「時差」というもの
わが老親の件で、アメリカ在住の兄姉にメールを。
「電話をするから、五郎の都合がよい時間を知らせよ」という返答。
えっえっえっ・・・、アメリカとの時差って・・・・。
さらには、兄は西海岸、姉は東海岸在住だから、その間にも3時間の時差があり。
クリスマスイブは、“電話待ち”で一日が終わり。
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わが老親の件で、アメリカ在住の兄姉にメールを。
「電話をするから、五郎の都合がよい時間を知らせよ」という返答。
えっえっえっ・・・、アメリカとの時差って・・・・。
さらには、兄は西海岸、姉は東海岸在住だから、その間にも3時間の時差があり。
クリスマスイブは、“電話待ち”で一日が終わり。
なにげなくカバンをガサゴソしてみたら。
中から、文庫本がゾロゾロと・・・・。
いや、読んだら感想は必ず書く!・・・・という意志だけあって、
書くときには、やっぱり手元に作品が必要だよな~~で、ついつい
いつまでもカバンの中に入れておいて・・・・で、それがドンドン
累積していき・・・の繰り返し。
ホント、「読む」はカンタン、「書く」はムズカシ。
さ、それでも、今日は「書き」ますっ!
・『あと少し、もう少し』瀬尾まいこ著、新潮社刊
はい、お値段オ高め、重量もソコソコの単行本。
紀伊国屋書店流山おおたかの森店にて、表紙にぐっと魅かれ。
瀬尾まいこさんの作品を手にするのって、久しぶり。
そして瀬尾さんの近況って、どうなんだろう?とネットで検索して
みたら、・・・・・・・、
中学校の国語教師は退職されたとのこと。
残念。(と書かせて頂きます)
それはともかく。
久しぶりに拝読する瀬尾さんの作品。
ちょっと脱力系とも云える、抑制の利いた文体がツボにはまりました。
思春期の少女の心を描いた作品を、ドキドキしながらいくつか拝読して
きたのですが、
え~いっ!まだるっこしい!!
能書きたらたら、ひたすら長いだけじゃんかよ~!
ひとつ“心の動き”を表現するのに、何文字も要するのが“文学”か~!
と、内心思わないわけでなし。
対して。この瀬尾さんの作品。例えば、ラスト付近、
>「なるほどね。桝井君、さわやかでかっこいいと思うよ」
>上原は黙って聞いていたかと思うと、何の脈絡もないことを言い出した。
>「なんだよそれ」
>「桝井君さ、自分の深さ三センチのところで勝負しているんだよ。だから、
>さわやかに見える。それだけしか開放しないで、生きていけるわけないのにね」
>「それが駅伝と何の関係があるんだよ」
>もうすぐ本番だというのに、どうして上原はこんなことを話しているんだ。
たぶん、他の作者の方なら、もっと会話が長くなると思います。
そして、オジサン読者として、絶賛しなければならないのは!。
「上原」こと、本作でのほとんど唯一紅一点、美術教師にて、駅伝部監督・上原先生。
たぶん作者が思い描く、“女性”教師としての理想像なんじゃないだろうか・・・・
(男性教師と同等に、“厳しく”生徒に接することが出来るわけでなし。“厳しさ”の
代わりに、教師として“装う”もの?)
で、オジサンがデレ~ッと妄想してしまうシーン。
駅伝部の伴走のため、炎天下に自転車をヒイコラ漕ぐ上原先生・・・萌え~っ
あ~~、失態!。
三根梓さんファンであることを公言しているつもりなのに、
「冬至」に気を取られて、ついうっかり・・・をシテシマッタ~。
昨日12月21日は、三根梓さんの誕生日でした・・・・。21歳とのこと。
今後のさらなるご活躍を、激しく期待させて頂きます。
そして、大変遅ればせながら、
「第34回ヨコハマ映画祭」にて「最優秀新人賞」受賞、
おめでとうございます。
橋本愛さんファンとしては、橋本愛さんと三根梓さんが同列・・・・・
というのはイカガナモノダロウカ・・・・・
と思ってしまうのですが。
いやいや。それだけ、将来を期待されている、ということで。
そしてそして。ファンとして、おねだり一つ。
『シグナル~月曜日のルカ~』、DVD発売してくれ~っ!!
まさか「映画館でしか観ることができない作品」を狙っているわけじゃな
いですよね・・・・。
単純にビジネス上の問題をクリアしていない・・・裏事情があるのかな~
と思うのですが、早急なる発売を。m(__)m
自分なんぞは、ネット社会の“いい面”を前向きに捉えたい・・・と思っているのですが、
深く自戒の念をこめて。
冬の夜長のつれづれに、皆さまもYahoo!なり、Googleで「5,256,655票」を検索して
頂きたく候。m(__)m
元ネタは、こちらかな?
http://seiji.yahoo.co.jp/vote/comment/detail?v=201212170001&s=newly&o=desc&d=139&r=455&sel=2
東京都知事選で、猪瀬氏は史上最多得票数で当選しました。投票所が混み合っていたのも分かる得票数です。しかし、投票率が戦後最低ってどういう事なのでしょう?都知事選の投票数は6,647,744票。東京都の衆院選の投票数は5,256,655票。1,391,089票(20,9%)の差は、衆院選の投票数では少なくとも140万票の無効票があったって事なのでしょうか?おかしいと思いませんか?怖くなってきました。
これに、
http://www.asyura2.com/12/senkyo141/msg/470.html
yahooみんなの政治コメントより。
「東京都知事選で、猪瀬氏は史上最多得票数で当選しました。投票所が混み合っていたのも分かる得票数です。しかし、投票率が戦後最低ってどういう事なのでしょう?都知事選の投票数は6,647,744票。東京都の衆院選の投票数は5,256,655票。1,391,089票(20,9%)の差は、衆院選の投票数では少なくとも140万票の無効票があったって事なのでしょうか?おかしいと思いませんか?怖くなってきました。」
わざわざ投票所へ足を運んで、片方の投票だけで帰ってくる人が居たということになりますね。コメントの方は勘違いされているようですが、140万票は無効票だったのではなく
「本来投票されるはずの票が投票箱に無かった、もしくは排除された」ということです。
東京都民の皆さん、自分の周りで選挙に行った人5人に聞いてみて下さい。
5人の中の1人は上記のような行動をとった'はず'ですので。
後半部分が付け加わって、あとはネット上を拡散し続けると・・・。
そして、各地からの「不正選挙」報告が、ワラワラと雪だるま式に付着していって・・・。
今回の衆院選では、国家ぐるみの“不正選挙”が行われた・・・・という「真実」が誕生すると。
ふ~~~ん。
(マスコミは、決して「真実」を取り上げない・・・という解説をつければ、ハイ、鬼に金棒ですね)
この「5,256,655票」という、とっても“もっともらしい数字”が、どこから誕生したんだろうな~と、東京都選挙管理員会のホームページを丹念に探してみると。
http://www.senkyo.metro.tokyo.jp/data/data01.html
「参議院議員選挙(H13)」の投票結果に、その数字があり。
って、なんかドキュメンタリー番組になりそうだ・・・・・
“ジョーク”を楽しめる寛容さ、を持つ人が読んでくださるようお願いします。
2012年12月21日、「冬至」の日の夜明け。
さて、こんな“ジョーク”がネット上では出回っている様子。
==========================================================================
yahooみんなの政治コメントより。
「東京都知事選で、猪瀬氏は史上最多得票数で当選しました。投票所が混み合ってい
たのも分かる得票数です。しかし、投票率が戦後最低ってどういう事なのでしょう?
都知事選の投票数は6,647,744票。東京都の衆院選の投票数は5,256,
655票。1,391,089票(20,9%)の差は、衆院選の投票数では少なく
とも140万票の無効票があったって事なのでしょうか?おかしいと思いませんか?
怖くなってきました。」
わざわざ投票所へ足を運んで、片方の投票だけで帰ってくる人が居たということにな
りますね。コメントの方は勘違いされているようですが、140万票は無効票だったのではなく
「本来投票されるはずの票が投票箱に無かった、もしくは排除された」ということです。
東京都民の皆さん、自分の周りで選挙に行った人5人に聞いてみて下さい。
5人の中の1人は上記のような行動をとった'はず'ですので。
============================================================================
はい、東京都選挙管理員会のホームページより、
http://www.senkyo.metro.tokyo.jp/
選挙管理委員会の公式発表を、皆様自身でご確認頂きますように。
上記の“ジョーク”の
>東京都の衆院選の投票数は5,256,655票。
という部分が、どこから“降って湧いた”のか・・・・・?
そもそも、このネタモトにはたどり着けませんでした。
たぶん、とっても単純な“勘違い”だったんじゃないかな~と思うのですが。
ところが、さてひとたび
>「本来投票されるはずの票が投票箱に無かった、もしくは排除された」ということです。
という国家ぐるみの“大陰謀”が行われた・・・・・
という説は、一人歩きして、どんどん拡散していくのかな~と、
オジサン心に心配してしまいます。
例えば、東京都選挙管理委員会の公式発表だって、「不正な発表である」としてみたり。
オジサンの思い出。
かつて某自治体サイト上で、私は“なりすまし”疑惑を頂きました。
「“なりすまし”なんて、一切していない」と言ったところで、相手の方は一切
聞く耳持たず。
「おまえ、“なりすまし”じゃないということを、証明してみろ!」
という論法に対して、どう反論できると思いますでしょうか・・・?
・鈴木五郎は、いくつものプロバイタと契約している
・鈴木五郎は、番号の違う携帯電話を何台も持っている
はてまた、
・鈴木五郎は、他人を脅して、カキコミをさせている・・・
等々、相手は思いつくことを上げていけばいいのであって。
実は、“うそ”を「“うそ”である」と証明するのは、至難の業なり。
かくして、世の中には「真実」があふれている・・。
その中を、私たちは活きていかなければなりません。
(う~ん、なんかオチを考えたいのですが・・・)
さて。
『檸檬のころ』で、谷村美月さんの魅力に改めて魅せられ。
お~、そうそう・・・・。
オレ、これ千葉市まで観に行ったんだよな~~
で、Blu-ray版で購入。ハイ、奮発しました。
家で改めて鑑賞・・・・と思ったところで、ひと山アリ。
ノートPCに内蔵されているBlu-rayドライブで再生しようと、いつも通り・・・。
そこで、ところが
????????????
どうも再生ソフトを、“有料”アップグレードしなきゃあダメ!!
らしい・・・・。
う~~ん、自分、現在はパソコンに詳しくなりた~い、という欲求がない
ので、「どうして?」を調べるよりも、あっさり購入。
とはいえ、Blu-rayって、こういうもの????
という疑問は消えず・・・。
さてさて。気を取り直して。
『東京無印女子物語』を、二度目の鑑賞。
う・・・・・。
これって、一応うたい文句は「東京に暮す、等身大女性」すなわち「無印女子」
を描いた作品・・・・ということのようですが、
これは、結局、男に媚びた女目線・・・・・・・・
ナンジャナイカナ・・・・・。
いやいや、女と男の恋愛って、双方の“媚びり合い”なのかもしれませんし・・・。
いやいやいや。原作者、および本作の女性監督が「無印女子」を描いた、と思って
いらっしゃるのだとしたら、それでよし、ではありますが。
谷村さんが演じる「のぞみ」のエピソード。
二度目観て、自分が「あっ、いいな~!」と思ったのは、のぞみの同棲相手・
画学生亀山。
周囲からの雑音を排除して、絵に向かう姿勢。そして、描き上げる作品は
“水面下に潜む猛魚”。う~~ん、とっても孤高だ・・・・・。
あるのは「絵を描きたい」という気持ち。
自分なんぞは、それは決して“のんびり”ではない、と思いますが。
結局、のぞみは、黙ってミドリガメの世話をする・・・・・って、
のぞみは、それで納得するものなのだろうか・・・・・・。
そして、もう一人の主人公・柳めぐみさん演じる「冴子」のエピソード。
彼氏との出会い一周年の記念日に、一念発起してケーキ作りに取り組みのだが・・・・。
映画館で観た時も、違和感を感じたのですが。
え~~っ!
彼氏にそういう仕打ちを受けて、でもそれでも最後は幸せな気分になれる・・・・
って、女の子心って、そういうもの?
いえいえ。
谷村美月さんの魅力については、改めて再確認。
(う~ん、書いてよろしいかどうか、一応悩みましたが)
“ガニ股”すら、とってもキュート。
(『檸檬のころ』を拝見して、“それも演技?”と思ったのですが・・・)
『グッモーエビアン!』
って、なぜにミネラルウォーター?と思っていたのですが、
Good morning, everyone!
とのこと。
久しぶりに映画館で、映画を観ました。TOHOシネマズ流山おおたかの森にて。
・映画『グッモーエビアン!』オフィシャルサイト
はい、それほど期待しておりませんでした。
それでも。
押忍。私が今年観た作品のベスト・スリーに入れたいです!!
はい。
中学3年生役を演じられた三吉彩花さんと、その友達役・能年玲奈さんに、
ズッキュ~ン!!
最初は「え~~、こんな大人っぽい中学生はあり得ん!」と思ったのですが、
いや、三吉さんは実年齢でも16歳ですから、それほど差があるわけではないので
すが、・・・・・大人っぽすぎる・・・・。
いやいやいや。
麻生久美子演じる“ロックな”母親に代わり、家事をこなす、しっかり者の
女子中学生。でも、その内面は思春期の女の子そのもの。
はい。結構、思春期の女の子を描いた小説って、読んでいるつもりなのです。
心の内面を活字で描かれても、「まだるっこしくて、嘘くさい」感を否めなかった
のですが、本作では「まだるっこしさ」一切ナシ。時に“危うい”とも思える、
女の子心の描写が秀逸です。
そして、本作を観ると、カレーを食べたくなります!
で、私、作りました・・・・
ごろごろ
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