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2007年11月

2007年11月16日 (金)

「なんぎん」中間決算を読む(有価証券編)

0711162s 自然が、気まぐれに上演してくださった、影絵。

 さて、地上に這いつくばる人間は・・・・・、

 バンザ~イ!わが持ち株、そして“ふるさと”の地銀・千葉興業銀行(8337)の株、終値1,325円・前日比+121円(10.04%)。すすめ!ちば興銀。

 さて、ここから「メモ帳」部分です。

 プリントした南日本銀行の中間決算短信を、パラパラとめくって
みたら、ムムムムッ・・・・・!・・・???

 で、『「なんぎん」中間決算を読む(有価証券編)』と相成りま
した。

 ニュースでは「サブプライムで1億円損失=七十七銀行」(Yahoo!
ニュース
より)というのも記事になっておありますが、「七十七銀
」の規模からすると、蚊に刺されたようなもの(イヤ、蚊に刺され
るのもイヤ!という方がいらっしゃるかもしれませんが)。

 とりあえず、南日本銀行では「サブプライムで損失云々」とはな
ならなかったようですが・・・・。

(つまらない数字の列挙を、どう少しでも読んで頂けるよう、考え
ているつもりではアリマス)

 基本的な数字から。平成19年9月30日現在の

 南日本銀行の総資産額 6,579億43百万円 預金額 6,118億86百万円

    有価証券保有額 1,046億78百万円

 今回ネタに上げさせて頂くのは、その有価証券のうち「その他有価証
券で時価のあるもの」、
  取得原価 964億97百万円 中間連結貸借対照計上額951億74百万円
  評価差額 △13億22百万円

 そして「当中間連結期間において、154百万円減損処理を行っておりま
す」とのこと(1億54百万円ですよね)。

 さ、一年前の平成18年9月30日現在の「その他有価証券で時価のあるも
の」、
 取得原価 893億18百万円 中間連結貸借対照計上額 950億72百万円
 評価差額 +57億54百万円 とのこと。

 電卓を弾くと、単純に72億30百万円のお金を“蒸発”させてしまっ
たと・・・・・・?総資産の1%超、純資産309億78百万円の18.6%
ですよね・・・・。

(ここから先は、“ブラック・ジョーク”として、あくまで読んでくだ
さいね)

 自分の、“なんぎん”に対する忠誠心は、あくまで“○○さんがお勤め
の銀行”である限りですアリマス。○○さんに、せっせか「投資信託を売
れ!」とノルマを課して得る、「役務取引等収益」が1年でせいぜい10億円
ほどですよね・・・・。

 ヨカデスカ!頭取さん、○○さんに70億円のボーナスを支給しない限り、
オイは“なんぎんストーカー”を止めん!

 (あっ、この半年における“有価証券売却益”を考慮しなければいけませんね・・)

2007年11月15日 (木)

為替差損(差益)

0711152s 秋の陽を 透かして開く 朝顔か

  イヤ、ヒルガオ?

0711151s_3    取り壊し工事が進む、川べりの長屋。麻雀屋、スナック、鮮魚店、呉服店が入居してオリマシタ・・・・。

  さて、ふと気がついて、調べてみました。

  一年前の2006年9月末には、1ドル=約118円。2007年月末では、1ドル=約115円。たかが3円なれど、約2.5%。

 う~~ん、あなたの大切なお金を預けている金融機関だとしたら、積極的に海外にも資金運用をして欲しいか、欲しくないか・・・・・。

 (蛇足:もちろん外国の通貨は、ドルだけではありませんよね)

2007年11月14日 (水)

「かぎん」中間決算を読む(有価証券編)

0711141s  どうにもこうにも、風邪が治った!という感じがしません・・・・。日がな一日寝て過ごして、治す、ということが出来ないもどかしさよ・・・・。社会人は、騙し騙し・・・生きていくのか・・?

 風邪を治すため(?)、購入した2品。「若甦(じゃっこう)内服液」1本600円、「おやっとさあ黒」(2.6リットル入り)1,655円。1升半を、1週間で飲み干すぐらいが適量(??)かな?。さ、何日で飲み干してしまうのやら・・・。

  さて、本題~と思うと、あれ!、南日本銀行も昨13日の中間決算を発表されておりましたか・・。いつもは、他の銀行より遅れて、“忘れた頃”にされていらっしゃいませんでしたっけ。

  で、

 (またまた登場、以下「メモ帳」使用です)

 さて、世界をまだまだ震撼とさせているサブ
プライムショックは、地銀へどの程度の影響を与
えているか?研究(笑)です。

 「サブプライムローンに関連した債務担保証券
(COD)」による損失として、
 山陰合同銀行が21億円、
 昨日のニュースでは、
サブプライム損失9億、千葉銀が計上
           (Yahoo!ニュースより)
 《拝読しているブログ「黒崎政経塾」より》
 と、徐々に公表されているようです。

 さて、鹿児島銀行の中間決算短信を“教材”に。
ええ、ですから、全文印刷しましたっせ!本文だけ
で、42ページですか~、ちゃちなホチキスでは、針
が貫通しません・・・・。

 またまた手元に持って来るは、「決算書がおもし
ろいほどわかる本」。ふむふむ・・・「減損処理」
の意味は~~。(ネット上での、「減損処理」につ
いての解説は⇒こちら
 さらには、山陰合同銀行、千葉銀行の中間決算短
信と見比べながら・・・・。

 鹿児島銀行が、平成19年9月30日現在、保有する
有価証券の総額は、
 取得原価で8,893億52百万円、中間連結貸借対照計上
額として9,336億54百万円で、評価差額は+443億2百万
円。電卓を弾くと、約5%の含み益。

 で、核心(?)の「外国債券」は・・・・・、あれ
項目ナシです。これは「その他」に含まれると、解釈
しなければならないようです。
 平成19年9月30日現在の、「その他」証券、
取得原価611億84百万円、計上額610億62百万円、で評
価差額は-1億21百万円。「その他証券」のみで、電卓
を弾くと、約2%の含み損。

 また、
「2.当中間連結会計期間における時価のあるその他
有価証券の減損処理額は、株式282百万円、その他30百
万円であります」との注意書きがありますから、
 鹿児島銀行の、サブプライムショックによる、直接的
な損失は、極めて軽微であると・・・言えるでしょうか。

 イヤイヤ!一年前の平成18年9月30日には、「その他」
有価証券、取得原価788億3百万円、計上額808億64百万円、
評価差額20億61百万円、3%弱の含み益。

 乱暴に言うと、一年で約22億円が吹き飛んだ~!とは
言えますデショウカ・・・・。
 で、鹿児島銀行では、「その他」有価証券を“処分”
(?)しつつ、「社債」「国債」の割合を高めているよ
うです。特に「社債」は、「有価証券で時価のあるもの」に占める割合、27.5%⇒34.4%へと、この1年でかなり比重を増しているようです。

 そうか、ソウカ、「社債」ですか・・・・。「やっぱり
あぶない投資信託」という本でも、余裕資金の運用先の
お奨め候補として、「国内大企業の社債」が挙げられて
いましたっけ。

 結論、鹿児島銀行は、「社債」の取次ぎ販売を行う
べし。(冗談で書いていますからね)

《蛇足:鹿児島銀行の総資産量から見れば、例え20億円
であっても、微々たるもの、です》

2007年11月12日 (月)

やっぱり預金が一番?

0711121s 取り壊し工事のための覆いがされた、広瀬地区の“川沿いの長屋”。かつて自分が住んでいた広瀬地区、グッと人口が減ったようです。

 自分は、騙し騙し誤魔化していた風邪が、どうにも完治しないようで・・・・。憂鬱・・・・。(~_~)

 さて、鹿児島銀行の中間決算が発表されました(⇒こちら。「マネー&マーケット」より)。明日以降、じっくり拝見するとして、え~~っ!オドロキの、年間配当7円から8円へ増配ですありますか~~!いや~~、鹿児島県民なら、やっぱり「かぎん」しょ・・・・!!(一応、冗談として・・)

 とはいえ、本日の日経平均株価終値、15,197円09銭・前日比-386円33銭(2.48%)で、年初来安値を更新したとのこと。「円高」も1ドル=110円台まで急進展(いや、これもあくまで「ドル安」の進展であることに留意すべし、というブログ多数)。

 「貯蓄から投資へ」と、国を挙げて旗振りした挙句が、世界を巻き込む“サブプライム爆弾”。「やっぱり預金が一番」と思うのが、普通人の感覚では? カレンダーの上では、もうすぐ師走・12月。金融機関の“冬のキャンペーン”の季節でありますが・・・・。金融機関上層部の方、「新規融資先○○億円、開拓せよ!とハッパをかけるとして・・・・。それでも吸収できない、△△億円の運用先をどうすれば・・・・・」と悩んでいらっしゃるのでは??(イヤ、前年度数字を絶対超えるんだ!!!!という、“体育会系”金融機関があるとしたら、私はその金融機関なぞ、信用しません)。金融機関とて、「安心して託せる資金運用先」が見つからないのが、現状では?

2007年11月11日 (日)

「預金は投資信託である」?(その2)

0711111s  本日は、1が4つ連続する日付なのですね。そして、今朝のスポーツ新聞の見出しは、すべて競馬・エリザベス女王杯。

 さて、昨日の続きだけ、急ぎ書いてしまいます。

 11月8日付日本経済新聞コラム「大機小機」は、以下を結論としております。(また、引用させて頂きます)

『・・・恒常化した低金利政策によっても、預金は基礎的投資信託の機能を失っている。銀行はもとより、政府・日銀や有識者がやるべきは、信じて託すに足る預金の機能を回復させることではないか。(パピ)』

 で、この結論については、確かにいかがなものでしょうか・・・。かつては、インフレで実質金利はいかほどだったのさ?という疑問はさておき、金融機関に預けておけば、(今の感覚では)目の飛び出るような高金利を享受できました。・・・ではありますが、これから将来、再びそういう時代に生きることができるのか・・・・・??それは、今生きる人々それぞれ、真剣に考えていただきたいと思います。(スミマセン、威張ってイマスネ・・)

 でも、まあ(パピ)さんの書かれたこと、ごく普通の人の無意識な願望であって、読んで“気持ちが悪くなる”ほどのコラムではない!と金融シロウトは思うのでアリマス・・・・。

2007年11月10日 (土)

「預金は投資信託である」?

0711101s 進む河川改修工事。川べりの家々の、取り壊し工事が始まったようです。毎日見慣れた風景も、そろそろ見納めのようです。

 さて、以下「メモ帳」使用。

私が、“教材”として、日々読ませて頂いているブログの
ひとつに「債券・株・為替 中年金融マン ぐっち━さんの
金持ちまっしぐら
」があります。その11月8日付「大いなる
勘違い
」で、日経紙のコラム「大機小機」が、ボロクソ(?)
に酷評されております。ふ~~ん、そうか~~?自分も、決
して、日経紙の論調にすべて賛成ではないのですが・・・。
 残念ながら、8日当日にそのコラムは見落としていたので、
極めて久しぶりに、エッチラオッチラ図書館へ。そして、
筆写~~(イエ、図書館では、確かコピーサービスもあった
と思いますが、気まぐれに・・)。
 11月8日付日経マーケット総合欄コラム「大機小機」を
一部引用しながら、紹介させて頂きます。

『…しかし、そもそも政府が音頭を取ってまで「個人投資家
の市場への参加を促進する」必要があるのか。基礎学力の充
実が急務なときに、子供のころから「金融経済教育を一層充
実させることで、金融リテラシーの向上を図る」必要がある
んか。そうしないと先進国から落ちこぼれるのか。
 お金のことなど考えるのは卑しいと言うつもりはさらさら
ないが、かつてお金のことは専門家に任せて仕事に専念でき
る方がいい社会だと考えられていたことも事実だ。』

 金融機関に口座を作って預貯金をしていたことを、「お金
のことは専門家に任す」ということ、と意識されていた人が
どの程度いたか?は、ちょっと疑問ではありますが、でも、
かつての高度経済成長期は、その考えが、日本経済を支える
土台骨になっていたのではないでしょうか・・・。今も、表
立っては「額に汗して働けば、いつかは報われる」という処
世訓に、反論される人はいないでありましょう。

『…預金とは何だろうか。利回りは低いが元本保証つきの投
資信託である。銀行は腕を競って、この安全で有利な基礎商
品を提供する義務がある。銀行が内外市場を駆使する実力を
身に付けてさえいれば、実は預金こそ市場型間接金融の主力
商品である。
 かつては、そのような機能を果たしていたからこそ、日本人
は日ごろ仕事に専心し、お金は銀行に任せていたのだ。』

 「預金は投資信託である」と言い切ってしまうと、「それは
・・・、ちょっと違うのでは?」と思いますし、ダッカラ~
「お金は銀行に任せていた」と思っている人なぞ、ドンダケ
いたのさ!?とは、思います。
 でも、「金融広告を読め」でも、“インフレ率と実質金利”
を説明しながら、「・・・・いつでも引き出し自由で、しかも
金利がつく“普通預金”が、じつはとても有利な資産運用方法
である・・・」と書かれております。

 あっ、イケマセン・・・・。時間切れ、でアリマス。
 これより、出勤準備デス。
0711102s

 自分の書いた文字を、“解読”するのが、ムズカシイ・・・・。

2007年11月 9日 (金)

“サブプライム爆弾”を、処理できるか?

0711091s  うるるるがるが・・・・・・、14時間コンビニにおりました・・・・・。

  で、いきなり本題。

 銀行での待ち時間に目を通させて頂いた日経紙から、メモさせて頂いたベタ記事。

 「独ポストバンク(郵貯民営化銀)、純利益が4億600万ユーロ、前年同期の2.8倍」

 「・・・・・・・米国の信用力の低い個人的住宅融資問題に絡み、6100万ユーロ(約100億円)の評価損などを計上したが、金融派生商品を中心とする市場取引の収益拡大などでカバーした。」

 え~~~っ、「金融派生商品」なんて、アヤウクないデスカ・・・・・と、思ってしまう金融シロウト・・・・・。結構難易度の高い“ウルトラC”で、損失のカバーをした印象を受けるのですが・・・。ネットを検索して見つけた記事、

 「独ポストバンク、第3四半期決算は大幅増益」(ロイター.co.jpより)

「6100万ユーロの評価減を計上したにもかかわらず、米モーゲージ市場問題の影響は限定的だという。」

「同社は、ストラクチャードクレジット商品への投資に慎重な姿勢をとってきたため、米モーゲージ市場の問題が及ぼす影響は限定的だった、とした。」

 たいしたことないような・・・・・。

 とはいえ、「外国証券」に投資をしている日本の金融機関も、額の多寡はあるものの、“サブプライム爆弾”で損失を被っているのは、間違いないのでは・・・・?。その損失を、各金融機関が、どのようにして“穴埋め”されたのか?来週から始まる銀行の中間決算発表の見所のひとつではないでしょうか?

 トップバッターは、12日の鹿児島銀行?

2007年11月 8日 (木)

「ディスクロージャー誌」というもの

0711081s 昨日は、勘違い・・・・・。今日が、午後9時から出勤でアリマシタ・・・・。

 で、さて、やっぱり、スルドク!見つけてしまう、なんぎんネタ。

 「債権の取立不能又は取立遅延のおそれに関するお知らせ」(PDF形式です)(福岡証券取引所ホームページより)。これも、本日8日付南日本新聞の小さなベタ記事を、見逃さず・・・・。

    イエ、実は、かぎんネタもあるのですが、そっちは無視!

 で、で、本日ようやくにして、頂いて参りました、「鹿児島銀行2007ディスクロージャー誌」。ふ~~~ん、実は、この「ディスクロージャー誌」たるもの、各金融機関の店頭に必ず並べて置かなければならない代物であるそうです・・・・。

 ほ~~~、で、思い返すは、わが青ヶ島村職員時代。「そっか、日本全国3千3百市町村職員と、自分は仲間なんだ~!」のノリで、“村(町だったり、さすがに「市」は少なかったかな・・)勢要覧”を、せっせか「送ってください」と請求しまくっていましたっけ・・・。一応規格はあるのでしょうが、それでも各金融機関によって“個性”がある、この「ディスクロージャー誌」。集めてみたい“誘惑”に駆られてしまったり・・・・・?

 で、で、デ、de、ここからが本当の本題です。

 昨日、取り上げさせて頂きました、滝野川信金ネタ。「安原直樹公式ブログ」、11月7日付「サブプライムローン問題」にも。(脱線です。「テラー」で、世のスケベ男性の皆様、大きくうなずきましょう!)

 実は、南日本銀行のディスクロージャー誌は、私、“不幸にして”2006年版も持っております・・・・。

 それによれば、

 国際業務部門で取り扱う有価証券、

  平成17年3月期末   31億67百万円

  平成18年3月期末   45億15百万円

  平成19年3月期末   54億84百万円

 と、もちろん総資産量から比べればまだまだ微々たるものですが、徐々に“外国”への運用額を増やしていらっしゃったようで・・・・。さ、中間決算で、この金額の変動は、如何に??

2007年11月 7日 (水)

Oh! It,s SubPrime Bomb!!

0711071s 昨日は、久しぶりのまとまった雨であったような・・・。で、一夜明けて、空気の汚れが落ちた、すがすがしい朝。・・・・あえて、直射光が入らない路地を撮ってみました・・・。

 さて、皆様、寒暖の差が激しい時候、皆様、風邪には十分ご注意を。昨日、銀行で両替申込書を記入する際、「え~~っと、万札が6枚と、2枚と、2枚で、・・・・・・・・・・・」。プギャ~~、勘定がデキナイ!なんで?ナンデ?

   どうやら原因は、風邪が脳ミソを冒しているようでアリマス・・・・。で、また、こういう時に限って、今夜は午後9時出勤・・・・・・・。

 本日、銀行のロビーでサラッと読ませて頂いた日経紙の中で、目に留まって、メモした単語「滝野川信金」。

 ひとつは、「滝野川」という地名で、思い返すは、20年前の高校生時代。1月に、とっとか進学先を決めてしまった自分。さ~て、4月までバイトでもしようか~ということで、求人雑誌で見つけたのが、「遺跡発掘調査」。「天王台ー上中里」間の“通勤定期”を購入。地下鉄・南北線の工事のため掘り返す、“本郷通り”下の遺跡発掘調査現場でした。その現場の地名が「滝野川」でした・・・・・。

 もうひとつは、もちろん“銀行ファン”の嗅覚でしょうか・・・。記事自体は、とても小さな記事。なれど、

  瀧野川信用金庫のホームページの中、

  「平成19年仮決算の概要について」(PDFです) (引用させて頂きます)

『・・・・・2.収益については、金融機関の“本業の収益”を示すコア業務純益は、
業容の順調な拡大により前年同期比14%増加の21 億円となりました
が、一連の金融市場の混乱による有価証券の損失拡大防止のために売
却処分等を行った結果、当期純利益ベースでは純損失11 億7 千万円
を計上することとなりました。』

『・・・・・なお、サブプライム関連を一部でも含んだ債券は117 億円有りま
したが、64 億円の売却処分及び18 億円の償却により9 月末の残高は
34 億円となり、内部留保455 億円を含む466 億円の自己資本によって、
十分にカバーが可能な額に止まっております。』

 総資産額約7,600億円とのことですから、南日本銀行より、大規模な信金でありますね・・・。

 ところが、保有する有価証券が2,933億円で、そのうち“外国証券”とやらを、1,955億円を保有していらっしゃたようで・・・・。(2007年版ディスクロージャー誌より)

 ちなみに、南日本銀行は、総資産額約6,614億円。保有・有価証券、約1,101億円。う~~~ん、その中で“外国証券”に該当するのは、約55億円ほどでしょうか・・?

 結論。「厳しい地方の経済状況」と言っても、大東京で生き残りを賭けて闘う金融機関と比べると、まだまだ“のどか”なのでしょうか・・・ネ?

2007年11月 5日 (月)

「英文読解」のお時間

0711051s  たまには夕暮れ空を。11月4日午後5時20分、広瀬橋の上から。

0711052s で、人間の心の魑魅魍魎さ・・。ホント、自分は、新聞の折込チラシなぞ、いちいちチェックなぞしていないのですが、ふと日曜日・・・・。

さて、本文は、失敗に懲りて、メモ帳で下書きをして・・・デス。

 ・・・ちょっと最近、パソコンの画面とにらめっこばかりして
いるかい?たまに手書きで文字を書く時、筆先と目の距離をグッ
と詰めてしまいます・・・・。

 さ、今日は「英文読解」のお時間です。皆様も、高校生の頃、
辞書片手に、せっせか英文を読んだ懐かしい思い出(?)はあり
ませんか?(今思うと、だから日本人は全然英語が上達しない!、
元凶かな・・・とも思いますデス・・・。一方、近頃では、英和・
和英辞書を使いこなせるのは、かなりの“進学校”に通う高校生
のみ?それも、また問題ナリ・・・・。ダッセン)

 で、テキストは当然、“BOF(Bank of Fayetteville)”より。
トップページに躍る“6.01%”の金利のナゾ解明に、Let,s GO!
“Checking”を日本語の訳すと「当座預金」。「当座預金」とは、
決済用の口座であって、利子が付かないもの・・・ですよね?。

 “Rates”のページを参考にすると、“6.01%”は、
“Certificates of Deposits”(定期預金)より、はるかに高金利
ということになりますよね・・・・・。

 さて、その“Smart Checking”

" Summary
It's smart to embrace forward thinking. This paperless account
rewards users with a great interest rate and the opportunity
to do nearly all their banking without coming to a Bank of
Fayetteville branch.

・6.01% Annual Percentage Yield on balances of up to $25,000
・1.01% APY paid on all balances above $25,000
・Opening deposit of $100                                      "

 (私の和訳)
『 概要
 それは、とてもスマートで前向きな発想です。インターネット口座を
開設することにより、素晴らしい金利を得ると同時に、銀行に足を運ぶ
必要がないまま、ほとんどのお取引が完了します。

・上限25,000ドル(1ドル=115円で計算すると、287万5千円)の預金
残高まで、年利6.01%を適用
・25,000ドルを超える部分については、年利1.01%を適用
・口座の開設は、100ドルから                  』

" Requirment
Minimum monthly activity to receive interest:

・10 VISA® CheckCard transactions (excludes ATM transactions)
・1 Direct Deposit or ACH/Electronic Payment
・Receive an E•Statement
・Sign on to online banking                  "      

 (私の和訳)
『  開設条件
 一ヶ月につき、下記の条件の条件を満たすことが必要です。

・10回のVISAカードご使用(除く:ATMを通してのお取引)
・少なくとも1つの、口座振込み、または、口座引き落とし
・電子メールによる、お取引状況の報告
・インターネット口座の開設               』

" Featurer
・$1000 Overdraft Privilege*
・Unlimited check writing
・Opening deposit of $100
・24-hour telephone banking
・Free Online Banking and Bill Pay
・Free VISA® CheckCard/ATM Card    "

 (私の和訳)
『 特典
 ・1,000ドルまでの残高不足には、自動貸付
 ・小切手“発行”(writingを、どう訳されますでしょうか?)無制限
 ・定期預金のお取扱、100ドルから(通常は、500ドルからのようです)
 ・24時間テレフォンバンキング応対
 ・インターネットを通してのお取引は、無料(????)
 ・VISAカードとキャッシュカードの、年会費無料    
  (・・・原文では、この下に注意書きが書かれています)      』
 

 ふ~~~~ん、どうやら「VISAカード」がミソであるような・・。
「なんぎんカード」?うわ~っ、キャッシングカードずら~!!
クワバラ、くわばら・・・・で、机の奥底に仕舞い込んでしまうのは、
論外であって、“銀行ファン”としては、せっせか使うべきなのです
ね・・・・・。

 アメリカの“手数料で儲ける”金融ビジネスについては、私が拝読
している「金融そして時々山」の、「アメリカに較べれば、日本のサラ

金は可愛い」をご一読を。

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