鹿児島 Feed

2010年4月 6日 (火)

「ノンアルコール」「ランチタイム」?

 本日は、某国立大学で入学式だとか。
 お師匠さまのスーツ姿、拝謁したかった・・・・
 で、今日は、私しんみり・・・・(-_-)。

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 日中は、汗ばむ初夏の陽気。

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 しんみりした私をからかうように。愛用の眼鏡、レンズがフレームから
ポロリ。あっちゃあ~、さすがに耐用年数オーバーかい、と大慌てで眼鏡
店へ。
 ところが、眼鏡店では「ああ、これはネジを交換できれば、まだ使えま
すよ」と、無料修理をしてくださり・・・・・・・。
 めがねのヨネザワ出水店さま、ありがとうございます。m(__)m

 さてさて、
『九州経済白書2010年版
  ~変わる消費と流通イノベーション~』
九州経済調査協会
 の感想の続きをば。

「日帰りレジャー」といえば!。少なくとも、南九州地区においては、
それは、マイカー利用の“ドライブがてら”ということであり。
 もちろん!それでは、飲酒はご法度。
(いえ、ですから「おおっぴらに酒を楽しみながら、旅をする」公共交通
利用方法も、もっと提唱すべし、と思いますデス、押忍)

 ひとつ、キーワードとしては「ノンアルコール」。

 そして、「日帰りレジャー」といえば、メインは、やっぱりランチ(昼食)
なのでは?
 ところが、飲食店の側から見た「ランチタイム」といえば、“薄利多売”?。
 その相反性。

 九州の観光地としての成功事例とされるのは、これまでは湯布院温泉であった
り、黒川温泉であったり。宿泊を前提とした観光地がメインだったのではない
でしょうか?
 ところが、「日帰り観光地」といえば???
 まだまだ試行錯誤の段階なのでは?
 いやいや、『九州経済白書』では、その成功事例(?)も紹介されておるの
ですが。
 
 

2010年4月 5日 (月)

「鹿児島市民」を、マーケティングせよ

 今夜は、ちょっとオシャレに「ハイボール」なぞを。

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 ・・・・ところが、
180ml一瓶491円+炭酸水500ml116円(セット割引で-100円)。
 あっさり飲んでしまいました・・・・。
  う~~ん、ちょっと割高であるな・・・・。

 またまた「株売買」ネタ。
 昨年09,8/10 ラサ工業(4022) 126円で購入。
  以来「じっと我慢」状態なのですが、ここに来て急騰。
 先週末終値は113円。・・・・あと一息。

 ところが、この急騰の理由は普天間基地問題絡みなのだとか。
 ラサ工業発祥の地・ラサ島が、移転先になる?という「思惑買い」
であるようで。
 テレビのニュース番組を見ない者の弱点。タイムリーな時事問題に
は実のところ、とっても疎いのですが。
 そうか~?、さすがに“絶海の孤島”に軍事基地はあり得ねえ~~
と、思ってしまうのですが・・・・。
(いやいや、「戦略上の観点」から“絶海の孤島”に基地が設営維持
されている事例は、数多くあるわけなれど)

 さてさて、
『九州経済白書2010年版
  ~変わる消費と流通イノベーション~』
九州経済調査協会
 の感想。

 例えば、
「第4章 日帰りレジャーの定着化と新たな消費・販売空間」。

 私自身、数年前までは「出水市中心市街地活性化検討委員会」等会合の
場で、他の方のご意見を聴く機会が多かった身として、

・出水市のような地方都市においては、「観光」による地域活性化への期待
は、とても大きい。(観光業に直接携わる者だけでなく、市民の総意として)

・「観光客」といえば、それは「宿泊客」である。
(観光協会といえば、その重鎮はホテル経営者の方。
「出水にツル見物へ来た観光客は、出水に泊まらず、水俣の湯ノ児温泉に
盗られる」。
 いや、決して、それが間違っている、という意味ではありません)

 そして、もう10年近く(以上?)コンビニ店員に従事してきた者としての
実感として、

・出水市において、“独立起業”といえば、それは「飲食店」である。
そして、それは「お酒を飲んでもらって、ナンボ」の“飲み屋系”である。

 そこで浮かび上がってくる「観光客」の理想像といえば、

・出水市内のホテル・旅館に宿泊して、夜は地元飲食店で散在してくれる。

 という姿であり、それは漫然と

・東京、大阪等大都市から来る、観光客

 というイメージが描かれているように思います。(いえ、それは、私の
独断と偏見だけなのかもしれませんが)

 ところが、冬出水へ「ツル見物」にいらっしゃってくださるお客様といえば、
圧倒的多数は“日帰り圏”からの方であるはずです。
(いや、「日帰りのお客様を、いかにして、出水に泊まって頂くか」という
アプローチも重要ですね)

 出水近辺、日帰り圏内最大の都市といえば、ハイ、それは県都・鹿児島市。

 鹿児島市民50万の方に、
 「日曜日のドライブの行き先として、出水」
 を選んで頂けるには?

 「鹿児島市民」を、マーケティングせよ。

 いえいえ、反論はいくらでもあると思いますが。

   「つづき」は明日以降・・・・。って、「つづく」のか・・・。

2010年4月 3日 (土)

『九州経済白書~変わる消費と流通イノベーション』

 コンビニでは、この週末
「おにぎり2個お買い上げごとに30円引き」セール。
 実のところ、そこに勤める店員は、なかなか「おにぎり」を買う機会は
ないのですが、久しぶりに買おうかな~~と。

 そこで、オット!目にしたのは。

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 ハイ、購入しました。「出水産海苔使用」。
 いや、私ごとき味覚オンチが食べたからと言って、だから味の違いが
解るわけではないのですが・・・。

 さて、2日終値・日経平均11,286円9銭。
 そんな中購入したのは、沖電気(6703)でも日産自動車(7201)でもなく、
                                   m(__)m      m(__)m

 ジャパン・オフィス投資法人投資証券(8983)
       4/3 10:25 成行 83,300円買い
 REIT(不動産投資信託)ですね。

 さてさて、本題です。
『2010年版 九州経済白書
   ~変わる消費と流通イノベーション』
         (九州経済調査協会編集・発行、3,150円)
 ・九州経済調査協会

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 ふ~、ようやく目を通し終わりました・・・・。
 でも!、“知的好奇心”をくすぐる逸品です。
 私が購入するのは、2010年版で3冊目でしょうか。3,150円というお値段に
抵抗はありますが、今までのところ、「買って、読んでよかった・・・」。

 たかがコンビニ店員稼業なれど、その日々の中でも感覚的に感じる“時代の
流れ”というものがあります。
 一方で、データや統計という数値で示されて初めて、「ああ、そうなんだ~」
と“目からうろこ”、納得する事柄。
 このような“お堅い”内容の本、馴染みのない方がいきなり手にされても
「つまらない」だけかもしれませんが、
 九州で生活する皆様に、おこがましい限りですが、お奨めの一冊です。
 (図書館に普通あるものでしょうか・・・)

 「~変わる消費と流通イノベーション」という副題から、コンビニ店員
という職業柄の視点から読まなきゃならんのかな~~と、読み始める前は
萎えておったのですが、「鹿児島、出水の将来を考える」視点で、より
多く読めたので、ホッ。

 詳しい感想は、明日以降にでも。
                 

2010年3月28日 (日)

「ご当地アイドル」の可能性は?

 花見する 気分にならず 春の宵

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 寒いッす!

 昨夜の店番中、元同僚で今春高校を卒業したAさん、ご来店。
 普段、自分はどちらかというと「仕事中は、おしゃべりはせず」で、
時に無愛想と思われてしまうのですが、たまたま他のお客さんがいない
間、しばしおしゃべりを(オヤジ・トークとも言う)。

 髪の毛をちょっと染められて、服装もビシッと今どきファッション?。

 ところが、「仕事は?」と訊いたところ、
 お答えは「・・・、実は、今“就活中”なんです。」

 う~~~~~~                 ~~~ん。

  はい。中年オヤジとしての、スケベ心あります。
 そして、元同僚としての「贔屓目(ひいきめ)」アリ。

 Aさん、そんじょそこいらアイドルより、はるかに、おカワイイ(断言)。

 「どんな仕事が、希望なんですか」と尋ねれば、
  「接客です」ときっぱり答えてくださるAさん。

                    もったいない。モッタイナイゾ~

 鹿児島出水で、生まれ育つということ。
 拙ブログで何度も書いておりますが、首都圏育ちのよそ者である私が
想像する以上に、「閉塞感」というものが重くのしかかっているのでは・・・。

 高校を卒業して、大学なり専門学校なりへ進学する、就職で都会へ出る機会を
得た若者はまだしも、
 地元で就職、を選択した若者の前途って・・・・・・。

 もちろん、こんなことを書けば、
「オレは、高卒で地元就職でも、きちんと就職して、世帯を持って、マイホーム
も建てた!」
 という反論を頂くのでしょうが、
 私がここで考えてしまうのは、あくまで只今2010年春における、若者事情です。
 大手電気メーカーの工場がフル稼働していた時代、地方振興を名目に公共工事
が大判振る舞いであった時代とは、現在は違う、とはっきり認識した上で。

 さて、Aさんのように、元同僚という少ないご縁ながら、縁ある若者の前途が
危ぶまれる状態を目にして、はて、オジサンとして、何か出来ることはないか~?
(これが、大真面目な前提条件ですからね)

 ふと思いついた単語が、ご当地アイドル。

 Aさんに「カラオケの十八番は?」と訊いてみると、
 「えっ・・・・・・・・・・、私、音痴なんです」というお答えは、ご愛嬌。

 まずは、YouTubeに出水自慢を思う存分にするイメージ・ビデオをアップすると・・・。

 真っ向大真面目な話。どうしても、スケベ心とは完全に切り離すことは不可能なのですが、

 いやいやいや、ニヤケ顔を振り払って。
 
「まちおこし」に決め手はないわけですが、

  出水は、美人が多い

 を最大限活かすべき。  

2010年1月14日 (木)

「食」は、コミュニケーション・ツールです

 大雪から一夜明けて。一日中降り続いていたら、どうなってし
まうんだろう??と、昨日は心配していたのですが、それは杞憂
だったようで、ひとまずホッ。

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 さて、昨日。
 出水では、こんな“事件”があったとか。
『新生児救命へ「足」駆使
  新幹線で医師ら出水へ 鹿児島市にヘリ搬送』

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 命を取り留めた赤ちゃんの、健やかな成長をお祈りいたします。
 
 さてさて、
『中小都市の「B級グルメ」戦略』
 とりあえず、読了。
『終章 「ご当地グルメ」から地域経営を考える』
 で紹介されるのは、上杉鷹山公。
 自分、歴史物にはあまり関心ないのですが、ふ~~ん、一冊読んで
みましょうか・・・・。

 で、
『・・・・すでに見てきたように、B級グルメには多くの人びとを巻き込
む力がある。私たちは、B級グルメを跳躍板にして新しい地域経営の第一歩
を踏み出す可能性にもっと注目すべきであろう。        ・・・・』

 私の言葉で、言わせて頂くと、
『「食」は、有力なコミュニケーション・ツール(道具)です。』

 「出水に企業誘致を」と力んでみたところで、それを巡る意見のやりとり
が、市民同士で出来るのか?というと、正直極めて疑問です。
 ところが、「出水のおいしいものは?」という問いを発してみれば、確か
に百人百様、思い入れのある答えが返ってくるでしょう。
 「食」の楽しさ。

 ・・・・と書いて、ふと。自分なぞ食事といえば、勤め先から頂いてきた
販売期限切れ弁当。“あるものを食べる”。「〇〇を食べたい」とは思わな
いのですよね・・・・・。
 “「食」の楽しさ”なぞと自分で書いて、自戒。

 次に手にした本は、
『私、フラワー長井線「公募社長」野村浩志と申します』
  (著:山形鉄道株式会社 代表取締役社長 野村浩志、刊:ほんの木
                        定価:1,500円+税
                  Amazonでの紹介ページは⇒こちら

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 う~~む、どうしても“読みやすい本”から、手にしていってるな・・・。

 いやいや。著者である、野村社長が1968年生まれと、私と同年(学年は、ひと
つ上の方のようですが)。そして、埼玉県越谷市生まれ。同年代、首都圏ベット
タウン育ち、という共通項に魅かれました。

 ただ今スラスラと読ませて頂いております・・・・。 

2010年1月13日 (水)

フレッ、フレッ、お師匠~ッ!!、押忍

 久しぶりの出水地方での、本格的な積雪。

 午前3時頃。仕事上がりの飲み屋のマスターと
「エライ、雪になりましたね~!」

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 ところがどっこい、午前7時の時報を知らせるオルゴールが鳴る頃には、
はい、ご覧のとおり。

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 「雪国では、一晩で屋根を越える雪が積もる」
                          納得。
 雪降る中、自動ドアのセンサーが誤作動するような、強烈な「雪雷」が
一発。

 さて、そんな中、10円玉が足りなくなりつつある・・・・で、コンビニ
の斜めお向かい、(今日は、はっきりと書かせて頂きます)鹿児島興業信用
組合・出水支店へ。
 テラーさんお二人立ち上がられて、
「本年も、よろしくお願いいたします。」

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
  イエ。                あの~、

 新年も10日を過ぎて、今さら新年の挨拶でもなかろうと思っていた私、恐縮!

 そして、

 あああ・・・・・、南日本銀行出水支店へは、今年になって、
                       まだ行ってません・・・・・。

 さてさて、今度の週末、16・17日が、いよいよセンター試験なのですね。

 わが親父に言わせれば、
「大学は、入ってから、どれだけ勉強するかだ~!!」
 なのでしょうが。

 まずは、ドン!(和太鼓、一発)

“わが~、お師匠の、センター試験での~、120%の、実力発揮を祈願してっ!!”

“フレ~~ッ、フレ~~ッ、お師匠~~ッ!!、そぉ~れ!!!”

“フレッ、フレッ、お師匠ッ、フレッ、フレッ、お師匠~ッ!!、押忍”
                            (ドン!)

2010年1月11日 (月)

『中小都市の「B級グルメ」戦略』

 う~~~ん、「【和訳に挑戦!】Economic Gardening」は、他人様から
ナ~ンダ、と思われてしまいそうですが、2回で断念か・・・・・〇| ̄|_

 日曜夜12時まで。そして、火曜午前0時から。月曜日というのは、私に
とって比較的、時間に余裕のある一日。もっとも近頃は、寒さが加わって、
どうしても“寝貯め(冬眠?)”する一日と化しているような・・・・。

 外へ出るのも億劫だ・・・と思っていたら、「そうだ!勤め先で使う、
キッチンペーパーを買っておきゃなきゃいけなかった!!」。
(フライドポテト・フライドチキン等々、揚げ物を大量に揚げてりゃあ、
それだけキッチンペーパーを消費するわけで)
 あわてて、髭も剃っていない状態で、だいわへと。

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 とはいえ、和訳に挫折しつつあれば、日本語の本を読み出す・・・。
 さて、8冊の中から、どういう順番で読み出そうか迷ったのですが、
まず手にしたのは、こちら。

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『中小都市の「B級グルメ」戦略―新たな価値の創造に挑む10地域』
           関満博&古川一郎編、新評論刊、2,625円
               (Amazonの紹介ページ⇒こちら

 比較的読みやすいものから手にして、エイヤッ!と勢いをつけて、
難解そうな本に挑戦する戦法。

 とりあえず、序章・終章を含めて全12章で構成されるうち、第8章
まで拝読。やっぱり「食は、胃袋のみならず、心も満たす」、オッホ
ン・・・。読中、ああ食べに行きたいな~~、と普段外食なぞしない
私でも、思うもの。
 ご当地グルメは、その地域の文化である。
 その観点からすると、「B級グルメでまちおこし」は、とっても
正攻法の地域振興策であるな~~と、再認識。

 とはいえ、
「第六章 須坂みそ料理/伝統的な地域資源を生かす」
 で、ハタと読むの、停止。。
 長野県須坂市、人口五万三〇〇〇人、
『・・・・
  さらに、第二次大戦後は富士通が須坂市に工場を建設したことで、
企業城下町として繁栄した。しかし、一九九六年バブル経済崩壊のあお
りを受け、富士通は須坂工場の縮小を決定し、六〇〇人以上の人員削減
を行った。                     ・・・・・』

 現状の出水市に相通じるものがある?
 またまた、patmap都市情報のお世話になります。(須坂市の項⇒こちら
 出水市と主な部分を比較してみます。

                須坂市       出水市
人口総数(2005)       53,668[人]       57,907[人]

(可住地面積に対する)
人口密度        1074.65[人/k㎡〕   496.29[人/k㎡]

 県都・長野市に隣接するだけあって、恐らく須坂市の方が“都会”(笑)
というイメージが強いのでしょうね。
 次に、産業別従業者数で比べてみると、

労働力人口        29295[人]      29634[人]
就業者数                     27959[人]           27823[人]
第1次産業就業者数         3678[人]            4596[人]
                                 (13.2%)             (16.5%)
第2次産業就業者数         9245[人]            7724[人]
                                 (33.1%)             (27.8%)
第3次産業就業者数        14985[人]           15488[人]
                                 (53.7%)             (55.7%)

さらに、農業生産額と工業・製造品出荷額等を。

農業産出額(2006)        593[千万円]         2,419[千万円]

製造品出荷額等      125,737[百万円]       110,007[百万円]
粗付加価値額         54,947[百万円]        41,299[百万円]
現金給与総額         25,281[百万円]        15,863[百万円]

 須坂市は、長野市のベットタウンという側面もありつつも、出水市
と比べれば、はるかに「工業都市」であるようですね。
 最後に、もっといやらしく、pitmap都市情報に掲載されていない、
「市民一人あたりの分配所得」も、ガサゴソと該当自治体サイトを探し
ながら・・・、
             須坂市        出水市
平成17年度      2,703千円       2,106千円

 ・・・・でも、これって、我らが鹿児島県・“花の都”鹿児島市であって
も、「2,558千円」であるのだとか。ちょっと打ちのめされた感じ・・・。

 「まちおこし」では語れない、「グルメ番組」では見ることができない、
日々の地域の経済活動、そして、そこに暮らし人々の普段の生活から、
何を読み取り、地域政策を形にするか・・・・・・。
 って、とっても地味でしょうが、でも必要である、と。

 本の内容から大きく逸脱してしまいましたが、

 いやいや、ですから、「ご当地グルメ」といえば、私のような“部外者”
でも、ワイワイガヤガヤ意見を出せるわけであり、“勝手に宣伝隊”を自
称できるはずであり・・・。そんな「楽しさ」を、否定するつもりはあり
ません。
 とりあえず、終章まで読み通してみます。

2010年1月 8日 (金)

ちょっと見直した、伊藤知事・・

 気がつけば、早「松の内」も過ぎたのですね。
 昨夜は、いつもよりちょっと早目に、午前1時過ぎにねぐらへと
急がせて頂きました。
 ちょっと寄り道をして、川端通りを。
  あららら、見事に閑散・・・。もちろん、寒いということも
あるのでしょうが。

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 さて、今日は、ちょっと意外に、思ったこと。

 久しぶりに、2010年版九州経済白書の発売はいつなんだろう?と

(財)九州経済調査協会

 ふ~ん、まだ鋭意編集中なのでしょうね・・・・残念。
 ところが、ふいと目についたのは

21世紀の本棚

 というコンテンツ。自分も本嫌いではないので、ついクリック。

 その中「私の大切な一冊」で、伊藤祐一郎・鹿児島県知事が書評を
書かれているのが、
『黒潮のフォークロア -海の叙事詩』(日高旺著、未来社刊)

 他の首長さんも書評を書かれておりますが、この伊藤知事が挙げた
一冊は、明らかに他の方が挙げた作品とは“異質”。

 そして、私は、またまた心は自分の高校生時代へと・・・・。

 JR常磐線沿線の高校生だった私、学校からの帰路、柏駅で途中下車して、
あてもなく本屋をぶらつくのが日課でした。
 新星堂柏店4階、立ち読みをする人も少ない専門書コーナーに、

 ・・・・・・うん、そうそう、『黒潮のフォークロア』、
「未来社ニュー・フォークロア双書」として、並んでおりました・・・・。
 当時貧乏高校生だった私、結構ぶ厚くて、当然価格の高い『黒潮の~』は、
ほとんど手にすることなく、同じシリーズの『悲しきトカラ(稲垣尚友著)』
を買ったんでしたっけ。

 伊藤知事のご経歴は、出水市出身とはいえども、小学校高学年の頃から、
鹿児島市内の小学校へ留学、そしてラサール⇒東大⇒キャリア官僚という、
絵に描いたエリート・コース。
 知事になられてからも、トカラ列島・宝島や、内之浦・大浦へ足を運ぶ
機会はあったのやら?

 そんな知事が「私の大切な一冊」に、『黒潮の~』ですか・・・・。

 あんまり脈絡もない文章となってしまいましたが、

  ちょっと見直しました、伊藤知事。

2009年12月24日 (木)

「電力」「小企業」?

 あっと!、気がつけば、今日はクリスマス・イブなのですね。
 イルミネーションではなく、下水道工事現場の照明・・・・。

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 実は、仕事上では凡ミス連発・・・・。
「忙しいから」とか「疲れているから」とか、はてまた「失恋したから」
を言い訳にしないつもりですが、・・・・なかなか・・・・・。

 さて、このブログだけでも。
とりあえず、
『海外直接投資の誘致政策
   ~インディアナ州の地域経済開発~』
  (邊牟木廣海著、現代臨床政治学シリーズ〈6〉、東信堂刊)
 を読み終えました。

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 う~~~~ん、ですから、一介の“でしゃばり”市民にしか過ぎない
からかもしれません。自治体の担当職員、あるいは「地域活性化」を研究
される立場にある方なら、また違った評価をされるのかもしれません・・・が、

 自分にとっては、「モノ足りない」。

 実際に、80年代後半といえば、“Japan as NO,1”を謳歌していた時代。
 対して、アメリカにおける対日感情といえば、映画「ロボコップ」いや、
その続編である「ロボコップ3」(Wikipediaより)における、日系企業の
描写に端的に示されているように思います。
「仕事は欲しいけれど、ジャップの企業で働くなんて、まっぴらゴメン
だぜ~!!」
 という声が渦巻いていたと思います。
 それでもなお、積極的に日本企業誘致の姿勢を貫いたリーダー層が存在
するわけですよね。そんな“逡巡”とか“葛藤”の息遣いが、伝わってこ
ないのですよね・・・・・。

 著者の方の肩書きを拝見すると、「米国インディアナ州政府駐日代表」
とのこと。・・・なるほど、“窓口役”でいらっしゃる訳ですよね・・・。
 それと、この本の原典は、博士論文とのこと。
 それを決して、ダメなものであると言うつもりは毛頭ありませんが、
「誘致企業撤退で、窮地に立たされた日本の地方部」に対しての“メッセージ”
を、私はもっと強烈に読みたかったな~~というのが、正直な感想。

 とはいえ、二つばかり、私でも「!」と思った点。

・“電力”の安価・かつ安定供給という条件

 なるほど、日本国内においては、九州電力?東京電力?なりが、その地方
のほぼ独占企業として君臨している状況。一応規制緩和で「電力供給業の自
由化」も成されているんでしたっけ。
 電力の安定供給という意味では、日本は先進国の中でもトップクラスである
と思います(?)。
 「安定供給」という条件に、時に相反する「安価」という条件。

 ・・・・・・う~~~ん・・・、こちらに知恵を絞る価値はあり?

・大企業から中小企業へ

 当本を読むと、インディアナ州への日本企業の進出も、当初の大企業から
中小企業へと主力がシフトしてきているとのこと。
 
 一部引用させて頂きますm(__)m。
『・・・・
  このように小規模な日系企業が海外へ直接投資するようになった背景には、
日本国内におけるさまざまな経済的事情が存在する。第一に、日本国内の製造業
における系列化がますます進展してきたことである。第二に、顧客企業による製
品価格の引下げ要請が強まってきたことである。第三に、国内消費人口の減少に
よって、国内需要が減少してきたことである。そして、第四に、小規模な企業で
さえも市場の維持ならびに拡大のために、企業の存亡を賭けた海外市場の開拓を
試みる以外に生き残る方法はないと考えられるようになってきたことである。
 したがって、小規模な日系企業にとって、資金的余裕がないため、海外への
直接投資に際して、可能な限り初期投資額を低く抑えようとする傾向が見られ
る。そのために、工業団地を購入して、自社工場を建設するという方法ではなく、
既存の空きビルを探して、それをリースで借り受けて使用する方法が、多く採ら
れるになってきた。
                         ・・・・・・』

 ・・・・・・ですから、大野原にそびえる工場群。
 ああ、“大工場時代”の産物・・・・。
 “区切って”、小規模企業でも入居できる、道筋はありや?

2009年12月18日 (金)

「観光」を、どう読み取りますか?

 午前3時。冷え込む夜。24時間営業のコンビニ。

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 今日は、金曜日。銀行へ行きたいので、明日(?)は、ちょっと
早起きしましょうか・・・・で、この時刻にブログを書いてみたり・・・。

 さて、「観光」。
 毎度毎度毎度、ワンパターンな画像を。

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 鹿児島といえば、桜島・温泉。明治維新のふるさと。出水の鶴。
(個人的贔屓で書きます)本州最南端・佐多岬。

 鹿児島県は、やっぱり「観光地」の要素はたくさんあるわけですよね。

 例えば、09/08/05付某地元新聞記事によれば、
 鹿児島市は4日、2008年観光統計を発表した。宿泊・日帰りを合わせた
入り込み観光客数は902万1000人(前年比5.0%増)で、過去最高とな
った。市観光企画課は大河ドラマ「篤姫」放映、ねんりんピック鹿児島開催など
が追い風になったとみている。
 同課によると入り込み観光客が900万人を超えたのは初めて。これまでの最
高は九州新幹線が一部開業した04年の869万4000人だった。
 うち宿泊客数は291万人(同3.0%増)で、新婚旅行ブームだった1971
~73年には及ばなかったが、歴代4位と健闘。内訳は、県内を除く九州地区から
の観光客が最多で41.5%。次いで県内24.0%、関東16.4%と、3地区
で8割を占めた。
 かごしまシティビュー乗客は26万8518人(同37.7%増)、維新ふるさ
と館入館者も16万8167人(同19.3%増)とそれぞれ過去最高。
 宿泊費やみやげ代などの観光消費額も、過去最高の951億5100万円
(同10.5%増)となった。

 ハイ、この記事は「鹿児島市」をネタにしているわけですよね・・・。

 押忍、ということで
鹿児島市役所ホームページ
 に、お邪魔しました。

 で、平成18年度(2006年度、でOK?)の、鹿児島市の「市内総生産」は、
  名目で1兆9,056億円、実質で2兆849億円とのこと。

  いや!!!押忍!!!!!
 自分も、過去2年間ばかり“地方公務員”で、ありました。しかも、出入り
が、とっても解りやすい離島自治体の職員であったくせに、
「それじゃあ、観光客が、実際にどれだけ、島に、お金を、落としてくれたのか?」
 なんて、把握できるものでは、アリマセン!!!。

 「統計」のいい加減さ・・・・・・・・。

 それでも、なお。「鹿児島市」であっても、“観光消費額”は、“市内総生産”
の、10%にも満たない、その現実。

 「観光」、さて?。それを、皆様は、どう読み取られますか?

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