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2012年12月

2012年12月25日 (火)

「時差」というもの

  わが老親の件で、アメリカ在住の兄姉にメールを。

 「電話をするから、五郎の都合がよい時間を知らせよ」という返答。

   えっえっえっ・・・、アメリカとの時差って・・・・。

 ・アメリカと日本の時差比較

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 「こちらの午後2時、そちらの午後9時までに・・・」

  さらには、兄は西海岸、姉は東海岸在住だから、その間にも3時間の時差があり。

   クリスマスイブは、“電話待ち”で一日が終わり。

2012年12月24日 (月)

勝手に“死亡フラグ”を立てないでくれ~

  休日の病院外来。

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  親父が入院する病室から見る、日没。

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  さて。

 親父、私の顔を見るなり、

 「昨夜も、来てくれたよな~」

  なんでも、午後9時ごろ、ドアをガチャと開けて、「あっ、失礼しました」と言って出て行った

とか。

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

                    あのさ~

  それって、死んだばかりの人が親しい人に“挨拶”をして回る、典型的な「怪談」

のパターンじゃあ?

       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

     息子に、勝手に“死亡フラグ”を立てないでくれ~!

2012年12月22日 (土)

『あと少し、もう少し』瀬尾まいこ著

 なにげなくカバンをガサゴソしてみたら。

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 中から、文庫本がゾロゾロと・・・・。
 いや、読んだら感想は必ず書く!・・・・という意志だけあって、
 書くときには、やっぱり手元に作品が必要だよな~~で、ついつい
いつまでもカバンの中に入れておいて・・・・で、それがドンドン
累積していき・・・の繰り返し。

  ホント、「読む」はカンタン、「書く」はムズカシ。

 さ、それでも、今日は「書き」ますっ!
・『あと少し、もう少し』瀬尾まいこ著、新潮社刊

  はい、お値段オ高め、重量もソコソコの単行本。
 紀伊国屋書店流山おおたかの森店にて、表紙にぐっと魅かれ。

 瀬尾まいこさんの作品を手にするのって、久しぶり。
 そして瀬尾さんの近況って、どうなんだろう?とネットで検索して
みたら、・・・・・・・、
 中学校の国語教師は退職されたとのこと。

                      残念。(と書かせて頂きます)

  それはともかく。
 久しぶりに拝読する瀬尾さんの作品。
 ちょっと脱力系とも云える、抑制の利いた文体がツボにはまりました。

 思春期の少女の心を描いた作品を、ドキドキしながらいくつか拝読して
きたのですが、

        え~いっ!まだるっこしい!!
 
 能書きたらたら、ひたすら長いだけじゃんかよ~!
 ひとつ“心の動き”を表現するのに、何文字も要するのが“文学”か~!

                と、内心思わないわけでなし。

  対して。この瀬尾さんの作品。例えば、ラスト付近、
>「なるほどね。桝井君、さわやかでかっこいいと思うよ」
>上原は黙って聞いていたかと思うと、何の脈絡もないことを言い出した。
>「なんだよそれ」
>「桝井君さ、自分の深さ三センチのところで勝負しているんだよ。だから、
>さわやかに見える。それだけしか開放しないで、生きていけるわけないのにね」
>「それが駅伝と何の関係があるんだよ」
>もうすぐ本番だというのに、どうして上原はこんなことを話しているんだ。

  たぶん、他の作者の方なら、もっと会話が長くなると思います。

  そして、オジサン読者として、絶賛しなければならないのは!。

 「上原」こと、本作でのほとんど唯一紅一点、美術教師にて、駅伝部監督・上原先生。

 たぶん作者が思い描く、“女性”教師としての理想像なんじゃないだろうか・・・・
(男性教師と同等に、“厳しく”生徒に接することが出来るわけでなし。“厳しさ”の
代わりに、教師として“装う”もの?)

  で、オジサンがデレ~ッと妄想してしまうシーン。
 駅伝部の伴走のため、炎天下に自転車をヒイコラ漕ぐ上原先生・・・萌え~っ

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昨日は、三根梓さんの誕生日だった・・・

 あ~~、失態!。
 三根梓さんファンであることを公言しているつもりなのに、
「冬至」に気を取られて、ついうっかり・・・をシテシマッタ~。

 昨日12月21日は、三根梓さんの誕生日でした・・・・。21歳とのこと。
 今後のさらなるご活躍を、激しく期待させて頂きます。

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 そして、大変遅ればせながら、
 「第34回ヨコハマ映画祭」にて「最優秀新人賞」受賞、
おめでとうございます。

 橋本愛さんファンとしては、橋本愛さんと三根梓さんが同列・・・・・
というのはイカガナモノダロウカ・・・・・ 
               と思ってしまうのですが。

 いやいや。それだけ、将来を期待されている、ということで。

 そしてそして。ファンとして、おねだり一つ。

 シグナル~月曜日のルカ~』、DVD発売してくれ~っ!!

 まさか「映画館でしか観ることができない作品」を狙っているわけじゃな
いですよね・・・・。
 単純にビジネス上の問題をクリアしていない・・・裏事情があるのかな~
と思うのですが、早急なる発売を。m(__)m

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2012年12月21日 (金)

幻の「5,256,655票」

 自分なんぞは、ネット社会の“いい面”を前向きに捉えたい・・・と思っているのですが、

 深く自戒の念をこめて。

 冬の夜長のつれづれに、皆さまもYahoo!なり、Googleで「5,256,655票」を検索して

頂きたく候。m(__)m

  元ネタは、こちらかな? 

http://seiji.yahoo.co.jp/vote/comment/detail?v=201212170001&s=newly&o=desc&d=139&r=455&sel=2

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東京都知事選で、猪瀬氏は史上最多得票数で当選しました。投票所が混み合っていたのも分かる得票数です。しかし、投票率が戦後最低ってどういう事なのでしょう?都知事選の投票数は6,647,744票。東京都の衆院選の投票数は5,256,655票。1,391,089票(20,9%)の差は、衆院選の投票数では少なくとも140万票の無効票があったって事なのでしょうか?おかしいと思いませんか?怖くなってきました。

 

 これに、

http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/470.html

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yahooみんなの政治コメントより。
「東京都知事選で、猪瀬氏は史上最多得票数で当選しました。投票所が混み合っていたのも分かる得票数です。しかし、投票率が戦後最低ってどういう事なのでしょう?都知事選の投票数は6,647,744票。東京都の衆院選の投票数は5,256,655票。1,391,089票(20,9%)の差は、衆院選の投票数では少なくとも140万票の無効票があったって事なのでしょうか?おかしいと思いませんか?怖くなってきました。」

わざわざ投票所へ足を運んで、片方の投票だけで帰ってくる人が居たということになりますね。コメントの方は勘違いされているようですが、140万票は無効票だったのではなく
「本来投票されるはずの票が投票箱に無かった、もしくは排除された」ということです。
東京都民の皆さん、自分の周りで選挙に行った人5人に聞いてみて下さい。
5人の中の1人は上記のような行動をとった'はず'ですので。

 

  後半部分が付け加わって、あとはネット上を拡散し続けると・・・。

 そして、各地からの「不正選挙」報告が、ワラワラと雪だるま式に付着していって・・・。

 今回の衆院選では、国家ぐるみの“不正選挙”が行われた・・・・という「真実」が誕生すると。

                                           ふ~~~ん。

(マスコミは、決して「真実」を取り上げない・・・という解説をつければ、ハイ、鬼に金棒ですね)

 この「5,256,655票」という、とっても“もっともらしい数字”が、どこから誕生したんだろうな~と、東京都選挙管理員会のホームページを丹念に探してみると。

http://www.senkyo.metro.tokyo.jp/data/data01.html

 
参議院議員選挙(H13)」の投票結果に、その数字があり。

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   「真実」の誕生の、神秘!。

       って、なんかドキュメンタリー番組になりそうだ・・・・・

高知産ゆず

 さ、本日は「冬至」。

 まあ、独り者にとっては、そもそもお風呂(湯船にお湯を張る)に縁はなく。

 いつも出勤前の熱いシャワーで、身体をシャキ!とさせて~という生活パターンですから、

当然のことながら「柚子湯」にも、ご縁はなく。

 ・・・・とかなんとか、ついつい、あるかな~と期待しつつ。

 通りかかるは、東武野田線愛宕駅前の八百屋さん。

  ありましたっ!「高知産ゆず」!。

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  さすがに千葉や茨城産ではないようです・・・・・。

  柚子って、おせち料理にも使いましたっけ?

  2012年12月21日「冬至」の日、日没。

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 おっ、ビミョーに富士山のシルエットが・・・・。

世の中には「真実」があふれている・・・

 “ジョーク”を楽しめる寛容さ、を持つ人が読んでくださるようお願いします。

 2012年12月21日、「冬至」の日の夜明け。

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 さて、こんな“ジョーク”がネット上では出回っている様子。
==========================================================================
yahooみんなの政治コメントより。
「東京都知事選で、猪瀬氏は史上最多得票数で当選しました。投票所が混み合ってい
たのも分かる得票数です。しかし、投票率が戦後最低ってどういう事なのでしょう?
都知事選の投票数は6,647,744票。東京都の衆院選の投票数は5,256,
655票。1,391,089票(20,9%)の差は、衆院選の投票数では少なく
とも140万票の無効票があったって事なのでしょうか?おかしいと思いませんか?
怖くなってきました。」

わざわざ投票所へ足を運んで、片方の投票だけで帰ってくる人が居たということにな
りますね。コメントの方は勘違いされているようですが、140万票は無効票だったのではなく
「本来投票されるはずの票が投票箱に無かった、もしくは排除された」ということです。
東京都民の皆さん、自分の周りで選挙に行った人5人に聞いてみて下さい。
5人の中の1人は上記のような行動をとった'はず'ですので。

============================================================================

 はい、東京都選挙管理員会のホームページより、
  http://www.senkyo.metro.tokyo.jp/
 選挙管理委員会の公式発表を、皆様自身でご確認頂きますように。
 上記の“ジョーク”の
東京都の衆院選の投票数は5,256,655票。
   という部分が、どこから“降って湧いた”のか・・・・・?
   そもそも、このネタモトにはたどり着けませんでした。

    たぶん、とっても単純な“勘違い”だったんじゃないかな~と思うのですが。

 ところが、さてひとたび
「本来投票されるはずの票が投票箱に無かった、もしくは排除された」ということです。

  という国家ぐるみの“大陰謀”が行われた・・・・・
       という説は、一人歩きして、どんどん拡散していくのかな~と、
                        オジサン心に心配してしまいます。
 例えば、東京都選挙管理委員会の公式発表だって、「不正な発表である」としてみたり。

 
 オジサンの思い出。
  かつて某自治体サイト上で、私は“なりすまし”疑惑を頂きました。
 「“なりすまし”なんて、一切していない」と言ったところで、相手の方は一切
聞く耳持たず。
 「おまえ、“なりすまし”じゃないということを、証明してみろ!」
 という論法に対して、どう反論できると思いますでしょうか・・・?
 ・鈴木五郎は、いくつものプロバイタと契約している
 ・鈴木五郎は、番号の違う携帯電話を何台も持っている
    はてまた、
 ・鈴木五郎は、他人を脅して、カキコミをさせている・・・
              等々、相手は思いつくことを上げていけばいいのであって。

  実は、“うそ”を「“うそ”である」と証明するのは、至難の業なり。

   かくして、世の中には「真実」があふれている・・。
    その中を、私たちは活きていかなければなりません。
          (う~ん、なんかオチを考えたいのですが・・・)
  

2012年12月20日 (木)

改めて『東京無印女子物語』

 さて。
 『檸檬のころ』で、谷村美月さんの魅力に改めて魅せられ。
 お~、そうそう・・・・。
  オレ、これ千葉市まで観に行ったんだよな~~
           で、Blu-ray版で購入。ハイ、奮発しました。

 家で改めて鑑賞・・・・と思ったところで、ひと山アリ。
 ノートPCに内蔵されているBlu-rayドライブで再生しようと、いつも通り・・・。

 そこで、ところが
         ????????????

  どうも再生ソフトを、“有料”アップグレードしなきゃあダメ!!
                         らしい・・・・。
 う~~ん、自分、現在はパソコンに詳しくなりた~い、という欲求がない
ので、「どうして?」を調べるよりも、あっさり購入。
 とはいえ、Blu-rayって、こういうもの????
                 という疑問は消えず・・・。

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 さてさて。気を取り直して。
 『東京無印女子物語』を、二度目の鑑賞。

 う・・・・・。
  これって、一応うたい文句は「東京に暮す、等身大女性」すなわち「無印女子」
を描いた作品・・・・ということのようですが、

       これは、結局、男に媚びた女目線・・・・・・・・
                        ナンジャナイカナ・・・・・。

 いやいや、女と男の恋愛って、双方の“媚びり合い”なのかもしれませんし・・・。
 いやいやいや。原作者、および本作の女性監督が「無印女子」を描いた、と思って
いらっしゃるのだとしたら、それでよし、ではありますが。

 谷村さんが演じる「のぞみ」のエピソード。
 二度目観て、自分が「あっ、いいな~!」と思ったのは、のぞみの同棲相手・
画学生亀山。
 周囲からの雑音を排除して、絵に向かう姿勢。そして、描き上げる作品は
“水面下に潜む猛魚”。う~~ん、とっても孤高だ・・・・・。
 あるのは「絵を描きたい」という気持ち。

  自分なんぞは、それは決して“のんびり”ではない、と思いますが。

  結局、のぞみは、黙ってミドリガメの世話をする・・・・・って、
  のぞみは、それで納得するものなのだろうか・・・・・・。

 そして、もう一人の主人公・柳めぐみさん演じる「冴子」のエピソード。
 彼氏との出会い一周年の記念日に、一念発起してケーキ作りに取り組みのだが・・・・。

  映画館で観た時も、違和感を感じたのですが。
    え~~っ!
      彼氏にそういう仕打ちを受けて、でもそれでも最後は幸せな気分になれる・・・・
                         って、女の子心って、そういうもの?

  いえいえ。
    谷村美月さんの魅力については、改めて再確認。
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   (う~ん、書いてよろしいかどうか、一応悩みましたが)
       “ガニ股”すら、とってもキュート。
   (『檸檬のころ』を拝見して、“それも演技?”と思ったのですが・・・)               

 

12月20日の日没

 12月20日の日没です。

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 ネット上をウロチョロしていると、

 「マヤ暦によれば、2012年12月21日(冬至)に、地球が滅亡する」

 というお話を目にしてしまうわけですが。

    とすると、これが“地球で見る、最後の夕陽”?(笑)

  ま、今日一日の終わりに感謝する、気持ちにはなれますよね。

   さ~て。明日は「冬至」。“冬に至る”。

     「冬来たなりば、春遠からじ」。

2012年12月19日 (水)

『グッモーエビアン』、イイッス!

 『グッモーエビアン!』
  って、なぜにミネラルウォーター?と思っていたのですが、
    Good morning, everyone!
         とのこと。

  久しぶりに映画館で、映画を観ました。TOHOシネマズ流山おおたかの森にて。
 ・映画『グッモーエビアン!』オフィシャルサイト

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 はい、それほど期待しておりませんでした。
  それでも。
    押忍。私が今年観た作品のベスト・スリーに入れたいです!!

 はい。
  中学3年生役を演じられた三吉彩花さんと、その友達役・能年玲奈さんに、
                            ズッキュ~ン!!

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  最初は「え~~、こんな大人っぽい中学生はあり得ん!」と思ったのですが、
いや、三吉さんは実年齢でも16歳ですから、それほど差があるわけではないので
すが、・・・・・大人っぽすぎる・・・・。

 いやいやいや。
  麻生久美子演じる“ロックな”母親に代わり、家事をこなす、しっかり者の
女子中学生。でも、その内面は思春期の女の子そのもの。

 はい。結構、思春期の女の子を描いた小説って、読んでいるつもりなのです。
心の内面を活字で描かれても、「まだるっこしくて、嘘くさい」感を否めなかった
のですが、本作では「まだるっこしさ」一切ナシ。時に“危うい”とも思える、
女の子心の描写が秀逸です。
 
 そして、本作を観ると、カレーを食べたくなります!
       で、私、作りました・・・・

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