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2008年9月

2008年9月30日 (火)

くたばれ!勝間和代!!!

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  はい、正直に書きます。
 本日、わが先物取引口座にて“追証”発生!!!
 ・・・・・・、FX口座より資金を移駐しました・・・・。
 極めて不本意ながら、FX戦線より一時逃亡であります。

 暗澹たるネタの前に、しばし現実逃避。
 昨日、アマゾンを通して、小林隆一先生の著作
 「ビジュアル流通の基本 第4版」
 を注文したのですが、そこは“熱帯雨林地帯”の商売上手なところ。
“1,500円以上送料無料”・・・・。
(改めまして、小林先生のブログ
 ・あきさせない、眠らせないぞ!)

 う~~~ん、本当なら、ここで戸谷圭子さんの最新作
 「窓口・渉外係のための金融マーケティング入門」なのですが、
早々とアマゾンでは在庫ナシ状態・・・。
 ハイ、案内メールが来た時点で即購入しなかった自分のミスです。
(はっ、日本全国津々浦々、この本を読んでレポートを書け!!という宿題
を出された金融機関にお勤めの方、無慮数万人・・・いらっしゃるのでしょう
ね・・・・・)

 代わって、目に飛び込んで、わが網膜に焼き付いてしまったのが、
 勝間和代女史の
「勝間和代の日本を変えよう」
  はは、表紙はこちら。0809301s

 押忍。自分、一度は誘惑を絶ちました。つまり、小林先生の著作を手に入れる
ために、送料300円を負担したのですが。
 午前0時、夜の店番に入った途端に、
 「チクショ~、やっぱり読みたいぜよ!!」
 ハイ、勝間和代女史のブログ
私的なことがらを記録しよう!!

 ・・・・いかに「著作を売るための仕掛け(落とし穴とも言う)を施すか?」

 このタイトル、この表紙、計算され尽くしているのでしょうね・・・・。

 くたばれ、勝間和代女史。

 本題は、当然、史上最大の下げ額を記録したマーケットについて書くつもりだ
ったのですが、エネルギー切れ・・・・であります。

 本日、偶然路上で支店長様とバッタリ。
 本店勤務となられたとのこと。
 「また、会えるね」。
 
 またまた、押忍。来年6月の株主総会まで、刻苦奮闘に励むであります!

 

2008年9月29日 (月)

惜別。〇〇先生

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 深夜に、ねぐらへ帰ってきて。数十メートル先の鹿児島銀行出水支店
まで。この“昭和テイスト”の味わい深さ・・・。0809291s

 さて、日中。銀行へ行ってみれば、窓口で、ボソリと
 「異動になりました」。
 ごめんなさいm(__)m。三度聴き返してしまいました・・・。

 そうか・・・。〇〇先生、ご栄転でありますか・・・。

 イヤ、姫様に対しても「~先生」という敬称を使う機会は、ついぞ、あ
りませんでした。

 でありますが、〇〇先生には「お札の数え方」を、教わってしまいまし
た。
 「ケッ!別に、お札の数え方なんて。間違えなきゃ、よっきゃ!」
 で、完全“自己流”だったのですが・・・・。
 窓口で、ご迷惑を省みずに「お札の数え方を、教えてください」と
お願いしたのが、〇〇先生。

 押忍。自分、“札勘”は、右手でするでアリマス!
(ただし、左手では出来ないし、ピン札の束相手は、デキマセ~ん!)

 あえて英語の記事を読もう、と思えるようになったのは、ひとえに
〇〇先生のおかげですし、「豚骨料理」に挑戦したのも、〇〇先生のお
かげであります。

 〇〇先生の未来に、幸せあれ!

 惜別の曲として、「ラフマニノフ ピアノ前奏曲ト短調」を贈ります。

 あっ、もちろん、もし聴いて頂ける時は、“ユニクロック”の音は絞ってくださいナ。

 う~ん、YouTubeにいろいろアップされているのですが、この演奏が、
最もわが姉貴の演奏に近いかな。。。。ということで。

2008年9月28日 (日)

「パイオニア後」ですが・・・(2)

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  0809282s はい、一言。新しいデジカメが欲しいよ~。

 さて、改めまして「FED(フィールド・エミッション・ディスプレイ)」
です。
 ここで初めて、Wikipediaで説明を拝見(⇒こちら)。ふ~ん、日本語
では「電界放出ディスプレイ」と言うのですね。
『FEDは原理的にCRTと同じ特性をもち、アノードとカソード間を数mm以下
にできる。この特性と液晶ディスプレイやプラズマディスプレイよりも表
示特性が良いことから、薄型表示デバイスの本命と長い間言われつづけて
きた。・・・・』
 CRT。つまりブラウン管式、昔ながらのテレビと、同じ原理なのですな。
 あくまで画質にこだわる“AV(オーディオ・ビジュアル)マニア”に
とっては、待望される商品化なのかもしれません・・。
 ・【FED】次世代ディスプレイ総合スレ Part39【OELD】
                    (2ちゃんねるより)
 ・次々世代型ディスプレー競争の幕開け~FED編
                    (IT-PLUSより)
 
 改めまして、
 ・Field Emission Technologies
 「会社概要」より
『 フラッドディスプレイは、使い分けの時代に
 フラットパネルディスプレイは、方式ごとに、それぞれ違う特徴を持って
います。
 どれかひとつの方式だけから選ぶのではなく、用途に応じてフラットパネ
ルディスプレイ方式を使い分ける時代が目前に来ています。当社はナノスピ
ントFEDを、確かな目を持つ方から選ばれるディスプレイとして育てていき
ます。』
 なるほど・・・・。さらに、アレヤコレヤ検索・・・・。

次世代ディスプレイ「FED」09年にも発売へ - 19型SXGAの試作機が公開
                      (ファイル・ウェブより)
 後半部分を長く引用させて頂きます。

『・・・・・・・
長谷川氏は、「薄型テレビは激しいシェア争いを行っており、量産合戦に
よる価格下落から利益率が下がっている。我々は小さな規模だからできる
マーケットを開発していく」と独自路線を歩むことを強調。まずはプロの
映像クリエーター、放送局、ゲーム制作会社など、ハイエンドユーザー向
けに販売を行う。実際の商品化は「ベストケースで2009年に発売できるか
どうか」とのことで、その際の画面サイズは24型、もしくは26型を検討し
ているという。解像度は1,920×1,080のフルHDになるとのことだが、価格
については明言しなかった。なお、放送局などへの販売では、ソニーの協
力を得る考えだ。

民生用への展開については、「最終的にはテレビも発売したいが、いきなり
量産のための設備投資を行うのは無理。まずは業務用を成功させ、“小さく
産んで大きく育てる”ことを実現したい。シェアは追わずに、健全な利益体
質を目指す」と語った。

前述したように、会場には液晶やプラズマとFEDを比較する展示も行われてい
たが、長谷川氏は、「FEDの特長を分かってもらいたいという気持ちで置いた
もので、液晶やPDPが劣っていることを示すためにやっているわけではない。
我々は液晶をやっつけたいとか、PDPに勝ちたいなどと大それた事は考えてい
ない。クルマが軽自動車から高級車まであるように、ディスプレイにも液晶
やPDP以外の選択肢があってしかるべき、と考えている」とした。    』

 この記事の日付は、2007年04月09日。それから、すでに一年半。この記事
中の『いきなり量産のための設備投資を行うのは無理』から、一転、
「パイオニア鹿児島工場を、総投資額200-300億円で取得する方向」
 となったのは、ナゼ?

 ひとつには、もちろん、工場勤務者の雇用条件も含めて“安く買い叩ける”
目算があるからでありましょう。地元として、注意しなければならないのは、
「条件が合わず断念」という場合もあり得ること、覚悟しておかなければな
らないでしょう。

 もうひとつは、かなり強気に「量産化」のメドが立った、のは間違いない?
 今まで民生用のプラズマディスプレイを生産していた工場の隅で、細々と
生産なぞという効率の悪いことはしないでしょう。
 進出してくる以上は、かなり最初から“カッ飛ばす!”?
 そういう意味では、雇用面も、期待していいのでは????

 迎える地元としては、 
「な~んだ、ベンチャー企業か・・・。信用ならない」
 で終わってしまうのではなく、はっきりと
「進出を歓迎する」ことを明言する必要があります。
   ね!伊藤知事さん、渋谷市長さん。
(裏では、雇用面と補助金を巡って、厳しい駆け引きが行われているのかも
しれませんが)

 ひとつ、ここで大いなる杞憂。
 FET社は、まずは業務用ディスプレイの生産販売から手がけるとなる
と・・・・。
 表向きは「使い分け」を提唱したとしても、
 現実は、お隣の工場
 NEC液晶テクノロジー㈱
 のシェアを食っていかなければならない・・・・・・・と。
 案外こんな面から「取得断念」と、ナリハシナイカ・・・・。

 重ねて、書きますが、
 まずは「進出を歓迎する。条件を提示して欲しい」と、はっきりとFET社に
対して、シグナルを送りましょう!
(裏の話は、私、まったく知りません)

 その上で、
 「山形有機エレクトロニクスバレー構想」なんぞに、負ケテタマルカ!!
 「鹿児島フラットディスプレイバレー構想」をぶち上げてみせましょう!!

    We will have the Dream!
(おことわり:現実、「俺たち、どうなるんだ」と不安に悩まされる、現パイオニ
ア工場従業員の方々には、なんの慰めにもならないこと、重々承知しております。
むしろ「野次馬め!」というのが、正直な心情のはずです。
                     非礼を、お許しください。m(__)m)
 
 

 

「パイオニア後」ですが・・・(1)

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 0809281s 相変わらず、壊れたデジカメに「まだまだ死んでもらっては困
る!」とばかり、酷使中。

 さて、26日に田吾作さんより頂いたコメント、
『パイオニア出水工場閉鎖は、パイオニアの従業員600人だけでは
なく、今後の動向次第では、同敷地内で営業している、NEC液晶
までの従業員に絡む話です。最悪は延べ1000名以上の失業者を生む
状態になります。パイオニア売却予定先の何たら投資会社など信用
出来やしません。最悪のシナリオにならない事を、祈ります』

     拙ブログへのコメント、ありがとうございます。

 推察するに、田吾作さんは、かなりパイオニア・NECの内部
事情に詳しい方とお見受けします。対して、自分は・・・・。
 あわてて、アッチャコッチャ検索させて頂きました。

 まずは、
 ・パイオニアプラズマディスプレイ株式会社
 「会社概要」を拝見すると、
「2003年 鹿児島工場Ⅱ期ラインを増設 」
 それから、わずか5年でありますか・・・。
 つづいて、
 ・NEC液晶テクノロジー株式会社
 初めて知りました、“鹿児島日本電気”という株式会社は「今は
ない」のですね。企業内再編ですか・・・。
 こちらは、家庭用のいわゆる「液晶テレビ」ではなく、ちょっと
高価な業務用液晶モニタを、主に製造しているようですね。

 さて、消費者としても、家電製品としての「テレビ」における
価格競争の激しさ、実感することが出来ますね。(スミマセン、実は
自分、とっても疎いです)
 もちろん、それは小売業者(〇マダ電気とか)間による、熾烈な値引
き競争にもよりますが、製造メーカー間のコスト競争も、世界を舞台に
激しくデットヒートが行われているわけですね。

 ちょっと面白いと思ったブログから。
秋田県議会議員 佐藤健一郎の活動報告
 失礼な表現ですが、典型的な「コッテコッテ田舎の自民党議員」さん
ですよね。そんな方が、
9/10『42型液晶テレビ9万円台 米ビジオ衝撃の日本上陸
 というタイトルで書かれていらっしゃいます。
 一部引用させて頂きます。
『・・・・
 これらの製品によって、国内メーカーも値下げ競争に巻き込まれる事
が強いられるでしょう。単に一消費者の立場では良いものが安い事は喜
びますが、あまりに激しい価格競争では、製造会社の社員待遇改善は行
われるのでしょうか?製造拠点の海外転出や部品の海外調達の増大など
とならないでしょうか?と心配をしてしまいます。
                          ・・・・・』

 現在、出水工場で製造されているのは、主に業務用液晶モニタですか
ら、このような“値下げ競争”に即巻き込まれるものではない、でしょ
う・・・。販売は「小売りにお任せ」ではなく、このような業務用の場
合、“営業力”(それこそ「接待」も含む?)が、もの言うのでは?
(まったくの素人ですので、あくまで邪推です)
 まだまだ“営業力”を含めた総合的なマネジメント能力は、日本の
製造メーカーに“一日の長”があるのでは?
(マンガ「社長・島耕作」の世界は?)

 当面は、NEC出水工場は安泰であると言える・・・・のでは??
                 (ハイ、願望が入っています)

  スミマセン、長くなってしまったので、一度ここでアップします。

2008年9月26日 (金)

バカ息子・・

0809261s 同僚の女の子いわく、

「トンボの交尾している格好って、ハート形なんですよ」

            確かに。

 さて、熊本で開かれた学会の帰りに、わが親父が出水まで足を伸ばしてくださりました。

 夜勤を終えて、大慌てで親父の携帯電話に連絡してみたら、飛来里(出水駅構内)のコンコースで勉強中とのこと。 バカ息子ごときでは、まったく歯が立ちません・・・・・・。

  バカ息子 ふと目を逸らす 老親か

2008年9月25日 (木)

鹿児島三越、閉鎖

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 いやいや!まだ、くたばってもらってはイカン!!!
 で、デジカメ君を酷使。
    0809251s 「西暦2189年、火星への移住を開始した人類は、半世紀の時が過ぎ・・」
        と、ちょっと“SF調”?

 さて、本日9月25日付南日本新聞一面に大きく躍るは、
 『三越鹿児島閉鎖へ
    三越伊勢丹HD 経営統合で再編 来春にも 不振数店整理』

  小林先生のブログ「あきさせない、眠らせないぞ!!」
  9/25付「三越鹿児島店・来春閉店」によれば、
  (一部引用させて頂きます)
 『・・・・・・
  鹿児島店の撤退は,流通業界ではすでに既定の事実となっていたし,地元で
もその噂は先から出ていたのでさほどのショックはないが,天文館の地盤低下は
否めない。・・・・・・』

 そうなのですか・・・。南日本新聞の記事によれば、
『昨年春に七階フロアを改装し、百貨店では全国初というスイーツのテーマパ
ークを開設した』
『市南部への大型商業施設進出に対抗し、天文館地区の百貨店や事業者などが
協力して盛り上がろうと昨年六月発足した「We Love 天文館協議会」。水面下
で設立へ積極的に動いたのは、当時の三越店長だったともいわれた。』

 ドラマやマンガであれば、ここで“一発逆転”があるのですが、
 リアルな世界には「ない」という冷酷な結果。

 さて、もう少し気の利いたことを書きたいのですが、如何せん・・・。
 どうにもこうにも、自分なぞ、“百貨店”には、最も縁遠い存在。

 ここは、女性。

 ・Kaoriのマーケティングレビュー
  9/13付「イット・ガールはリアルクローズか?」
 首都圏でなら、まだまだ百貨店業界にも“試行錯誤の余地”あり・・・。

 地方在住者としては、なんとも悔しい・・・・。

 

2008年9月24日 (水)

「コメント」疲れ・・・

0809241s わがデジカメよ。そうそう簡単には、逝かはせん!!

 実は、真昼間に撮った、広瀬橋の上からの画像。

0809242s こちらは、たまたま・・・復活!!!!!!

  ふ~~、で、今日は「コメント」疲れ・・・・・。

 そりゃあ、RIE様ご登場ともなれば、下々の民の命なぞ、鳩毛より軽し?

 

2008年9月23日 (火)

若きテラーさんの、将来に

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 0809231 ついに、わがデジカメが、逝ってしまった・・・・・ようで。
 う~~ん、確かに洗濯機と違って「生活必需品」ではないのですが、今と
なってはデジカメなしで外出することなぞ考えられない・・・・。
 で、やっぱり欲しくなってしまうのは、そこそこ高級機・・・。

 さて、昨夜(22日深夜から23日朝にかけて)の店番で、楽しい気分にさせ
て頂いた出来事。(コンビニ店員にも“守秘義務”があります。詳細はぼかし
て書くつもりですが、不都合がありましたら、ご指摘願います)

 「深夜」から「早朝」へ変わる時間帯。うら若き女性二人組、ご来店。
 休前日に、ちょっと羽根を伸ばして“夜遊び”という印象。
 さて、コンビニ店内で、ばったり学生時代の同級生とご遭遇~と相成られた
ようで、にわか“クラス会”へと。
(こういう場合、一応店員としては、仕事に集中して、会話が耳に入らない
よう努力はします。でも、そこは「若いって、うらやましい・・」。お元気な
声は、否応なく耳に入り・・・)
 お一人、金融機関にお勤めのようで、「やっぱり、お給料っていいんでしょ」
という話になったようで・・・、「額面いくらくらいで、手取りはン万円くら
い」。その“天引き”部分に「積立投信」があり、

 「リーマン・ブラザーズが破綻してさ・・(基準価額が下落している)」
 「なにそれ?」
 「テレビのニュースぐらい、見ろよな~!」
 
  耳に入ってしまったオジサン店員としては、お若い女性の口から「リーマ
ン・ブラザーズ」という単語が出る瞬間に立ち会えて、感動。
          御かわいさ、3乗増し。

  その後も
「サブプライムローンって、アメリカの低所得者向け住宅ローンのこと。わか
りやすくいえば」とか、
「日経平均も、下がっているし・・・」・・・、わが耳に入り。

 察するに、社会人になられて『経済』に関心を持つようになった御自分を、
さりげなく話してみられたかったんじゃないかな・・・・・と。
         お可愛さ度、8倍積み。

 さてさて、本日23日日本経済新聞一面トップは、
「金融の世界再編 日本勢参入
    三菱UFJ、モルガンに出資
     取締役派遣 最大20%、9000億円」

 これについて、われらが!(笑ってください)メガバンクOL・RIE様
・メガバンクOL RIEの資産運用入門
 「三菱東京UFJの逆襲

 なるほど・・・・。どちらかといえば「支持」?でしょうか。

 対して、
貞子ちゃんの連れ連れ日記
 「投資銀行の終わりの始まり・・・
 
 ちょっと意外・・・。悲観的であります・・・・。

 自分は「支持」のつもりですが、ちょっと解らなくなってきました・・・。

  若きテラーさんの、将来に、 夢を!
 

2008年9月22日 (月)

焼酎メーカーも、株式上場を!

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08092211s  さ、今夜からまた夜勤生活!気合を入れていかねば!!
              で、今日中にもう一本“金融”ネタを書い
てから寝るつもりでした・・・・。
 ところがどっこい、銀行帰りに勤め先にちょっと立ち寄ってみれば、
 コンビニ本部より焼酎商品の売場撤去の通告が・・・・。
 「田苑酒造自主回収へ」(MBC南日本放送サイトより)
  田苑酒造株式会社のサイト⇒こちら
 一言付け加えさせて頂くと、田苑酒造といえば、鹿児島では大手の焼酎
醸造元です。08092212s

 かなり以前から、この「汚染米」問題ニュースとなって報道されており
ましたが、当ブログでは、ようやくここで・・・・。

 「鹿児島の特産品」といえば、なんとなく地元産の原料が使われており、
安全である・・・という漠たるイメージがあり、特産品としてPRする側
も、そのイメージを利用してきたのは、否定できない事実と思います。
 ですけれど、一方で、焼酎の元となる麹原料に輸入米が使われてきたと
いうことも、知る人は知る、厳然たる事実であったと思います。

 ひとつ、焼酎愛好家の行動として、
「それじゃあ、本当に麹の原料も、蔵元の傍の水田で栽培された米を使っ
ている焼酎は?」
 本当に実在するのなら、自分も気持ちだけでも応援したいな・・・・。

 でも、現実は採算性を考えると、とてもじゃないけれど、オール地元原
料を使った焼酎では、ペイしないとか。

 ここで不思議になるのは、イモ焼酎といえば、各醸造メーカーの主力商
品は、ほぼ同一価格。本当に「原料の吟味からこだわっている」、「それが
当社の誇りである」というのであれば、価格はバラバラになるはず。
 プレムアム価格がつく焼酎、例えば「〇王」も、「原材料へのこだわり」
という意味では、果たしてプレミアム級でありや?

 対して、愛飲家の皆様は、どこまで晩酌代を「安全性」のために奮発でき
るのか?
「鹿児島産米で作った麹を原料としたイモ焼酎」が、無条件に「おいしくな
るのか?」といえば、「必ずしも、そうではない」のが実情でありましょう。

 うむ。そこで、木っ端「投資家」として、一言。
 「~~酒造組合」???でしたっけ?。そんな業界内で狭っ苦しく固まっ
ているより、ここは「外部からの投資を受け入れる」、「投資家の声を聞く」
というプロセスが必要である!と真面目に提言させて頂きます。

 鹿児島の焼酎会社も、株式上場をせよ!

 

さて、地銀のビジネスモデルは?(1)

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 0809221s 「秋分」を迎えて、ここにてガクッと“夏バテ”・・?う~~ん、自分、一度寝て
しまうと、そのままグ~スカ・・・・。大丈夫、今夜は出勤しなくてよかったんよ
ね・・・・・。

 さて、たまには、当ブログらしいことも書かねば・・・と気合を入れて。

 日経紙の一面に「試練の世界経済」という言葉が使われているよう、今まで世界経
済を牽引してきた金融システムが“崩壊”しつつあることは、わざわざ私ごときが書く
までもないことでしょう。
 とはいえ、「変わらないものは、ない」(添付画像は、米ノ津川沿い取り壊し作業
中の民家です)。ここから、どういう新しいものが生まれ出ずるのか?そして、時代の
流れにどう乗っていけるのか?0809222s

 想像するに、全国津々浦々の金融機関の支店、月曜朝の朝礼、支店長訓話では、
「今回世界を揺るがす金融危機の中で、皆さんの、日々の、汗水垂らして働く、地道な
努力こそが、収益の源であり、屋台骨なのであることが、再確認された・・・云々」
 というお話があったはずです。

 それも、正論。

 またまた、いつも拝読しているブログから・・・(こればっかりですが)。
*評論家・山崎元の「王様の耳はロバの耳
 9/19付「投資銀行ビジネスモデルの弱点」を経由して、
         ↓
  オンライントレード 楽天証券
  ・レポート情報/山崎元「ホンネの投資教室
 「第八十六回 ビジネスモデルとしての投資銀行の終焉

 申し訳ありません。後の方の部分を、丸々引用させていただきます。
『・・・・・・・
 サブプライム問題の深化に伴う世界的な金融業界再編では、投資銀行は商業銀行に
吸収されるか、或いは投資銀行の側が金庫代わりの商業銀行を手に入れるかする公算
が大きい。投資銀行の個々のプレーヤーにとっては、他人のお金で大きなリスクを取
ることができて、稼いだ場合にボーナスを弾んでくれるなら、お金の出し手はだれで
もいい。また、欧州の大手ユニバーサルバンクは、すでに自行内に十分にリスキーな
規模の投資銀行部門を抱えている。

こうした経営体の存在は、金融システムの根幹に、投資銀行的なリスク(限界を破っ
て拡大しようとするリスク)を深く取り込んでしまったことを意味するのではないだ
ろうか。

日本の過去数十年の金融行政は、銀行を大切にして、銀行の収益源を強化し、日本に
もユニバーサルバンク的な銀行を作り上げて、これを世界レベルで競争させようとし
てきたように思われる。大手銀行は、いろいろな形で、今一つ様にならないながらも、
証券業務を手掛けてきた。今のところ、世界の金融界に向かって、これが日本の投資
銀行だと言えるようなものは完成していないが、これが完成することは、将来の金融
システムにとっては恐ろしいことだろう。

日本でも、世界でも、投資銀行的なリスクを銀行システムの根幹からどう隔離するか
について、真剣な検討が必要だろう。』

 ひるがえって、私が大株主を務める(爆笑してください)南日本銀行においては、
9/18付毎日新聞(日経を買おうと思ったら、売り切れ・・・)より、
『 南日本銀は債券13億円と発表
 南日本銀行は17日、経営破綻した米証券大手リーマン・ブラザーズ向けに、円建て
債券など計13億3900万円分の債券を保有していると発表した。損失となる見込みが今
後判明した場合、08年9月中間決算で引き当てなどの必要な処理を進めるという。
 南日本銀行が保有する債券は、グループ会社のリーマン・ブラザーズ・トレジャリ
ーが発行する円建て債券4億円と、ドル建て債券9億3900万円。リーマン・ブラザーズ
が保証会社となっている。』

 はい、さて、この「13億円」という額をどう評価する?かといえば、ネット社会
の残酷さ・・・・。
 「〔情報BOX〕リーマンに対する日本の金融機関の債券保有・貸出残高
                       (ロイター.co.jpより)
  地味な“第2地方銀行”としては、たっぷり持っていらっしゃるのかな・・・・。

 イヤイヤ、それでも、私は株主総会で発言したとおり、「この“なんぎん”の、
悪戦苦闘を支持します」。この鹿児島に、どこまでビジネス・チャンスが埋まってい
るかといえば・・・・。悲観的にならざる得ない・・・・・。

 それでも!
 
 自分が、初めて「鹿児島」の地に足を踏み入れた当時の新鮮な感動は、かなり色褪せ
てしまいましたが、それでも「鹿児島が、好きだ!」。

 “なんぎん”におかれましては、
 「『世界経済』と、戦い続けて欲しい」
 と、一木っ端株主として、お願いし続ける限りです。m(__)m

 とりあえず、アップ・・・。

 

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ごろごろ

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