『トッカン 特別国税徴収官』高殿円著
少しでもイヤなことは、忘れるため。
紫陽花。
もう大方の紫陽花の花って、終わりだよね~~という時期ですが。
あれ??、これから咲く花もあり。
さてさて。一応、わが家計を考えて。
一度読んで、面白いと思った本は、二度読んで(三度でも、よし)、
節約しよう、と思う、今日この頃。
で。
最近は、本屋の文庫本売場に行っても、
う~~~む、何を買おうか・・・と悩んでしまうことが多く。
そうなってくると、文庫本売場が一番充実しているのは、新星堂柏店となり。
そこで選んだのは、またまた只今放送中テレビドラマ原作。
『トッカン 特別国税徴収官』高殿円著・ハヤカワ文庫
(テレビドラマ公式サイト)
社会の裏方さん的公務員が主人公の作品といえば、う~~ん、と思い出して
みると、例えば新田次郎氏の作品?
『富士山頂』とか、『聖職の碑』とか、
『八甲田山死の彷徨』とか・・・??
(「軍人」という公務員の悲哀を描いた、とも言えますよね)
あれこれ考えなくても、刑事が活躍する小説も、そうでありますね。
小さい頃からのわが読書履歴を省みると、堂々と女性が、このような小説の
主人公として登場する時代となったんだな・・・・としみじみ。
(で、やっぱりそれって、いい時代になったんだ、とも)
そして、
一日の売上どころか、一時間ごとの売上に一喜一憂する零細企業に勤めて
きた身として。
税は正しく納付しましょう、というのは、絶対正しい正義。
なれど、
脱税ではなくとも、節税。
というのも、納税する側にとっては、正しいこと。
そんな小説のような結末は、世の中にはないよ~~
と一言、書きたくなり。
イヤイヤイヤ。
これで、実際にテレビドラマで観たら、女優さんの演技っぷりに惹かれて、
「フィクションは、フィクションとして楽しめないヤツは無粋」
と、言い出すのかもしれませんが。
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