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2012年10月11日 (木)

『鮨』岡本かの子著

         Ghost!
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                  (Laughing)

  In the modern society with many surveillance cameras,
   Such  a "picture which a ghost was reflected" ,there are a number. I think so.

     Well,I write to the main subject.

  I was very interested in the movie,『BUNGO~ささやかな欲望~』.
      especially 『鮨(Sushi)』,Hashimoto Ai has appeared.

  The original 『鮨』, Okamoto Kanoko wrote in 1939.
    Now, copyright of the work that has been lost,
                             we are able to read free.

    So I read the original 『』on website named “青空文庫”.
     What a beautiful sentence this short story.

                         ・・・・・・ここから日本語。

 実は「岡本かの子」 と言われても、たしか高校時代の現代国語の教科書に、母かの子
から、パリに留学中の息子・岡本太郎に宛てた書簡というのが、掲載されていなかったけ
な・・・・という程度の知識しかなく。
 改めて「岡本かの子」も検索してみると、
             ・井上篤夫の眼-岡本かの子
   のように、“女性版・太宰治”と称すべきか・・・・、恋多き方でもあったようであり。

> 客のなかの湊みなとというのは、五十過ぎぐらいの紳士で、濃い眉がしらから顔へかけて、
>憂愁の蔭を帯びている。時によっては、もっと老けて見え、場合によっては情熱的な壮年者に
>も見えるときもあった。けれども鋭い理智から来る一種の諦念といったようなものが、人柄の
>上に冴さえて、苦味のある顔を柔和に磨いていた。
  
 という、映画ではリリー・フランキーが演じた「湊」こそ、性別は違えども、作者かの子
自身の姿が投影されているのじゃないかな・・・・・。

 いやいや、原作を深く読もうとすることは、止めにして。
 橋本愛さんが演じた「ともよ」も、なぜそんなオジサンである「湊」に惹かれたのか??
                           は不明であるように、思われ。 

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2012年10月10日 (水)

『青ヶ島の神々 〈でいらほん流〉神道の星座』

 一応、はるか20年以上昔から“ご縁”が途切れていない方の
著作なので。
(私なんて、人づきあいが悪い人間なので、どうにもこうにも
“ご縁”を維持すること、苦手なもので)
 宣伝を兼ねて、改めて日本語で、きちんと題名を書いておきます。
 『青ヶ島の神々 〈でいらほん流〉神道の星座』菅田正昭著 創土社刊

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 東京都青ヶ島村。伊豆諸島最南端“日本一小さな村”に、オレ、二年間
住んだことがあるんだぞ~~!というのが、今でものワガ自慢なのですが。
 う~~ん、この本を読み終えてみると、 
   「オレ、青ヶ島で何を見てたんだろう・・・・」
                    という思いに捉えられ
                    (何も見てイナカッタンダ・・・)

 それを言うなら、鹿児島県出水市で過ごした15年間も、どうだったんだろう・・・。

 いやいや、実は著者だって、青ヶ島に住んでいたのは合計しても通算5年程度。
 “研究”とは、単なる“見る”ことではなく。 その深淵。

  さて、

 I have finished reading 『The Gods of Aogashima』.

「平成24年(2012) ・・・1.1世帯数109、人口177人(男101,女76)。」
                         written in the last part of page.

  "A population of only 171 people!!",who have been resident registration.
Of course, really living peoples are little more.
The long time,
  Aogashima has been said that 200 people population.
  But I  know now, it's very less greatly.

Is it a one of miniature copy about the population decline society?

2012年10月 6日 (土)

『The Gods of Aogashima』

 『The Gods of Aogahima』written by Dr,Sugata masaki.

 I took tihs book at  "Yaesu Bookcenter", One of the famous book shop.

   This photo is.........

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       I took this, over twenty years old.

          ...........It is my home view.

2012年9月27日 (木)

『君微笑めば 姫は三十一 3』

 一気に、秋の夜となりにけり。

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 オジサンとしては、ひたすら感心してしまうのですが、

街行く女性のファッションが、一斉に秋の装いになったこと。

  すべての女性に、敬服いたします。m(__)m

  さて!。

 江戸時代の戯作者って、きっと風野真知雄先生のような方だったんだろうな・・・・

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 重たい(きっと、重い!と思います)振袖(?)を物ともせず、江戸の市中を早足で

駆け抜ける静湖姫さま!。オレだって、うっとり・・・・。

 

2012年9月21日 (金)

『プラチナタウン』楡周平著

 自分が加入しているイー・モバイルの料金タイプは、月ごとの通信量が5GBまでは、
使い放題。ところが5GBを超過すると、それ以降は通信速度が128kbpsに制限される
タイプ。先日、調子に乗って『へっぽこエスパーなごみ!』を丸々観たら、あっさり
5GBに到達してしまったようで・・・。一昔前のインターネットに、逆戻り。
                     遅い・・・おそいデス。

 さて、この鉄のドアを開けて、勤務場所に。
 またまた今週末も3泊4日の“缶詰勤務”です。ふ~~~・・・・。
                       ま、それが、しごと、シゴトですね。

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 さてさて。
・『プラチナタウン』楡周平著

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 【あらすじ】
出世街道を外された総合商社部長の山崎鉄郎は、やけ酒を呷り泥酔。気がついた時には
>厖大な負債を抱えた故郷緑原町の町長を引き受けることに。だが、就任してわかったこ
>とは、想像以上にひどい実情だった。私腹を肥やそうとする町議会のドンや、田舎ゆえ
>の非常識。そんな困難に挫けず鉄郎が採った財政再建の道は、老人向けテーマパークタ
>ウンの誘致だったのだが…。

 もちろん元鹿児島県出水市民は、“まちおこし”小説として興味深く拝読。
 WOWWOWでドラマ化されていたとのこと。ちょっと観たかったぞ~。
 もっとも主人公である緑原町長・山崎鉄郎役が、大泉洋さんですか・・・・
                       (ちょっと若々しすぎるような)

「ったく、煩(うるせ)えんだよ。このくそジジイ。」
 と町議会のドン相手に啖呵を切ってみせる、四井商事のキャリアウーマン・渡部和美が
ドラマではいなくなってしまっているような・・・・。

                     いつか観る機会が巡って来ますように。

 で、小説はフィクションとして楽しむ、というスタンスは保って読み終えたつもり
ですが、う~~ん、今作では、フィクションから現実になる“壁”はどこ
にあるんだろう・・・・と、つい考えてしまいます・・・。

 団塊の世代に移住してきたもらおう・・・という施策を実施している自治体は、
たしか実在しますよね?でも、税収までも好転させるほどのインパクトには、現実
ではなり得ていない・・・・・。それはどうして?

 そして、もうひとつ、深く身につまされること。
 「高齢者に、もっともっと幸せな生活をしてもらう方策はあるし、それを実現すること
もできる」

                     ・・・・ハイ、省みるは、わが老親。
 両親には、「残りの人生、元気に生きるために、あなた方の資産は、遠慮なく使って
ください」とは、言っているつもりですが。

2012年9月17日 (月)

『キシャツー』小路幸也著

 外は晴れている、と思うと。
 にわかに雨がパラパラと降ってきたり。
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 ふと、窓の外に虹。
 まだまだ、夜は長い・・・・。
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 で。
 この缶詰勤務中に読了して、もっともよかった本。
・『キシャツー』小路幸也著

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 はははは・・・・・。やっぱり、今の私に一番しっくりくるのが、青春小説であるか・・・と。

 単行本というもの、文庫本を買うよりも、エイヤッ!という覚悟を要するもの。
 八重洲ブックセンター丸井柏店にて、平積みされているのを手にしてみて、いつか買おう、と
思いつつ、いつしか夏は過ぎ去ってしまい・・・・で、ようやく購入した一冊。

 ・・・・・・そうそう。
 俺、10代から20代にかけて、離島をはじめとした「地方」に憧れ、そして「旅」に憧れ。
 そうなんだよ~。
 旅先で、その地元の子(女の子とも)と友達になれたとしたら。

                  もう、生涯最高の思い出になったこと、間違いナシ。

 この作品は、北海道のどこか。1時間に1本、1両編成の気動車(?)が走る、海沿いの
とある町が舞台。ですから、そこの町の高校に通う、なかよし女子3人組であったり、成績優秀
で東京の大学へ進学希望の男子高生に、己の若き頃を重ね合わせる読者が多いのかもしれま
せんが、私が重ね合わせるのは、海岸に赤いテントを張って野宿をする、宮谷光太郎。

 そして、
  そんな旅先で、はっと息を呑む美人女子高生って、必ずいらっしゃる・・・・・・・・

         って、俺の若いころの“地方への憧憬”、そのまんま。

 いやいや、けっして登場人物の背景って、そんな単純なものではなく。作者の意図は、
もっと深い、ノデスガ。
                        

 

2012年9月16日 (日)

『ハロワ!』久保寺健彦著

台風16号は、今夜鹿児島県沖を通過していくのでしょうか。
 被害が少ないことを、お祈りいたします。

 関東地方では、パラパラと雨が降った程度。
 いや、あの入道雲の下では、まとまった雨となっているのでしょうか。
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 さて。黙々と読書中。
 いや、午前中、ちょっと散歩に出かけましたが。

・『ハロワ!』久保寺健彦著

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 八重洲ブックセンター丸井柏店にて。
 もちろんタイトルが目に入ってきて。

>就職相談員だって、「仕事」探しに悩む。
> 次々と訪れるワケありの求職者たち--------めんどくさいけど、憎めない。
>  ハローワーク勤務・28歳男子の奮闘を描く、
>   「お仕事」青春小説!

                  とのこと。

 もう今の時代、「職安」なぞとは呼ばず「ハロワ(ハローワーク)」という呼び名が
定着しているのですね・・・・(遠い目)。
 とはいえ、このタイトルが目に入ると。
 はるか昔、出水公共職業安定所で、薄っぺらい求人ファイルを繰っていた自分の姿が、
まざまざと脳裏に甦ってきます。
(もちろん「ハローワークプラザ柏」での、己の姿も)
 そして、ああ単行本だぜ~~と思いつつ、ふらふらと購入。

 「ハロワ」なんて、何度も通うもんじゃない!
   と思っておったのですが、結構“常連さん”もいるの?・・・・・・
(いやいや。次に自分がハロワを利用する時は、“常連さん”になるのかもしれません)

 あるいは、
  各相談員さんは、相談件数・就職件数等“個人成績”がカウントされている・・・。

        一介の利用者には窺い知ることができない、ハロワの裏側。
                     ふ~~んと、目からウロコ。

 そして、主人公・沢田信。なかなかな好青年。
>「簡単に爆発する激しさじゃなくて、マグマみたいなものをジッと抱えている。
>そんな激しさ。わたしは、信のそういう静かな強さに惹かれたんだと思う。

  先輩相談員との、道ならぬ恋。オジサン、グッとくるな・・・・・・。

 とはいえ!!
 その主人公を取り巻く登場人物の、それぞれの顛末。
                         暗澹々・・・・・・

    おい!表紙のイメージとは、全然違うぞ~~!!!!
                       で、大ブーイング。
 

『合併人事―二十九歳の憂鬱』江上剛著

 二日目の当直交代時刻。午前3時。

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 ふ~~・・・・・・・。
 世間様は、秋の連休なのに・・・。
 休みの時こそ、シゴトシゴト。缶詰勤務、ようやく中間地点通過?

 とりあえず、せっせか読書をさせて頂いております。
 そして、近頃は読むだけでなく、読み終わったら感想も書く、というひと手間を
するよう心がけております・・・・。
 買ってもいないのに、Amazonのレビュー欄、活用させて頂いております・・・・m(__)m
(本を買うのは、柏駅近辺の書店で・・・)

 さて。
 久しぶりに「経済小説」を。
・合併人事―二十九歳の憂鬱 (幻冬舎文庫):江上剛著
  はい、もちろん、帯カバーに三根梓さんがいらっしゃるから。
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 ヒロイン・日未子は、合併して誕生したメガバンクに勤務する、タイトルの通り29歳。
上司と不倫中。その情事のシーンって、絶対渡辺淳一に対抗しているやろ・・・・
                          という感じに、エロイです、ハイ。

   それはともかく。
 今までの私の人生において、「丸の内のOL」サマなんて、全然リアリティを持って想像
できる方々でなく。
 婚活サイトでも、たしかにプロフィールを拝見すると「大企業に勤めるOLサマ」って、
いらっしゃるんだな・・・・とは思うのですが、自分のような低スペックな野郎とは、
次元の違う世界。
                    まず、そこで、ふ~~ん。

 会社内の派閥抗争に明け暮れる男どもから、一歩退いた位置で、冷徹に社内を観察する
・・・・と書けば聞こえはいいものの、それはアヤフヤな立ち位置であって・・・。
  正直、日未子さんが、それほど仕事しているとは思えません・・・・・。

>「くだらない」
>日未子は、鏡に向かって小声で言う。なんだか心が楽になっていく。何もかもくだらない
>ことだ。

>「もう直ぐ三十歳。素のままに生きてみようか。今までは周りに影響され過ぎていた気が
>する。もう立たなければならない歳だよ。分かった? 日未子!」

 メガバンクを蹴っ飛ばして辞める日未子の、その先はドウナル???????   
                  ラストからこそ、本当の物語が始まっている作品。 

  蛇足。
 会社という世界から飛び出して、自由に生きる女性として、
 ダイビングショップ経営・ノリとヨガインストラクター・ひろみという二人の女性が
登場しますが、それはそれで“食べていく”って、とても大変だろうな・・・・・。

2012年9月 9日 (日)

『アイドル新党』原宏一著

 三根梓さん@八重洲ブックセンター丸井柏店。
 ・・・・ついつい写真を撮って、ご覧のようにブログにアップしてしまう、
ファン心理をお笑い頂きたく。
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 さて。三根梓さんの帯カバーがついた、幻冬舎文庫も一冊買わせて頂いたの
ですが、先に読んだのは、
 ・アイドル新党(原宏一著)徳間文庫ですね。

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 うん、AKB48の「総選挙」の賑わい?大騒ぎ?を見てみれば、そりゃあ、これ
を本当にそっくりそのまま、リアルな選挙の場に持ち込んでしまったら・・・・
 とは誰しも考えることではないでしょうか?
 いや。自分がファンのアイドルが、ある日衆議院選挙に出馬しますっ!と
宣言したら・・・・。

 いやいや・・・。そこは男心の一筋縄ではいかないところ。アイドルとして
崇め奉ることは出来ても、政治家として見るのは別物か・・・?

 いやいやいや!この小説のヒロイン・春乃マキは、地元・埼玉県春田部市では、
その名を知られた伝説の元ヤンキー、という設定。
 その当時の人脈を活かして、ヤンママ層をしっかり取り込んでいく・・・・という
ストーリーが、AKB48ごときの「総選挙」を凌駕しております。(笑)
(この架空の街・春田部市の描写がイイです。リアルな埼玉県春日部市に行って
みたくなりました)

 まあ、実は“ヤンキー上がり”春乃マキを、自分、軟弱ながらカワイイ~
とは思えず。
 その代わり、感情移入したのは、そのマキのマネージャーを勤める・山崎。
(あれ?名前、どっかで出てたっけ)
 所属タレント8人、零細プロダクションのしがないマネージャー。
 マキに蹴られる、平手打ちを食らう、そして夜のご奉仕も・・・・。

 そんな冴えない山崎が、選挙戦を仕切る「軍師」として成長していく・・・・。

 戦国時代のような合戦なんて、昔の話。
 とはいえ、選挙戦という戦いの場において、自由に采配を奮う。
            そんな夢ストーリーであるかな。

 現実、今の日本での“サイレント・マジョリティ(マジョ)”といえば、
やっぱり団塊の世代以降のお年寄りでは・・?
 衆院選挙での「アイドル新党」の苦戦・・・・・たしかに、タシカニ。

2012年9月 6日 (木)

『保健室の先生は迷探偵!?』篠原昌裕著

 あれ?
 ゴーヤ(ニガウリ)の実って、こんなに急に色づくものなの?
(さすがに、こんなきれいな色になってしまったら、食べられない・・・・
                               デスヨネ?)
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 ハイハイ・・・・・、洗濯機。
 ・ヨドバシ.com
   にて、早速注文させて頂きました。

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 決して安い買い物ではなし。少なくとも文庫本一冊買うより、はるかにお高い
買い物ですから、もっとあれこれ選んで買うべき・・・・・、
                  修理する、というのも考えるべき、
                       とは思うのですが。

  いやっ!。今朝、家に帰って、着替えて、それを洗濯機に放り込む、
という一連の動きが出来ない!って、耐エラレン・・・・・・。
(イエ・・・、単に自分が少ない衣類をせっせか着回しているだけ、ナノデスガ)

 ふ~~・・・・・・
   配達料・設置料・リサイクル回収料含めて、約3万円・・・・・・。

  で、もうジタバタしても仕方がない、で、今夜読んだ本。
・『保健室の先生は迷探偵!?』篠原昌裕

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 はい、もちろん私、『保健室の先生~』というタイトルに魅かれ、ふらふらと
新星堂柏店にて、購入。
 「刊行にあたり、第十回『このミステリーがすごい!』大賞応募作品、『殺人画家は、
私です』を改題・加筆修正しました

 とあります。
  サスガ・・・。ハイ、私、タイトルが『保健室の先生~』だから、買イマシタ。
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私立高校・山瀬学園で悪質ないたずら事件が発生する。女性教師の惨殺死体を描いた油絵が、
廊下に飾られたのだ。校長からの特命で、養護教諭の茂木遙は美術教師の椎名巧とともに、
「殺人画」を描いた犯人を捜すことになる。遙はやる気のない椎名に辟易しながらも、極秘
に調査を続けるが、やがて第2の「殺人画」が飾られ、事件は思わぬ展開をたどる。犯人は生
徒なのか!?犯行の真の動機とは?―。

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 『殺人画家は、私です』
 『保健室の先生は、迷探偵!?』
 という旧題と新題を並べてみるだけで、ミステリー小説としての重要なプロット(すじ)
を示唆しているような気がするのですが、

 いやいやいや。
 大変月並みながら、時に「暑苦しい」と評されてしまう熱血ぶりの一方で、生徒たちを
じっと観察する冷静さを併せ持った、茂木先生、ステキ。
 そして、ラストの告白タイム。遥さん、かわいい~っ。

 真面目な話。
 なぜ“犯人”は「殺人画」を描かなければならなかったのか。
 “惨殺死体として描かれる”ほどの罪なのか?
             正直なところ、自分はう~~ん、と考えてしまいました。
 いや、もちろん、許されることではない、
             と解っているのですが・・・・・・・、
                   とは、つまらんオジサンの諦観?
                             
 

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