原作も、一気読み
八重洲ブックセンター丸井柏店。
ふと気がつくと、八重洲ブックセンターの店員さんが、駅頭に立って呼び込みを
されていらっしゃいました。
本屋に勤めて、街頭で呼び込みをする・・・なんて、思ってらっしゃらなかった
んじゃないかな~~と、思ってしまう自分・元(コンビニ)店員。
うむ。柏駅周辺にある本屋さん。それぞれ頑張って欲しい、と切に思いますが、
私は、八重洲ブックセンターをセッセカ利用することにします。
で。映画『GIRL』の原作、奥田英朗著『ガール』を購入して、さっそく一気読み。
一応、ツマラナイことを書くと。
映画でも、主人公4人とも、きっとお給料たくさん稼いでいらっしゃる方なんだ
ろうな・・・・、という点は、少々気になったものの。
原作では、もっと徹頭徹尾。完全に、それ全部「一部上場企業でしょ」!の世界。
正直なところ、ちょっとゲンナリ・・・。
ところが、映画では、しっかり“中和”もされていて。
板谷由夏演じるシングル・マザーのお勤めは、外車ディーラーのショールーム、
とちょっと庶民的。(それでも、たぶん世田谷辺りのハイソな住宅街に立地する
営業所なのでしょうが)
商店街の定食屋さん、というのも、しっかり重要な見せ場の場面になったりしていて。
原作の中から、“絵になる”エピソードをしっかり抜き出して、登場人物を整理する
一方で、イケメン男優陣用の役もきちっと創り出して・・・・。
映画と原作の関係って、えてして、原作を読んでから映画を観てしまうと、
「うわ~~っ、改悪だ・・・・・」
と思うものであるようですが。
押忍。『GIRL』に関しては、映像のよさを活かした映画の方が勝っている、
と思います。
日々奮闘されていらっしゃる、全国津々浦々・書店にお勤めの方も、
ぜひ観に行かれますように。
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