遅ればせ・・・
遅ればせ ながら、祈っても 初詣
初詣 済ませて、安堵 初酒を
遅ればせ ながら、祈っても 初詣
初詣 済ませて、安堵 初酒を
すみません。こちらも、MBCニュースより切り取らせて頂きます。
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おれんじ鉄道 県が全市町村の負担要請へ [12/10 18:24]
赤字経営が続く肥薩おれんじ鉄道を存続させるための負担について、県は、現在の一部の自治体ではなく、県内全ての市町村に求める方針を明らかにしました。これは10日開かれた県議会の企画建設委員会で県当局が明らかにしたものです。県によりますと肥薩おれんじ鉄道は開業から2年目以降、赤字が続いていて、昨年度は開業当時に比べ輸送人員、運賃収入とも3割近く減少しています。今後の収支見込も年間2億円から4億円の赤字が続き、向こう10年間で33億円の赤字となる見通しです。これに対し、県の交付する補助金の財源となっている経営安定基金の残高はおよそ9700万円と枯渇の危機を迎えています。このため、県は来年度にも肥薩おれんじ鉄道を存続させるための負担をすべての市町村に求めるとして、近く臨時の市長会や町村会の開催を呼びかけ、説明を行うことにしています。県はまた、軽油価格の上昇で昨年度の燃料費が開業時の1.8倍になっているとして、肥薩おれんじ鉄道に対し、運賃の値上げを要請することにしており、早ければ来年秋にも値上げの可能性が出てきました。補助金の財源となる経営安定基金は、開業した2004年に鹿児島市など当時の非沿線2市4町と民間の負担による5億円で設置されました。今回、離島を含む全ての市町村による負担となり、各自治体の理解が得られるのか、運賃値上げで経営難の打開が図れるのか、来年3月に開業から10年を迎える肥薩おれんじ鉄道は、再び大きな分岐点を迎えることになりそうです。
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肥薩おれんじ鉄道・肥後田浦駅にて。(2013 7/04撮影)
普段ニュースとして報道されるのは、「おれんじ食堂」運行開始、
あるいは各種ラッピング列車の話題等々と思うのですが、
現実は・・・・・・ね・・・・・・。
「全市町村の負担要請へ」と言っても、まったく関係のない自治体(大隅地区とか?)に、
どれだけの負担を求められるのか・・・・年間ン千円とかダッタリ・・・。
あるいは、「運賃の値上げを要請」って、
結局、主たる乗客である通学生世帯へ負担増を強いることであって。
それは“安易”過ぎる!
MBCニュースは、すぐ削除されてしまうので。
切り取って、保存させて頂きます。(MBCニュースより)
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県内の就業状況、非正規雇用が4割 [12/09 18:48]
昨年度の県内の就業者のうち4割は非正規雇用で、このうち、パートタイム労働者の年間給与額は一般労働者の3割に満たないことがわかりました。これは9日の県議会・一般質問で県当局が明らかにしたものです。それによりますと県内の就業者のうち正社員は60%で、非正規社員は40%でした。年間給与額はパートタイム労働者の昨年度の平均額が107万円で、一般労働者の平均額、370万9000円の28.8%となっています。県では事業主が非正規社員を正社員に転換した場合に支給される国の助成制度の周知に努めて、非正規社員の処遇改善に取り組みたいとしています。
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イヤ、ですから、フルタイム働くのはチョット・・・・という、主婦パートの方も
含めての数値だとは、もちろんバカな自分にも解りますが。
「一般労働者」の中には、もちろん公務員の方も含まれているのでしょう。
・・・・・・・でもさ~~。
風邪ひきのくせに、かえって風邪薬に興奮成分が入っていたのか、妙にテンションが
高い状態です。うむ・・・・・、この肥薩線・人吉ー吉松間、とても楽しい時間を過ごす
ことが出来,久しぶりに、新聞へ投稿をしたくなっている状態なもので。
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こちらは、肥薩線の中では、唯一宮崎県内にある駅・真幸(まさき)駅です。
「真の幸せ」を呼ぶ駅として、「幸せの鐘」が設置されている駅です。
ハイ、私たちも、しっかり鐘を鳴らさせて頂きました。
ふと疑問に思ったのですが、客室乗務員さんは「昔は、駅員さんが運行の安全を
祈って、鳴らしたものです」と説明してくださりましたが、現実的に、霧がとても深い
時に「霧笛」代わりに鳴らされたのでは?。そんな資料は、残っているのでしょうか。
大畑・矢岳・真幸という三駅の中でも、駅舎は一番こじんまりしておりますが、
地元の方々によって、駅舎には、いろいろ“小道具”が飾られております。
写真の机は、「真幸小学校」というシールが貼られており、郷愁をそそります。
そして、何気なく「真幸小学校」で検索してみたら、エ~~ッ!!!!今でも
現役の小学校として在るのですね・・・・・。お見それしました。
そして、終点・吉松駅。
(私たちは、「いさぶろう」で吉松まで来て、「しんぺい」で人吉まで戻っての、一往復を
乗車したのですが)
熊本から肥薩線を利用して、鹿児島中央駅に至る周遊コースに、人吉ー吉松間の
“矢岳越え”も組み込まれており、観光路線として、しばらくは安泰なのかな・・・・・
とは思いますが、安心はしていられないのでは。
かつて、長野新幹線の開通に合わせて、信越本線・横川ー軽井沢間の“碓氷峠越え”が、廃止されております。(観光路線としての存続も検討されたのでしょうが)
また、自然災害により路線に甚大な被害を被り、復旧の目途が立たないまま、廃止
・・・・・となった鉄道路線は、むしろ近年増えているのではないでしょうか。
(もともと輸送乗客数が少なければ、費用をかけて復旧させる価値を見いだせない?)
外国人のご家族連れが目立った『SL人吉号』と比べると、『いさぶろう・しんぺい』は、
一人旅“鉄道マニア”風の方の姿が、ぐっと増え。
やや通好み?の区間でしょうか。
いやいや。
日本の近現代史の息吹を、乗ることで体感できる肥薩線・人吉ー吉松間、
一度は乗らなきゃ損!であります。
お奨め度 ☆☆☆☆☆☆
(この項、おしまい)
*つけたし。
車内販売で、購入させて頂きました。
私が小学生の頃、もちろんJRではなく国鉄であった頃。
この肥薩線を、急行列車に乗って通った親父が、こんな土産話をしてくれましたっけ。
「きれいに掃き清められた、チリひとつ落ちていないホームを、制服をピシッと着こんだ
駅長が、ツカツカッと歩いてきて、発車の合図をするんだぜ~」。
当時は、国鉄は“赤字垂れ流し”として、批判の槍玉に上げられていた時代。
(一日に数本しか列車の来ない駅にも、駅長のような“お偉いさん”が居て、することと
いえば、駅の掃除だぜ)
という皮肉のニュアンスが篭められていた訳ですが。
矢岳駅。標高539.6m、肥薩線で最も高い場所にある駅。
映画『鉄道員(ぽっぽや)』の世界でしょうか。(とかなんとか、私はまだ観ておりませんが)
守るべき職場として、駅に仕えた方々の息吹を感じられませんか・・・・。
吉松駅待合室に掲げられている、かつてのD51(デゴイチ)の勇姿。
昭和の高度成長期には、近隣の山々から伐り出された木材を輸送する路線でも
あったのでしょう。
(つづく)
肥薩線人吉ー吉松間の見どころといえば。
今でこそ、山岳路はトンネルを掘り抜いて、通り抜けるルートとなるわけですが、
トンネル掘削技術がまだ未熟な時代、山岳路を踏破する線路を敷設するため、
スイッチバック・ループ線という手法を用いて、路線が開設されている点。
(もっとも「海上からの艦砲射撃による、脅威を避けるため」とされる、路線決定理由も、
時代の流れを感じさせられますが)
ただ乗ってみただけでは、そのスイッチバック・ループ線を体感できないのですが、
『いさぶろう・しんぺい』では、車内放送・あるいは客室乗務員の方による、解説付き。
2枚の写真、よ~く見比べてください。違いますよね。3号車と1号車の運転台です。
スイッチバックの区間は、逆向きに走行するので、運転士さんは車内を移動します。
そこで、私と彼女も運転士さんの後ろをくっついて、車内移動を“体験”。
客室乗務員の方から、
「今日は、運転士さん以外に、ギャラリーの方も、一緒に移動しております~」
と解説して頂き、車内爆笑(笑)。楽しい思い出になりました。
そして、ループ線。
写真では、少々わかりづらいですが、下に大畑駅のスイッチバック部分が見えております。
(検索してみたら、以前は手前の樹木が育っておらず、もっと駅の全容が見えていたようです)
山のかたちに沿って、ぐるっと回って、この部分まで登ってきたわけですね。
(つづく)
番外編。
こちらは、肥薩線八代ー人吉間の球磨川にかかる、球磨川第一橋梁。
なるほど・・・。ここが「SL人吉号」の撮影ポイントなんですね~~と、納得。
さて、人吉から先、人吉ー吉松間、通称“矢岳越え”。
今でも、熊本ー宮崎を結ぶ特急列車が走っていると思ったのですが、それも今は昔。
(これだけ高速道路が整備されて、高速バスに役割を譲った・・・ということなのでしょうね)
時刻表を調べると、一日普通列車が5往復のみ。
ところが、そのうちの日中2往復が、観光列車『いさぶろう・しんぺい』として運行
されている、純然たる“観光路線”。
うむむ・・・・・・、逆をいえば、「いつ廃止になっても、おかしくはない」路線なのであって。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
いやいやいや!。私は今回乗ってみて、イチオシお奨め!!!。
今なら、山があればトンネルを掘って、潜り抜けてしまえ~~ではありますが、
それほど土木技術が発達していなかった時代に敷設された線路上を、乗って通ること
が出来る興奮。お伝えしたいな~~、ということです。
まずは、人吉駅。
「いさぶろう」の発車は、3番線から。改札を通って・・・・・・・・。
人吉駅には、跨線橋もあるのですがそれを閉鎖して、直接線路を横切る踏切形式
の通路が設けられており。
いやもちろん、その方が“バリア・フリー”であるという一面もあるのでしょうが、
このように、列車の正面から記念撮影ができる、という訳であり。
十二分に、エンターテインメント(娯楽性)があり。
こちらが、『いさぶろう・しんぺい』の車両。
蒸気機関車には及びませんが、気動車がアイドリングをしながら停車している様。
ワクワク、できまっせ!!!
(つづく)
ごろごろ
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