜日で、休みになる日って、ありませんか?。
あの~~、合コンに出ていただけないかな~~って」
 「合コンですか~~!!」
 つい大きな声が出てしまい、それから大山は、隣で聞き耳を立てている同僚に、
頭を下げているらしい。(すみません・・・)という声が、漏れてきた。
 「あ、あの・・・・、“合コン”って言っても・・。あっ・・・、私が、試心
館の館主として、皆さんに『お願いします』っていう意味の会をしたいな~って。
それで、大山さんが休みの日に合わせて、開きたいな~って思ったもので・・・」
 「わ~~っ、それは光栄です。え~っ・・・とですね・・」
 大急ぎで、大山はカレンダーに目をやっているようだ。
 「ああ・・・。五月の第二日曜ですか・・・・・」

 大山の都合を聞き終えて、睦は電話を切った。思い切って、大山の携帯電話の
番号も教えてもらった。
 「よしっ、睦ちゃん、上出来。日取りは決まったわね」
 実は、睦が電話をしている横で、田所茜(たどころ・あかね)と水溜小雪
(みずたまり・こゆき)という二人の先輩OLが、睦と大山のやりとりをじっ
と聞いていたのだ。
 「さて。善は急げよ。第一回実行委員会を、さっそく今日やりましょう」
 「あの・・・・。それなら、私、タダモトの世話があるので、じいさんの家、
って、試心館に来て頂けないでしょうか」
 「了解。八時くらいに、お邪魔すればいいかしら」
 「さ、その前に。今日の業務、片付けてしまいましょ!」
 三人は、いそいそと仕事に戻る。
                    (つづく)

2011年10月22日 (土)

第十一章「合コン、作戦会議」①

 雨上がる。

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 とかなんとか、まだ降ったり止んだりのお天気が続いております。
 まだそれほど寒くなっていないのが、幸い。これで、完全に雨が
上がったら、一気に冷え込むのでしょうか。

 さ~~て、今日から、自分の定位置(?)・夕方5時からの店番です。

 それに合わせて。さて!
 愛しのヒロイン・むっちゃん、長らくお待たせしてしまいました。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
     第十一章「合コン、作戦会議」①
(最初から読んでみたいと思ってくださった方は、
    「新米館主・御仮屋睦」の目次ーFC2小説
                       を是非に。m(__)m

 鶴亀信用金庫紫尾支店、女子ロッカー室兼休憩室。午後三時過ぎ、新米預金
係・御仮屋睦(おかりや・むつみ)は休憩時間を利用して、一本私用の電話を
かけさせてもらう。相手先は、紫尾警察署。やはり少し緊張してしまう。

 警察官のお仕事、変則勤務の最たるものだろう。平日の午後を狙って電話して
みたところで、大山隆志巡査は不在かもしれない。
 「はい、こちらは紫尾警察署です」
 最初に電話をとってくれたのは、どうやら事務の女性職員のようだ。睦は、少し
安心する。 
 「あの・・、こんにちは。いつもお世話になっております、私、鶴亀信用金庫
の御仮屋と言いますが、地域課の大山さん、いらっしゃいますでしょうか・・・」
 なんとか無難に口上を述べた。
 「はい。大山ですね。少々お待ちください・・・」
 睦の携帯電話は、しばらく警察署内のざわめきを拾い続けている。

 「もしもし・・・・」
 大山の声とは違ったように思ったが、睦は
 「もしもし。大山さんでしょうか?」
 と応えた。ところが、
 「あっ、ごめんなさい。大山はですよ~、今、交番勤務なんですよ。・・・・
ところで、あなた、御仮屋さん?。おうわさは、かねがね聞いております・・・」
 「えっ、なんですか、うわさって・・・」
 警察署内で、どんなネタにされているのやら・・・。睦はまた緊張してしまった
が、大山の上司らしい電話の相手に、悪気はなさそうだ。大山の居場所、紫尾中央
交番の電話番号を親切に教えてくれた。
 改めて、交番に電話をかけ直す。

 「もしもし・・。紫尾中央交番・・・です」
 こちらは、いかにも面倒くさそうな声が、睦の耳に入ってきた。
 ところが、
 「もしもし。こんにちは。私、鶴亀信用金庫の御仮屋と言います。警察署で、
そちらに大山さんがいらっしゃるとお伺いして、お電話をしたのですが」
 と睦が言った途端、
 「お~っ、こりゃあ、失礼!。すぐ呼びます。ちょっとお待ちを」
 相手は、電話口から顔を離したのだろうが、
 「おい、大山く~~ん!!!。うわさの“お姫様”からじゃあ~」
 大きな声が、もろに伝わってきた。
(・・・・・“お姫様”って、なによ・・・・・)
 警察官というのは、ストレスが多い職業だ。そして職業柄、他の一般人と交友
を持つのも、結構難しいらしい。勢い同僚同士で飲む機会が多くなり、また酒量
も増えるようだ。どうやら格好の酒の席でのネタにされている、と睦は思う。

 「お待たせしました。大山です。わざわざお電話、ありがとうございます」
 ようやく、いかにも真面目そうな大山の声が、睦の耳に入ってきた。
 (ほっ・・・)
 睦は、大山に聞こえないよう、小さく安堵のため息をした。
                            (つづく)

  いやですから、あくまでフィクション!です。
  警察署の雰囲気は、あくまで自分の空想の産物です。

 
 

2011年10月20日 (木)

「図書館戦争」シリーズ読破

 『夜勤』って、やっぱり清々しい・・・・・。

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 ふ~~~。まだ、本調子ではございません・・・・。

 で、結局全6冊読破!
   の有川浩著「図書館戦争」シリーズ。

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 全6冊って、高校生の時、ふた夏かけて読んだソルジェニーツィン著
「収容所群島」に匹敵するするわけですが、もちろん「図書館戦争」シ
リーズは、一気に読み通せます。

 ベタベタ甘さ120%の恋愛小説ながら、「表現の自由」「障がい者」
「ストーカー」といった問題を、各所に提起しながらラストへと進む
筆致。
 自分も、見習わなければ(笑)。

 で、今夜も夜勤へ、行ってまいります!

2011年10月19日 (水)

やっぱり、疲れます・・

 まずは、夜勤から。

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 ふ~~~~。すでに、ヨレヨレ・・・・・・・。

 実家に帰っている時は、重い荷物を背負っていても、つい“見栄張って”、エスカレーターには見向きもせずに、階段利用。

  ・・・・・・・まあ、それじゃあ、膝の痛みがやわらぐことはありませんよね・・・・・。

 普段の生活パターンに戻るまで、しばしお待ちを。って、「疲れた~」を乱発するのが、いつもの生活パターンだっけ?

 愛しのヒロイン・むっちゃん、もうしばしお待ち願いまする・・・・m(__)m

プロフィール

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ごろごろ

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